JPH0414Y2 - - Google Patents

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JPH0414Y2
JPH0414Y2 JP1986123422U JP12342286U JPH0414Y2 JP H0414 Y2 JPH0414 Y2 JP H0414Y2 JP 1986123422 U JP1986123422 U JP 1986123422U JP 12342286 U JP12342286 U JP 12342286U JP H0414 Y2 JPH0414 Y2 JP H0414Y2
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JP
Japan
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hem
cloth
cuffs
kimono
wipes
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Application number
JP1986123422U
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JPS6330305U (ja
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  • Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は着物の改良に関するもので、着物の裾
もしくは裾と袖口のふきの上に細い挾みふきを設
け二重のふきにより着物を立体的に優雅に見映え
をよくし和服に新鮮さをもたらすと共に、裾を丈
夫にし裾さばきをよく端正に着用できる着物を提
供しようとするものである。
以下図面を参照して説明すると、着物本体1は
おはしよりをして着る長着や対丈の長着あるいは
上半身と下半身を分離した二部式着物等で袷、綿
入れまたは裾回りや袖口、袖の振りなどを袷にし
他を単衣にして仕立て、その裾のふき2又は裾の
ふきと袖口のふき3の上に幅細の挾みふき4が設
けられている。
上記挾みふきは表地を引立てる各種生地の白・
色無地あるいはぼかし、染分けその他の模様物、
八掛や胴裏の残り布など所望の配色布で作られ、
裾、袖口、何れの挾みふきも該部のふきより幅細
にしふきの上に重なるように設けられる。
第1〜2図示は、振袖型の着物本体で、表地の
引返し仕立としその裾と袖口のふきに挾みふきを
設け、また袖の振り5aと衿下5bに縁取りふき
5を設けてある。該挾みふきと縁取りふきは表地
に似合う色無地のちりめんが配色布とされ、幅が
ほぼ5〜8cmのものを、それぞれ上記の部位に相
応する寸法に縫代、縫込み等を加えた長さ(裾分
としてほぼ170〜190cm、袖口分としてほぼ53〜76
cmのものを2枚、衿下分としてほぼ91〜99cmのも
のを2枚、袖の振り分としてほぼ243〜250cmのも
のを2枚)の細長布を使用してある。裾の挾みふ
きは裾合せの際、上記裾部分の細長布を二つ折り
し表地と裾回し地の間に挾み、ほぼ9mmの裾ふき
の上にほぼ3mmの挾みふきが重なるようにして縫
合して設け、袖口の挾みふきは袖口合せの際袖口
部分の細長布を二つ折りし、表地と袖口布を縫着
した裏地との間にこれを挾み、ほぼ6mmの袖口ふ
きの上にほぼ3mmの挾みふきが重なるようにして
縫合して設けてある。また袖の振りと衿下の縁取
りふきは、上記振り部分や衿下部分の細長布を二
つ折りし振りは表地と裏地、また衿下は表地と裾
回し地の間に挾みほぼ3mmの縁取りふきが表地よ
り突出るようにして縫合せてある。
第3図示は、長袖や留袖などの普通袖型の着物
本体で、裾回し・袖口は八掛地を使用してあり、
裾と袖口に挾みふきを、衿下と袖の振りに縁取り
ふきを設けてある。これらのふきはほぼ5〜8cm
程度の幅で裾分、袖口分、衿下分、袖の振り分等
の長さに縫代、縫込み等を加えた長さで裾及び袖
口のふきと異なる色の細長布を配色布にし、前例
と同様にしてほぼ4mmの裾ふきと袖口ふきの上に
ほぼ2mmの挾みふきが重なるように設け、袖の振
りと衿下の縁取りふきも挾みふきと同幅に設けて
ある。
上記裾のふきには、綿、新モス等の裾芯を入れ
てある。
第4〜6図示の着物本体は上半身と下半身を分
離した二部式のもので、下衣6の裾回りと衽部
分、上衣7の袖口と振りを袷にし他を単衣にして
ある。挾みふきは、上衣の袖口と下衣の裾のふき
の上に設け、縁取りふきは袖の振りと下衣の上前
身頃の衿下に設け下前身頃の衿下には設けていな
い。
尚、上記上衣の袖口の挾みふきは設けないこと
もある。
8は相対向して係合する面フアスナー、ホツク
等の係止具、9は締紐、10は紐通しである。
本案品は上記のように構成されているので、着
物姿の立居振舞い時に特に目につく裾(もしくは
裾および袖口)のふきに設けた挾みふきが、直線
的で曲線のない和服に立体感を与えると共に、こ
れがふきの上に細く重なることにより表地に対し
二重額縁の役目をし、着物全体の色調を引きし
め、かつふきと挾みふきと表地の三者異なる色彩
と量感のバランスが独自のハーモニーを奏しまた
引返し仕立は挾みふきがアクセントをつけるから
新鮮に眺められる。そしてこの際挾みふきが細い
のでふき本体の形を損わずむしろ美しさを充分に
引立て近代的で軽やかな趣を呈し、従来の比翼仕
立てや重ね着のように重くるしい所謂野暮な感じ
がなく、すつきりと洗練された雰囲気をもたら
し、和服伝統の美しさを発揮することができる。
またこの挾みふきがふき部の縫合部に介在するこ
とにより該部の結合が丈夫になり、かつ表地と八
掛地(裏地)等が緊張されるから裾部がたるんだ
り袋になることがなく端正に着用できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は背面
図、第2図は第1図の裾部の拡大端面図、第3図
乃至第6図は他の実施例を示すもので、第3図は
普通袖型の背面図、第4図及び第5図は上衣の正
面図及び背面図、第6図は下衣の背面図、第7図
は使用状態図である。 1は着物本体、2は裾のふき、3は袖口のふ
き、4は挾みふき。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 裾と袖口にふきを設けた着物であつて、裾もし
    くは裾および袖口のふき部に、配色布を表地から
    突出させて裏地上に被着させ、上記ふき部にふき
    より幅細の挾みふきを設けた着物。
JP1986123422U 1986-08-13 1986-08-13 Expired JPH0414Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986123422U JPH0414Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986123422U JPH0414Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6330305U JPS6330305U (ja) 1988-02-27
JPH0414Y2 true JPH0414Y2 (ja) 1992-01-06

Family

ID=31014512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986123422U Expired JPH0414Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

Country Status (1)

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JP (1) JPH0414Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4737687U (ja) * 1971-05-27 1972-12-26

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60169211U (ja) * 1984-04-19 1985-11-09 関芳織物株式会社 変り振袖

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4737687U (ja) * 1971-05-27 1972-12-26

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Publication number Publication date
JPS6330305U (ja) 1988-02-27

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