JPH04147017A - 粉体圧送計量装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、例えばコンクリートに混合する急結剤などの
粉体圧送計量装置に関する。

［従来の技術］ 従来、例えばＮＡＴＭ　（ＮＡＴＭとは地山が本来持っ
ている力（抵抗力、支持力）を積極的に利用して、支保
て構成されるシェルと地山が一体となって構造物として
のトンネルを形成させるものである。従って、地山の強
度を最大限に引き出すため主支保工としてロックボルト
と吹付コンクリートが用いられる。）の吹付けに用いる
粉体供給装置は、筒状タンクの底板上に、外周方向外方
を向いた多数の放射状ブレードを備えたフィードホイー
ルを設け、例えばウオームギヤを介して回転すると共に
、該ホイール上に攪拌装置を設け、ブレード間の粉体を
送気管からの搬送空気により排出管から排出するように
していた。

［発明が解決しようとする課題」 上記装置において、微粒粉体が圧気で圧縮されブレード
上でアーチ状になる。この為ブレード間に粉体が充分充
填されず、計量が不正確であった。

したがって、生コンクリートとの混合が合わないで、吹
付はロスが発生し、また、飛散して粉塵の原因となって
いた。

本発明は、正確な計量をすることができる粉体圧送計量
装置を提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］ 本発明によれば、筒状タンクの底板上に摺接し多数の計
量孔を穿設した計量板を回転自在に設は該計量板の軸線
に偏心し可変速モータで回転する回転軸に設けたピニオ
ンをギヤを介して前記計量板のインターナルギヤに連係
し、該回転軸に前記計量孔に粉体を充填する攪拌装置を
設けると共に、タンク内の圧力と粉体送出部の圧力とを
バランスさせるためのバイパス管を設けている。

上記攪拌装置は、回転軸の頂部に等長のアームを設け、
該アームの端部からブレードを垂設し、該ブレードの端
面で計量孔に充填して粉体を掻き均すように構成するの
が好ましい。

また、送気管は、計量板に摺接するスライド板に開口し
、該開口部を計量孔より若干大径に形成し、底板に該開
口部に対向する開口部を形成して排出管に連結するのが
好ましい。

［作用］ 上記のように構成された粉体圧送計量装置においては、
回転する計量板の計量孔に粉体を充分充填させるには、
逆方向に回転する攪拌装置のブレードにより圧入掻き均
され正確に計量され、計量孔１個分づつが送気管からの
搬送空気により排出管から排出される。そして、バイパ
ス管により搬送空気の圧力変動がなくなり、計量数とス
ライド板および底板とのクリアランスから粉体が洩出し
ない。

［実施例コ 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

図において、筒状のタンク１の頂部には、蓋２がボルト
結合され、底部には底板１４が固設されている。

その底板１４上には、多数の計量孔１３が穿設された計
量板１２が底板１４に可能嵌合されて摺動回転自在に設
けられている。

他方、可変速モータ１８にベルト１９及びプーリ２０を
介して回転される回転軸１１が、底板１４及び計量板１
２の後記するインターナルギヤ１１を貫通して立設され
ている。この回転軸１１は、底板１４及び計量板１２の
軸線から偏心されており、その計量板１２に対向する部
分には、ピニオン１５が設けられている。

このピニオン１５には、インターナルギヤ１７に噛み合
うギヤ１６が噛み合わされており、また、回転軸の頂部
には、攪拌装置１０が取付けられている。その攪拌装置
１０には、計量板１２に対し逆方向に回転する等長のア
ーム１０ａ、１０ｂが取付けられている。それらのアー
ム１０ａ、１０ｂの端部からブレード９ａ、９ｂがそれ
ぞれ垂設されており、図示の位置において、手前側のブ
レード９ａは計量板１２に摺接して計量孔１３に粒体を
圧入掻き均すようになっており、他方のブレード９ｂは
タンク底部の粉体を攪拌するようになっている。

また、計量板１２に摺接するスライド板８が設けられ送
気管６が連結され、その送気管６の図示しない開口部は
、計量孔１３を常時２ケカバーするよう大径に形成され
ている。他方、底板１４には、該開口部に対向して図示
しない開口部が形成され、その開口部には、排出管７が
連結されている。そして、送気管６は、バイパス管５に
より粉体沈降部３を介してタンク１内に連通されている
。

なお、図中の符号４．４は、バイパス管５の清掃用プラ
グであり、また、回転軸１１、ピニオン１５、ギヤ１６
及びインターナルギヤ１７は、図示しないカバーで粉体
から密閉されている。

計量に際し、タンク１に所定量の粉体を投入し、蓋２を
閉じ、モータ１８を作動すると共に、送気管６から搬送
空気を圧送する。すると、回転する計量板１２の計量孔
１３には、逆方向に回転する攪拌装置１０のブレード９
ａ、９ｂで粉体か圧入充填され掻き均され、正確に計量
される。そして、スライド板８において、計量孔１３内
の粉体は、計量孔１個分づつ送気管６から圧送された空
気により底板１４の開口部を介して排出管７から排出さ
れる。この際、バイパス管５により送気管６とタンク１
内との圧力がバランスされているので、搬送空気の圧力
に変動があっても、計量板１３とスライド板８及び底板
１４との間のクリアランスから粉体が洩出するのが防止
される。

なお、本装置により生コンクリートを計量搬送する場合
は、タンクの上部を開放し、バイパス管を省いて計量板
と計量孔を大径にして対応することができる。

［発明の効果コ 本発明は、以上説明したように構成されているので、計
量孔に圧入充填された粉体をブレードで掻き均して正確
に計量し、計量孔１個分づつの粉体を排出して粉体を正
確に計量し、圧送することができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す斜視図である。 １・・・タンク　　６・・・送気管　　７・・・排出管
　　８・・・ラスイド板　　９　ａ　％　９　ｂ・・・
ブレード　　１０・・・攪拌装置　　１１・・・回転軸
　　１２・・・計量板　　１３・・・計量孔　　１４・
・・底板　　１８・・・可変速モータ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 筒状タンクの底板上に摺接し多数の計量孔を穿設した計
   量板を回転自在に設け、該計量板の軸線に偏心し可変速
   モータで回転する回転軸に設けたピニオンをギヤを介し
   て前記計量板のインターナルギヤに連係し、該回転軸に
   前記計量孔に粉体を充填する攪拌装置を設けると共に、
   タンク内の圧力と粉体送出部の圧力とをバランスさせる
   ためのバイパス管を設けたことを特徴とする粒体圧送計
   量装置。