JPH04147839A - ゴムローラの製造方法 - Google Patents

ゴムローラの製造方法

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JPH04147839A
JPH04147839A JP2274221A JP27422190A JPH04147839A JP H04147839 A JPH04147839 A JP H04147839A JP 2274221 A JP2274221 A JP 2274221A JP 27422190 A JP27422190 A JP 27422190A JP H04147839 A JPH04147839 A JP H04147839A
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JP
Japan
Prior art keywords
layer
rubber
core shaft
inner layer
metal core
Prior art date
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Pending
Application number
JP2274221A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoshige Sakabe
阪部 元重
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tigers Polymer Corp
Original Assignee
Tigers Polymer Corp
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Publication date
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  • Molding Of Porous Articles (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はゴムロール、特にスポンジゴムから成る内層と
ソリッドゴムから成る外層を積層した二層構造のゴムロ
ールの製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、電子複写機の加圧ロール等の如く高温状態で使用
される搬送用或いは加圧用ロールとしては、シリコーン
ゴムから成るスポンジゴム層とソリッドゴム層とを内外
に積層した構造のものが知られている。
そして、この種のゴムロールの製造にあたっては、実開
昭59−39315号のように、ロール芯軸の外周にス
ポンジゴム配合をした未発泡ゴムシートを所定の厚さま
で捲回し、更にその外周にソリッドゴム配合をした未加
硫ゴムシートを同様に捲回した後、これらを加熱加圧下
で加硫一体止させる方法が知られている。
また、ロール芯軸の外周に円筒状にスポンジゴムを被覆
したスポンジロールを金型内に挿入し、このスポンジロ
ールの外周に非発泡性の常温硬化型の液状シリコーンゴ
ムを圧入し、この液状シリコーンゴムを硬化させた後、
金型からゴムロールを抜き取るようにした製造方法も知
られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前者の方法においては、ゴムシートを芯
軸上に捲回して被覆する際に、内外層を全周に亘って均
二の厚さに形成することが困難であるほか、作業上多大
の時間と手間を要する問題点があった。
また、後者の方法においては、スポンジゴム層とソリッ
ドゴム層との間に気泡か入り易く、不良品となることか
多いという問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもの
で、内外層の肉厚が均一であって、しかも内外層の接着
が完全で内外層間に気泡が入ることのない二層構造のゴ
ムロールを提供することを技術課題としている。
この技術課題を解決するため、本発明においては、表面
に接着剤を塗布した金属芯軸を第1の押出機のクロスヘ
ッドダイを通過させて上記金属芯軸の周囲に発泡剤を含
む未加硫ゴムからなる内層を形成し、次いてこれを第2
の押出機のクロスヘッドダイを通過させて上記内層の周
囲に発泡剤を含まない未加硫ゴムからなる外層を形成し
た後、上記内外層を積層した金属芯軸をこれより径大の
パイプ状型内に装入した状態で加熱することにより、上
記内層を発泡膨張させると共にこれにより上記外層を上
記型内周面に密着させて加圧加硫し、上記金属芯軸に加
硫接着させた内層をスポンジゴム層、上記内層に加硫接
着させた外層をソリッドゴム層に形成するようにしたこ
とを技術的手段とするものである。
(作用) 本発明においては、金属芯軸の外周上に形成する内外層
をいずれも押出機の押出被覆により形成したので、内外
層の肉厚を均一に形成するのか容易であり、また内外層
間に気泡が入る恐れかない。
また、金属芯軸上に未加硫状態の内外層を一旦予備形成
後、これを径大の金型内で加熱するようにしたので、内
層の発泡成形を行いつつこのとき発生する発泡圧により
外層を型内周面に押圧して加硫成形できる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を説明する。
まず、金属芯軸(1)の表面を脱脂洗浄し、シリコーン
ゴム用接着剤を塗布した後、この金属芯軸(1)を図示
しない第1の押出機のクロスヘッドダイ内に挿通させて
発泡剤を含む未加硫のシリコーンゴム層(2)を金属芯
軸(1)上に押出被覆して内層を形成する。次いで、こ
の金属芯軸(1)を図示しない第2の押出機のクロスヘ
ッドダイ内に挿通させて未加硫非発泡のシリコーンゴム
層(3)を内層上に押出被覆して外層を形成してローラ
Aの予備成形を行う。
このとき、金属芯軸(1)の外径は20mm、内層(2
)の厚みは1.75mm、外層(3)の厚みは2.25
mmであり、予備成形した状態におけるローラAの外径
は28mmであった。
次いで、第1図のとおり、このローラAを内径33mm
のバイブ状金型(4)内にセットした後、これを熱風乾
燥機内で170°C160分間加熱を行った。
第2図は加熱により内層の発泡加硫と外層の加硫を完了
した状態を示し、内層(2)は添加した発泡剤か分解し
発泡膨張してスポンジゴム層に形成され、外層(3)は
金型(4)の内周面に密着した状態で加硫され金型内周
面に沿った形状のソリッドゴム層に形成されている。こ
のとき、内層(2)の厚みは発泡膨張により元の1.7
5mmから4.25mmに膨張していた。
その後、金型(4)からローラAを脱型し、金属芯軸(
1)の外周にシリコーンゴムスポンジ層(2)とシリコ
ーンゴムソリッド層(3)とが二層に形成されたゴムロ
ーラが得られた。このゴムローラにあっては、金属芯軸
(1)と内層(2)および内層(2)と外層(3)とは
それぞれ加硫接着しており容易に剥離しないものであっ
た。
尚、上記実施例においては、スポンジゴム層(2)がソ
リッドゴム層(3)より厚肉に形成されているが、逆に
後者を厚肉に形成しても良いほか、内外層ヲシリコーン
ゴム以外の他の公知のゴムで形成しても良い。
(発明の効果) 本発明においては、金属芯軸の外周上に形成する内層及
び外層の肉厚を均一に形成することか容易で、しかも内
外層間に気泡か混入することもないので品質の良い二層
ゴムローラを得ることかできる。
また、外層のソリッドゴムの加硫に際して、内層のスポ
ンジゴl、の発泡圧力を利用することかでき、プレス等
の別途の加圧装置か不要になるほか、パイプ状の金型を
用いるので金型のパーティングラインか成形されず、ロ
ーラの仕上げ研摩は最小限で済ますことができるか若し
くは不要になり、製造効率の良いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は予備成形したロールを型内にセットした状態を
示す断面図、第2図は型内て加熱加硫を完了した状態を
示す断面図である。 ・・・金属芯軸1 98.内層(スポンジゴム層)、 ・・・外層(ソリッドゴム層)、 ・・・パイプ状金型。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に接着剤を塗布した金属芯軸を第1の押出機
    のクロスヘッドダイを通過させて上記金属芯軸の周囲に
    発泡剤を含む未加硫ゴムからなる内層を形成し、次いで
    これを第2の押出機のクロスヘッドダイを通過させて上
    記内層の周囲に発泡剤を含まない未加硫ゴムからなる外
    層を形成した後、上記内外層を積層した金属芯軸をこれ
    より径大のパイプ状型内に装入した状態で加熱すること
    により、上記内層を発泡膨張させると共にこれにより上
    記外層を上記型内周面に密着させて加圧加硫し、上記金
    属芯軸に加硫接着させた内層をスポンジゴム層、上記内
    層に加硫接着させた外層をソリッドゴム層に形成するよ
    うにしたことを特徴とするゴムローラの製造方法。
JP2274221A 1990-10-11 1990-10-11 ゴムローラの製造方法 Pending JPH04147839A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005047266A (ja) * 2003-07-17 2005-02-24 Hokushin Ind Inc 二層ロールの製造方法及び円筒部材の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005047266A (ja) * 2003-07-17 2005-02-24 Hokushin Ind Inc 二層ロールの製造方法及び円筒部材の製造方法
JP4562072B2 (ja) * 2003-07-17 2010-10-13 シンジーテック株式会社 二層ロールの製造方法及び円筒部材の製造方法

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