JPH0414929Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0414929Y2
JPH0414929Y2 JP17095182U JP17095182U JPH0414929Y2 JP H0414929 Y2 JPH0414929 Y2 JP H0414929Y2 JP 17095182 U JP17095182 U JP 17095182U JP 17095182 U JP17095182 U JP 17095182U JP H0414929 Y2 JPH0414929 Y2 JP H0414929Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
high concentration
base
transistor
emitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17095182U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5974746U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17095182U priority Critical patent/JPS5974746U/ja
Publication of JPS5974746U publication Critical patent/JPS5974746U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0414929Y2 publication Critical patent/JPH0414929Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bipolar Transistors (AREA)
  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はダーリントントランジスタ、特に保護
用のツエナーダイオードを内蔵したダーリントン
トランジスタの改良に関する。
(ロ) 従来技術 従来のダーリントントランジスタは第1図に示
す如く、共通コレクタ領域を形成するN型シリコ
ン半導体基板1と、基板1表面に設けられ第1の
トランジスタ15を構成するP型の第1ベース領
域2およびN+型の第1エミツタ領域3と、基板
1表面に設けられた第2のトランジスタ16を構
成するP型の第2ベース領域4およびN+型の第
2エミツタ領域5と、基板1表面に設けたN型高
濃度領域6と第1エミツタ領域3端から第1ベー
ス領域2を横切つて延在するP+型高濃度領域7
とで形成される第1ツエナーダイオード8と、同
様にN型高濃度領域6と第2エミツタ領域5から
第2ベース領域4を横切つて延在するP+型高濃
度領域7とで形成される第2のツエナーダイオー
ド9と、ペレツト周辺に設けたN+型のチヤンネ
ルストツプ領域10と、第1ベース領域2にオー
ミツク接触するベース電極11と、第1エミツタ
領域3および第2ベース領域4を接続する接続電
極12と、第2エミツタ領域5にオーミツク接触
するエミツタ電極13と、チヤンネルストツプ領
域10に一端をオーミツク接触し内側に延在され
たシールド電極14より構成されている。
斯上の構造を有するダーリントントランジスタ
は第2図に示す如く、ダーリントン接続した第1
トランジスタTr1と第2トランジスタTr2と、第
1および第2トランジスタTr1,Tr2のベースと
コレクタ間に接続された第1ツエナーダイオード
ZD1および第2ツエナーダイオードZD2より成る回
路構成となる。
斯上のダーリントントランジスタは第1および
第2ツエナーダイオード8,9が同一のツエナー
電圧に設定されるので、ダーリントントランジス
タにL負荷を接続した場合L負荷で発生する高電
圧が第1ツエナーダイオード8を介して前段のド
ライブ用MOS ICを破壊するおそれがあつた。
(ハ) 目的 本考案は斯点に鑑みてなされ、従来の欠点を完
全に除去したダーリントントランジスタを提供す
ることを目的とする。
(ニ) 構成 本考案によるダーリントントランジスタは第3
図の如く、共通コレクタ領域となる半導体基板2
1と、第1のトランジスタ37を構成する第1ベ
ースおよびエミツタ領域22,23と、第2のト
ランジスタ38を構成する第2ベースおよびエミ
ツタ領域24,25と、第1および第2のツエナ
ーダイオード26,27と、ベース電極28接続
電極29およびエミツタ電極30とを備え、第1
のツエナーダイオード26のツエナー電圧を第2
のツエナーダイオード27より大きく設定された
ことに特徴を有する。
(ホ) 実施例 本考案によるダーリントントランジスタは第3
図に示す如く、共通コレクタ領域となるN型のシ
リコン半導体基板21と、基板21表面に二重拡
散で形成された第1のトランジスタ37を構成す
るP型の第1ベース領域22およびN+型の第1
エミツタ領域23と、第1のトランジスタ37に
隣接して基板21表面に二重拡散して設けた第2
のトランジスタ38を構成するP型の第2ベース
領域24およびN+型の第2エミツタ領域25と、
基板21表面に設けたN型不純物のイオン注入に
より形成されたN型の高濃度領域31と、第1エ
ミツタ領域23端より基板21表面を延在され第
1ベース領域22内で終端するP+型の高濃度領
域32と、N型の高濃度領域31と第1ベース領
域22とで形成された第1ツエナーダイオード2
6と、N型高濃度領域31と第2エミツタ領域2
5端より基板21表面を延在され第2ベース領域
24を横切つてN型高濃度領域31に達する、
P+型の高濃度領域32とで形成された第2ツエ
ナーダイオード27と、ペレツト周辺に設けたエ
ミツタ拡散時に形成されるN+型のチヤンネルス
トツプ領域33と、第1ベース領域22にオーミ
ツク接触する蒸着アルミニウムのベース電極28
と、第1エミツタ領域23および第2ベース領域
24を接続する酸化膜34上に延在された接続電
極29と、第2エミツタ領域25にオーミツク接
触するエミツタ電極30と、チヤンネルストツプ
領域33に一端をオーミツク接触し酸化膜34上
を内側に延在されたシールド電極35より構成さ
れている。
本考案の特徴は第1ツエナーダイオード26の
ツエナー電圧を第1ベース領域22とN型高濃度
領域31とで形成されるPN接合で決定し、第1
ベース領域22の不純物濃度が低いことを利用し
て第2ツエナーダイオード27より高く設定して
いる。即ち第2のツエナーダイオード27はN型
高濃度領域31とP+型高濃度領域32とのPN接
合で形成され、約60V程度に設定すると、第1の
ツエナーダイオード26は80〜90Vのツエナー電
圧に設定される。
斯上の構造に依ればL負荷より発生する高電圧
は第2ツエナーダイオード27を流れ、第2トラ
ンジスタ38のベースに流れる。
(ヘ) 効果 本考案に依れば第1トランジスタ37のP+
高濃度領域32を第1ベース領域22内に終端さ
せるのみで、従来の保護機能を保持したままドラ
イブ用ICの保護も実現できる。この結果本考案
はL負荷の多いスイツチングトランジスタに用い
ると有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を説明する断面図、第2図は等
価回路図、第3図は本考案を説明する断面図であ
る。 主な図番の説明、21は半導体基板、22,2
3は第1のトランジスタ37を構成する第1ベー
スおよびエミツタ領域、24,25は第2のトラ
ンジスタ38を構成する第2ベースおよびエミツ
タ領域、26,27は第1および第2のツエナー
ダイオード、31はN型高濃度領域、32はP+
型高濃度領域である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 共通コレクタ領域となる一導電型の半導体基板
    と、第1のトランジスタを構成する前記基板表面
    に設けられた第1ベースおよびエミツタ領域と、
    前記第1のトランジスタに隣接し第2のトランジ
    スタを構成する前記基板表面に設けられた第2ベ
    ースおよびエミツタ領域と、前記基板表面に設け
    られた一導電型の高濃度領域と、前記第1ベース
    領域と前記一導電型の高濃度領域とで形成される
    第1のツエナーダイオードと、前記第2ベース領
    域から前記一導電型の高濃度領域に達する逆導電
    型の高濃度領域と前記一導電型の高濃度領域とで
    形成される第2のツエナーダイオードと、前記第
    1エミツタ領域と第2ベース領域を接続する接続
    電極とを具備するダーリントントランジスタ。
JP17095182U 1982-11-10 1982-11-10 ダ−リントントランジスタ Granted JPS5974746U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17095182U JPS5974746U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 ダ−リントントランジスタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17095182U JPS5974746U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 ダ−リントントランジスタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5974746U JPS5974746U (ja) 1984-05-21
JPH0414929Y2 true JPH0414929Y2 (ja) 1992-04-03

Family

ID=30373048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17095182U Granted JPS5974746U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 ダ−リントントランジスタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5974746U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5974746U (ja) 1984-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04233232A (ja) 半導体装置
JPS62115765A (ja) 半導体装置
US20020079538A1 (en) Scr-type electrostatic discharge protection circuit
JPH0456163A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH0414929Y2 (ja)
JPH0795565B2 (ja) 相補型mis集積回路の静電気保護装置
JPH0654796B2 (ja) 複合半導体装置
JPH04280670A (ja) スイッチ回路およびゲート電圧クランプ型半導体装置
JPH0342680Y2 (ja)
JPS6042630B2 (ja) 半導体装置
JPH0124939Y2 (ja)
JPS625346B2 (ja)
JPS6230703B2 (ja)
JPS626659B2 (ja)
JPH06334120A (ja) 半導体装置
JPS59181044A (ja) 入力保護回路
JP2542533Y2 (ja) サージ吸収回路
JPH0110938Y2 (ja)
JPH0440272Y2 (ja)
JPS60153157A (ja) バイポ−ラ集積回路
JPH0440867B2 (ja)
JPS61170058A (ja) レベルシフト複合回路
JPS6083361A (ja) 半導体装置
JPS61150383A (ja) 半導体装置
JPH0464184B2 (ja)