JPH041458Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH041458Y2 JPH041458Y2 JP6274084U JP6274084U JPH041458Y2 JP H041458 Y2 JPH041458 Y2 JP H041458Y2 JP 6274084 U JP6274084 U JP 6274084U JP 6274084 U JP6274084 U JP 6274084U JP H041458 Y2 JPH041458 Y2 JP H041458Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dial
- corner
- plate
- shape
- stepped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(ア) 考案の属する技術分野
本考案は車輌用計器等に用いられる文字板に関
するものである。
するものである。
(イ) 従来技術とその問題点
従来、指針指示式計器の文字板に段差を形成
し、計器を見る角度のちがいにより生ずる指針と
文字板の目盛等の表示部との指差を少なくするよ
う、もしくは周囲の見返し板と同一平面に文字板
面が位置するようにしたものがある。
し、計器を見る角度のちがいにより生ずる指針と
文字板の目盛等の表示部との指差を少なくするよ
う、もしくは周囲の見返し板と同一平面に文字板
面が位置するようにしたものがある。
この種文字板の先行文献として特公昭55−
13290号公報がある。さらに従来技術について第
4図及び第5図を用いて説明する。図中、11は
樹脂製の文字板であつて、その表面には目盛、文
字等の表示部や遮光層等が印刷されている。この
文字板11は印刷時は平板状に形成されており、
印刷後に第4図のようにプレス用の金型固定型1
2上に載置し、可動型13を固定型12側に押し
付けたときの両型間の空間形状に文字板11をプ
レスして段差を持たせ、第5図に示すような段差
を有する文字板形状としている。なお、その際に
金型12,13を加熱した、いわゆるホツトプレ
スもよく用いられる。
13290号公報がある。さらに従来技術について第
4図及び第5図を用いて説明する。図中、11は
樹脂製の文字板であつて、その表面には目盛、文
字等の表示部や遮光層等が印刷されている。この
文字板11は印刷時は平板状に形成されており、
印刷後に第4図のようにプレス用の金型固定型1
2上に載置し、可動型13を固定型12側に押し
付けたときの両型間の空間形状に文字板11をプ
レスして段差を持たせ、第5図に示すような段差
を有する文字板形状としている。なお、その際に
金型12,13を加熱した、いわゆるホツトプレ
スもよく用いられる。
このようにして文字板11に段差14が形成さ
れるが、この段差14の文字板裏面側に折曲され
た部分の表面側角部15はエツジ状にはならない
ためすつきりとした外観とならず、特にこの角部
15もしくはその付近に目盛等の表示部が位置す
る場合には外観上好ましいものではなかつた。即
ち、平板状のものをプレスによつて曲げる場合、
既に平板の体積は一定であるから上記のように金
型12,13の空間角部に文字板11が位置でき
ない空〓16が生じ、その文字板11角部15は
エツジ状にならないものである。
れるが、この段差14の文字板裏面側に折曲され
た部分の表面側角部15はエツジ状にはならない
ためすつきりとした外観とならず、特にこの角部
15もしくはその付近に目盛等の表示部が位置す
る場合には外観上好ましいものではなかつた。即
ち、平板状のものをプレスによつて曲げる場合、
既に平板の体積は一定であるから上記のように金
型12,13の空間角部に文字板11が位置でき
ない空〓16が生じ、その文字板11角部15は
エツジ状にならないものである。
(ウ) 考案の目的
本考案は上記の不都合を解消し、段差文字板の
角部をよりエツジ状に近い形状にて形成すること
を目的とする。
角部をよりエツジ状に近い形状にて形成すること
を目的とする。
(エ) 考案の概要
本考案では文字板角部またはその付近の裏面側
に凹部を形成し、この凹部により文字板角部表面
側に肉厚を押し上げ、よつて上記空〓をより小さ
くもしくは無くすることにより文字板角部をより
エツジ状に近づけることを可能とするものであ
る。
に凹部を形成し、この凹部により文字板角部表面
側に肉厚を押し上げ、よつて上記空〓をより小さ
くもしくは無くすることにより文字板角部をより
エツジ状に近づけることを可能とするものであ
る。
(オ) 実施例
第1図は本考案の一実施例を示す断面図であ
る。図中、1は文字板であつて平板形状に形成さ
れ、印刷を施された後に固定型2上に載置され、
可動型3とこの固定型2とにより目盛、文字等の
表示部対応位置が高くなるよう段差を形成される
ものであり、指針と表示部との視差を小さくする
ためのものである。この段差の、裏面側に曲げら
れる角部4の裏面側には凹部5が、上記固定型2
に凸部6を設けることにより形成されている。
る。図中、1は文字板であつて平板形状に形成さ
れ、印刷を施された後に固定型2上に載置され、
可動型3とこの固定型2とにより目盛、文字等の
表示部対応位置が高くなるよう段差を形成される
ものであり、指針と表示部との視差を小さくする
ためのものである。この段差の、裏面側に曲げら
れる角部4の裏面側には凹部5が、上記固定型2
に凸部6を設けることにより形成されている。
第2図は第1図の要部の拡大図である。固定型
2に凸部6が設けられるためにこの凸部6対応位
置の文字板1角部4裏面に凹部5が形成され、こ
の凹部5によつてこの部分の文字板1が上方に押
し上げられることにより、文字板1の角部4表面
側は可動型3の上記角部4対応位置の形状に沿
い、この角部4表面側をエツジ状にすることが可
能となる。
2に凸部6が設けられるためにこの凸部6対応位
置の文字板1角部4裏面に凹部5が形成され、こ
の凹部5によつてこの部分の文字板1が上方に押
し上げられることにより、文字板1の角部4表面
側は可動型3の上記角部4対応位置の形状に沿
い、この角部4表面側をエツジ状にすることが可
能となる。
第3図は本考案の他の実施例を示している。こ
の実施例の場合、文字板1の段差角部及びその付
近の裏面側にゆるやかな曲面状の凹部5Aを設け
ている点で上記第1図及び第2図に示したものと
相異している。また、この場合の段差は文字板周
囲を低くするよう設けられており、文字板1に形
成される目盛、文字等の表示部以内の面が計器に
組み付けられたときに文字板周囲に位置する見返
し板7の表面と同一面となるように形成してお
り、また文字板1周囲の低面部1Aと上記見返し
板とを重合することにより、遮光効果をも持たせ
るものである。
の実施例の場合、文字板1の段差角部及びその付
近の裏面側にゆるやかな曲面状の凹部5Aを設け
ている点で上記第1図及び第2図に示したものと
相異している。また、この場合の段差は文字板周
囲を低くするよう設けられており、文字板1に形
成される目盛、文字等の表示部以内の面が計器に
組み付けられたときに文字板周囲に位置する見返
し板7の表面と同一面となるように形成してお
り、また文字板1周囲の低面部1Aと上記見返し
板とを重合することにより、遮光効果をも持たせ
るものである。
本実施例によつても、上記実施例同様、凹部5
Aが形成されることによつてこの部分の文字板1
の肉厚が上方に押し上げられ、よつて文字板1角
部表面側を可動型3に沿わせることができ、エツ
ジ状とすることができるものである。
Aが形成されることによつてこの部分の文字板1
の肉厚が上方に押し上げられ、よつて文字板1角
部表面側を可動型3に沿わせることができ、エツ
ジ状とすることができるものである。
なお、上記第1図に示したような、部分的に前
面側に突出する段部を形成する場合、この突出段
部の幅が小さければこの段部の裏面全体を凹部と
して、即ち段部の肉厚を他の部分よりも薄くなる
ようにプレスしても上記実施例と同様の効果を得
ることができ、本考案を逸脱するものではない (カ) 考案の効果 以上述べたように、プレスにより段差を形成さ
れる計器用文字板において、文字板裏面側に折曲
された角部及びまたはこの角部付近の文字板裏面
に凹部を形成したことを特徴とする本考案の計器
用段差文字板により、裏面側に折曲された文字板
角部表面側をよりエツジ状に近い形状とすること
が可能となり、上記段部の角部がエツジ状となつ
ているからすつきりとした外観となり、特にこの
段部の角部やその近くに目盛や文字等が施されて
いる場合にはその効果は大きい。
面側に突出する段部を形成する場合、この突出段
部の幅が小さければこの段部の裏面全体を凹部と
して、即ち段部の肉厚を他の部分よりも薄くなる
ようにプレスしても上記実施例と同様の効果を得
ることができ、本考案を逸脱するものではない (カ) 考案の効果 以上述べたように、プレスにより段差を形成さ
れる計器用文字板において、文字板裏面側に折曲
された角部及びまたはこの角部付近の文字板裏面
に凹部を形成したことを特徴とする本考案の計器
用段差文字板により、裏面側に折曲された文字板
角部表面側をよりエツジ状に近い形状とすること
が可能となり、上記段部の角部がエツジ状となつ
ているからすつきりとした外観となり、特にこの
段部の角部やその近くに目盛や文字等が施されて
いる場合にはその効果は大きい。
第1図は本考案の一実施例の断面図で第2図は
その要部拡大図、第3図は本考案の他の実施例を
示す断面図、第4図及び第5図は従来例を示す断
面図である。 1……文字板、2,3……金型、4……角部、
5……凹部。
その要部拡大図、第3図は本考案の他の実施例を
示す断面図、第4図及び第5図は従来例を示す断
面図である。 1……文字板、2,3……金型、4……角部、
5……凹部。
Claims (1)
- プレスにより段差を形成された計器用の文字板
において、文字板裏面側に折曲された角部または
この角部付近の文字板裏面に凹部を形成したこと
を特徴とする計器用段差文字板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6274084U JPS60173018U (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 計器用段差文字板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6274084U JPS60173018U (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 計器用段差文字板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60173018U JPS60173018U (ja) | 1985-11-16 |
JPH041458Y2 true JPH041458Y2 (ja) | 1992-01-20 |
Family
ID=30592240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6274084U Granted JPS60173018U (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 計器用段差文字板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60173018U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010131961A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-06-17 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 熱可塑性樹脂シートの折曲げ成形用金型、折曲げ成形方法、及び折曲げ成形体 |
-
1984
- 1984-04-26 JP JP6274084U patent/JPS60173018U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010131961A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-06-17 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 熱可塑性樹脂シートの折曲げ成形用金型、折曲げ成形方法、及び折曲げ成形体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60173018U (ja) | 1985-11-16 |
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