JPH04147839A - ゴムローラの製造方法 - Google Patents
ゴムローラの製造方法Info
- Publication number
- JPH04147839A JPH04147839A JP2274221A JP27422190A JPH04147839A JP H04147839 A JPH04147839 A JP H04147839A JP 2274221 A JP2274221 A JP 2274221A JP 27422190 A JP27422190 A JP 27422190A JP H04147839 A JPH04147839 A JP H04147839A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- rubber
- core shaft
- inner layer
- metal core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 title claims abstract description 46
- 239000005060 rubber Substances 0.000 title claims abstract description 46
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 23
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims abstract description 12
- 239000004088 foaming agent Substances 0.000 claims abstract description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims abstract description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 4
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 abstract description 13
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 abstract description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 6
- 238000005187 foaming Methods 0.000 abstract description 5
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 abstract description 5
- 239000006260 foam Substances 0.000 abstract description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 abstract 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 abstract 2
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 abstract 2
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000007765 extrusion coating Methods 0.000 description 2
- 239000004944 Liquid Silicone Rubber Substances 0.000 description 1
- NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N Sulfur Chemical compound [S] NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 229910052717 sulfur Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011593 sulfur Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Molding Of Porous Articles (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はゴムロール、特にスポンジゴムから成る内層と
ソリッドゴムから成る外層を積層した二層構造のゴムロ
ールの製造方法に関する。
ソリッドゴムから成る外層を積層した二層構造のゴムロ
ールの製造方法に関する。
(従来の技術)
従来、電子複写機の加圧ロール等の如く高温状態で使用
される搬送用或いは加圧用ロールとしては、シリコーン
ゴムから成るスポンジゴム層とソリッドゴム層とを内外
に積層した構造のものが知られている。
される搬送用或いは加圧用ロールとしては、シリコーン
ゴムから成るスポンジゴム層とソリッドゴム層とを内外
に積層した構造のものが知られている。
そして、この種のゴムロールの製造にあたっては、実開
昭59−39315号のように、ロール芯軸の外周にス
ポンジゴム配合をした未発泡ゴムシートを所定の厚さま
で捲回し、更にその外周にソリッドゴム配合をした未加
硫ゴムシートを同様に捲回した後、これらを加熱加圧下
で加硫一体止させる方法が知られている。
昭59−39315号のように、ロール芯軸の外周にス
ポンジゴム配合をした未発泡ゴムシートを所定の厚さま
で捲回し、更にその外周にソリッドゴム配合をした未加
硫ゴムシートを同様に捲回した後、これらを加熱加圧下
で加硫一体止させる方法が知られている。
また、ロール芯軸の外周に円筒状にスポンジゴムを被覆
したスポンジロールを金型内に挿入し、このスポンジロ
ールの外周に非発泡性の常温硬化型の液状シリコーンゴ
ムを圧入し、この液状シリコーンゴムを硬化させた後、
金型からゴムロールを抜き取るようにした製造方法も知
られている。
したスポンジロールを金型内に挿入し、このスポンジロ
ールの外周に非発泡性の常温硬化型の液状シリコーンゴ
ムを圧入し、この液状シリコーンゴムを硬化させた後、
金型からゴムロールを抜き取るようにした製造方法も知
られている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、前者の方法においては、ゴムシートを芯
軸上に捲回して被覆する際に、内外層を全周に亘って均
二の厚さに形成することが困難であるほか、作業上多大
の時間と手間を要する問題点があった。
軸上に捲回して被覆する際に、内外層を全周に亘って均
二の厚さに形成することが困難であるほか、作業上多大
の時間と手間を要する問題点があった。
また、後者の方法においては、スポンジゴム層とソリッ
ドゴム層との間に気泡か入り易く、不良品となることか
多いという問題点があった。
ドゴム層との間に気泡か入り易く、不良品となることか
多いという問題点があった。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもの
で、内外層の肉厚が均一であって、しかも内外層の接着
が完全で内外層間に気泡が入ることのない二層構造のゴ
ムロールを提供することを技術課題としている。
で、内外層の肉厚が均一であって、しかも内外層の接着
が完全で内外層間に気泡が入ることのない二層構造のゴ
ムロールを提供することを技術課題としている。
この技術課題を解決するため、本発明においては、表面
に接着剤を塗布した金属芯軸を第1の押出機のクロスヘ
ッドダイを通過させて上記金属芯軸の周囲に発泡剤を含
む未加硫ゴムからなる内層を形成し、次いてこれを第2
の押出機のクロスヘッドダイを通過させて上記内層の周
囲に発泡剤を含まない未加硫ゴムからなる外層を形成し
た後、上記内外層を積層した金属芯軸をこれより径大の
パイプ状型内に装入した状態で加熱することにより、上
記内層を発泡膨張させると共にこれにより上記外層を上
記型内周面に密着させて加圧加硫し、上記金属芯軸に加
硫接着させた内層をスポンジゴム層、上記内層に加硫接
着させた外層をソリッドゴム層に形成するようにしたこ
とを技術的手段とするものである。
に接着剤を塗布した金属芯軸を第1の押出機のクロスヘ
ッドダイを通過させて上記金属芯軸の周囲に発泡剤を含
む未加硫ゴムからなる内層を形成し、次いてこれを第2
の押出機のクロスヘッドダイを通過させて上記内層の周
囲に発泡剤を含まない未加硫ゴムからなる外層を形成し
た後、上記内外層を積層した金属芯軸をこれより径大の
パイプ状型内に装入した状態で加熱することにより、上
記内層を発泡膨張させると共にこれにより上記外層を上
記型内周面に密着させて加圧加硫し、上記金属芯軸に加
硫接着させた内層をスポンジゴム層、上記内層に加硫接
着させた外層をソリッドゴム層に形成するようにしたこ
とを技術的手段とするものである。
(作用)
本発明においては、金属芯軸の外周上に形成する内外層
をいずれも押出機の押出被覆により形成したので、内外
層の肉厚を均一に形成するのか容易であり、また内外層
間に気泡が入る恐れかない。
をいずれも押出機の押出被覆により形成したので、内外
層の肉厚を均一に形成するのか容易であり、また内外層
間に気泡が入る恐れかない。
また、金属芯軸上に未加硫状態の内外層を一旦予備形成
後、これを径大の金型内で加熱するようにしたので、内
層の発泡成形を行いつつこのとき発生する発泡圧により
外層を型内周面に押圧して加硫成形できる。
後、これを径大の金型内で加熱するようにしたので、内
層の発泡成形を行いつつこのとき発生する発泡圧により
外層を型内周面に押圧して加硫成形できる。
(実施例)
以下本発明の一実施例を説明する。
まず、金属芯軸(1)の表面を脱脂洗浄し、シリコーン
ゴム用接着剤を塗布した後、この金属芯軸(1)を図示
しない第1の押出機のクロスヘッドダイ内に挿通させて
発泡剤を含む未加硫のシリコーンゴム層(2)を金属芯
軸(1)上に押出被覆して内層を形成する。次いで、こ
の金属芯軸(1)を図示しない第2の押出機のクロスヘ
ッドダイ内に挿通させて未加硫非発泡のシリコーンゴム
層(3)を内層上に押出被覆して外層を形成してローラ
Aの予備成形を行う。
ゴム用接着剤を塗布した後、この金属芯軸(1)を図示
しない第1の押出機のクロスヘッドダイ内に挿通させて
発泡剤を含む未加硫のシリコーンゴム層(2)を金属芯
軸(1)上に押出被覆して内層を形成する。次いで、こ
の金属芯軸(1)を図示しない第2の押出機のクロスヘ
ッドダイ内に挿通させて未加硫非発泡のシリコーンゴム
層(3)を内層上に押出被覆して外層を形成してローラ
Aの予備成形を行う。
このとき、金属芯軸(1)の外径は20mm、内層(2
)の厚みは1.75mm、外層(3)の厚みは2.25
mmであり、予備成形した状態におけるローラAの外径
は28mmであった。
)の厚みは1.75mm、外層(3)の厚みは2.25
mmであり、予備成形した状態におけるローラAの外径
は28mmであった。
次いで、第1図のとおり、このローラAを内径33mm
のバイブ状金型(4)内にセットした後、これを熱風乾
燥機内で170°C160分間加熱を行った。
のバイブ状金型(4)内にセットした後、これを熱風乾
燥機内で170°C160分間加熱を行った。
第2図は加熱により内層の発泡加硫と外層の加硫を完了
した状態を示し、内層(2)は添加した発泡剤か分解し
発泡膨張してスポンジゴム層に形成され、外層(3)は
金型(4)の内周面に密着した状態で加硫され金型内周
面に沿った形状のソリッドゴム層に形成されている。こ
のとき、内層(2)の厚みは発泡膨張により元の1.7
5mmから4.25mmに膨張していた。
した状態を示し、内層(2)は添加した発泡剤か分解し
発泡膨張してスポンジゴム層に形成され、外層(3)は
金型(4)の内周面に密着した状態で加硫され金型内周
面に沿った形状のソリッドゴム層に形成されている。こ
のとき、内層(2)の厚みは発泡膨張により元の1.7
5mmから4.25mmに膨張していた。
その後、金型(4)からローラAを脱型し、金属芯軸(
1)の外周にシリコーンゴムスポンジ層(2)とシリコ
ーンゴムソリッド層(3)とが二層に形成されたゴムロ
ーラが得られた。このゴムローラにあっては、金属芯軸
(1)と内層(2)および内層(2)と外層(3)とは
それぞれ加硫接着しており容易に剥離しないものであっ
た。
1)の外周にシリコーンゴムスポンジ層(2)とシリコ
ーンゴムソリッド層(3)とが二層に形成されたゴムロ
ーラが得られた。このゴムローラにあっては、金属芯軸
(1)と内層(2)および内層(2)と外層(3)とは
それぞれ加硫接着しており容易に剥離しないものであっ
た。
尚、上記実施例においては、スポンジゴム層(2)がソ
リッドゴム層(3)より厚肉に形成されているが、逆に
後者を厚肉に形成しても良いほか、内外層ヲシリコーン
ゴム以外の他の公知のゴムで形成しても良い。
リッドゴム層(3)より厚肉に形成されているが、逆に
後者を厚肉に形成しても良いほか、内外層ヲシリコーン
ゴム以外の他の公知のゴムで形成しても良い。
(発明の効果)
本発明においては、金属芯軸の外周上に形成する内層及
び外層の肉厚を均一に形成することか容易で、しかも内
外層間に気泡か混入することもないので品質の良い二層
ゴムローラを得ることかできる。
び外層の肉厚を均一に形成することか容易で、しかも内
外層間に気泡か混入することもないので品質の良い二層
ゴムローラを得ることかできる。
また、外層のソリッドゴムの加硫に際して、内層のスポ
ンジゴl、の発泡圧力を利用することかでき、プレス等
の別途の加圧装置か不要になるほか、パイプ状の金型を
用いるので金型のパーティングラインか成形されず、ロ
ーラの仕上げ研摩は最小限で済ますことができるか若し
くは不要になり、製造効率の良いものである。
ンジゴl、の発泡圧力を利用することかでき、プレス等
の別途の加圧装置か不要になるほか、パイプ状の金型を
用いるので金型のパーティングラインか成形されず、ロ
ーラの仕上げ研摩は最小限で済ますことができるか若し
くは不要になり、製造効率の良いものである。
第1図は予備成形したロールを型内にセットした状態を
示す断面図、第2図は型内て加熱加硫を完了した状態を
示す断面図である。 ・・・金属芯軸1 98.内層(スポンジゴム層)、 ・・・外層(ソリッドゴム層)、 ・・・パイプ状金型。
示す断面図、第2図は型内て加熱加硫を完了した状態を
示す断面図である。 ・・・金属芯軸1 98.内層(スポンジゴム層)、 ・・・外層(ソリッドゴム層)、 ・・・パイプ状金型。
Claims (1)
- (1)表面に接着剤を塗布した金属芯軸を第1の押出機
のクロスヘッドダイを通過させて上記金属芯軸の周囲に
発泡剤を含む未加硫ゴムからなる内層を形成し、次いで
これを第2の押出機のクロスヘッドダイを通過させて上
記内層の周囲に発泡剤を含まない未加硫ゴムからなる外
層を形成した後、上記内外層を積層した金属芯軸をこれ
より径大のパイプ状型内に装入した状態で加熱すること
により、上記内層を発泡膨張させると共にこれにより上
記外層を上記型内周面に密着させて加圧加硫し、上記金
属芯軸に加硫接着させた内層をスポンジゴム層、上記内
層に加硫接着させた外層をソリッドゴム層に形成するよ
うにしたことを特徴とするゴムローラの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2274221A JPH04147839A (ja) | 1990-10-11 | 1990-10-11 | ゴムローラの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2274221A JPH04147839A (ja) | 1990-10-11 | 1990-10-11 | ゴムローラの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04147839A true JPH04147839A (ja) | 1992-05-21 |
Family
ID=17538714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2274221A Pending JPH04147839A (ja) | 1990-10-11 | 1990-10-11 | ゴムローラの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04147839A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005047266A (ja) * | 2003-07-17 | 2005-02-24 | Hokushin Ind Inc | 二層ロールの製造方法及び円筒部材の製造方法 |
-
1990
- 1990-10-11 JP JP2274221A patent/JPH04147839A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005047266A (ja) * | 2003-07-17 | 2005-02-24 | Hokushin Ind Inc | 二層ロールの製造方法及び円筒部材の製造方法 |
JP4562072B2 (ja) * | 2003-07-17 | 2010-10-13 | シンジーテック株式会社 | 二層ロールの製造方法及び円筒部材の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
FR2431368A1 (fr) | Procede de fabrication de panneaux de garnissage conformes et perfores | |
CN109968765B (zh) | 一种海绵垫布及其制备方法与应用 | |
JPH04147839A (ja) | ゴムローラの製造方法 | |
JPS6126070A (ja) | 電子複写機の熱定着部用ロ−ラ及びその製造方法 | |
JPH0548739B2 (ja) | ||
JP2002156857A (ja) | 定着用ロールおよびその製造方法 | |
JPH08211774A (ja) | 二層弾性ロールとその製造方法 | |
JPH08339119A (ja) | 二層ゴムローラおよびその製造方法 | |
JPS6068927A (ja) | ロ−ラの製造方法 | |
JP2002321287A (ja) | 生タイヤ製造方法及びその製造装置 | |
US20020053393A1 (en) | Manufacturing method of belt and manufacturing apparatus | |
JP2749670B2 (ja) | 熱発泡性樹脂組成物からなるパイプ状物の製造方法 | |
JP2002189369A (ja) | 定着用ロールおよびその製造方法 | |
JP2002316335A (ja) | ゴムロールの製造方法 | |
JPH09267405A (ja) | 表面シボ模様付き発泡チューブの製造方法 | |
JPS6328003B2 (ja) | ||
JPS61163816A (ja) | スポンジロ−ルの製造方法 | |
JPH08276512A (ja) | 帯電ロールの製造方法 | |
JPH02282283A (ja) | 定着器用ロール | |
JP2003156960A (ja) | 定着用加圧ロール及びその製造方法 | |
JP2002168236A (ja) | 発泡ゴムロール及び発泡ゴムロールの製造方法 | |
JPS6152800B2 (ja) | ||
JPS6158705A (ja) | 自動車用内装材の成形方法 | |
JPS6149828A (ja) | 自動車用内装部品における表皮材の端末処理方法 | |
JPH04257407A (ja) | 表皮材の成形方法 |