JPH0414547B2 - - Google Patents

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JPH0414547B2
JPH0414547B2 JP57218592A JP21859282A JPH0414547B2 JP H0414547 B2 JPH0414547 B2 JP H0414547B2 JP 57218592 A JP57218592 A JP 57218592A JP 21859282 A JP21859282 A JP 21859282A JP H0414547 B2 JPH0414547 B2 JP H0414547B2
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gate
imaging device
semiconductor imaging
pixel cell
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JP57218592A
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Junichi Nishizawa
Naoshige Tamamushi
Sohee Suzuki
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPS59107688A publication Critical patent/JPS59107688A/ja
Priority to US06/882,456 priority patent/US4725873A/en
Publication of JPH0414547B2 publication Critical patent/JPH0414547B2/ja
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14679Junction field effect transistor [JFET] imagers; static induction transistor [SIT] imagers

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  • Electromagnetism (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は半導体撮像装置に関するものであり、
更に詳しくは静電誘導トランジスタを光検出及び
スイツチング素子として1つの画素セルを構成
し、これを多数配列して成る半導体撮像装置に関
するものである。
従来技術と問題点 従来の半導体撮像装置は光検出用のダイオード
とスイツチ用のトランジスタにより1つのセルが
構成されていて、光検出をダイオードで行ない、
光の信号そのものを映像信号として取り出すの
で、信号出力が小さく、感度が悪いという欠点を
有している。従つて、かかる従来の半導体撮像装
置では感度のから集積度を高める上に限界があ
る。
そこで本発明者らは、光検出に光感度の大きい
静電誘導トランジスタを用いてゲート領域に光信
号を蓄積し、このゲート領域のポテンシヤルに応
じてソース・ドレイン間の電流を制御して映像信
号を取り出すことによつて高い信号出力の得られ
る半導体撮像装置を提案し、特許出願した(昭和
56年特許願第204656号、昭和57年特許願第157693
号)。
発明の目的 本発明は、このような半導体撮像装置を更に改
善し、高い信号出力が得られ、然も画素セル間の
分離がよく、耐ブルーミング性にも優れた半導体
撮像装置を提供することを目的とする。
更に本発明は、上記の画素セル間の分離を簡易
な手段で達成することができ、分離のための大き
な領域を不要とすることにより集積性の優れた半
導体撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の構成は下記に示す通りである。即ち、
本発明は第1導電型高不純物密度の第1の主電極
領域1と、前記第1の主電極領域の上部の第1導
電型低不純物密度のチヤンネル領域2と、前記チ
ヤンネル領域の上部に形成された第2導電型高不
純物密度の第1(4−1)及び第2(4−2)のゲ
ート領域及び第1導電型高不純物密度の複数個の
第2の主電極領域3と、前記第1のゲート領域の
上部に形成された絶縁膜6と、前記絶縁膜の上部
に形成されたゲート電極7とから少なくとも構成
される分割ゲート型SITを画素セルとする半導体
撮像装置であつて、前記第1のゲート領域をほぼ
囲むように、前記複数個の第2の主電極領域が配
置され、前記2の主電極領域を囲むように前記第
2のゲート領域が形成され、複数画素セルにわた
つて前記第2のゲート領域は共通となつているこ
とを特徴とする半導体撮像装置としての構成を有
するものである。
或いはまた、前記第2の主電極領域は、前記第
1のゲート領域と前記第2のゲート領域との間隔
がほぼ等しい部分にのみ形成されていることを特
徴とする半導体撮像装置としての構成を有するも
のである。
或いはまた、前記第1のゲート領域がほぼ矩形
の形状であり、前記第2の主電極領域が矩形のコ
ーナー部分には形成されていないことを特徴とす
る半導体撮像装置としての構成を有するものであ
る。
或いはまた、前記第2のゲート領域が切り込み
ゲート構造となつていることを特徴とする半導体
撮像装置としての構成を有するものである。
或いはまた、前記画素セルが2次元方向に複数
個配列されていることを特徴とする半導体撮像装
置としての構成を有するものである。
或いはまた、前記画素セルが一次元方向に複数
個配列されていることを特徴とする半導体撮像装
置としての構成を有するものである。
発明の実施例 第1図及び第2図は本発明の半導体撮像装置に
用いられる画素セルの実施例を示す素子断面図で
ある。同図において1はSiのn+基板、2は高抵抗
なn-(ないしは真性)半導体領域でチヤンネルと
なるべき領域、3はドレイン領域となる高不純物
密度はn+領域、4−1及び4−2はチヤンネル
領域を塞がない形状にしたそれぞれコントロール
ゲート及びシールデイングゲートとなるべき高不
純物密度なp+領域、6はコントロールゲート領
域上にコンデンサを形成するためのSiO2膜、
Si3N4膜のような絶縁膜、7,8,9はそれぞれ
ゲート、ドレイン、ソース電極であり、少なくと
もゲート電極7は入射光18に対して透明な透明
電極となつている。10はSiO2等の表面保護膜
である。
11はスイツチング用のトランジスタ、φsは
その制御信号、13はφGという読出しパルス電
圧を図示しない画素選択回路からゲート電極に加
える選択線、14は負荷抵抗、15はビデオ電圧
電源、16は信号読出し線、17は出力端子、1
8は光入力である。
2つのゲート領域4−1及び4−2のうちp+
領域4−1は光入力によつて励起されたキヤリア
の一方(この場合正孔)が蓄積されることによ
り、ドレイン・ソース間に流れる電流を制御する
ためのコントロールゲートであつて、絶縁物6及
び電極7によつてコンデンサが形成されている。
他方のp+領域4−2はシールデイングゲートで
あり、コントロールゲート4−1及びn+ドレイ
ン領域3を囲つている形状をしており、これらコ
ントロールゲート4−1及びシールデイングゲー
ト4−2によりチヤンネル領域に電位障壁を形成
する。第2図では1個の画素セルしか示していな
いが、このシールデイングゲート4−2は沢山の
画素セルを形成したときに各セルを空乏層で相互
に分離する働きを持つている。このシールデイン
グゲート4−2は場合によつてはフローテイング
領域としてもよく、又第2図に21として示すよ
うな電極を介してある電位を印加してもよく、又
抵抗を介して接地してもよい。
第2図に示される画素セルはシールデイングゲ
ート4−2が基板表面から埋め込まれて形成され
ている点で第1図に示される画素セルと相異して
いる。このような埋込み型のシールデイングゲー
ト4−2を作成するには例えばシールデイングゲ
ート4−2領域にホウ素などを比較的深く拡散し
た後、その表面を選択酸化して形成する方法
(LOCOS法);あるいは該シールデイングゲート
4−2領域を例えばプラズマエツチ等によつて切
り込んだ後、その部分にホウ素などを拡散して形
成する方法(切込み法)などがあり、切込み法に
おいてはその後必要に応じて酸化物が充填されて
もよい。これら埋込み型シールデイングゲート4
−2はコントロールゲート4−1に比して基板の
厚み方向に深く形成されることによつて、後述の
如く画素セル間の分離及び耐ブルーミング性を更
に向上させることができる。又第1図には第2図
の番号22として記載されている各電極間の分離の
ための絶縁物層(例えばリンケイ酸ガラス層)な
どが省略して描かれている。
第3図は第1図及び第2図に示した画素セルの
等価回路であり、この図面を参照してその動作を
説明する。第1図及び第2図において、光入力1
8があると静電誘導トランジスタ100のゲート
領域4−1に光励起された正孔が流れ込んで、光
信号の書き込みが行なわれる。次にスイツチング
用トランジスタ11のベース(ないしはゲート)
にφsというパルス電圧が加わると電源15の電
圧が静電誘導トランジスタ100のドレイン・ソ
ース間に加えられ、更に、ゲート領域4−1に
φsというパルス電圧が印加され、静電誘導トラ
ンジスタ100が導通すると、光入力18に対応
してドレイン電流が生じ、出力端子17により出
力信号が得られる。この出力は光入力18の強弱
によつて化し、増幅率103以上であり従来のバイ
ポーラトランジスタよりも一桁以上大きいという
特徴を有しており、更に得られる出力信号のダイ
ナミツクレンジも大きいという特徴を有してい
る。なお、コントロールゲート4−1に接続され
たコンデンサは直流カツトの作用と光信号の蓄積
のために設けられたものである。
このような形状のトランジスタを静電誘導トラ
ンジスタとするためには、チヤンネルとなるn-
領域2の不純物密度は、およそ1×1016cm-3
下、ゲート4−1,4−2,ドレイン3、ソース
1領域の不純物密度は、おおよそ1×1018cm-3
上とすることが必要である。ゲート電圧がOVで
もドレイン電流が流れないためには拡散電位のみ
でゲートとゲートの間及びチヤンネルが既に空乏
層化するような寸と不純物密度が選ばれる。ゲー
ト領域の厚さを厚くしてゲート間隔を小さくすれ
ばより一層作成が容易となる。この静電誘導トラ
ンジスタでは光入力に対して大きな増幅を行なわ
せるものであるから各製造工程では結晶に転位、
欠陥等が導入されないように注意をする必要があ
り、例えばp+ゲートを作るためにその領域にホ
ウ素等を拡散するときには、格子歪みを起さない
ように適当な族原子を同時に拡散して格子歪の
補償をすることが好ましい。またチヤンネルを形
成するn-領域2は光により励起された電子・正
孔対が容易に再結合せず、寿命が長いことが必要
であり、このためには製造の最終の工程において
重金属に対するゲツタリングを施すことが好まし
い。
上記第1乃至第3図に示す画素セル100は第
4図に平面図として示すように配列される。第4
図において、各画素セル100はコントロールゲ
ート4−1とこれを囲むシールデイングゲート4
−2との間のチヤンネル領域に一方の主電極領域
となるドレイン領域3が形成された構造となつて
いる。このような構造にすると、光照射で発生
し、コントロールゲート4−1に蓄積されたキヤ
リアは、コントロールゲート4−1の周囲近傍に
設けられたn+領域のドレイン3のためにコント
ロールゲート41から外への流出が難しくなる。
即ちドレイン領域3がキヤリアの流出を妨げるバ
リアの役割を果すのである。従つて信号読出線1
6及び選択線13にパルス電圧が印加されること
によつてコントロールゲート4−1に蓄積された
キヤリアの量に応じてドレイン・ソース間に流が
流れ、光入力に応じた出力が得られるものとな
る。
ここで、ドレイン領域3は単位画素セル当りの
長さを大きくすることにより、前記バリアの役割
を有効に果すことができ、更に出力電流を大きく
とることができるので、画素セルが矩型の場合に
はその四辺にそれぞれ設けることが好ましい。こ
の場合、画素セルの各コーナー部分にも連続して
ドレイン領域3を設けることも考えられるが、こ
部分はコントロールゲート4−1とシールデイン
グゲート4−2が比較的離間するので、この部分
でドレイン・ソース間に電流が流れ易くなる。従
つて、図示した如く、両ゲート4−1,4−2間
の間隔が最も近接する領域にそれぞれドレイン領
域3を設けることが好ましい。更にコーナー部分
からのドレイン・ソース間の漏れ電流を最小にと
どめるためには、コントロールゲート4−1の周
囲に配されたドレイン領域3のうちの1つの長さ
が該コントロールゲート4−1の一辺よりも若干
短かく、且つコントロールゲート4−1の一辺の
辺内に含まれるように配置されることが最も好ま
しい。
また、シールデイングゲート4−2はコントロ
ールゲート4−1と共にチヤンネル領域に電位障
壁を形成し、また複数の画素セルを集積化した場
合の各画素セルを空乏層で相互に分離するために
設けられたものである。更にこのシールデイング
ゲート4−2は例えばコントロールゲート4−1
に飽和露光量以上の光が照射されて多量のキヤリ
アが蓄積されたときに、余剰のキヤリアを排出さ
せることによりブルーミングを防止させる機能も
有している。
上記の如き機能を達成するためにシールデイン
グゲート4−2は第4図に示すようにその間にド
レイン領域3を挾んでコントロールゲート4−1
を囲むように形成されており、更に各画素セル1
00に電気的に共通となつている。即ちこのシー
ルデイングゲート42は、第4図に示す例におい
ては互いに隣接する画素セル100の間は共有と
なつてコントロールゲート4−1を囲む形状に形
成されている。従つて上述の例において画素セル
100の単位はシールデイングゲート4−2の中
心から相隣るシールデイング4−2の中心で囲ま
れた範囲となる。
次にこのようにシールデイングゲート4−2が
各画素セル100で共通とされたときに、各画素
セル100の分離が良好に行なわれていることを
第5図乃至第7図を参照して説明する。
第5図は本発明の半導体撮像装置の典型的な光
応答特性を示すもので、更に具体的には第1図に
示した構造から成る画素セルを有する半導体撮像
装置に光を照射した後、φs及びφGを印加して出
力信号を得た場合の入射光強度と出力電圧の関係
を示している。この測定は2次元方向に相隣る3
つの画素セルについて行なつている。このグラフ
から明らかな様に、入射光強度が増すに従つて出
力電圧が大きくなつてゆき、入射光強度が
100μW/cm2程度で出力電圧が飽和する様な特性
を有していることが判る。この特性は従来の
MOS型半導体撮像装置の飽和露光量が10μW/cm2
程度であることからも明らかな如く、好ましい特
性を有している。
第6図は、第1図に示した半導体撮像装置の単
一の画素セル全域に光が照射され、且つその画素
セルに2次元方向で隣接する画素セルには光が照
射されないようにして露光を行なつた後、読出し
を行なつた場合の各画素セルの出力電圧をプロツ
トしたグラフである。この例においては、上記の
ようにして2次元方向に隣接する3つの画素セル
について行ない、それぞれの露光量は飽和露光量
に達しない程度とした。このグラフにおいて、横
軸は2次元方向に隣接する3つの画素セルの番号
を示しており、Aは第1の画素セルに;Bは第2
の画素セルに;Cは第3の画素セルにのみ光を照
射した場合の各画素セルの出力電圧を示してい
る。このグラフから明らかな如く、本発明の半導
体撮像装置はシールデイングゲート4−2が各画
素セルに共通に設けられているが、各画素セルの
コントロールゲート4−1を囲む形状に形成され
ており、各画素セルがシールデイングゲート4−
2の空乏層で互いに分離されているから好ましい
画素セル分離を行なつている。更に、上記の実験
においては単一の画素セルの全域に露光を行なつ
ており、シールデイングゲート4−2の直下の
n-層2にも光の照射が行なわれているが、ここ
で発生したキヤリアも隣接する画素セルのコント
ロールゲート4−1に蓄積されることがなく、シ
ールデイングゲート4−2領域に吸収されて、良
好な画素セルの分離が行なわれることが判る。
このように隣接する画素セルへ漏れ出すキヤリ
アがシールデイングゲート領域で吸収されること
にによつて画素セルの分離を良好にすることがで
きることは半導体撮像装置の耐ブルーミング性を
向上させることにも役立つことが明確である。即
ち、第4図に示すようにコントロールゲート4−
1を囲むようにシールデイングゲート4−2を設
けることで、隣接画素へ強力な光が入つてフオト
キヤリアが多量に発生しても、余分のキヤリアは
シールデイングゲート4−2に吸収されるのであ
る。ちなみに一般に半導体撮像装置おいては隣接
セルへの漏れ電流値が飽和電流値の15%となると
きの当該画素セルへの露光量を耐ブルーミング性
の目安としている。従来のMOS型半導体撮像装
置では飽和露光量が10μW/cm2であり、その約2c
倍の露光量で隣接セルへの漏れ電流量が飽和電流
値の15%となるので、耐ブルーミング指数は
10μW/cm2×20=200μW/cm2となる。これに対し
て本発明に用いられる画素セルの飽和露光量は前
述第5図で示すように約100μW/cm2であり、
MOS型半導体撮像装置よりもも1桁大きい。然
も実験によれば、シールデイングゲート4−2が
コントロールゲート4−1を囲む形状となつてお
り、更に各画素セルにわたつて共通に形成されて
いるから、飽和露光量の20倍の露光量よりも遥や
かに大きな露光量を与えても隣接セルに対するブ
ルーミングの影響が少ないことが分つた。従つて
上記の飽和電流値の差を考慮すると本発明の半導
体撮像装置は従来のMOS型半導体装置の耐ブル
ーミング許容露光量(耐ブルーミング指数)より
も数10倍の露光を行なつてもブルーミングによる
影響を受けないこととなる。その一例として第2
図に示した切込構造の半導体撮像装置に前述の第
6図において説明したと同様にして飽和露光量
(100μW/cm2)及びその値の100倍(10000μW/
cm2)の露光を行なつた時の隣接セルへのブルーミ
ングの影響を第7図において示す。第7図におい
てAは第1の画素セルに;Bは第2の画素セル
に;Cは第3の画素セルにのみ光を照射した場合
の各画素セルの出力電圧を示し、更に丸印でポイ
ントが示されているものが飽和露光量で、三角で
ポイントが示されているものが飽和露光量の100
倍でそれぞれ露光した場合の出力電圧を示す。こ
のグラフからも明らかなように飽和露光量の100
倍の露光を行なつた場合にも隣接セルに対する影
響が少ない。従つてこの例では耐ブルーミング指
数は100μW/cm2×100=10000μW/cm2となる。
100μW/cm2は約300Luxの光に相当するから
30000Luxの光に耐えることになる。
第8図は上記した画素を2次元に配置して2次
元半導体撮像装置を構成した場合を示す回路図で
ある。第8図においてシールデイングゲートは各
画素セル100に共通となつており、端子80は
フローテイングにしてもよく、抵抗を介して接地
してもよく、またバイアス電源に接続されてもよ
い。又、81は信号読出し線16選択用の選択回
路であり、パルス電圧φsによつてスイツチ用ト
ランジスタ11の1つを逐時選択して、選択され
た信号読出し線16に負荷抵抗14を介して電源
15の電圧が印加される。82は選択線13選択
用の選択回路であり、パルス電圧φcが選択線1
3に印加される。このようにして2次元方向で画
素セル100を順次選択することによつて2次元
画像信号を出力端子17に出力することができ
る。
第9A図及び第9B図は本発明の半導体撮像装
置をラインセンサに応用したものであり、各画素
セルのドレイン、ソース3及びシールデイングゲ
ート4−2がそれぞれ共通に接続されており、コ
ントロールゲート4−1のみが各画素セル100
毎に電気的に独立みや構造となつている。このコ
ントロールゲート4−1には選択回路90によつ
てコントロールゲート4−1上のコンデンサにパ
ルス電圧φGが遂次印加されるようになつている。
この例においては、ラインセンサの長手方向に沿
つて、シールデイングゲート4−2をドレインと
したMOSトランジスタTr(91は該トランジス
タのゲート電極を、92はソースをそれぞれ表わ
す)を設けたことも特徴であり、画像信号を読出
した後にシールデイングゲート領域に残つている
キヤリアを横方向に抜き取ることができる。
第10図は本発明の半導体撮像装置の1画素セ
ルの更に改改案であつて、ドレイン領域3の位置
をシールデイング領域4−2との間隔W2をコン
トロールゲート領域4−1との間隔W1に比して
十分小さくなる、即ちW1>W2なる間隔に設定し
たものでコントロールゲート領域W1によつて生
じる空乏層を更に広げることによつて、光励起さ
れて発生したキヤリアを効率良くコントロールゲ
ート領域4−1に蓄積させるようにするためのも
のである。
第11図は第10図に示すW1とW2の関係を変
化させた場合の入射光強度と出力電圧との関係を
示すグラフであり、AはW1−W2=2μmの場合を
示しており、BはW1−W2=1μmの場合を示す。
このグラフからも明らかな如くドレイン領域3が
ある程度シールデイングゲート4−2に近づく
と、光励起によつて発生したキヤリアが有効にコ
ントロールゲート4−1領域に蓄積されることが
判る。
本発明に用いられる画素セルの更に他の改良案
としては、例えばシールデイングゲート形成のた
めの不純物の拡散深さあるいは不純物密度をコン
トロールゲートに対して変えたりすることも可能
であり、これらは本発明者らが出願した前記昭和
57年特許願第157693号に詳細に記載されているの
で、これらを任意に用いることができる。
以上の実施例において、ドレイン領域3及びソ
ース領域1の関係を互いに逆転させて、n+領域
1に電源15から負荷抵抗14を介して電圧を印
加してもよい。また上記の実施例において半導体
撮像装置を構成する各領域の導電型をすべて逆転
させてもよい。この場合、前述の実施例において
は選択線13及び信号読出し線16に加えられる
パルス電圧が正であつたが、これを共に負に代え
る必要があり、更にコントロールゲート領域4−
1に蓄積されるキヤアリアも電子となる。
発明の効果 以上詳細に説明したように、本発明によれば、
ドレイン及びソース領域と、コントロールゲート
及びシールデイングゲート領域とから成る静電誘
導トランジスタで各画素セルを構成し、これを1
次元或いは2次元方向に配列したものであるか
ら、1セル1トランジスタ構造である上に高い信
号出力が得られる等の本質的特徴を有すると共
に、コントロールゲートとこれを囲むように形成
され複数画素セルにわたつて共通のシールデイン
グゲートを有するので、各画素セルの信号の分離
が良好となり、更に耐ブルーミング性に優れてい
る。更には該コントロールゲートとシールデイン
グゲートの間に形成される領域内であつて、これ
ら2つのゲート領域が比較的離間する領域を除い
た(コントロールゲートとシールデイングゲート
が共に矩型の境界線をもつて対面している場合に
は、コーナーの部分を除いた)ほぼ全長にわたつ
てドレイン(又はソース)領域を設けることによ
り更に信号出力を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図及び第10図はそれぞれ本発明
の半導体撮像装置に使用する画素セルの一実施例
を示す要部素子断面図、第3図はその等価回路、
第4図はその平面図、第5図はかかる画素セルの
光出力特性を示すグラフ、第6図及び第7図は1
つの画素セルにのみ光を照射したときの光出力特
性とこの画素セルに隣接する画素セルの出力特性
を比較するためのグラフ、第8図は本発明の半導
体撮像装置の一実施例を示す回路図、第9A図及
び第9B図は他の実施例を示す平面図及び回路
図、第11図は上記第10図に示した画素セルの
光出力特性を示すグラフである。 1はSiのn-基板、2はn-層、3はドレイン、
4−1はコントロールゲート、4−2はシールデ
イングゲートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1導電型高不純物密度の第1の主電極領域
    1と、前記第1の主電極領域の上部の第1導電型
    低不純物密度のチヤンネル領域2と、前記チヤン
    ネル領域の上部に形成された第2導電型高不純物
    密度の第1(4−1)及び第2(4−2)のゲート
    領域及び第1導電型高不純物密度の複数個の第2
    の主電極領域3と、前記第1のゲート領域の上部
    に形成された絶縁膜6と、前記絶縁膜の上部に形
    成されたゲート電極7とから少なくとも構成され
    る分割ゲート型SITを画素セルとする半導体撮像
    装置であつて、前記第1のゲート領域をほぼ囲む
    ように、前記複数個の第2の主電極領域が配置さ
    れ、前記第2の主電極領域を囲むように前記第2
    のゲート領域が形成され、複数画素セルにわたつ
    て前記第2のゲート領域は共通となつていること
    を特徴とする半導体撮像装置。 2 前記第2の主電極領域は、前記第1のゲート
    領域と前記第2のゲート領域との間隔がほぼ等し
    い部分にのみ形成されていることを特徴とする前
    記特許請求の範囲第1項記載の半導体撮像装置。 3 前記第1のゲート領域がほぼ矩形の形状であ
    り、前記第2の主電極領域が矩形のコーナー部分
    には形成されていないことを特徴とする前記特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の半導体撮像
    装置。 4 前記第2のゲート領域が切り込みゲート構造
    となつていることを特徴とする前記特許請求の範
    囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の半導体撮
    像装置。 5 前記画素セルが2次元方向に複数個配列され
    ていることを特徴とする前記特許請求の範囲第1
    項乃至第4項のいずれかに記載の半導体撮像装
    置。 6 前記画素セルが1次元方向に複数個配列され
    ていることを特徴とする前記特許請求の範囲第1
    項乃至第4項のいずれかに記載の半導体撮像装
    置。
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