JPH0414664Y2 - - Google Patents

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JPH0414664Y2
JPH0414664Y2 JP1987120765U JP12076587U JPH0414664Y2 JP H0414664 Y2 JPH0414664 Y2 JP H0414664Y2 JP 1987120765 U JP1987120765 U JP 1987120765U JP 12076587 U JP12076587 U JP 12076587U JP H0414664 Y2 JPH0414664 Y2 JP H0414664Y2
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JP1987120765U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、机上棚つまり学習机や事務机の天
板上に載置される棚体を該天板に連結固定する取
付装置に関する。
従来の技術 棚付き机として、棚体を机本体とは別体に形成
して、必要時に棚体を机天板上に載置して固定す
る一方、不要時には取外して天板全面を利用でき
る構成としたものが知られている。
このように棚体を机本体に脱着可能に取付ける
場合、机天板と棚体とを直接にビス止めすると、
棚体を取外して使用する際に天板上にねじ孔また
はビス挿入孔が露呈し、非常に見苦しく、また筆
記作業等に支障をきたすことになる。
そこで、従来、机上棚の着脱自在な取付装置と
して、実開昭60−21014号公報に示されるような
連結金具によるものが提案されている。この先行
提案に係る取付装置は、第5図に示すように机天
板22の側縁部に嵌合するコ字枠部24aの上端
に、外側へ斜め上方にのびる傾斜部24bと、そ
の上端から机上の棚体23の方向にのびて先端が
棚体23の側板部23aの外面に当接される当接
支承部24cとを連設して連結金具24が構成さ
れる。そして該連結金具24の前記傾斜部24b
の外面に、対応傾斜のカム面を先端面に形成した
押圧部材26が当接配置され、締付ボルト25
が、該押圧部材26の中心部に穿たれたボルト挿
通孔27から前記傾斜部24bに穿たれた縦長の
長孔28を通じて、棚体23の側板部23aに埋
設固定したナツト29にねじ込まれたものであ
る。而して、締付ボルト25の締付けにより、押
圧部材26を棚体方向に押進させることにより、
傾斜部24bとの間で発現されるカム作用で連結
金具24を矢印F1で示すように押し上げ、その
結果、棚体23を机天板22側に引き付けて、両
者を連結固定するものである。
考案が解決しようとする問題点 上記の先行提案は、1本の締付ボルト25の締
付により、カム作用を利用して棚体23を机天板
22上に引き寄せ固定しうるものであり、しかも
机天板22に傷をつけることもない点で好適なも
のである。
しかしながら、一方において次のような重大な
欠点があつた。即ち、締付ボルト25を締付ける
過程で、連結金具24が押し上げられる反面、押
圧部材26に下降方向への強い力F2が作用す
る。この力は、押圧部材26を貫通している締付
ボルト25の端部に諸に作用する。このため、ボ
ルト25を強く締め付けて棚体23の一層しつか
りとした固定をはかろうとすればするほど、締付
ボルト25に矢印Mで示すような曲げの力が作用
する。その結果、締付ボルト25に第5図に鎖線
で示すような曲がりを生じ、あるいは殊に棚体2
3が木製であるような場合にナツト29の周辺で
側板部23aの木材組織が破壊され、ナツト29
の固定が緩み、それが抜脱してしまうことが起こ
り、ボルト25の十分な締め付けを不能にすると
か、取付装置自体の損壊につながるというような
欠点があつた。
この考案は、上記のような欠点を解決すると共
に、併せて連結金具24や押圧部材26が直接外
部に露呈することによる外観体裁上の不具合を一
挙に解消しうる机上棚の取付装置を提供すること
を目的とする。
問題点を解決するための手段 この考案は、前記の従来提案に係る取付装置に
更にカバー体を付加し、このカバー体で押圧部材
の下降移動を規制するものとして、前記の欠点を
排除すると共に、外観体裁の向上をはかるように
したものである。
即ち、この考案に係る机上棚の取付装置は、机
天板2の側縁に嵌合するコ字枠部4aの上端に、
棚体3側に押し当てられる棚体当接部4b,4e
と棚体3から離間したカム部4cとを有する取付
部が立上げ状に連設された連結金具4と、 該連結金具4の上記カム部4cの外面側に当接
配置され、棚体3方向へ水平に押進せしめること
によつて前記カム部4cとの協働によるカム気候
により前記連結金具4に上方への付勢力を発現さ
せる押圧部材6と、 下面が開放した箱形で前記連結金具4の机上部
分を覆つて配置され、外側壁に形成された押圧部
材嵌挿孔8内に前記押圧部材6が進通作動自在に
嵌入配置されたカバー体5と、 前記押圧部材6のボルト挿通孔10と、連結金
具4のカム部4cに穿たれた縦長孔7と、カバー
体5の内側壁のボルト挿通孔9とを順次貫通し
て、先端部が棚体3の側板3a内に埋設固定され
たナツト12にねじ込まれた締付ボルト13とよ
りなり、 前記締付ボルト13の締付けにより、カバー体
5の下端が机天板2の上面に圧接して、押圧部材
6の下降移動を押圧部材嵌挿孔8の内面で規制す
るものとなされていることを特徴とするものであ
る。
作 用 締付ボルト13を締め付けると、連結金具4の
カム部4cと押圧部材6とのカム作用で連結金具
4が上方に引き上げられ、その結果、棚体3を机
天板2側に引きつけ両者が連結固定される。また
同時に締付ボルト13の締付けにより、カバー体
5の下端が机天板2の上面に押し付けられ、その
下降移動が阻止される。その結果、その外側壁5
aの嵌挿孔8内に嵌まり込んでいる押圧部材6
も、その孔周縁に拘束されて下降移動が阻止さ
れ、締付ボルト13に無理な曲げの力が付加され
るのが防止される。
実施例 以下、この考案を図示実施例に基いて説明す
る。
第1〜4図において、1は木製の机本体、2は
その天板、3は木製の棚体、4は連結金具、5は
カバー体、6は押圧部材である。
連結金具4は、一枚のステンレス鋼等からなる
金属板を折曲加工したもので、天板2の側縁に嵌
合するコ字枠部4aの上端、すなわち上壁先端に
連続して棚体3側に押し当てられる垂直に立上つ
た棚体当接部4bと、該当接部4bの上端より連
続して外側つまり棚体3から遠ざかる方向へ斜め
上方に略45°の角度で張出した傾斜カム部4cと、
更に傾斜カム部4Cの上端より連続して棚体3側
へ延設された水平部4dと、かつその先端より僅
かに立上つた棚体当接部4eとよりなる取付部が
立ち上り状に形成されている。そして、上記傾斜
カム部4cの中央部には上下方向に長い縦長孔7
が穿設されている。
カバー体5は、硬質合成樹脂やアルミニウム等
の軽金属にて下方が開放した箱状に形成されたも
ので、下部を除き厚肉に形成された外側壁5aに
上部が円弧状で下部が角形をなす嵌挿孔8を有
し、内側壁5bには円形の開口部9が嵌挿孔8と
対向する位置に設けられ、また左右両壁5c,5
cの外面側には下縁に沿つてリブ5dが突設され
ている。しかして、このカバー体5は、天板2の
側縁にコ字枠部4aを嵌合した連結金具4に上方
から被せられることにより、該連結金具4の机上
部分全体を覆うものとなされている。
押圧部材6は、硬質合成樹脂または金属にて製
作されたもので、軸断面がカバー体5の嵌挿孔8
と略同形状をなす短軸状に形成され、内方端面に
連結金具4の傾斜部4cに対応する傾斜面6aが
構成され、この傾斜面6aより外方端面6bに透
通するボルト挿通孔10を有している。そして、
この押圧部材6はカバー体5の嵌挿孔8に外側か
ら進退作動自在に嵌挿され、傾斜面6aが連結金
具4の傾斜カム部4cの外面に当接されている。
一方、棚体3の側板部3aには水平方向に沿う
透孔11が穿設されており、この透孔11の内端
側に鍔付き筒状のナツト12が同心状に埋設固定
されている。
そして、1本の比較的長い締付ボルト13が、
押圧部材6のボルト挿通孔10と、連結金具4の
カム部4cに穿たれた縦長孔7と、カバー体5の
内側壁のボルト挿通孔9とを順次貫通し、先端部
を棚体3に埋設固定されたナツト12にねじ込ま
れている。
上記において、棚体3を机本体1の天板2上に
固定するには、先ず連結金具4を、長孔7が棚体
3の透孔11に対向する位置において、コ字枠部
4aで天板2の側縁に嵌合し、この連結金具4の
机上部分にカバー体5を上方から被せる。これに
より、カバー体5の嵌挿孔8と開口部9を結ぶ水
平線上に長孔7が位置する。ここで、上記嵌挿孔
8に押圧部材6を嵌挿すると共に、この押圧部材
6のボルト挿通孔10に外側からボルト13を挿
入して長孔7、開口部9を通して棚体3の透孔1
1に突入させ、該透孔11の内端側に埋設してあ
るナツト12に螺合させて締付ける。
この締付操作により、押圧部材6が嵌挿孔8と
摺接しつゝ内側つまり棚体3側へ押進され、その
傾斜面6aが連結金具4の傾斜カム部4cを押圧
し、この押圧を受けてカバー体5が内側壁5bで
棚体3の側板部3aに圧接すると共に、さらに締
付けを行うことにより、傾斜面6aと傾斜カム部
4cとの接面の傾斜に誘導されて連結金具4が押
し上げられる。従つて、棚体3が天板2側に引き
付けられて側板部3aの下面で天板2に圧接する
と共に、またカバー体5も嵌挿孔8部分で押圧部
材6にて押下げ方向の力を受けることにより、そ
の下端周縁が天板2に圧接し、その下降移動が阻
止される。このため、結果的に嵌挿孔8内で押圧
体6の下降移動も規制され、ボルト13に無理な
曲げモーメントが作用するのが防止されると共
に、ボルト13の締付け力が連結金具4の引き上
げ力としてのみ専らに有効に作用するので、その
十分な締め付けにより、棚体3を机天板2上に、
十分に引き付けて全くがたつきのない強固な固定
状態にすることができる。
なお、カバー体5の嵌挿孔8の形状および押圧
部材6の断面形状は、円形や四角形等の種々の形
状に設定できるが、例示の如く上部と下部が非対
称となるような異形状とすることにより、押圧部
材6の嵌挿孔8への差し違えを防止して、傾斜面
6aが常に上向きになるように定めることができ
る。
また、この考案においては、連結金具4および
カバー体5の細部構造は例示以外に種々設計変更
可能であり、更に連結金具と押圧部材とのカム機
構も、押圧部材の押進により連結金具に上方への
付勢力、即ち引き上げ力を付与しうるものであれ
ば良く、図示の態様のみに限定されない。
考案の効果 この考案に係る机上棚の取付装置によれば、上
述のように1本のボルトを締め付けるだけの極め
て簡単な操作により、連結金具を上方に移動させ
て、棚体を机天板側に引き付け、両者をしつかり
と連結固定しうるのはもとより、上記ボルトの締
付けにより、同時にカバー体が棚体と机天板の両
者に圧接されるため、両者の連結状態を愈々強固
なものとすることができる。
また、締付ボルトの締付けにより、カバー体の
下端が机天板の上面に押し付けられ、該カバー体
の嵌挿孔内にはまり込んでいる押圧部材の下降移
動を阻止する。従つて、ボルトを強く締め付けて
も、該ボルトに押圧部材の下方への変位に基づく
過大な曲げの力が作用することがなく、ボルトの
曲がり、ナツトの抜脱等のトラブルや損壊を生じ
るのを防止しうる。ひいてはボルトを十分に強固
に締め付けて、棚体の取付状態を更に一度強固、
確実なものとすることができる。
更に、連結金具による机上の連結部分が上記カ
バー体にて完全に覆われるため、棚体の取付状態
における外観体裁を極めて良好なものとすること
ができると共に、机天板にねじ孔を設ける必要が
なくねじの圧痕を生じることもないことから、棚
体の取外し時における天板の外観も良好に保ちう
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る机上棚の取付装置の要
部縦断面図、第2図は同取付装置にて棚体を連結
固定した机全体の斜視図、第3図は同取付装置の
一部破断正面図、第4図は同取付装置の分解斜視
図、第5図は従来の取付装置の縦断面図である。 2……天板、3……棚体、3a……側板部、4
……連結金具、4a……コ字枠部、4c……傾斜
カム部、5……カバー体、5a……外側壁、5b
……内側壁、6……押圧部材、6a……傾斜面、
6b……外端面、7……長孔、8……嵌挿孔、9
……開口部、10……ボルト挿通孔、12……ナ
ツト、13……締付けボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 机天板2の側縁に嵌合するコ字枠部4aの上端
    に、棚体3側に押し当てられる棚体当接部4b,
    4eと棚体3から離間したカム部4cとを有する
    取付部が立上げ状に連設された連結金具4と、 該連結金具4の上記カム部4cの外面側に当接
    配置され、棚体3方向へ水平に押進せしめること
    によつて前記カム部4cとの協働によるカム機構
    により前記連結金具4に上方への付勢力を発現さ
    せる押圧部材6と、 下面が開放した箱形で前記連結金具4の机天上
    部分を覆つて配置され、外側壁に形成された押圧
    部材嵌挿孔8内に前記押圧部材6が進通作動自在
    に嵌入配置されたカバー体5と、 前記押圧部材6のボルト挿通孔10と、連結金
    具4のカム部4cに穿たれた縦長孔7と、カバー
    体5の内側壁のボルト挿通孔9とを順次貫通し
    て、先端部が棚体3の側板3a内に埋設固定され
    たナツト12にねじ込まれた締付ボルト13とよ
    りなり、 前記締付ボルト13の締付けにより、カバー体
    5の下端が机天板2の上面に圧接して、押圧部材
    6の下降移動を押圧部材嵌挿孔8の内面で規制す
    るものとなされていることを特徴とする、机上棚
    の取付装置。
JP1987120765U 1987-08-06 1987-08-06 Expired JPH0414664Y2 (ja)

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JPS6425516U JPS6425516U (ja) 1989-02-13
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6021014B2 (ja) * 1981-05-20 1985-05-24 サン・アルミニウム工業株式会社 硬質アルミニウム箔湾曲成形羽根状材の成形方法

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JPS6021014U (ja) * 1983-07-21 1985-02-13 株式会社 三豊製作所 連結装置

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JPS6425516U (ja) 1989-02-13

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