JPH04149940A - 回転陽極型x線管 - Google Patents

回転陽極型x線管

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JPH04149940A
JPH04149940A JP27224690A JP27224690A JPH04149940A JP H04149940 A JPH04149940 A JP H04149940A JP 27224690 A JP27224690 A JP 27224690A JP 27224690 A JP27224690 A JP 27224690A JP H04149940 A JPH04149940 A JP H04149940A
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rotor
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JP27224690A
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Katsuhiro Ono
勝弘 小野
Hideo Abu
秀郎 阿武
Hiroyuki Sugiura
弘行 杉浦
Takayuki Kitami
隆幸 北見
Hiroaki Tazawa
田沢 宏明
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2235/00X-ray tubes
    • H01J2235/10Drive means for anode (target) substrate
    • H01J2235/1046Bearings and bearing contact surfaces
    • H01J2235/106Dynamic pressure bearings, e.g. helical groove type

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は、回転陽極型X線管に係わり、とくにその陽
極構体の改良に関する。
(従来の技術) 回転陽極型X線管は、周知のように、軸受部を有する回
転体および固定体で円板状の陽極ターゲットを支え、真
空容器外に配置したステータの電磁コイルを付勢し高速
回転させながら、陰極から放出した電子ビームを陽極タ
ーゲットに当ててX線を放射する。軸受部は、ボールベ
アリングのようなころがり軸受や、軸受面にらせん溝を
形成するとともにガリウム(Ga)、又はGa。
インジウム(In)、錫(Sn)、その他の金属から選
択された合金のような動作中に液状となる金属潤滑剤を
用いた動圧式すべり軸受で構成される。後者のすべり軸
受を用いた例は、たとえば特公昭60−21463号、
特開昭6G−97536号、特開昭60=117531
号、あるいは特開昭62−287555号等の各公報に
開示されている。
(発明が解決しようとする課題) 上記各公報に開示されている回転陽極型X線管では、軸
受面を構成する回転体及び固定体の材料としでは、Mo
やWのような、液体金属潤滑剤であるGaまたはGa合
金で犯されない金属材料が使用される。しかしながら、
このような材料は加工が困難で、且つ真空容器の材料で
あるガラスやセラミックスと直接気密接合することが困
難である。
この発明は、以上のような不都合を解消し、すべり軸受
面を構成する固定体の材料あるいはその加工を必要最小
限に止めるとともに、真空容器との気密接合を確実容易
にできる構成の回転陽極型X線管を提供することを目的
とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、陽極ターゲットが固定された有底円筒状回
転体の開口部から中心軸に沿って延長された円柱状固定
体の一端部に、管球取付用のねじ穴を有する鉄合金製陽
極支持体が固着され、この陽極支持体が直接又は他の封
着用金属リングを介して真空容器に気密接合されてなる
回転陽極型X線管である。
(作用) この発明によれば、すべり軸受面を構成する固定体の材
料を必要最小限に止めることができるとともに、真空容
器のガラスあるいはセラミックスとの気密接合を確実容
易にできる。したがって、比較的安価で、信頼性の高い
回転陽極型X線管を得るこきができる。
(実施例) 以下その実施例を図面を参照して説明する。なお同一部
分は同一符号であられす。
第1図および第2図に示す実施例は、次の構成を有する
。すなわち、重金属からなる円盤状陽極ターゲラ[1は
、有底円筒状の回転体12の一端に突設された回転軸部
13に固定ねじ14により一体的に固定されている。有
底円筒状回転体12の内側には、円柱状の固定体15が
回転体開口部12a側から挿入されて密に嵌合されてい
る。固定体15の図示下端部すなわち回転体開口部の近
傍には、外径が縮小された固定体径小部15aが形成さ
れている。
そして回転体開口部123には、固定体径小部15aを
近接して包囲し、実質的に閉塞するリング状の開口部閉
塞体16が複数個のねじ16aにより固定されている。
円筒状回転体12と固定体15との嵌合部分は、前述の
各公報に示されるような動圧式すべり軸受部19を構成
している。そのため、固定体側のすべり軸受面となる固
定体外周壁及び両端壁には、前述の各公報に記載されて
いるようならせん溝20.21が形成されている。これ
と対面する回転体側のすべり軸受面は、単なる平滑な面
でもよく、あるいは必要に応じてらせん溝を形成したも
のでもよい。
これら回転体及び固定体の両軸受面は、およそ20μm
の間隙をもって対面するようになっており、この間隙お
よびらせん溝内に少なくとも動作中は液状である液体金
属潤滑剤(図示せず)が充填され介在させられる。そし
て、真空容器18の外側の回転体12に対応する位置に
、図示しないステータの電磁コイルを配置して回転磁界
を生じさせ、回転陽極を矢印Pの如く高速回転させる。
図示しない陰極から放出された電子ビームが陽極ターゲ
ラ)11に射突してX線が発生させられるとともに、こ
のターゲットに生じた熱はその多くが輻射により放散さ
れるとともに、一部は回転体12から軸受部19の液体
金属潤滑剤を通り固定体15を経て外部に放散される。
固定体15には、その中心部が軸方向にくり抜かれて透
孔とされた軸方向潤滑剤通路22が設けられている。こ
の軸方向潤滑剤通路22の図示上端開口は、図示上部の
らせん溝21を経て固定体外周の軸受面に連通している
。また、この固定体15の中間部の外周壁がわずかにテ
ーパ状に削られた径小部23が形成され、潤滑剤通路2
2からこの径小部23に通じる3つの放射方向通路24
が120度間隔で軸対称的に形成されている。さらに、
中心の潤滑剤通路22の図示下端開口部は、栓25によ
って閉塞されており、その近傍に径小な円周溝26が形
成されている。そして、この円周溝26から中心の潤滑
剤通路22に通じる同じ(3つの放射方向通路27が1
20度間隔で軸対称的に形成されている。それにより、
潤滑剤通路22の図示下端部は、放射方向の孔27およ
び円周溝26を通して図示下部のらせん溝21を経て同
様に固定体外周の軸受面に連通している。らせん溝2G
、2Iを含む軸受部I9、およびこれに連通ずる潤滑剤
通路22には、前述のように、これらの空間を埋める量
の図示しない液体金属潤滑剤が充填、収容されている。
開口部閉塞体16の径小な下端部16bの内周面は、固
定体径小部15aと10〜20μmの間隙gに狭められ
ていて、液体金属潤滑剤が漏出するのを防止している。
なお、これら間隙gを保って対面する固定体径小部の外
周面、および閉塞体内周面に、液体金属潤滑剤を表面張
力で弾くように、例えば金属酸化物、セラミックスの薄
い被膜を形成してもよく、それによってこの間隙gを経
て潤滑剤が漏出することを、より一層確実に防止できる
そこで、回転体の開口部から管軸に沿って図示下方に延
長された固定体15の径小部15aには凸部が設けられ
るとともに、凹部のあるコバール(商品名)のような固
定体I5の熱膨張率と同等又はそれに近い熱膨張率を有
する鉄合金製の陽極支持体31が、これら凹凸が密に嵌
合されるとともにこの凹凸嵌合部をろう接部Bとして一
体的に固着されている。この陽極支持体31の端面部に
は、規格化された管球取付用ねじ穴32が形成されてい
る。また、この陽極支持体31の外周には、鉄合金製の
補助円筒33が密に嵌合され、互いに薄肉化された部分
Aで気密アーク溶接されている。この補助円筒33には
、薄肉のコバール製気密封着用金属リング34が気密ろ
う接されており、その先端部が真空容器18のガラス部
分に気密溶着されている。こうして、陽極支持部17が
構成されている。
第3図に示す実施例は、固定体径小部15xに凹部とそ
れに雌ねじ穴37を形成し、陽極支持体31にそれに適
合する凸部およびそれに雄ねじ31!を形成するととも
に、それらに横方向から貫通する孔を形成しである。組
立てにあたって、固定体径小部15aの雌ねじ穴37内
にろう材を配置し、陽極支持体31の雄ねじ31aを螺
合するとともに、横孔にビン38を打込み、これらを一
体にろう接して固着したものである。この実施例によれ
ば、陽極支持部は堅牢であり、陽極構体の安定な支持構
造が得られる。
第4図に示す実施例は、固定体15の径小部15aを延
長して端面部に規格化されたねし孔が形成され、その外
周にコバールのような補助円筒33が段差のあるろう接
部Bで気密接合されたものである。
この、この補助円筒33、及び真空容器18にそれぞれ
封着用金属リング34.35が接合されており、これら
が溶接部Aで気密封着されている。なお、開口部閉塞体
16の径小部16dを包囲してリング状の潤滑剤飛散防
止用ジャケット36が設置されている。
このジャケット36は、半断面略コ字状に折曲げ成形さ
れ、中央透孔部36aが固定体径小部15@及び補助円
筒33に一体的にろう接固着され、やや径大な開口31
bは開口部閉塞体のシリンダ一部16dの外周壁に離隔
近接している。これによって、万一潤滑剤が隙間gから
漏出して遠心力で放出されても、ジャケット31の内側
空室に収容され、そこから外のX線管球内に飛散するこ
とがない。この構成によれば、組立てが比較的容易であ
る。
[発明の効果コ 以上説明したようにこの発明によれば、すべり軸受面を
構成する固定体の材料あるいはその加工を必要最小限に
止めるとともに、真空容器との気密接合を確実容易にで
きて信頼性の高い回転陽極型X線管を得ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す要部縦断面図、第2
図はその要部拡大図、第3図および第4図はおのおのこ
の発明の他の実施例を示す要部拡大断面図である。 II・・・陽極ターゲット、I2・・・回転体、18・
・・真空容器、   15・・・固定体、15a・・・
固定体径小部、19・・・すべり軸受部、16・・・開
口部閉塞体、 17・・・陽極支持部、31・・・陽極
支持体、 34.35・・・封着用金属リング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 陽極ターゲットが固定された有底円筒状の回転体と、こ
    の回転体を回転可能に保持するとともに一端側が真空容
    器の一部に気密接合された円柱状の固定体と、前記回転
    体および固定体の一部に設けられた軸受面に少なくとも
    動作中は液状である金属潤滑剤が介在されてなるすべり
    軸受部とを具備する回転陽極型X線管において、上記固
    定体の中心軸に沿って延長された一端部に、管球取付用
    のねじ穴を有する鉄合金製陽極支持体が固着され、該陽
    極支持体が上記真空容器に気密接合されてなることを特
    徴とする回転陽極型X線管。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5583907A (en) * 1994-10-13 1996-12-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Rotary anode type x-ray tube and method of manufacturing the same
WO2003036676A1 (fr) * 2001-10-19 2003-05-01 Hamamatsu Photonics K.K. Tube a rayons x et son procede de fabrication
US10825638B2 (en) 2018-04-12 2020-11-03 Hamamatsu Photonics K.K. X-ray tube

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