JPH0414541Y2 - - Google Patents

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JPH0414541Y2
JPH0414541Y2 JP1987035692U JP3569287U JPH0414541Y2 JP H0414541 Y2 JPH0414541 Y2 JP H0414541Y2 JP 1987035692 U JP1987035692 U JP 1987035692U JP 3569287 U JP3569287 U JP 3569287U JP H0414541 Y2 JPH0414541 Y2 JP H0414541Y2
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JP
Japan
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slope
bathtub
equipment
drainage
waterproof pan
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JP1987035692U
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JPS63145961U (ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はユニツトバスルームにおける防水パ
ンに関し、詳しくは上面に便器等の設備機器が据
え付けられる防水パンに関する。
(従来の技術) ユニツトバスルームの一種に、浴槽とは反対の
壁側に便器、洗面化粧台等の設備機器が設置され
る形式のものがある。この場合便器、洗面化粧台
等の設備機器は防水パンの上に直接据え付けられ
るが、従来のユニツトバスルームにおける防水パ
ンは、浴槽からの溢出水、泡等を排水口から排出
するために所定勾配で傾斜させられており、この
ため便器等設備機器が設置しにくくなり、且つそ
れら機器が傾いて取り付いてしまう不具合が生じ
ていた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような問題点を解決するためにな
されたものであり、その要旨は、浴槽からの溢出
水、泡等を該浴槽側の排水口より排出するととも
に、該浴槽と反対側の壁側の部分の上面に便器等
設備機器が据え付けられる防水パンにおいて、前
記浴槽から前記壁に到る部分を浴槽側の排水部分
と壁側の機器据付部分とに分画し、それら排水部
分と機器据付部分とで傾斜勾配を異ならせるとと
もに、前者の勾配を後者のそれよりも大きくし、
前者の勾配を1/30〜1/45、後者の勾配を1/
70以下と成したことにある。
(作用及び考案の効果) このようにすれば、浴槽からの溢出水等を従来
に増して良好に排出しつつ便器等設備機器の据付
性を良くし、且つ据付状態においてかかる設備機
器の傾きを抑えることができる。
従来の防水パンにおいては排水部分と機器据付
部分との傾斜勾配が同一とされており、このため
に便器等設備機器の据付のために勾配を緩くする
と排水性が悪くなり、逆に勾配をきつくすれば設
備機器が大きく傾いて取り付いてしまつて、その
使い勝手が悪くなるなどの不具合を生じていたの
であるが、本考案に従つて防水パンの傾斜勾配を
排水部分と機器据付部分とで異ならせ、且つ前者
の勾配を1/30〜1/45と従来の1/50程度より
も大きく、後者の勾配を1/70以下とすることに
より、このような問題を解消できるのである。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説
明する。
第1図において、10はユニツトバスルームの
床を構成する防水パンで、一方の側に浴槽12が
据え置かれるようになつている。防水パン10
は、浴槽12に隣接して浴槽12からの溢出水、
泡等を排出するための排水部分14と、浴槽12
とは反対の壁20側に位置してその上面に便器1
6の据え付けられる機器据付部分18とを有して
いる。これは排水部分14と機器据付部分18と
は何れも図中左下がりに、つまり第2図の排水口
22の側に所定勾配α,βで傾斜させられてい
る。而してその傾斜勾配は機器据付部分18が
(β=)1/70の勾配とされ、排水部分14が
(α=)1/30の勾配とされている。
このように本例の防水パン10においては、機
器据付部分18がほぼフラツトに近く、逆に排水
部分14は傾斜勾配が従来の防水パンのそれより
もきつくされている。例えば上記のような便器1
6を設置しない形式の防水パン、つまりある程度
傾斜勾配をきつくできる防水パンにあつてもその
勾配はせいぜい1/50くらいまでであつたのに対
し、本例の防水パン10においては排水部分14
の傾斜勾配が1/30と更にきつくなつている。こ
のため浴槽12から跳ね出た水を良好に排出し得
る一方、便器16の設置もし易くなり、且つほぼ
水平に設置できて便器16の使い勝手が良好とな
る。
尚、本例では排水部分14の勾配が1/30、機
器据付部分18の勾配が1/70とされているが、
これらの勾配はその他種々変化させることができ
る。尤も水、泡等の排出性、機器の据付性を考え
た場合、排水部分14の勾配は1/30〜1/45、
機器据付部分18については1/70〜フラツトす
ることが必要である。
更に本例では設備機器としての便器のみが設置
されているが、本考案はこの外に壁側に洗面化粧
台が設置される形式の防水パン或いはその他の形
式の防水パンに対しても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本考案の一実施例
である防水パンをユニツトバスルームの床を構成
した状態で示す要部断面図及び要部平面図であ
る。 10……防水パン、12……浴槽、14……排
水部分、16……便器、18……機器据付部分、
20……壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 浴槽からの溢出水、泡等を該浴槽側の排水口よ
    り排出するとともに、該浴槽と反対側の壁側の部
    分の上面に便器等設備機器が据え付けられる防水
    パンにおいて、 前記浴槽から前記壁に到る部分を浴槽側の排水部
    分と壁側の機器据付部分とに分画し、それら排水
    部分と機器据付部分とで傾斜勾配を異ならせると
    ともに、前者の勾配を後者のそれよりも大きく
    し、前者の勾配を1/30〜1/45、後者の勾配を
    1/70以下と成したことを特徴とするユニツトバ
    スルームにおける防水パン。
JP1987035692U 1987-03-11 1987-03-11 Expired JPH0414541Y2 (ja)

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JPS63145961U JPS63145961U (ja) 1988-09-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49126746U (ja) * 1973-02-23 1974-10-30
JPS5458854U (ja) * 1977-09-30 1979-04-23

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JPS63145961U (ja) 1988-09-27

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