JPH04145979A - 塗装方法 - Google Patents
塗装方法Info
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- JPH04145979A JPH04145979A JP26789890A JP26789890A JPH04145979A JP H04145979 A JPH04145979 A JP H04145979A JP 26789890 A JP26789890 A JP 26789890A JP 26789890 A JP26789890 A JP 26789890A JP H04145979 A JPH04145979 A JP H04145979A
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、着色仕上げの塗装方法に関する。
[従来の技術]
例えば自動車の塗装において、着色意匠塗装としてソリ
ッドカラー塗g33よびメタリック塗装の2種類の塗装
仕様が知られている3、ぞして酸化チタン顔料を用いた
白色11’El、カーホンブラックを用いた黒色塗料、
あるいはアルミニウム粉末を用いたメタリック塗料など
を使用する場合には、それぞれの顔料の特性から隠蔽膜
厚が小さいため、下地がスケたりするような不具合なく
塗装することができる。1 しかし有機顔料の赤色顔料、青色顔わ1を使用した赤色
塗料や青色塗料、あるいは近年多用されているパールマ
イカ顔料を使用したパールメタリック塗料などは隠蔽膜
即が大きく、下地かスケやすいという欠点かある。
ッドカラー塗g33よびメタリック塗装の2種類の塗装
仕様が知られている3、ぞして酸化チタン顔料を用いた
白色11’El、カーホンブラックを用いた黒色塗料、
あるいはアルミニウム粉末を用いたメタリック塗料など
を使用する場合には、それぞれの顔料の特性から隠蔽膜
厚が小さいため、下地がスケたりするような不具合なく
塗装することができる。1 しかし有機顔料の赤色顔料、青色顔わ1を使用した赤色
塗料や青色塗料、あるいは近年多用されているパールマ
イカ顔料を使用したパールメタリック塗料などは隠蔽膜
即が大きく、下地かスケやすいという欠点かある。
ところで自動車の上塗塗装の場合、自動化、生産性J3
よび晶質確保などのために、塗装膜厚は一般に10〜2
0μmに刺部されることか多い。しかし上記したように
各塗色により隠蔽膜厚が異なるため、次のような手段に
より対応している。
よび晶質確保などのために、塗装膜厚は一般に10〜2
0μmに刺部されることか多い。しかし上記したように
各塗色により隠蔽膜厚が異なるため、次のような手段に
より対応している。
より白色などの1姐蔽肱厚か約15μm以上の」二塗塗
わ1であれば、スケの心配かないので下地に般の中塗塗
料を用いることかできる。赤色などの隠蔽膜厚が15〜
30μm程度の上塗塗料であれば、その塗色に合わせた
色調の中塗塗料を用いる。
わ1であれば、スケの心配かないので下地に般の中塗塗
料を用いることかできる。赤色などの隠蔽膜厚が15〜
30μm程度の上塗塗料であれば、その塗色に合わせた
色調の中塗塗料を用いる。
これにより上塗塗膜のスケかほとんどわからなくなる。
さらにパールマイカ顔料などを用いた隠蔽膜厚が約30
μm以上の上塗塗料の場合は、特開平1−215380
号公報に開示されているように、中塗塗膜の表面にさら
に目的の塗色のカラベースを塗装し、その表面に一ト塗
塗料を塗装することとしている。
μm以上の上塗塗料の場合は、特開平1−215380
号公報に開示されているように、中塗塗膜の表面にさら
に目的の塗色のカラベースを塗装し、その表面に一ト塗
塗料を塗装することとしている。
[発明か解決しようと覆る課題」
自動車などの塗装り法におっては、鋼板に電着塗料など
の下塗塗膜を形成し、次いで中塗塗膜を形成する。そし
て平滑性を付与し上塗塗膜との付着性を向上させるため
に、中塗塗膜を研磨後上塗塗料が塗装される。
の下塗塗膜を形成し、次いで中塗塗膜を形成する。そし
て平滑性を付与し上塗塗膜との付着性を向上させるため
に、中塗塗膜を研磨後上塗塗料が塗装される。
しかし中塗塗膜の研磨工程枦おいて、部分的に研磨しす
ぎて下塗塗膜か表出する場合かある。このような状態で
隠蔽膜厚の大ぎな上塗塗料を塗装すると、下塗塗膜の表
出した部分の色調が他の部分と異なることとなる(以下
、この現象をスケムラという)。このスケムラは、上記
した隠蔽膜厚が15〜30μm程度の上塗塗料の場合に
特に問題となり、補修塗装などにより対処しているのか
現状である。
ぎて下塗塗膜か表出する場合かある。このような状態で
隠蔽膜厚の大ぎな上塗塗料を塗装すると、下塗塗膜の表
出した部分の色調が他の部分と異なることとなる(以下
、この現象をスケムラという)。このスケムラは、上記
した隠蔽膜厚が15〜30μm程度の上塗塗料の場合に
特に問題となり、補修塗装などにより対処しているのか
現状である。
またパールメタリック塗料などの隠蔽膜厚が約30μm
以上の上塗塗料の場合は、上記したようにカラーベース
を塗装するためスケムラは防止されるか、カラーベース
を塗装する工程が増えるため工数が多大となり生産・[
1[か悪い。
以上の上塗塗料の場合は、上記したようにカラーベース
を塗装するためスケムラは防止されるか、カラーベース
を塗装する工程が増えるため工数が多大となり生産・[
1[か悪い。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
中塗塗膜を研磨しすぎた場合であっても、カラーベース
などを塗装することなく、スケムラを防止し、上塗塗膜
の色調を均一とすることを目的とする。
中塗塗膜を研磨しすぎた場合であっても、カラーベース
などを塗装することなく、スケムラを防止し、上塗塗膜
の色調を均一とすることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明者らは上記、、課題を解決するために、下塗1.
1 塗膜と中塗塗膜の色調を近似させることを想起した。そ
して鋭意研究した結果スケムラが生じない条件の場合に
は、上塗塗料の隠蔽膜厚、上塗塗料の標準塗装膜厚およ
び下塗塗膜と中塗塗膜との色差との間に関係式が成立す
ることを見出して本発明を完成したものである。
1 塗膜と中塗塗膜の色調を近似させることを想起した。そ
して鋭意研究した結果スケムラが生じない条件の場合に
は、上塗塗料の隠蔽膜厚、上塗塗料の標準塗装膜厚およ
び下塗塗膜と中塗塗膜との色差との間に関係式が成立す
ることを見出して本発明を完成したものである。
すなわち本発明の塗装方法は、被塗物表面に下塗塗膜を
形成し下塗塗膜表面に中塗塗膜を形成する工程と、中塗
塗膜を研磨する工程と、研磨された中塗塗膜表面に着色
塗膜を形成する工程と、よりなる塗装方法において、 着色塗膜の標準膜厚をAμm、着色塗膜を形成する着色
塗料の白黒隠蔽膜厚をBμrT1とした場合、下塗塗膜
と中塗塗膜との色差Δ[か次式%式%(1) を満足していることを特徴とする。
形成し下塗塗膜表面に中塗塗膜を形成する工程と、中塗
塗膜を研磨する工程と、研磨された中塗塗膜表面に着色
塗膜を形成する工程と、よりなる塗装方法において、 着色塗膜の標準膜厚をAμm、着色塗膜を形成する着色
塗料の白黒隠蔽膜厚をBμrT1とした場合、下塗塗膜
と中塗塗膜との色差Δ[か次式%式%(1) を満足していることを特徴とする。
標準膜厚(A>とは、実際に塗布される着色塗膜の膜厚
をいい、塗装品質、コスト、着色塗料の性状、塗装粘度
などにより種々設定することかできる。自動車の上塗の
場合は、標準膜厚は10〜20μm程度である。
をいい、塗装品質、コスト、着色塗料の性状、塗装粘度
などにより種々設定することかできる。自動車の上塗の
場合は、標準膜厚は10〜20μm程度である。
白黒隠蔽膜厚(B)とは、JIS−に−54006,2
に規定されIc白黒隠蔽試験紙に塗布したとぎに、白部
と黒部の境界が不明瞭となったときの塗料の乾燥膜厚を
いう。
に規定されIc白黒隠蔽試験紙に塗布したとぎに、白部
と黒部の境界が不明瞭となったときの塗料の乾燥膜厚を
いう。
色差(△E)は市販の色差計で測定された値から求める
ことかできる。
ことかできる。
本発明にいう下塗塗膜および中塗塗膜を形成する塗料、
および着色塗料は、その種類は特に制限されず、常温乾
燥型、加熱乾燥型、酸化乾燥型なと、用途・場合に応じ
て種々選択して用いることができる。
および着色塗料は、その種類は特に制限されず、常温乾
燥型、加熱乾燥型、酸化乾燥型なと、用途・場合に応じ
て種々選択して用いることができる。
[イ乍用]
標準膜厚が白黒隠蔽膜厚より大ぎい場合は、着色塗膜は
下地を完全に隠蔽するので、下塗塗膜が部分的に表出し
ていてもスケムラは生じない。これは(1)式でいえば
A2Bであるので、(Δ/B)≧1すなわちΔF≦10
0となり、下塗塗膜と中塗塗膜の色差が極端に異なって
いても(1)式は成立する。
下地を完全に隠蔽するので、下塗塗膜が部分的に表出し
ていてもスケムラは生じない。これは(1)式でいえば
A2Bであるので、(Δ/B)≧1すなわちΔF≦10
0となり、下塗塗膜と中塗塗膜の色差が極端に異なって
いても(1)式は成立する。
一方、標準膜厚(A>が白黒隠蔽膜厚(B)にり小さい
(A<8)場合は、(A/B)<1となり、(A/B)
の値によって(1)式が成立するように下塗塗膜と中塗
塗膜の色差を調整する。Jなわらそのような塗色の仕様
の場合には、標t%j、膜厚(A)と白黒隠蔽膜厚(B
)とかわかっているので、予め色差か(1)式を満足覆
るような下塗率お1と中塗塗膜を用いて下地を形成する
。これ(こより下塗塗膜か部分的に表出していたとして
も、着色塗料を標準膜厚となるように塗装するだりてス
フ−ムラか防止でき、均一な色調に塗装刃ることかでき
る。
(A<8)場合は、(A/B)<1となり、(A/B)
の値によって(1)式が成立するように下塗塗膜と中塗
塗膜の色差を調整する。Jなわらそのような塗色の仕様
の場合には、標t%j、膜厚(A)と白黒隠蔽膜厚(B
)とかわかっているので、予め色差か(1)式を満足覆
るような下塗率お1と中塗塗膜を用いて下地を形成する
。これ(こより下塗塗膜か部分的に表出していたとして
も、着色塗料を標準膜厚となるように塗装するだりてス
フ−ムラか防止でき、均一な色調に塗装刃ることかでき
る。
そして標イ(」膜厚(△)と白黒隠蔽膜厚(B)との差
か大ぎい場合(△< < 1”3 > tJ、(△/B
)4はゼロに近付き、下塗塗膜と中塗塗膜とはほとんど
同一の色調と覆る必要がある。
か大ぎい場合(△< < 1”3 > tJ、(△/B
)4はゼロに近付き、下塗塗膜と中塗塗膜とはほとんど
同一の色調と覆る必要がある。
[発明の効果]
すなわち本発明の塗装方法によれば、着色塗料に合わせ
て下塗塗膜と中塗塗膜の色差を予め所定の値に調整して
おき、着色塗11を標準膜厚となるように塗装するだ(
りで、着色塗料のスケムラをtイ「実に防止できる。し
たかつて盾色塗オ(々l(l/)塗装工程を、補修塗装
を不要として自動化することかてぎる。
て下塗塗膜と中塗塗膜の色差を予め所定の値に調整して
おき、着色塗11を標準膜厚となるように塗装するだ(
りで、着色塗料のスケムラをtイ「実に防止できる。し
たかつて盾色塗オ(々l(l/)塗装工程を、補修塗装
を不要として自動化することかてぎる。
またパールメタリック塗装仕様の場合などには、従来必
要であったカラーベース塗装工程を不要とすることがで
き、工数の低減、生産性の向上を図ることかできる1、 [実施例] (実施例口) 本実施例では、着色塗料としてバールマイカ顔11り1
を含むアクリル−メラミン型焼イ」り塗料を用意した。
要であったカラーベース塗装工程を不要とすることがで
き、工数の低減、生産性の向上を図ることかできる1、 [実施例] (実施例口) 本実施例では、着色塗料としてバールマイカ顔11り1
を含むアクリル−メラミン型焼イ」り塗料を用意した。
この着色塗お1の標準膜厚(△)は15μmであり、白
黒隠蔽膜v(B)は30μmである。
黒隠蔽膜v(B)は30μmである。
すなわち(1)式はΔF≦6.25となる。
鋼板に市販の電着党利を電@塗装し、130’Cx20
分の条件で焼付り乾燥して下塗塗膜を形成した。次いで
調色された)フルキト−メラミン型中塗塗料を下塗塗膜
表面に塗装「シ、130’CX20光の条件で焼付は乾
燥して中塗塗膜を形成した。
分の条件で焼付り乾燥して下塗塗膜を形成した。次いで
調色された)フルキト−メラミン型中塗塗料を下塗塗膜
表面に塗装「シ、130’CX20光の条件で焼付は乾
燥して中塗塗膜を形成した。
ここで中塗塗膜は、下塗塗膜と中塗塗膜との色差(△[
)が6.25以下となるように調色され、実測された色
差(△[)は5.0であった、2次に中塗塗膜表面を#
400の耐水ペーパーで水研した。このとき部分的に下
塗塗膜が表出力るまで深く研磨した。水を乾燥後、前記
着色塗料を15μmの乾燥膜厚となるように仝休に均一
に塗布し、ウェブ1〜−オンーウエツ1〜でアクリル−
メラミン型のクリアlを塗布した。そして130°Cで
30分焼付り乾燥して試験板を形成した。
)が6.25以下となるように調色され、実測された色
差(△[)は5.0であった、2次に中塗塗膜表面を#
400の耐水ペーパーで水研した。このとき部分的に下
塗塗膜が表出力るまで深く研磨した。水を乾燥後、前記
着色塗料を15μmの乾燥膜厚となるように仝休に均一
に塗布し、ウェブ1〜−オンーウエツ1〜でアクリル−
メラミン型のクリアlを塗布した。そして130°Cで
30分焼付り乾燥して試験板を形成した。
この試験板を太陽光下で目視で観察し、スケムラの有無
を調べた結果を第1表に示ず。
を調べた結果を第1表に示ず。
(実施例2)
本実施例では、着色塗料として実施例1と同様にパール
マイカ顔料を含むアクリル−メラミン型焼付は塗料を用
意した。この着色塗料の標準膜厚(A>は15μmであ
り、白黒隠蔽膜厚(B)は45μmである。すなわち(
1)式は△「≦0゜81となる。
マイカ顔料を含むアクリル−メラミン型焼付は塗料を用
意した。この着色塗料の標準膜厚(A>は15μmであ
り、白黒隠蔽膜厚(B)は45μmである。すなわち(
1)式は△「≦0゜81となる。
そして、下塗塗膜と中塗塗膜との色差(△F)か0.8
1以下となるように調色された中塗塗膜を用いたこと以
外は実施例1と同様にして下地塗膜を形成した。実測さ
れた下塗塗膜と中塗塗膜の色差は0.7であった。そし
て実施例1と同様にして上記着色塗料とクリア塗料から
上塗塗膜を形成し、同様にスケムラの有無を調べた結果
を第1表に示す。
1以下となるように調色された中塗塗膜を用いたこと以
外は実施例1と同様にして下地塗膜を形成した。実測さ
れた下塗塗膜と中塗塗膜の色差は0.7であった。そし
て実施例1と同様にして上記着色塗料とクリア塗料から
上塗塗膜を形成し、同様にスケムラの有無を調べた結果
を第1表に示す。
(実施例3)
本実施例では、着色塗料として実施例1と同様にパール
マイカ顔料を含むアクリル−メラミン型焼付(プ塗料を
用意した。この着色塗料の標準膜厚(△)は20μmで
あり、白黒隠蔽膜厚(B)は40μmである。すなわち
(1)式はΔF≦6゜25となる。
マイカ顔料を含むアクリル−メラミン型焼付(プ塗料を
用意した。この着色塗料の標準膜厚(△)は20μmで
あり、白黒隠蔽膜厚(B)は40μmである。すなわち
(1)式はΔF≦6゜25となる。
そして、下塗塗膜と中塗塗膜との色差(ΔF)が6.2
5以下となるように調色された中塗塗料を用い、実施例
1と同様にして下地塗膜を形成した。実測された下塗塗
膜と中塗塗膜の色差は5゜0であった。そして実施例1
と同様にして上記着色塗23+とクリア塗料から上塗塗
膜を形成し、同様にスケムラの有無を調べた結果を第1
表に示す。
5以下となるように調色された中塗塗料を用い、実施例
1と同様にして下地塗膜を形成した。実測された下塗塗
膜と中塗塗膜の色差は5゜0であった。そして実施例1
と同様にして上記着色塗23+とクリア塗料から上塗塗
膜を形成し、同様にスケムラの有無を調べた結果を第1
表に示す。
(比較例1)
下塗塗膜と中塗塗膜が形成された試験板を用い、実施例
1と同一の着色塗料とクリア塗料を用いて同様に上塗塗
膜を形成した。下塗塗膜と中塗塗膜の色差の実測値は1
0.0である。そして同様にスケムラの有無を調べ、結
果を第1表に示す。
1と同一の着色塗料とクリア塗料を用いて同様に上塗塗
膜を形成した。下塗塗膜と中塗塗膜の色差の実測値は1
0.0である。そして同様にスケムラの有無を調べ、結
果を第1表に示す。
(比較例2)
下塗塗膜と中塗塗膜が形成された試験板を用い、実施例
2と同一の着色塗料とクリア塗料を用いて同様に上塗塗
膜を形成した。下塗塗膜と中塗塗膜の色差の実測値は1
.5である。そして同様にスケムラの有無を調べ、結果
を第1表に示す。
2と同一の着色塗料とクリア塗料を用いて同様に上塗塗
膜を形成した。下塗塗膜と中塗塗膜の色差の実測値は1
.5である。そして同様にスケムラの有無を調べ、結果
を第1表に示す。
(比較例3)
下塗塗膜と中塗塗膜が形成された試験板を用い、実施例
3と同一の着色塗料とクリア塗料を用いて同様に上塗塗
膜を形成した。下塗塗膜と中塗塗膜の色差の実測値は1
0.0である。そして同様にスケムラの有無を調べ、結
果を第1表に示す。
3と同一の着色塗料とクリア塗料を用いて同様に上塗塗
膜を形成した。下塗塗膜と中塗塗膜の色差の実測値は1
0.0である。そして同様にスケムラの有無を調べ、結
果を第1表に示す。
(評価)
第1表より、実施例の塗装方法で形成された試験板には
スケムラは全く認められなかったが、比較例の塗装方法
で形成された試験板ではスケムラが目立った。すなわち
下塗塗膜と中塗塗膜の色差が(1)式の範囲にあれば、
中塗塗膜を研磨しすぎて部分的に下塗塗膜が表出してい
ても、スケムラが防止されることが明らかである。
スケムラは全く認められなかったが、比較例の塗装方法
で形成された試験板ではスケムラが目立った。すなわち
下塗塗膜と中塗塗膜の色差が(1)式の範囲にあれば、
中塗塗膜を研磨しすぎて部分的に下塗塗膜が表出してい
ても、スケムラが防止されることが明らかである。
特許出願人 アイシン化工株式会社
同 事ヨタ自動車株式会社
Claims (1)
- (1)被塗物表面に下塗塗膜を形成し該下塗塗膜表面に
中塗塗膜を形成する工程と、該中塗塗膜を研磨する工程
と、研磨された該中塗塗膜表面に着色塗膜を形成する工
程と、よりなる塗装方法において、 該着色塗膜の標準膜厚をAμm、該着色塗膜を形成する
着色塗料の白黒隠蔽膜厚をBμmとした場合、該下塗塗
膜と該中塗塗膜との色差△Eが次式 ΔE≦100×(A/B)^4 を満足していることを特徴とする塗装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2267898A JPH0829297B2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | 塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2267898A JPH0829297B2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | 塗装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04145979A true JPH04145979A (ja) | 1992-05-19 |
JPH0829297B2 JPH0829297B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=17451156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2267898A Expired - Fee Related JPH0829297B2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | 塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0829297B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1077458C (zh) * | 1996-10-31 | 2002-01-09 | 日本油漆船舶漆株式会社 | 涂膜形成的方法 |
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