JPH0415053Y2 - - Google Patents

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JPH0415053Y2
JPH0415053Y2 JP1985059301U JP5930185U JPH0415053Y2 JP H0415053 Y2 JPH0415053 Y2 JP H0415053Y2 JP 1985059301 U JP1985059301 U JP 1985059301U JP 5930185 U JP5930185 U JP 5930185U JP H0415053 Y2 JPH0415053 Y2 JP H0415053Y2
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JP
Japan
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main body
metal fitting
female
fastener
male
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JP1985059301U
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JPS61174414U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は貴金属製装身具類の留め金具に関する
ものである。
(従来の技術) 例えばブレスレツトは腕への装用時、腕の動き
に応じ、腕に沿つて反転したりして人目に触れる
面が不特定に変り、またその変化、動きが装飾効
果を発揮する一つの条件にもなるものであるが、
従来、着脱用の留め金具の内雄金具を嵌める雌金
具は、係合凹部を板材で覆つて係合穴としていた
ため装飾と関係の無い板材が模様の連続性を損な
い、人目に触れると、見苦しい欠点がある。
(技術的課題) そこで本考案はチエーンのような透孔を表裏に
持つ構造、意匠のものでも本体部分と違和感を生
じることがなく、しかも従来のものと皮革して部
品点数が少なくて済み従つて工程を短縮できる貴
金属製装身具用留め金具を提供するものである。
(技術的手段) 前記目的を達するため本考案は表裏に連続的な
模様1を有し、かつ装用時の面が不特定に変り得
る形状、構造を備えた貴金属製本体2の両端部を
連結し、本体2を環状とする留め金具3であつ
て、前記本体2は略同形の単位輪7を多数鎖状に
連結してなる構造を有し、留め金具3は、雄金具
4と、これが係合する、ロストワツクス手段によ
り形成された雌金具5から成り、雌金具5は、鎖
状の本体2と同程度の幅及び厚さを有しかつ本体
2の模様1と調和する略鎖状の模様6,6′を表
裏に有することにより、各金具4,5共形態上本
体2の一部をなすように形成され、さらに前記単
位輪7の透孔8と略同形で、雄金具4を挿し込む
係入穴10に通じた透孔8を備えており、また前
記雄金具4の左右両側部に、ばね片14を回動可
能に軸支するとともに、これが係合する突起15
を雌金具5の左右両側部に突設するという手段を
講じたものである。
(考案の作用) 留め金具3は雌雄の金具4,5から成り、その
係合により装身具本体2を環状にするとともに、
両金具4,5に夫々設けられた左右一対のばね片
14,14と突起15,15との係合により雌雄
金具同士の係合の抜け止めが完全になされている
ので装身具が転動しても外れる虞れがない。その
金具4,5は本体2の模様1と同様の略鎖状の模
様6,6を有し、連続模様の一部となるので全体
としても良く調和する。また留め金具3自体が装
身具の外観の一部でもあるので、製造上従来の板
材を取付ける作業やロー付け部の仕上げが不要と
なる。さらに、雌金具5の透孔8から係入穴10
内が覗かれるので、雄金具4が完全に係合してい
るかどうかもそこから判断できる。
(実施例) 図示実施例はK18製のブレスレツトに関するも
ので、同形の単位輪7……が1個づつ多数鎖状に
連結した連続模様1を有し、全体としてやや偏平
な形態になつている。aは便宜上表側、bは裏側
を示すが、本体2は腕回りより相当余裕のあり長
さであるので腕上で反転し向きは不特定になる。
留め金具3は弾性係合片9を有する雄金具4
と、その弾性係合片9の挿入係止が可能な係入穴
10を有する雌金具5によつて構成され、係合時
弾性係合片9の自由端両側に形成された切欠状の
小溝11と、係入穴入口の上部両側に突設された
突部12で係止する。13はその係止を解くた
め、弾性係合片9の自由端に形成された押片を示
す。14は雄金具4の側方へ回動可能に軸支した
係合ばね片、15は雌金具5の側方に突設した突
起で、前記ばね片14と嵌合する。
雌金具5は係入穴10と本体単位輪7の透孔1
6と同様の形状の透孔8を幾つか有し、雄金具4
も最小限1箇所の透孔8を有する複雑な形状を有
するが、本考案ではこれらをロストワツクス手段
により夫々一体に鋳造する。即ち中子により雌金
具5の係入穴、夫々の透孔8等を形成するので接
合工程としては係合片9と雄金具4とのロー付け
だけで済み、本体2とは、単位輪7の接合部17
を開けて雄、雌金具4,5との接続を行なうのは
従前と同様である。従来の留め金具では、本体2
と同様の模様1を一面のみにもつ部品を雌金具に
ついて製造し、これに前述の板材を接合し、接合
部の後処理と本体への接続を行なわなければなら
ない。
尚、模様1,6,6′は例示のものに限定され
ないことはいうまでもなく、図示のような偏平的
でない装身具についても以上の留め金具の構成が
使用できかつ所期の効果が得られる。
(考案の効果) 従つて本考案によれば留め金具3を構成する雌
金具5自体が鎖状の貴金属製本体2の単位輪7,
7……と同様の模様6,6′を表裏に具備してお
り、鎖状の大きさ、形状を越えない範囲で形成さ
れるから貴金属製本体2の連続的な模様1は表裏
どの面でも留め金具3の部分において中断される
ことがなく、鎖状のままの形をくずさないから装
用中に手首で転動し、加えて左右一対のばね片1
4と突起15の結合により雌雄金具4,5が一体
となるから、本体2の向きが不特定に変つても外
れる虞れがなく、手首での転動が生じるブレスレ
ツトに最適の留め金具を提供することができ、装
身具の品質が高められる効果を奏する。また従来
のように留め具をプレスで別途製作し、それを組
み立ててから装身具に取付ける手間が不要で、留
め金具3もロストワツクス法により製造できるの
で、部品点数が減少し、鎖状の貴金属本体2のよ
うな幅の狭い形状、製造のものにでも雌金具5を
形成することができ、また工程も短縮されるので
製造の手間は逆に少なくなる特徴が発揮される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る貴金属製装身具用留め金具
に一実施例を示すもので、第1図は要部斜視図、
第2図は側面図、第3図は裏面図、第4図は断面
図である。 1……模様、2……貴金属製本体、3……留め
金具、4……雄金具、5……雌金具、6,6′…
…模様、7……単位輪、8……透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表裏に連続的な模様1を有し、かつ装用時の面
    が不特定に変り得る形状、構造を備えた貴金属製
    本体2の両端部を連結し、本体2を環状とする留
    め金具3であつて、前記本体2は略同形の単位輪
    7を多数鎖状に連結してなる構造を有し、留め金
    具3は、雄金具4と、これが係合する、ロストワ
    ツクス手段により形成された雌金具5から成り、
    雌金具5は、鎖状の本体2と同程度の幅及び厚さ
    を有しかつ本体2の模様1と調和する略鎖状の模
    様6,6′を表裏に有することにより、各金具4,
    5共形態上本体2の一部をなすように形成され、
    さらに前記単位輪7の透孔8と略同形で、雄金具
    4を挿し込む係入穴10に通じた透孔8を備えて
    おり、また前記雄金具4の左右両側部に、ばね片
    14を回動可能に軸支するとともに、これが係合
    する突起15を雌金具5の左右両側部に突設した
    ことを特徴とする貴金属製装身具用留め金具。
JP1985059301U 1985-04-19 1985-04-19 Expired JPH0415053Y2 (ja)

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