JPH08339119A - 二層ゴムローラおよびその製造方法 - Google Patents
二層ゴムローラおよびその製造方法Info
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- JPH08339119A JPH08339119A JP14448195A JP14448195A JPH08339119A JP H08339119 A JPH08339119 A JP H08339119A JP 14448195 A JP14448195 A JP 14448195A JP 14448195 A JP14448195 A JP 14448195A JP H08339119 A JPH08339119 A JP H08339119A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 内外層の肉厚が均一であって表面欠陥がな
く、かつ内外層の接着が完全で内外層間にエア溜りが発
生することのないゴムローラを提供する。 【構成】 円筒状の金型の内面に、金型の内径と大略同
じ外径を有する加硫済みのソリッドゴムチューブを配置
し、金型の中心部には、未発泡のスポンジゴムを周囲に
設けた芯軸を装着し、スポンジゴムを発泡膨張させソリ
ッドゴムチューブと密着させた後、このスポンジゴムを
加硫させてソリッドゴムチューブと加硫接着させる二層
ゴムローラの製造方法であって、スポンジゴムと密着す
るソリッドゴムチューブ内面にあらかじめ軸方向の溝を
複数形成した。
く、かつ内外層の接着が完全で内外層間にエア溜りが発
生することのないゴムローラを提供する。 【構成】 円筒状の金型の内面に、金型の内径と大略同
じ外径を有する加硫済みのソリッドゴムチューブを配置
し、金型の中心部には、未発泡のスポンジゴムを周囲に
設けた芯軸を装着し、スポンジゴムを発泡膨張させソリ
ッドゴムチューブと密着させた後、このスポンジゴムを
加硫させてソリッドゴムチューブと加硫接着させる二層
ゴムローラの製造方法であって、スポンジゴムと密着す
るソリッドゴムチューブ内面にあらかじめ軸方向の溝を
複数形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機等の電子写真
装置に用いられる現像ローラ、帯電ローラ、転写ローラ
等のゴムローラに関し、特に、スポンジゴムからなる内
層と、ソリッドゴムからなる外層とが積層されている二
層ゴムローラおよびその製造方法に関するものである。
装置に用いられる現像ローラ、帯電ローラ、転写ローラ
等のゴムローラに関し、特に、スポンジゴムからなる内
層と、ソリッドゴムからなる外層とが積層されている二
層ゴムローラおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置に用いられる現像ローラ、
帯電ローラ、転写ローラ等は感光体と接触しており、装
置の高画質化を達成するために硬度の低いローラが求め
られる。それは、たとえば現像装置においては、現像ロ
ーラが硬い場合、現像された可視像にジッター等の画像
欠陥が生じてしまうからである。硬度の低いローラとし
て、スポンジゴム製のものが一般的である。
帯電ローラ、転写ローラ等は感光体と接触しており、装
置の高画質化を達成するために硬度の低いローラが求め
られる。それは、たとえば現像装置においては、現像ロ
ーラが硬い場合、現像された可視像にジッター等の画像
欠陥が生じてしまうからである。硬度の低いローラとし
て、スポンジゴム製のものが一般的である。
【0003】一方、電子写真装置に用いられるローラ
は、装置の高画質化を達成するために、特にその表面の
電気的特性、あるいは磁気的特性を調整する必要がある
が、単にスポンジゴム製のローラを用いたのではこの要
求を満足することはできない。これを解決する手段とし
ては、スポンジゴムの表層にソリッドゴムを積層した二
層構造のローラにするのが一般的である。
は、装置の高画質化を達成するために、特にその表面の
電気的特性、あるいは磁気的特性を調整する必要がある
が、単にスポンジゴム製のローラを用いたのではこの要
求を満足することはできない。これを解決する手段とし
ては、スポンジゴムの表層にソリッドゴムを積層した二
層構造のローラにするのが一般的である。
【0004】この種の二層ゴムローラの製造にあたって
は、実開昭59−39315号公報に記載されているよ
うに、未発泡のスポンジゴムシートをロール芯軸に所定
の厚さまで捲回し、さらにその外周に未加硫のソリッド
ゴムシートを同様に捲回した後、これら未発泡ゴムシー
トと未加硫ゴムシートとを加熱加圧下で加硫一体化させ
る方法が知られている。
は、実開昭59−39315号公報に記載されているよ
うに、未発泡のスポンジゴムシートをロール芯軸に所定
の厚さまで捲回し、さらにその外周に未加硫のソリッド
ゴムシートを同様に捲回した後、これら未発泡ゴムシー
トと未加硫ゴムシートとを加熱加圧下で加硫一体化させ
る方法が知られている。
【0005】しかし、この方法では、ゴムシートを芯軸
のまわりに捲回して被覆する際に、内外層を全周にわた
って均一の厚さに形成することが困難である。特に、外
層の厚さむらは電気的特性や磁気的特性のむらとなり、
画像むら等の不具合が発生する。
のまわりに捲回して被覆する際に、内外層を全周にわた
って均一の厚さに形成することが困難である。特に、外
層の厚さむらは電気的特性や磁気的特性のむらとなり、
画像むら等の不具合が発生する。
【0006】また、特開平4−147839号公報に記
載の方法では、芯軸の周囲に第一の押出機のクロスヘッ
ドダイで未加硫スポンジゴムからなる内層を形成し、つ
いで、第二の押出機のクロスヘッドダイを通過させて未
加硫ソリッドゴムからなる外層を形成した後、パイプ状
金型内で加熱加硫、発泡させる方法が提案されている。
この方法では、クロスヘッドダイを使用した押出成形で
内外層を被覆することにより、各層の厚さむらは比較的
低減する。
載の方法では、芯軸の周囲に第一の押出機のクロスヘッ
ドダイで未加硫スポンジゴムからなる内層を形成し、つ
いで、第二の押出機のクロスヘッドダイを通過させて未
加硫ソリッドゴムからなる外層を形成した後、パイプ状
金型内で加熱加硫、発泡させる方法が提案されている。
この方法では、クロスヘッドダイを使用した押出成形で
内外層を被覆することにより、各層の厚さむらは比較的
低減する。
【0007】しかし、内外層を同時に加熱加硫、発泡さ
せるこの方法では、内層スポンジゴムの発泡と外層ソリ
ッドゴムの加硫とのタイミングを制御することが非常に
困難である。そして、内層スポンジゴムが均一発泡する
前に外層の加硫が始まると、外層と金型内面との密着性
が乏しくなり、ローラ表面にうねり等の外観上の欠陥が
発生してしまう。特に、外層が磁性体粉末を含有するよ
うな場合、外層の粘度が高いことから、この現象は特に
顕著となる。また、内層スポンジの発泡、加硫が先行
し、外層の加硫が遅れた場合、内層スポンジが均一に発
泡しないと、外層の厚みむらが生じる。
せるこの方法では、内層スポンジゴムの発泡と外層ソリ
ッドゴムの加硫とのタイミングを制御することが非常に
困難である。そして、内層スポンジゴムが均一発泡する
前に外層の加硫が始まると、外層と金型内面との密着性
が乏しくなり、ローラ表面にうねり等の外観上の欠陥が
発生してしまう。特に、外層が磁性体粉末を含有するよ
うな場合、外層の粘度が高いことから、この現象は特に
顕著となる。また、内層スポンジの発泡、加硫が先行
し、外層の加硫が遅れた場合、内層スポンジが均一に発
泡しないと、外層の厚みむらが生じる。
【0008】本発明者は、上記二層構造のゴムローラの
製造方法についての検討の過程で、つぎのような方法を
すでに創案している。この方法は、図9に示すように、
パイプ状金型6の内面に、金型6の内径と同じ外径を有
する加硫済のソリッドゴムチューブ1を配置し、金型の
中心部には未発泡のスポンジゴム2が周囲に形成された
芯軸3を装着し、このスポンジゴム2を発泡膨張させて
ソリッドゴムチューブ1と密着させた後、このスポンジ
ゴム2を加硫させてソリッドゴムチューブ1と加硫接着
させるものである。この方法によれば、外層の表面欠陥
がなく、また厚さを高精度に調整することができる。
製造方法についての検討の過程で、つぎのような方法を
すでに創案している。この方法は、図9に示すように、
パイプ状金型6の内面に、金型6の内径と同じ外径を有
する加硫済のソリッドゴムチューブ1を配置し、金型の
中心部には未発泡のスポンジゴム2が周囲に形成された
芯軸3を装着し、このスポンジゴム2を発泡膨張させて
ソリッドゴムチューブ1と密着させた後、このスポンジ
ゴム2を加硫させてソリッドゴムチューブ1と加硫接着
させるものである。この方法によれば、外層の表面欠陥
がなく、また厚さを高精度に調整することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スポン
ジゴム2を発泡膨張させてソリッドゴムチューブ1と密
着させる際に、ソリッドゴムチューブ1内面との間に隙
間がないために、図10に示すように、スポンジゴム2
の発泡時に発生するガスの発散経路が閉塞してしまい、
結果として内外層間に多数のエア溜り5が生じてしま
う。このエア溜り5により内外層の接着強度が低下し、
時にはソリッドゴムチューブ1とスポンジゴム2が剥離
してしまうという不具合があった。
ジゴム2を発泡膨張させてソリッドゴムチューブ1と密
着させる際に、ソリッドゴムチューブ1内面との間に隙
間がないために、図10に示すように、スポンジゴム2
の発泡時に発生するガスの発散経路が閉塞してしまい、
結果として内外層間に多数のエア溜り5が生じてしま
う。このエア溜り5により内外層の接着強度が低下し、
時にはソリッドゴムチューブ1とスポンジゴム2が剥離
してしまうという不具合があった。
【0010】この発明は、以上の実情を背景としてなさ
れたもので、スポンジゴムからなる内層とソリッドゴム
からなる外層を積層した二層構造のゴムローラにおい
て、内外層の肉厚が均一であって表面欠陥がなく、かつ
内外層の接着が完全で内外層間にエア溜りが発生するこ
とのない二層ゴムローラおよびその製造方法を提供する
ことを目的としている。
れたもので、スポンジゴムからなる内層とソリッドゴム
からなる外層を積層した二層構造のゴムローラにおい
て、内外層の肉厚が均一であって表面欠陥がなく、かつ
内外層の接着が完全で内外層間にエア溜りが発生するこ
とのない二層ゴムローラおよびその製造方法を提供する
ことを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の二層ゴムローラの製造方法は、円
筒状の金型の内面に、金型の内径と大略同じ外径を有し
かつ内面に軸方向に延びる複数の溝が形成された加硫済
のソリッドゴムチューブを配置し、前記金型の中心部に
は、未発泡のスポンジゴムが周囲に設けられた芯軸を装
着し、前記スポンジゴムを発泡膨張させ、前記ソリッド
ゴムチューブと密着させた後、前記スポンジゴムを加硫
させて、前記ソリッドゴムチューブと加硫接着させるこ
とを特徴としている。
め、請求項1に記載の二層ゴムローラの製造方法は、円
筒状の金型の内面に、金型の内径と大略同じ外径を有し
かつ内面に軸方向に延びる複数の溝が形成された加硫済
のソリッドゴムチューブを配置し、前記金型の中心部に
は、未発泡のスポンジゴムが周囲に設けられた芯軸を装
着し、前記スポンジゴムを発泡膨張させ、前記ソリッド
ゴムチューブと密着させた後、前記スポンジゴムを加硫
させて、前記ソリッドゴムチューブと加硫接着させるこ
とを特徴としている。
【0012】請求項2に記載の二層ゴムローラは、ソリ
ッドゴムチューブと、このソリッドゴムチューブと同軸
の芯軸の外周まわりに所定の肉厚で配設されるスポンジ
ゴムとを備え、このスポンジゴムの発泡膨張によってこ
のスポンジゴムの外周面が前記ソリッドゴムチューブの
内周面に密着され、前記スポンジゴムを加硫することに
よって前記スポンジゴムと前記ソリッドゴムチューブと
が接合されている二層ゴムローラにおいて、前記ソリッ
ドゴムチューブの内周面に前記ソリッドゴムチューブの
軸方向に延びる複数の溝が形成されていることを特徴と
している。
ッドゴムチューブと、このソリッドゴムチューブと同軸
の芯軸の外周まわりに所定の肉厚で配設されるスポンジ
ゴムとを備え、このスポンジゴムの発泡膨張によってこ
のスポンジゴムの外周面が前記ソリッドゴムチューブの
内周面に密着され、前記スポンジゴムを加硫することに
よって前記スポンジゴムと前記ソリッドゴムチューブと
が接合されている二層ゴムローラにおいて、前記ソリッ
ドゴムチューブの内周面に前記ソリッドゴムチューブの
軸方向に延びる複数の溝が形成されていることを特徴と
している。
【0013】請求項3に記載の二層ゴムローラは、請求
項2に記載の二層ゴムローラにおいて、前記ソリッドゴ
ムチューブは、軸方向に延びる複数の溝が外周面に形成
された円筒状金属芯材の周囲に未加硫ゴムを被覆した
後、加硫することにより成形されていることを特徴とし
ている。
項2に記載の二層ゴムローラにおいて、前記ソリッドゴ
ムチューブは、軸方向に延びる複数の溝が外周面に形成
された円筒状金属芯材の周囲に未加硫ゴムを被覆した
後、加硫することにより成形されていることを特徴とし
ている。
【0014】請求項4に記載の二層ゴムローラは、請求
項2に記載の二層ゴムローラにおいて、前記溝の断面形
状は前記ソリッドゴムローラの周まわり方向に同形の鋸
歯形状とされていることを特徴としている。
項2に記載の二層ゴムローラにおいて、前記溝の断面形
状は前記ソリッドゴムローラの周まわり方向に同形の鋸
歯形状とされていることを特徴としている。
【0015】
【作用】請求項1に記載の二層ゴムローラの製造方法に
よれば、スポンジゴムと密着するソリッドゴムチューブ
内面にあらかじめ軸方向に延びる複数の溝を形成したの
で、内外層間(ソリッドゴムチューブ内面とスポンジゴ
ム外面との間)にエア溜りが生じることなく、内外層間
の接着が完全となり、かつ内外層の肉厚が均一であって
表面欠陥のない二層ゴムローラを提供することができ
る。
よれば、スポンジゴムと密着するソリッドゴムチューブ
内面にあらかじめ軸方向に延びる複数の溝を形成したの
で、内外層間(ソリッドゴムチューブ内面とスポンジゴ
ム外面との間)にエア溜りが生じることなく、内外層間
の接着が完全となり、かつ内外層の肉厚が均一であって
表面欠陥のない二層ゴムローラを提供することができ
る。
【0016】請求項2に記載の二層ゴムローラによれ
ば、ソリッドゴムチューブと、このソリッドゴムチュー
ブと同軸の芯軸の外周まわりに所定の肉厚で配設される
スポンジゴムとを備え、このスポンジゴムの発泡膨張に
よってこのスポンジゴムの外周面が前記ソリッドゴムチ
ューブの内周面に密着され、前記スポンジゴムを加硫す
ることによって前記スポンジゴムと前記ソリッドゴムチ
ューブとが接合されている二層ゴムローラにおいて、前
記ソリッドゴムチューブの内周面に前記ソリッドゴムチ
ューブの軸方向に延びる複数の溝が形成されているの
で、内外層間にエア溜りが生じることなく、内外層間の
接着が完全なものとなり、かつ内外層の肉厚が均一であ
って表面欠陥がない。
ば、ソリッドゴムチューブと、このソリッドゴムチュー
ブと同軸の芯軸の外周まわりに所定の肉厚で配設される
スポンジゴムとを備え、このスポンジゴムの発泡膨張に
よってこのスポンジゴムの外周面が前記ソリッドゴムチ
ューブの内周面に密着され、前記スポンジゴムを加硫す
ることによって前記スポンジゴムと前記ソリッドゴムチ
ューブとが接合されている二層ゴムローラにおいて、前
記ソリッドゴムチューブの内周面に前記ソリッドゴムチ
ューブの軸方向に延びる複数の溝が形成されているの
で、内外層間にエア溜りが生じることなく、内外層間の
接着が完全なものとなり、かつ内外層の肉厚が均一であ
って表面欠陥がない。
【0017】請求項3に記載の二層ゴムローラによれ
ば、ソリッドゴムチューブは、軸方向に延びる複数の溝
が外周面に形成された円筒状金属芯材の周囲に未加硫ゴ
ムを被覆した後、加硫することにより成形されているの
で、内面に溝が形成されたソリッドゴムチューブを簡便
に製作することができる。
ば、ソリッドゴムチューブは、軸方向に延びる複数の溝
が外周面に形成された円筒状金属芯材の周囲に未加硫ゴ
ムを被覆した後、加硫することにより成形されているの
で、内面に溝が形成されたソリッドゴムチューブを簡便
に製作することができる。
【0018】請求項4に記載の二層ゴムローラによれ
ば、ソリッドゴムチューブの内周面にソリッドゴムチュ
ーブの軸方向に延びる複数の溝が形成され、これらの溝
の断面形状は周まわり方向に同形の鋸歯形状とされてい
るので、ソリッドゴムチューブの周方向の肉厚が均一に
保たれ、ソリッドゴムチューブとスポンジゴムとの密着
性が良好となり、しかも剛体と接触したときの当接幅、
回転トルク、表面硬度の安定化を図ることができる。
ば、ソリッドゴムチューブの内周面にソリッドゴムチュ
ーブの軸方向に延びる複数の溝が形成され、これらの溝
の断面形状は周まわり方向に同形の鋸歯形状とされてい
るので、ソリッドゴムチューブの周方向の肉厚が均一に
保たれ、ソリッドゴムチューブとスポンジゴムとの密着
性が良好となり、しかも剛体と接触したときの当接幅、
回転トルク、表面硬度の安定化を図ることができる。
【0019】
【実施例】以下、図示する実施例にもとづいてこの発明
を説明する。
を説明する。
【0020】(実施例1)図1は、二層ゴムローラの製
造工程を示す概略図である。この実施例では、磁性一成
分現像装置に用いられる二層ゴムローラの製造方法につ
いて述べるが、この発明による製造方法は、転写あるい
は帯電装置に用いられる二層ゴムローラについても適用
できる。
造工程を示す概略図である。この実施例では、磁性一成
分現像装置に用いられる二層ゴムローラの製造方法につ
いて述べるが、この発明による製造方法は、転写あるい
は帯電装置に用いられる二層ゴムローラについても適用
できる。
【0021】まず、ソリッドゴムチューブを以下の手順
にしたがって作成する。磁性体粉末(バリウムフェライ
ト)および加硫剤を配合したEPDMゴムをミキシング
ロールによって均一に混練し、未加硫のEPDMゴムシ
ートを押出予備成形により製作する。この未加硫ゴムシ
ートを円筒状金属芯材周囲に捲回し、プレス加硫した後
円筒研削により研磨仕上げをおこなう。このゴムを金属
芯材から脱離し、肉厚の均一なソリッドゴムチューブを
得る。なお、ソリッドゴムチューブの製作は加熱炉によ
る加硫、蒸気加硫、UHF等連続加硫やクロスヘッドダ
イを使用した押出成形でも同様におこなうことができ
る。なお、上記研磨仕上げは、最終成形品を得た段階で
おこなってもよい。
にしたがって作成する。磁性体粉末(バリウムフェライ
ト)および加硫剤を配合したEPDMゴムをミキシング
ロールによって均一に混練し、未加硫のEPDMゴムシ
ートを押出予備成形により製作する。この未加硫ゴムシ
ートを円筒状金属芯材周囲に捲回し、プレス加硫した後
円筒研削により研磨仕上げをおこなう。このゴムを金属
芯材から脱離し、肉厚の均一なソリッドゴムチューブを
得る。なお、ソリッドゴムチューブの製作は加熱炉によ
る加硫、蒸気加硫、UHF等連続加硫やクロスヘッドダ
イを使用した押出成形でも同様におこなうことができ
る。なお、上記研磨仕上げは、最終成形品を得た段階で
おこなってもよい。
【0022】つぎに、図2に示すように、得られたソリ
ッドゴムチューブ11の内面に彫刻加工等により軸方向
の溝12を複数形成する。溝12の形状(幅、深さ)
は、ローラの磁気特性、電気特性に悪影響を与えないよ
うに考慮する。溝12の本数は任意であるが、この実施
例ではローラの着磁パターンの本数と同数とした。これ
により、現像時の着磁ピッチむらを低減することができ
る。
ッドゴムチューブ11の内面に彫刻加工等により軸方向
の溝12を複数形成する。溝12の形状(幅、深さ)
は、ローラの磁気特性、電気特性に悪影響を与えないよ
うに考慮する。溝12の本数は任意であるが、この実施
例ではローラの着磁パターンの本数と同数とした。これ
により、現像時の着磁ピッチむらを低減することができ
る。
【0023】金型16への組付は、図3に示すようにお
こなう。金型16の両側面部には、円周方向に沿って、
ソリッドゴムチューブ11の肉厚よりも小さい径の複数
の通気孔31が溝12に臨むようにして設けられてい
る。内径20mmのパイプ状金型16に加硫済ソリッド
ゴムチューブ11をセットし、その中心部に未発泡スポ
ンジゴム14が被覆された金属芯軸3を挿入する。
こなう。金型16の両側面部には、円周方向に沿って、
ソリッドゴムチューブ11の肉厚よりも小さい径の複数
の通気孔31が溝12に臨むようにして設けられてい
る。内径20mmのパイプ状金型16に加硫済ソリッド
ゴムチューブ11をセットし、その中心部に未発泡スポ
ンジゴム14が被覆された金属芯軸3を挿入する。
【0024】ついで、電気炉中で発泡剤の分解温度以
上、かつ加硫の進行しない所定の温度域で発泡をおこな
う。この加熱によりスポンジゴム14は発泡膨張し、図
4に示すように、パイプ状金型16内のソリッドゴムチ
ューブ11の内面に到達する。この際、ソリッドゴムチ
ューブ11の内面には軸方向の溝12が複数設けられて
いるので、この溝12との間に隙間が生じる。この隙間
が発泡時に発生するガスの発散経路となるので、ソリッ
ドゴムチューブ11とスポンジゴム14との間にはエア
溜りが生じない。その後、スポンジゴム14の発泡は進
行し、スポンジゴム14はソリッドゴムチューブ11の
内面と密着する(図5参照)。また、ソリッドゴムチュ
ーブ11は金型16の内面で形状が規制されており、変
形等は生じない。
上、かつ加硫の進行しない所定の温度域で発泡をおこな
う。この加熱によりスポンジゴム14は発泡膨張し、図
4に示すように、パイプ状金型16内のソリッドゴムチ
ューブ11の内面に到達する。この際、ソリッドゴムチ
ューブ11の内面には軸方向の溝12が複数設けられて
いるので、この溝12との間に隙間が生じる。この隙間
が発泡時に発生するガスの発散経路となるので、ソリッ
ドゴムチューブ11とスポンジゴム14との間にはエア
溜りが生じない。その後、スポンジゴム14の発泡は進
行し、スポンジゴム14はソリッドゴムチューブ11の
内面と密着する(図5参照)。また、ソリッドゴムチュ
ーブ11は金型16の内面で形状が規制されており、変
形等は生じない。
【0025】さらに、電気炉中でスポンジゴム14の発
泡時よりも高い温度で所定時間加熱する。これにより発
泡圧力でソリッドゴムチューブ11に密着していたスポ
ンジゴム14はソリッドゴムチューブ11の内面と加硫
接着する。
泡時よりも高い温度で所定時間加熱する。これにより発
泡圧力でソリッドゴムチューブ11に密着していたスポ
ンジゴム14はソリッドゴムチューブ11の内面と加硫
接着する。
【0026】加硫加熱後、脱型することにより、金属芯
軸13の外周にスポンジゴム14からなる内層とソリッ
ドゴム11からなる外層を積層した二層構造のゴムロー
ラ17が得られる。この二層ゴムローラ17において、
金属芯軸13と内層が、および内層と外層がそれぞれ加
硫接着しており、内外層間にエア溜りが生じないため、
容易には剥離することがない。この二層ゴムローラ17
は硬度45(JISA)であり、感光体に十分に当接し
得る軟らかいもので、かつ内外層の厚みむらや表面欠陥
は見られるものではない。
軸13の外周にスポンジゴム14からなる内層とソリッ
ドゴム11からなる外層を積層した二層構造のゴムロー
ラ17が得られる。この二層ゴムローラ17において、
金属芯軸13と内層が、および内層と外層がそれぞれ加
硫接着しており、内外層間にエア溜りが生じないため、
容易には剥離することがない。この二層ゴムローラ17
は硬度45(JISA)であり、感光体に十分に当接し
得る軟らかいもので、かつ内外層の厚みむらや表面欠陥
は見られるものではない。
【0027】この実施例ではソリッドゴム、スポンジゴ
ムとともにEPDMを用いた。これは、加工性が良好
で、また、二層ゴムローラ17が直接外気に曝されるこ
とから、耐候性、耐オゾン性、耐熱性が良好で、しかも
コストが安いためであるが、その他公知の各種合成ゴム
で形成することも可能である。両者を同一のゴムで形成
することにより、接着強度は向上する。
ムとともにEPDMを用いた。これは、加工性が良好
で、また、二層ゴムローラ17が直接外気に曝されるこ
とから、耐候性、耐オゾン性、耐熱性が良好で、しかも
コストが安いためであるが、その他公知の各種合成ゴム
で形成することも可能である。両者を同一のゴムで形成
することにより、接着強度は向上する。
【0028】この実施例で得られた二層ゴムローラ17
を着磁ヨークを用いて着磁することにより、低硬度の磁
性現像ローラが得られる。この磁性現像ローラは、肉厚
が均一でかつ内外層間にエア溜りが存在しないため、電
気的特性、磁気的特性にむらがない。したがって、トナ
ーを安定的に供給、現像ができ、良好な画質を得ること
ができる。
を着磁ヨークを用いて着磁することにより、低硬度の磁
性現像ローラが得られる。この磁性現像ローラは、肉厚
が均一でかつ内外層間にエア溜りが存在しないため、電
気的特性、磁気的特性にむらがない。したがって、トナ
ーを安定的に供給、現像ができ、良好な画質を得ること
ができる。
【0029】(実施例2)図6〜図8は、この発明の実
施例2を示す。図7において、21は二層ゴムローラ
で、ソリッドゴムチューブ22と、このソリッドゴムチ
ューブ22と同軸の芯軸23の外周まわりに一定の肉厚
で配設されるスポンジゴム24とを備えている。二層ゴ
ムローラ21は、実施例1の二層ゴムローラ17と同様
に、スポンジゴム24の発泡膨張によってこのスポンジ
ゴム24の外周面はソリッドゴムチューブの内周面に密
着され、スポンジゴム24を加硫することによってスポ
ンジゴム24とソリッドゴムチューブ22とが接合され
ている。
施例2を示す。図7において、21は二層ゴムローラ
で、ソリッドゴムチューブ22と、このソリッドゴムチ
ューブ22と同軸の芯軸23の外周まわりに一定の肉厚
で配設されるスポンジゴム24とを備えている。二層ゴ
ムローラ21は、実施例1の二層ゴムローラ17と同様
に、スポンジゴム24の発泡膨張によってこのスポンジ
ゴム24の外周面はソリッドゴムチューブの内周面に密
着され、スポンジゴム24を加硫することによってスポ
ンジゴム24とソリッドゴムチューブ22とが接合され
ている。
【0030】そして、ソリッドゴムチューブ22の内周
面には、図6に示すように、ソリッドゴムチューブ22
の軸方向に延びる複数の溝25が形成され、これらの溝
25の断面形状はソリッドゴムチューブ22の周まわり
方向に同形の鋸歯形状とされている。
面には、図6に示すように、ソリッドゴムチューブ22
の軸方向に延びる複数の溝25が形成され、これらの溝
25の断面形状はソリッドゴムチューブ22の周まわり
方向に同形の鋸歯形状とされている。
【0031】このような構成とすることにより、図8に
示すように、ソリッドゴムチューブ22の周方向(矢印
方向)の肉厚が均一に保たれ、ソリッドゴムチューブ2
2とスポンジゴムとの密着性が良好となり、しかも剛体
26と接触したときの当接幅、回転トルク、表面硬度の
安定化を図ることができる。
示すように、ソリッドゴムチューブ22の周方向(矢印
方向)の肉厚が均一に保たれ、ソリッドゴムチューブ2
2とスポンジゴムとの密着性が良好となり、しかも剛体
26と接触したときの当接幅、回転トルク、表面硬度の
安定化を図ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、スポンジゴムと密着するソリッドゴムチュ
ーブ内面にあらかじめ軸方向に延びる複数の溝を形成し
たので、ソリッドゴムチューブ内面とスポンジゴム外面
との間にエア溜りが生じることなく、内外層間の接着が
完全となり、かつ内外層の肉厚が均一であって表面欠陥
のない二層ゴムローラを提供することができるという効
果がある。
明によれば、スポンジゴムと密着するソリッドゴムチュ
ーブ内面にあらかじめ軸方向に延びる複数の溝を形成し
たので、ソリッドゴムチューブ内面とスポンジゴム外面
との間にエア溜りが生じることなく、内外層間の接着が
完全となり、かつ内外層の肉厚が均一であって表面欠陥
のない二層ゴムローラを提供することができるという効
果がある。
【0033】請求項2に記載の発明によれば、ソリッド
ゴムチューブと、このソリッドゴムチューブと同軸の芯
軸の外周まわりに所定の肉厚で配設されるスポンジゴム
とを備え、このスポンジゴムの発泡膨張によってこのス
ポンジゴムの外周面が前記ソリッドゴムチューブの内周
面に密着され、前記スポンジゴムを加硫することによっ
て前記スポンジゴムと前記ソリッドゴムチューブとが接
合されている二層ゴムローラにおいて、前記ソリッドゴ
ムチューブの内周面に前記ソリッドゴムチューブの軸方
向に延びる複数の溝が形成されているので、内外層間に
エア溜りが生じることなく、内外層間の接着が完全なも
のとなり、かつ内外層の肉厚が均一であって表面欠陥が
ないという効果がある。
ゴムチューブと、このソリッドゴムチューブと同軸の芯
軸の外周まわりに所定の肉厚で配設されるスポンジゴム
とを備え、このスポンジゴムの発泡膨張によってこのス
ポンジゴムの外周面が前記ソリッドゴムチューブの内周
面に密着され、前記スポンジゴムを加硫することによっ
て前記スポンジゴムと前記ソリッドゴムチューブとが接
合されている二層ゴムローラにおいて、前記ソリッドゴ
ムチューブの内周面に前記ソリッドゴムチューブの軸方
向に延びる複数の溝が形成されているので、内外層間に
エア溜りが生じることなく、内外層間の接着が完全なも
のとなり、かつ内外層の肉厚が均一であって表面欠陥が
ないという効果がある。
【0034】請求項3に記載の二層ゴムローラによれ
ば、ソリッドゴムチューブは、軸方向に延びる複数の溝
が外周面に形成された円筒状金属芯材の周囲に未加硫ゴ
ムを被覆した後、加硫することにより成形されているの
で、内面に溝が形成されたソリッドゴムチューブを簡便
に製作することができるという効果がある。
ば、ソリッドゴムチューブは、軸方向に延びる複数の溝
が外周面に形成された円筒状金属芯材の周囲に未加硫ゴ
ムを被覆した後、加硫することにより成形されているの
で、内面に溝が形成されたソリッドゴムチューブを簡便
に製作することができるという効果がある。
【0035】請求項4に記載の二層ゴムローラによれ
ば、ソリッドゴムチューブの内周面にソリッドゴムチュ
ーブの軸方向に延びる複数の溝が形成され、これらの溝
の断面形状は周まわり方向に同形の鋸歯形状とされてい
るので、ソリッドゴムチューブの周方向の肉厚が均一に
保たれ、ソリッドゴムチューブとスポンジゴムとの密着
性が良好となり、しかも剛体と接触したときの当接幅、
回転トルク、表面硬度の安定化を図ることができるとい
う効果がある。
ば、ソリッドゴムチューブの内周面にソリッドゴムチュ
ーブの軸方向に延びる複数の溝が形成され、これらの溝
の断面形状は周まわり方向に同形の鋸歯形状とされてい
るので、ソリッドゴムチューブの周方向の肉厚が均一に
保たれ、ソリッドゴムチューブとスポンジゴムとの密着
性が良好となり、しかも剛体と接触したときの当接幅、
回転トルク、表面硬度の安定化を図ることができるとい
う効果がある。
【図1】この発明の二層ゴムローラの製造工程を示す概
略図である。
略図である。
【図2】この発明の実施例1におけるソリッドゴムチュ
ーブの外観図斜視である。
ーブの外観図斜視である。
【図3】この発明の実施例1におけるスポンジゴム発泡
前のローラの断面図である。
前のローラの断面図である。
【図4】この発明の実施例1におけるスポンジゴム発泡
後のローラの断面図である。
後のローラの断面図である。
【図5】この発明の実施例1におけるスポンジゴム発泡
後のローラの断面拡大図である。
後のローラの断面拡大図である。
【図6】この発明の実施例2におけるソリッドゴムチュ
ーブの外観図である。
ーブの外観図である。
【図7】この発明の実施例2における二層ゴムローラの
外観斜視図である。
外観斜視図である。
【図8】この発明の実施例2におけるソリッドゴムチュ
ーブの説明図である。
ーブの説明図である。
【図9】従来のスポンジゴム発泡後のローラの側面図で
ある。
ある。
【図10】従来のスポンジゴム発泡後のローラの断面拡
大図である。
大図である。
11、22 ソリッドゴムチューブ 14、24 スポンジゴム 13、23 金属芯軸 16 パイプ状金型 12、25 溝
Claims (4)
- 【請求項1】 円筒状の金型の内面に、金型の内径と大
略同じ外径を有しかつ内面に軸方向に延びる複数の溝が
形成された加硫済のソリッドゴムチューブを配置し、前
記金型の中心部には、未発泡のスポンジゴムが周囲に設
けられた芯軸を装着し、前記スポンジゴムを発泡膨張さ
せ、前記ソリッドゴムチューブと密着させた後、前記ス
ポンジゴムを加硫させて、前記ソリッドゴムチューブと
加硫接着させることを特徴とする二層ゴムローラの製造
方法。 - 【請求項2】 ソリッドゴムチューブと、このソリッド
ゴムチューブと同軸の芯軸の外周まわりに所定の肉厚で
配設されるスポンジゴムとを備え、このスポンジゴムの
発泡膨張によってこのスポンジゴムの外周面が前記ソリ
ッドゴムチューブの内周面に密着され、前記スポンジゴ
ムを加硫することによって前記スポンジゴムと前記ソリ
ッドゴムチューブとが接合されている二層ゴムローラに
おいて、 前記ソリッドゴムチューブの内周面に前記ソリッドゴム
チューブの軸方向に延びる複数の溝が形成されているこ
とを特徴とする二層ゴムローラ。 - 【請求項3】 前記ソリッドゴムチューブは、軸方向に
延びる複数の溝が外周面に形成された円筒状金属芯材の
周囲に未加硫ゴムを被覆した後、加硫することにより成
形されていることを特徴とする請求項2に記載の二層ゴ
ムローラ。 - 【請求項4】 前記溝の断面形状は前記ソリッドゴムロ
ーラの周まわり方向に同形の鋸歯形状とされていること
を特徴とする請求項2に記載の二層ゴムローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14448195A JPH08339119A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | 二層ゴムローラおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14448195A JPH08339119A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | 二層ゴムローラおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08339119A true JPH08339119A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15363321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14448195A Pending JPH08339119A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | 二層ゴムローラおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08339119A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007086607A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Canon Chemicals Inc | 導電性ローラ、その製造方法および画像形成装置 |
JP2010085651A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Ntn Corp | 転写部材および画像形成装置 |
JP2012027189A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Hitachi Cable Ltd | ゴムローラ及びゴムローラの製造方法 |
CN115157641A (zh) * | 2022-08-17 | 2022-10-11 | 青岛科技大学 | 一种制备偏光片pva膜的延伸辊及其制造方法 |
-
1995
- 1995-06-12 JP JP14448195A patent/JPH08339119A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007086607A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Canon Chemicals Inc | 導電性ローラ、その製造方法および画像形成装置 |
JP2010085651A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Ntn Corp | 転写部材および画像形成装置 |
JP2012027189A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Hitachi Cable Ltd | ゴムローラ及びゴムローラの製造方法 |
CN115157641A (zh) * | 2022-08-17 | 2022-10-11 | 青岛科技大学 | 一种制备偏光片pva膜的延伸辊及其制造方法 |
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