JPH04148151A - 冷暖房用空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野 本発明は室内の冷曖房旨理状況において該室内環境に適
した冷暖気をその都度自動的且つ確実に送給し、常時快
適な温度環境を保持行わしめんと零る冷暖房用空気調和
機に関する乙のである。

［従来の技術〕 通常、室内において窓際、入渠密度、コンピュータ機器
設置等によっては同一室内であってもその温度差が著し
く相異とすることかある。

また近時、冷暖房用空気調和機としてＯＡが多用されて
いるが該機器では室内に順応する温度環境を確実容易に
求めることは困難であり、冷房暖房等系統の異なる空調
機を用いればダクト配設が複雑となり、設置場所の制約
、高価である等の問題点かあった。

かかる欠点を解決するものとして第１［ｆｆｌ示の如く
送風通路ａ内に冷水コイルｂ１温水コイルＣを併列設け
た冷暖両用機が開発されコイルｂ、ｃに取付けられたバ
ルブｄ、ｅの開閉操作によって温度の制御調整が行われ
ていた。

［発明か解決しようとする課題］ ｕｌｊち上記＋Ｉ４造はバルブｄ、ｅを予りめ設定温度
より上平の＋２゛〜−２°に設定しておき該設定の７に
！ｒ　没で何れかのバルブｄ、ｅが開閉してその温度の
調整が灯われていたのである。

しかるにかかる機構はコンパクトにて構造簡単な反面、
室内温度の高低変化によりその都度頻繁ニ亘ってバルブ
が開閉作動するかために当然故障率もきわめて高くなり
寿爺も短く、更に使用中にに塵埃異物等が付着し操作が
＋ｇとなり確実な調整が困難であるはもち論のご−と、
特に初期作動時においてコイルの残留水が原因にて初動
コントロールが不可能である等重大なる欠点を有してい
たのである。

本発明は上記欠点に鑑みて冷暖分岐送風通路内に風流切
換え調整ダンパー機構、即ち風流調整板を開閉可動自在
に設けることによって冷暖房通路の速時切換えはもち論
のこと、冷風あるいは暖風の送風轍をその都度室内（こ
応じて任意自在に変更調整が可能となり史に混合突気を
も容易に求めることが出来得る等至便にて経済的な冷暖
房用空気調和機を提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段ｊ 上記目的を達成するために本発明に係る空気調和機は、
機体の一方に吸込口を開設し、該吸込側通路内に送風機
、電動機を配置せしめた送風機室を、該送風機室の前方
に送風分岐チャンバーを介して上下に隣接分室してなる
暖気送風室および冷気送咀室を、該両側送風室の前部に
吹出口を開設せる送風チャンバーを各連通し一体的に形
成すると共に上記暖気送風室内に温水コイルを、冷気送
風室内に冷水コイル、ドレンパン等の諸機構を配置し、
更に上記冷暖送風室の空気受入０部分に冷暖送風室切換
調整用ダンパー８１構を上記冷暖通路を切換変更調整す
べく開閉可動目在に配設せしめたことをその特徴として
いる。

制御機器を併設しこれを該ダンパー機構に連動連するこ
とが出来得る等至便な考案である。

［作用」 本発明に係る冷暖房用空気調和機は、上記の構成による
ものであって、吸込口から機内に導入せる空気は送風機
の作動にて前方の冷暖気送風室に送られ、該室内に設置
仕る冷暖水コイルにて適当温度に熱交換かなされ吹出口
よりダクトを介して室内に供給が行われるのである。

また上記送風作動時において該室内の温度環境によって
ダンパー機構を上下に作動し上下冷暖送風室への送気状
態を変力調整することによって、例えば冷水コイルにて
冷却された冷気を冷風とし室内に送風送給することが出
来得るのである。

即ち上記ダンパー機構の操作を冷暖何れかの通路を全閉
あるいは全開とすることによって冷気を、または暖気を
、また中間の位置に設定することによって冷暖気を同時
に、上下風量の異なる冷暖等理を任意自在に行わしめる
ことが出来得る。

［実施例 以ト、本発明の実施例構造を図面に付いて説明すると、 第（図はその一実施例として横置型空調機を示すもので
、機体ｌの内部一方に送風１１！２、電動機３等を設置
して送風機室４を形成し、吸込側にフィルター５を嵌設
せる吸込口６を開口設けると共に、Ｅ記送風量室４の前
方送風口２−前部に分岐チャンバー７を隔てて上部に暖
気送風室９を、下部に隔壁により区画仕る冷気送風室ｌ
Ｏを隣接に形成し、更に該冷暖両送風室９．１０の前部
に送風チャンバー８を連通連結して吹出口１４を開口設
は室内の給風口にダクト接続する。

また上記、暖気送風室９内に温水コイル１１を、冷気送
風室１０内には冷水コイル１２、ドレンパン１３等の諸
機構を夫々に配置設ける。

なお上記冷温水コイルは冷温水のみに限定されるもので
はなく該熱媒体として水量外のものを用いる場合には夫
々の熱交換器を設置する。

また図面では省略しているが上記、機構以外に加湿器、
消音機構等必要とする諸機構が夫々の箇所に配置されて
いることはいうまでもない。

本発明は上記構造に形成した空調機において分岐チャン
バー７の内部で暖気送風室９および冷気送風室１０の空
気受入口！］’、１０’部分に冷暖送風室切換調整用ダ
ンパー機構１５、を動力または手動操作にて上下開閉可
動自在に設けることによって送風機２よりの送風が上下
冷暖両側送風室９．１０方向に容易に変更調整が可能と
なり上下夫々の送風室９．１０内にて熱交換された冷気
または暖気を室内の環境に応じて任意自在に選択送給す
ることが出来得るのである。

もその用途は九人である。

更に本発明においては上記ダンパー機構１５を冷、温水
コイル９．１０の通水側回路に設置せるバルブ機構、電
動２方弁、電動多方弁等の機構と連動連結し、該設定位
置を予じめ室内環境の理想温度に設定することによって
ルームサーモとの作用にてダンパー機構１５が自動的に
可動調整し、より効果的にて確実な温度調整および風量
等の微調整を容易に行わしめることが出来得るのである
。

「効　果１ 以上の如く本発明に係る冷暖房用空気調和機送風機室の
前方側に冷、暖両送風室を隣接併設すると共にし、該両
送風室内の空気受入口部分に冷暖送風室切換調整用ダン
パー機構１５を上下開閉可動自在に設は上下各冷暖送風
通路を切換調整可能に構成してなるものであるから、該
ダンパー機構の上ト°開閉状態によってその都度室内の
温度状体、環境等に応じて必要とする温度風量の冷気、
または暖気を、あるいはダンパー機構の中間位置設定に
おいて上下夫々必要熱量の冷、暖気の混合空気を同時に
送給することも出来得、特に上記により温度設定の範囲
も非常に広く設定することか可能となり任意自在の温度
制御が行われる等益大なる発明である。

従って従来の如く冷房、暖房の冷暖系統の相異とする空
調機を毛顧必要とすることなく一台の空調機にて冷暖任
意自在の送風調整が可能ととなり理想的な室内環境を常
時確実に求め得られるはもち論のこと、何等複雑な機構
をも用いることもなく構造簡単にて故障の憂い等も全く
無い等の効果をも併せ有している。

更に本発明においてはト記ダンパー機構をバし、より効
果的確実な温度調整が行われることは謂うまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の冷暖房用空気調和機の内部機構を示す側
面図、 第２図は本発明による冷暖房用空気調和機の内部機構を
例示せる側面図である。 符号の説明 ２〜送風機　７〜分岐チャンバー ９〜暖気送風室　ｌＯ〜冷気送風室

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）機体の一方に吸込口を開設し、該吸込側通路内に
   送風機、電動機を配置せしめた送風機室を、該送風機室
   の前方に送風分岐チャンバーを介して隔壁により上下に
   隣接分室せる暖気送風室および冷気送風室を、該両側送
   風室の前部に吹出口を開設せる送風チャンバーを各連通
   し一体的に形成すると共に上記暖気送風室内に温水コイ
   ルを、冷気送風室内に冷水コイル、ドレンパン等の諸機
   構を配置し、更に上記冷暖送風室の空気受入口部分に冷
   暖送風室切換調整用ダンパー機構を上記冷暖通路を切換
   変更調整すべく開閉可動自在に配設せしめたことを特徴
   とする冷暖房用空気調和機。
2. （２）上記請求項第（１）項記載の構造において冷温水
   コイルに水量制御用比例式電動２方弁等の制御装置を併
   設しこれを上記ダンパー機構に連動連結して室温調整作
   動を自動的に行わしめるように構成したこと特徴とする
   冷暖房用空気調和機。