JPH04150465A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はＩ　ＳＤＮに接続するファクシミリ装置に関し
、特にＧ３ファクシミリ装置から電文を受信するための
Ｇ３通信制御部と、Ｇ４ファクシミリ装置から電文を受
信するためのＧ４通信制御部とを具備するファクシミリ
装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のファクシミリ装置は、第２図で示すよう
に０３通信制御部１４と、Ｇ４通信制御部１５とを具備
し、ターミナルアダプタと呼ばれるＩ　ＳＤＮインタフ
ェース部１６を接続し、通信制御部１４，１．５とＴ　
ＳＤＮ間のインタフェースを取るのが一般的であった。

Ｉ　ＳＤＮインタフェース部１６は、Ｉ　ＳＤＮがら着
信すると通信制御部１４または１５を起動させる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のファクシミリ装置では、ＩＳＤＮに接続
した相手ファクシミリ装置から電文を受信すると、Ｉ　
ＳＤＮインタフェース部１６では相手ファクシミリ装置
が０３ファクシミリ装置か、Ｇ４ファクシミリ装置かを
判別することができないため、Ｇ３通信制御部１４とＧ
４通信制御部１５との両方を起動してしまうという不都
合が生じ、ＩＳＤＮに接続することはできなかっな。従
って、Ｉ　ＳＤＮを介して接続する通信相手としてＧ３
ファクシミリ装置とＧ４ファクシミリ装置が混在するよ
うなときにはＧ３通信制御部１４のみ具備したファクシ
ミリ装置とＧ４通信制御部のみを具備したファクシミリ
装置とを別々に設置するなどの措置が必要となりファク
シミリ装置の運用に制約が生じるという問題があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のファクシミリ装置は、Ｉ　ＳＤＮに接続するＧ
３ファクシミリ装置から電文を受信するためのＧ３通信
制御部と、Ｉ　ＳＤＮに接続するＧ４ファクシミリ装置
から電文を受信するためのＧ４通信制御部とを具備する
ファクシミリ装置において、Ｉ　ＳＤＮから受信する呼
設定メツセージ中の情報要素である高位レイヤ整合性情
報要素を認識する高位レイヤ特性情報検出部と、前記情
報要素により高位レイヤ特性を判定する主制御部と、主
制御部で判定した前記高位レイヤ特性に適合する通信制
御部を選択する選択部とを有する。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。第１図
は本発明の一実施例を示すブロック構成図である。

本実施例は、Ｉ　ＳＤＮに接続するＧ３ファクシミリ装
置から電文を受信するための０３通信制御部４と、Ｉ　
ＳＤＮに接続するＧ４ファクシミリ装置から電文を受信
するためのＧ４通信制御部５と、Ｉ　ＳＤＮインタフェ
ース部６に接続される■ＳＤＮから受信する呼設定メー
セージ中の情報要素である高位レイヤ整合性情報要素を
認識する高位レイヤ特性情報検出部１と、情報要素によ
り高位レイヤ特性を判定する主制御部２と、主制御部２
で判定した高位レイヤ特性に適合する通信制御部４また
は５を選択する選択部３とを有して構成される。

第３図は本実施例のＩ　ＳＤＮに接続するファクシミリ
装置が電文を受信する際の制御手順例を示す交信シーケ
ンス図である。

呼設定メツセージ中に高位レイヤ整合性情報要素が入っ
ており、その−要素として高位レイヤ特性情報がある。

高位レイヤ特性情報は発信側のファクシミリ装置が設定
するものであり、Ｇ３通信、Ｇ４通信に応じて「Ｇ３」
または「Ｇ４」に相当する符号が設定されるものである
。第４図は本実施例の呼設定メツセージのフォーマット
図である。

第１図、第３図および第４図を参照して本実施例の動作
を説明する。

第３図に示す制御手順例は、ファクシミリ装置にＩ　Ｓ
ＤＮより着信し、その呼設定時にＩ　ＳＤＮから呼設定
メツセージを受信することを示している。呼設定メツセ
ージには第４図のフォーマットで示した高位レイヤ整合
性情報要素が入っている。

第１図において、Ｉ　ＳＤＮインタフェース部６は、Ｔ
　ＳＤＮ回線１０から着信の受信データをデータ線１０
０により高位レイヤ特性情報検出部＝　５− １、切換部７に出力する。高位レイヤ特性情報検出部１
は、データ線１００から受信した受信データを解析し、
呼設定メツセージ情報要素から高位レイヤ整合性情報要
素を認識し、その情報要素内の高位レイヤ特性情報をデ
ータ線１０１経由で主制御部２へ出力する。主制御部２
は高位レイヤ特性検出部１からデータ線１００により高
位レイヤ特性情報を受信し、Ｉ　ＳＤＮから着信した電
文がＧ３通信によるものかＧ４通信によるものかを高位
レイヤ特性情報で判定し、高位レイヤ特性情報が「Ｇ３
」であれば制御線コ−１１ｒ高」レベルを出力し、高位
レイヤ特性情報が「Ｇ４」であれば制御線１１１に「低
」レベルを出力する。

選択部３は、制御線１１１を参照し「高」レベルであれ
ばデータ線１００をＧ３通信制御部４に接続するよう制
御線１］４経由で切換部７を作動させ、制御線１１２に
起動要求を出力する。また、選択部３は、制御線１１１
を参照し［低Ｊレベルであればデータ線１００をＧ４通
信制御部４に接続するよう制御線１１４経由で切換部７
を作動させ、制御線１１３に起動要求を出力する。

このようにすると、高位レイヤ特性情報が「Ｇ３」であ
ればデータ線１００を０３通信制御部４に接続した後、
Ｇ３通信制御部４を起動し、「Ｇ４」であればデータ線
１００をＧ４通信制御部５に接続した後、Ｇ４通信制御
部５を起動する。Ｇ３通信制御部４は、制御線１］２に
より起動されると０３通信手順制御で電文を受信する。

Ｇ４通信制御部５は、制御線１１３により起動されると
０４通信手順制御で電文を受信する。切復部７は、制御
線１１４により動作を要求されるとデータ線１００をＧ
３通信制御部４またはＧ４通信制御部５に接続すること
ができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明はＩ　ＳＤＮから受信する呼
設定メツセージの情報要素である高位レイヤ整合性情報
要素を認識する手段を用いて高位レイヤ特性情報が０３
か０４かを判別し、高位レイヤ特性情報に適合する通信
制御部を選択することにより、Ｉ　ＳＤＮを介して接続
する通信相手がＧ３ファクシミリ装置、Ｇ４ファクシミ
リ装置に関わらず通信できるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
従来のファクシミリ装置の一例を示すブロック図、第３
図は本実施例のＩ　ＳＤＮに接続したファクシミリ装置
が電文を受信する際の制御手順例を示す交信シーケンス
図、第４図は本実施例の制御手順中の一つのメツセージ
である呼設定メツセージのフォーマット図である。 １・・・高レイヤ特性情報検出部、２・・・主制御部、
３・・・選択部、４・・・Ｇ３通信制御部、５・・・Ｇ
４通信制御部、６・・・Ｉ　ＳＤＮインタフェース部、
７・・・切換部、１０・・・Ｉ　ＳＤＮ回線。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＩＳＤＮに接続するＧ３ファクシミリ装置から電文を受
   信するためのＧ３通信制御部と、ＩＳＤＮに接続するＧ
   ４ファクシミリ装置から電文を受信するためのＧ４通信
   制御部とを具備するファクシミリ装置において、ＩＳＤ
   Ｎから受信する呼設定メッセージ中の情報要素である高
   位レイヤ整合性情報要素を認識する高位レイヤ特性情報
   検出部と、前記情報要素により高位レイヤ特性を判定す
   る主制御部と、主制御部で判定した前記高位レイヤ特性
   に適合する通信制御部を選択する選択部とを有すること
   を特徴とするファクシミリ装置。