JPH04147703A - 圧延機 - Google Patents
圧延機Info
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- JPH04147703A JPH04147703A JP27466690A JP27466690A JPH04147703A JP H04147703 A JPH04147703 A JP H04147703A JP 27466690 A JP27466690 A JP 27466690A JP 27466690 A JP27466690 A JP 27466690A JP H04147703 A JPH04147703 A JP H04147703A
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- JP
- Japan
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- roll
- bearing
- work
- rolls
- work rolls
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- Pending
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 title claims abstract description 43
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 22
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 206010011224 Cough Diseases 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/14—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories having counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load; Back-up rolls
- B21B13/147—Cluster mills, e.g. Sendzimir mills, Rohn mills, i.e. each work roll being supported by two rolls only arranged symmetrically with respect to the plane passing through the working rolls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/14—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories having counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load; Back-up rolls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B29/00—Counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load, e.g. backing rolls ; Roll bending devices, e.g. hydraulic actuators acting on roll shaft ends
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、広幅の硬質材料を薄板状に圧延する圧延機に
関する。
関する。
(従来の技術)
被圧延材を薄板状に圧延する圧延機は上下一対のワーク
ロールを有し、この上下ワークロール間に被圧延材を通
過させることで、被圧延材が圧延されるようになってい
る。そして、硬質材料用圧延機では、圧延荷重を下げる
ために小径のワークロールが用いられる。一方、被圧延
材を圧延する際、ワークロールのロール間隙に極小の誤
差があっても被圧延材の表面に目に見える波形が生じる
ことから、被圧延材を平坦に圧延するために、圧延機に
ワークロールの撓みを調整する機構を備えたものがある
。
ロールを有し、この上下ワークロール間に被圧延材を通
過させることで、被圧延材が圧延されるようになってい
る。そして、硬質材料用圧延機では、圧延荷重を下げる
ために小径のワークロールが用いられる。一方、被圧延
材を圧延する際、ワークロールのロール間隙に極小の誤
差があっても被圧延材の表面に目に見える波形が生じる
ことから、被圧延材を平坦に圧延するために、圧延機に
ワークロールの撓みを調整する機構を備えたものがある
。
この種の圧延機として、特開昭61−279303号公
報に開示されたものがある。これは、ワークロールを直
接或いは中間ロールを介して支持するローラチェーンを
有する支持体をワークロールの幅方向(軸心方向)に複
数個備え、各支持体の背後に夫々油圧シリンダを配設し
、この油圧シリンダの油圧圧下刃によりワークロールの
幅方向のロール撓みを調整するようにしたものである。
報に開示されたものがある。これは、ワークロールを直
接或いは中間ロールを介して支持するローラチェーンを
有する支持体をワークロールの幅方向(軸心方向)に複
数個備え、各支持体の背後に夫々油圧シリンダを配設し
、この油圧シリンダの油圧圧下刃によりワークロールの
幅方向のロール撓みを調整するようにしたものである。
(発明が解決しようとする課題)
前記従来のものにあっては、隣接する支持体のローラチ
ェーン間に隙間が在り、このため、ローラチェーンがワ
ークロール或いは中間ロールに接触する部分と接触しな
い部分とができてワークロールに荷重分布が生じ、ロー
ルコーティングのむらが生じる。このロールコーティン
グのむらが被圧延材に転写され、被圧延材にベアリング
マーク(光沢むら)が生じるものである。これを防止す
るためには、ローラチェーンのローラをワークロールの
幅方向に亘って一体に形成するか、又は、隣接するロー
ラチェーンをワークロールの幅方向において重複するよ
うにワークロール或いは中間ロールに接触させるように
すればよいが、ローラチェーンはワークロール或いは中
間ロール上を滑らかに転動する必要があり且つ油圧シリ
ンダによってワークロールに幅方向において部分的に油
圧圧下刃を作用させなければならないことから、ローラ
チェーンを前記のように構成することができない。
ェーン間に隙間が在り、このため、ローラチェーンがワ
ークロール或いは中間ロールに接触する部分と接触しな
い部分とができてワークロールに荷重分布が生じ、ロー
ルコーティングのむらが生じる。このロールコーティン
グのむらが被圧延材に転写され、被圧延材にベアリング
マーク(光沢むら)が生じるものである。これを防止す
るためには、ローラチェーンのローラをワークロールの
幅方向に亘って一体に形成するか、又は、隣接するロー
ラチェーンをワークロールの幅方向において重複するよ
うにワークロール或いは中間ロールに接触させるように
すればよいが、ローラチェーンはワークロール或いは中
間ロール上を滑らかに転動する必要があり且つ油圧シリ
ンダによってワークロールに幅方向において部分的に油
圧圧下刃を作用させなければならないことから、ローラ
チェーンを前記のように構成することができない。
本発明は、従来のものが持っていた以上のような問題点
を解消させるべく考慮されたもので、被圧延材の平坦度
を調整できるようにしたものであって、しかも、被圧延
材のベアリングマークを防止するようにした圧延機を提
供することを目的とする。
を解消させるべく考慮されたもので、被圧延材の平坦度
を調整できるようにしたものであって、しかも、被圧延
材のベアリングマークを防止するようにした圧延機を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明が前記目的を達成するために講じた第1の技術的
手段は、被圧延材を圧延する上下一対のワークロールを
支持する支持体を備え、ワークロールに圧延荷重が作用
した際、支持体の背後に備えたロール撓み調整手段で、
支持体を介してワークロールに、その幅方向において部
分的に圧延荷重に反する力を作用させてワークロールの
撓みを調整するようにした圧延機において、 前記支持体を、ワークロールと平行に配置され且つワー
クロールの幅方向全長に亘って一体に形成されたベアリ
ングロールと、このベアリングロールを定位置で回転自
在に支持するベアリングケースとを備えて構成すると共
に、撓曲可能に形成した点にあり、第2の技術的手段は
、被圧延材を圧延する上下一対のワークロールを支持す
る支持体をワークロールの幅方向全長に亘って複数個備
え、ワークロールに圧延荷重が作用した際、支持体の背
後に備えたロール撓み調整手段で、支持体を介してワー
クロールに、その幅方向において部分的に圧延荷重に反
する力を作用させてワークロールの撓みを調整するよう
にした圧延機において、前記支持体を、ワークロールと
平行に配置されたベアリングロールと、このベアリング
ロールを定位置で回転自在に支持するベアリングケース
とを備えて構成すると共に、撓曲可能に形成し、且つ、
隣接する支持体のベアリングロールを、ワークロールか
らの圧延荷重をワークロールの幅方向において重複して
受けるように構成した点にある。
手段は、被圧延材を圧延する上下一対のワークロールを
支持する支持体を備え、ワークロールに圧延荷重が作用
した際、支持体の背後に備えたロール撓み調整手段で、
支持体を介してワークロールに、その幅方向において部
分的に圧延荷重に反する力を作用させてワークロールの
撓みを調整するようにした圧延機において、 前記支持体を、ワークロールと平行に配置され且つワー
クロールの幅方向全長に亘って一体に形成されたベアリ
ングロールと、このベアリングロールを定位置で回転自
在に支持するベアリングケースとを備えて構成すると共
に、撓曲可能に形成した点にあり、第2の技術的手段は
、被圧延材を圧延する上下一対のワークロールを支持す
る支持体をワークロールの幅方向全長に亘って複数個備
え、ワークロールに圧延荷重が作用した際、支持体の背
後に備えたロール撓み調整手段で、支持体を介してワー
クロールに、その幅方向において部分的に圧延荷重に反
する力を作用させてワークロールの撓みを調整するよう
にした圧延機において、前記支持体を、ワークロールと
平行に配置されたベアリングロールと、このベアリング
ロールを定位置で回転自在に支持するベアリングケース
とを備えて構成すると共に、撓曲可能に形成し、且つ、
隣接する支持体のベアリングロールを、ワークロールか
らの圧延荷重をワークロールの幅方向において重複して
受けるように構成した点にある。
(作 用)
ワークロール2を支持する支持体3を撓曲可能に形成し
、この支持体3のベアリングロール6はベアリングケー
ス8に定位置で回転自在に支持されていることから、支
持体3の背後に設けたロール撓み調整手段でワークロー
ル2のロール撓みを調整することができるようにしたも
のであっても、ベアリングロール6をワークロール2の
幅方向全長に亘って一体に形成したり、又は、ワークロ
ール1の幅方向全長に亘って複数個設けられた支持体3
の隣接する該支持体3のベアリングロール6を、ワーク
ロール2からの圧延荷重をワークロール2の幅方向にお
いて重複して受けるように構成したりすることができ、
これらによって、ワークロール2の支持荷重が均一化し
て圧延荷重のむらが防止され、被圧延材5のベアリング
マークの発生が防止される。
、この支持体3のベアリングロール6はベアリングケー
ス8に定位置で回転自在に支持されていることから、支
持体3の背後に設けたロール撓み調整手段でワークロー
ル2のロール撓みを調整することができるようにしたも
のであっても、ベアリングロール6をワークロール2の
幅方向全長に亘って一体に形成したり、又は、ワークロ
ール1の幅方向全長に亘って複数個設けられた支持体3
の隣接する該支持体3のベアリングロール6を、ワーク
ロール2からの圧延荷重をワークロール2の幅方向にお
いて重複して受けるように構成したりすることができ、
これらによって、ワークロール2の支持荷重が均一化し
て圧延荷重のむらが防止され、被圧延材5のベアリング
マークの発生が防止される。
(実施例)
以下、発明の第1実施例を第1図乃至第3図に示す図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第1図において、圧延機1は上下一対の小径のワークロ
ール2と、該ワークロール2の背後を支持する上下一対
のローラベアリング(支持体)3と、該ローラベアリン
グ3を組込むハウジング4とを備えて構成されている。
ール2と、該ワークロール2の背後を支持する上下一対
のローラベアリング(支持体)3と、該ローラベアリン
グ3を組込むハウジング4とを備えて構成されている。
そして、各ワークロール2は図外の駆動モータによって
回転駆動され、圧延材5は上下のワークロール2間を通
過して圧延されるようになっており、この時発生する圧
延荷重はワークロール2からローラベアリング3に伝え
られる。
回転駆動され、圧延材5は上下のワークロール2間を通
過して圧延されるようになっており、この時発生する圧
延荷重はワークロール2からローラベアリング3に伝え
られる。
前記ローラベアリング3は、第2図に示すように、ワー
クロール2の背面に接当し、該ワークロール2に平行に
配置されると共にワークロール20周方向に間隔をおい
て配置された複数個のベアリングロール6と、該ベアリ
ングロール6を定位置で回転自在に嵌合支持する溝7を
有するベアリングケース8とから成る。各ベアリングロ
ール6はワークロール2の幅方向(軸心方向)全長に亘
って形成されると共に、剛性が小さく自由に撓わませる
ことができる。また、ベアリングケース8もベアリング
ロール6と同様に自由に撓わませることができ、また、
ベアリングケース8にはベアリングロール6と平行に複
数の潤滑油供給孔9が形成されると共に、この潤滑油供
給孔9から溝6に向って潤滑油出口孔10がベアリング
ロール6の軸心方向に間隔をおいて複数形成されていて
、潤滑油11がベアリングロール6とヘアリングケース
8間に供給されるようになっている。これにより、ベア
リングロール6とベアリングケース8間の摩耗を低減で
きると共に、ベアリングロール6が摩擦による発熱によ
って焼付くのが防止される。
クロール2の背面に接当し、該ワークロール2に平行に
配置されると共にワークロール20周方向に間隔をおい
て配置された複数個のベアリングロール6と、該ベアリ
ングロール6を定位置で回転自在に嵌合支持する溝7を
有するベアリングケース8とから成る。各ベアリングロ
ール6はワークロール2の幅方向(軸心方向)全長に亘
って形成されると共に、剛性が小さく自由に撓わませる
ことができる。また、ベアリングケース8もベアリング
ロール6と同様に自由に撓わませることができ、また、
ベアリングケース8にはベアリングロール6と平行に複
数の潤滑油供給孔9が形成されると共に、この潤滑油供
給孔9から溝6に向って潤滑油出口孔10がベアリング
ロール6の軸心方向に間隔をおいて複数形成されていて
、潤滑油11がベアリングロール6とヘアリングケース
8間に供給されるようになっている。これにより、ベア
リングロール6とベアリングケース8間の摩耗を低減で
きると共に、ベアリングロール6が摩擦による発熱によ
って焼付くのが防止される。
第3図に示すように、ヘアリングケース8は、該ケース
8の背面側にワークロール20幅方向全長に亘って多数
個配置されたブロック12を介してハウジング4に取付
けられ、各ブロック12の背面側には夫々油圧シリンダ
13が配置され、これら油圧シリンダ13によってロー
ル撓み調整手段が構成されている。そして、油圧シリン
ダ3のシリンダ室14に圧油を供給してピストン15を
動かすことによって、ベアリングロール6をワークロー
ル2の幅方向に亘って部分的に撓曲可能とされ、これに
よってワークロール2のロール撓みを8周整できるよう
になっている。なお、前記ロール撓み調整手段は上下両
方或いは上下一方のベアリングロール6の背後に設けて
もよい。
8の背面側にワークロール20幅方向全長に亘って多数
個配置されたブロック12を介してハウジング4に取付
けられ、各ブロック12の背面側には夫々油圧シリンダ
13が配置され、これら油圧シリンダ13によってロー
ル撓み調整手段が構成されている。そして、油圧シリン
ダ3のシリンダ室14に圧油を供給してピストン15を
動かすことによって、ベアリングロール6をワークロー
ル2の幅方向に亘って部分的に撓曲可能とされ、これに
よってワークロール2のロール撓みを8周整できるよう
になっている。なお、前記ロール撓み調整手段は上下両
方或いは上下一方のベアリングロール6の背後に設けて
もよい。
第4図は第2実施例を示し、前記第1実施例におけるロ
ーラベアリング3をワークロー2の幅方向に複数個設け
て、分割型としたものを示している。これは、ローラベ
アリング3に大きな撓みが必要な場合は、第1実施例で
示したようなワークロール2の幅方向に亘って形成した
ベアリングロールでは該ベアリングロールの滑らかな回
転が困難になってくるためである。
ーラベアリング3をワークロー2の幅方向に複数個設け
て、分割型としたものを示している。これは、ローラベ
アリング3に大きな撓みが必要な場合は、第1実施例で
示したようなワークロール2の幅方向に亘って形成した
ベアリングロールでは該ベアリングロールの滑らかな回
転が困難になってくるためである。
図に示すように、隣接するローラベアリング3間の隙間
がワークロール2の幅方向に対して斜め方向となるよう
にローラベアリング3が形成されていて、隣接するベア
リングロール6がワークロール2の幅方向において該ワ
ークロール2に重複して接触して圧延荷重を受けるよう
になっている。
がワークロール2の幅方向に対して斜め方向となるよう
にローラベアリング3が形成されていて、隣接するベア
リングロール6がワークロール2の幅方向において該ワ
ークロール2に重複して接触して圧延荷重を受けるよう
になっている。
したがって、ローラベアリング3間の圧力むらがワーク
ロール2の幅方向に分散され、ベアリングマークの発生
を抑えることができる。なお、その他の構成は前記第1
実施例と略同様である。
ロール2の幅方向に分散され、ベアリングマークの発生
を抑えることができる。なお、その他の構成は前記第1
実施例と略同様である。
第5図は第3実施例を示し、ハウジング4とベアリング
ケース8との間には予めスペース16が形成されており
、このスペース16内にはテーパー形状をしたピン17
がワークロール2の幅方向に移動自在に配置され、この
ピン17はハウジング4を貫通し且つ該ハウジング4に
蝮合されたねし18の先端に固着されており、ねじ18
の回動による咳ねじ18の軸心方向の移動によってピン
17がワークロールの幅方向に移動されるようにして、
これらスペース16、ピン17及びねじ18等でロール
撓み調整手段を構成したものであり、前記ピン17の位
置によりワークロール2の撓みを調整することができる
ようにしたものである。すわなち、ワークロール2に作
用する圧力荷重がローラベアリング3に作用すると、ピ
ン17が在る所では剛性が大であることがらローラベア
リング3を該ピン17が在る所で相対的に撓わませるこ
とができ、ピン17を、上下ワークロール2間のロール
間隙に誤差があって被圧力材5に波形が生じる所に位置
させることによって、被圧延材5の延伸を均等にして被
圧延材5を平坦に形成するようにされている。
ケース8との間には予めスペース16が形成されており
、このスペース16内にはテーパー形状をしたピン17
がワークロール2の幅方向に移動自在に配置され、この
ピン17はハウジング4を貫通し且つ該ハウジング4に
蝮合されたねし18の先端に固着されており、ねじ18
の回動による咳ねじ18の軸心方向の移動によってピン
17がワークロールの幅方向に移動されるようにして、
これらスペース16、ピン17及びねじ18等でロール
撓み調整手段を構成したものであり、前記ピン17の位
置によりワークロール2の撓みを調整することができる
ようにしたものである。すわなち、ワークロール2に作
用する圧力荷重がローラベアリング3に作用すると、ピ
ン17が在る所では剛性が大であることがらローラベア
リング3を該ピン17が在る所で相対的に撓わませるこ
とができ、ピン17を、上下ワークロール2間のロール
間隙に誤差があって被圧力材5に波形が生じる所に位置
させることによって、被圧延材5の延伸を均等にして被
圧延材5を平坦に形成するようにされている。
第6図は第4実施例を示し、ワークロール2を2個の中
間ロール19で支持し、各中間ロール19をローラベア
リング3で支持し、すなわち、ワークロール2を中間ロ
ール19を介してローラベアリング3で支持するように
したもので、ワークロール2をさらに小径にするために
、中間ロール19を駆動してワークロール2を回転駆動
させるようにしている。この場合ワークロール2は、中
間ロール19の撓曲を介してロール撓みが調整される。
間ロール19で支持し、各中間ロール19をローラベア
リング3で支持し、すなわち、ワークロール2を中間ロ
ール19を介してローラベアリング3で支持するように
したもので、ワークロール2をさらに小径にするために
、中間ロール19を駆動してワークロール2を回転駆動
させるようにしている。この場合ワークロール2は、中
間ロール19の撓曲を介してロール撓みが調整される。
第7図は第5実施例を示し、通常の4段圧延機を小径ワ
ークロールが使えるように改造したもので、4段圧延機
のバックアップロール20とワークロール2との間に2
個の中間ロール19を設けると共に、4段圧延機のハウ
ジング4に、中間ロール19を支持するローラベアリン
グ3及びロール撓み調整手段を組込んだ横ハウジング2
1を設けてあり、この場合も前記同様、中間ロール19
の撓曲を介してワークロール2のロール撓みが調整され
る。
ークロールが使えるように改造したもので、4段圧延機
のバックアップロール20とワークロール2との間に2
個の中間ロール19を設けると共に、4段圧延機のハウ
ジング4に、中間ロール19を支持するローラベアリン
グ3及びロール撓み調整手段を組込んだ横ハウジング2
1を設けてあり、この場合も前記同様、中間ロール19
の撓曲を介してワークロール2のロール撓みが調整され
る。
なお、本考案は前記実施例に限定されることはなく、他
の多段圧延機にも採用される。
の多段圧延機にも採用される。
(発明の効果)
本発明によれば、ワークロールを支持する支持体は撓曲
可能に形成されると共に、支持体のベアリングロールは
ベアリングケースに定位置で回転自在に支持されている
ため、コーラチェーンのように幅の制約がなく、ベアリ
ングロールをワークロールの幅方向全長に亘って形成し
たり、或いは、ワークロールの幅方向に複数個設けられ
た支持体の隣接する該支持体のベアリングロールを、ワ
ークロールからの圧延荷重をワークロールの幅方向にお
いて重複して受けるように構成したりすることができ、
これらによって、ワークロールの支持荷重が均一となり
、ベアリングマークの発生原因である圧延荷重のむらを
防止することができ、したがって、被圧延材の平坦度を
支持体の背後に設けたロール撓み調整手段で調整できる
ようにしたものであって、しかも、被圧延材のベアリン
グマーク発生を防止することができる圧延機を捉供する
ことができる。
可能に形成されると共に、支持体のベアリングロールは
ベアリングケースに定位置で回転自在に支持されている
ため、コーラチェーンのように幅の制約がなく、ベアリ
ングロールをワークロールの幅方向全長に亘って形成し
たり、或いは、ワークロールの幅方向に複数個設けられ
た支持体の隣接する該支持体のベアリングロールを、ワ
ークロールからの圧延荷重をワークロールの幅方向にお
いて重複して受けるように構成したりすることができ、
これらによって、ワークロールの支持荷重が均一となり
、ベアリングマークの発生原因である圧延荷重のむらを
防止することができ、したがって、被圧延材の平坦度を
支持体の背後に設けたロール撓み調整手段で調整できる
ようにしたものであって、しかも、被圧延材のベアリン
グマーク発生を防止することができる圧延機を捉供する
ことができる。
第1図乃至第3図は第1実施例を示し、第1図は圧延機
の概略図、第2図は要部の拡大断面図、第3図は第1図
■−■線矢視断面図、第4図は第2実施例を示しローラ
ベアリングを内側から見た図、第5図は第3実施例を示
す断面図、第6図は第4実施例を示す圧延機の概略図、
第7図は第5実施例を示す圧延機の概略図である。 1・−圧延機、2−・−ワークロール、3アリング(支
持体)、5−被圧延材、6ングロール、8−ヘアリング
ケース。 ローラベ ベアリ
の概略図、第2図は要部の拡大断面図、第3図は第1図
■−■線矢視断面図、第4図は第2実施例を示しローラ
ベアリングを内側から見た図、第5図は第3実施例を示
す断面図、第6図は第4実施例を示す圧延機の概略図、
第7図は第5実施例を示す圧延機の概略図である。 1・−圧延機、2−・−ワークロール、3アリング(支
持体)、5−被圧延材、6ングロール、8−ヘアリング
ケース。 ローラベ ベアリ
Claims (2)
- (1)被圧延材を圧延する上下一対のワークロールを支
持する支持体を備え、ワークロールに圧延荷重が作用し
た際、支持体の背後に備えたロール撓み調整手段で、支
持体を介してワークロールに、その幅方向において部分
的に圧延荷重に反する力を作用させてワークロールの撓
みを調整するようにした圧延機において、 前記支持体を、ワークロールと平行に配置され且つワー
クロールの幅方向全長に亘って一体に形成されたベアリ
ングロールと、このベアリングロールを定位置で回転自
在に支持するベアリングケースとを備えて構成すると共
に、撓曲可能に形成したことを特徴とする圧延機。 - (2)被圧延材を圧延する上下一対のワークロールを支
持する支持体をワークロールの幅方向全長に亘って複数
個備え、ワークロールに圧延荷重が作用した際、支持体
の背後に備えたロール撓み調整手段で、支持体を介して
ワークロールに、その幅方向において部分的に圧延荷重
に反する力を作用させてワークロールの撓みを調整する
ようにした圧延機において、 前記支持体を、ワークロールと平行に配置されたベアリ
ングロールと、このベアリングロールを定位置で回転自
在に支持するベアリングケースとを備えて構成すると共
に、撓曲可能に形成し、且つ、隣接する支持体のベアリ
ングロールを、ワークロールからの圧延荷重をワークロ
ールの幅方向において重複して受けるように構成したこ
とを特徴とする圧延機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27466690A JPH04147703A (ja) | 1990-10-12 | 1990-10-12 | 圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27466690A JPH04147703A (ja) | 1990-10-12 | 1990-10-12 | 圧延機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04147703A true JPH04147703A (ja) | 1992-05-21 |
Family
ID=17544868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27466690A Pending JPH04147703A (ja) | 1990-10-12 | 1990-10-12 | 圧延機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04147703A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003509217A (ja) * | 1999-09-17 | 2003-03-11 | ズンドビク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ロールスタンド |
-
1990
- 1990-10-12 JP JP27466690A patent/JPH04147703A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003509217A (ja) * | 1999-09-17 | 2003-03-11 | ズンドビク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ロールスタンド |
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