JPH0414510B2 - - Google Patents

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JPH0414510B2
JPH0414510B2 JP59224221A JP22422184A JPH0414510B2 JP H0414510 B2 JPH0414510 B2 JP H0414510B2 JP 59224221 A JP59224221 A JP 59224221A JP 22422184 A JP22422184 A JP 22422184A JP H0414510 B2 JPH0414510 B2 JP H0414510B2
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Japan
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charge
signal
transfer means
coupled device
charge transfer
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JP59224221A
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Shii Sutefu Uiru
Dei Uen Deuitsudo
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Fairchild Semiconductor Corp
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Fairchild Camera and Instrument Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/148Charge coupled imagers
    • H01L27/14825Linear CCD imagers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/701Line sensors

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  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、線又は面撮像に用いられる電荷結合
型装置(CCD)に関する。
〔従来技術〕
電荷結合型半導体装置は、最初W.S.BoyleとG.
E.Smithとによつて発明された。これはBoyleと
Smithによるベルシステムテクニカルジヤーナル
の第49巻第587頁の“電荷結合型半導体装置”と
米国特許第3858232号明細書に述べられている。
それ以来電荷結合型装置の発展は、多くの刊行物
に述べられてきた。たとえば1974年2月のサイエ
ンテイフイクアメリカンの第230巻,第2号,第
23頁には、Gilbert F.Amelioによる“電荷結合
装置”が示されている。線及び面撮像装置は、電
荷蓄積素子の配列によつて製造され、このような
装置は商業的に利用し得ることは現在よく知られ
ている。たとえばこの出願人であるフエアチヤイ
ルドカメラアンドインスツルメントコーポレーシ
ヨン(以下フエアチヤイルド社と云う)の製品
CCD101,CCD110,CCD121,CCD2
01がそれである。適当な周知構造において、照
射開口に蓄えられた電荷はシフトレジスタに転送
され、かつ適当な信号を与えることによつてシフ
トレジスタから転送されて、感知され、増幅され
又は電気回路によつて利用される。
あいにく従来の電荷結合装置では、基板内に存
在する浮遊電荷がシフトレジスタンスの素子へ流
入してそこに蓄積する電荷、即ち情報に好ましく
ない変化を与える不都合を生じることがあつた。
〔発明の概要〕
本発明は、この様な不都合の解決を目的とする
ものである。
本発明によれば、周囲光の状態に応じた信号を
生じる電荷結合型装置には、それぞれへの入射光
の強さに応じた電荷パケツトを蓄える複数の照射
開口と、この照射開口の予定数のものを周囲光に
あてるための手段と、照射開口の各々から蓄えら
れた電荷パケツトが下記の第1電荷転送手段へ転
送されるのを許容するための少なくとも1つの転
送手段と、この転送手段を作動させるとともに複
数の照射開口をリセツトするため、タイミングの
とられた制御信号を生じる制御手段が備えられ
る。上記の第1電荷転送手段は、その出力端の出
力ゲートに向けて、周期的なクロツク信号に応じ
て電荷パケツトの各々を転送する。
第2電荷転送手段が、分離領域により上記第1
電荷転送手段から分離されて、設けられる。分離
領域により分離されたその第2電荷転送手段は、
それに流入する電荷をそれの出力端へ向けて、上
記の周期的なクロツク信号に応じて転送し、もつ
て浮遊電荷を集め、浮遊電荷による不都合の発生
を防止する。
〔実施例〕
図面を参照して行う実施例の説明に入る前に、
その実施例がCCDのより感知され得る最小光お
よび最大光をそれぞれ表わす黒基準信号および白
基準信号をも発生できるように構成されているの
で、その点に関する略説をここで行つておく。黒
基準信号は、CCDの1つ又はそれ以上の光学的
に暗く、かつ電気的に絶縁された光感知領域によ
つて発生される。これら照射開口に光が当たるの
を妨げると、照射開口からの信号は、光がないこ
とを示す。すなわち黒基準信号を表す。この黒信
号は、1つ又はそれ以上の照射開口からシフトレ
ジスタへ転送され、その後CCDから転出させら
れたあと、CCDからの他の信号と比較するため
の基準信号として用いられ、CCDが感知するこ
との出来る一番暗い光学条件を与える。
白信号は、CCDが感知するいくぶん明るい、
言い換えると暗くない状態を表わす選択されたレ
ベルで発生される。これは、CCDシフトレジス
タの1つ又はそれ以上の素子にあらかじめ決めら
れた最大量の電荷を注入することによつて行なわ
れる。これらの信号がCCDから転送される時、
それらは、CCDが感知する選択された明るい光
学的状態を示す基準信号を供給する。その上、よ
り少ない又はより多くのあらかじめ決められた量
の電荷を注入することによつて、グレー又は白の
所望の中間色を示す基準信号が作られる。
黒及び白基準信号の発生は、グレー段階の両端
部に固定点を設定することになり、それによつて
CCDが感知する光学的範囲を決定する。全光学
的範囲にわたるCCD応答の直線性の認識をかね
た基準信号を与えると、CCDの使用者は、CCD
によつて感知される光学的状態のグレーの明度を
正確に計測できる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細
に説明する。
第1図には、1728個の素子線形撮像アレイに適
用された本発明の一実施例の概要平面図が示され
る。フエアチヤイルド社製品CCD121は、本
発明以前の製品の一例として挙げられる。第1図
には、それらに当てられる電磁放射線に応じて電
荷を発生する1728個の照射開口が示されている。
周知の方法により各照射開口内に集つた電荷は、
2つのシフトレジスタ10又は11の一方に同時
に送られる。第1図示のように、例えば奇数の照
射開口に集つた電荷はシフトレジスタ11に転送
され、一方偶数の照射開口に集つた電荷はシフト
レジスタ10に転送される。シフトレジスタ1
0,11は、各々分離領域12によつて2つの離
れたシフトレジスタに分割され、シフトレジスタ
10の下方部分とシフトレジスタ11の上方部分
が夫々第2のシフトレジスタを形成している。照
射開口1〜1728からシフトレジスタ10,1
1への電荷転送は、電極14に信号φXを与える
ことによつて行なわれる。この技術はCCD技術
では周知であるが、第2a図〜第2d図において
さらに詳細に説明されている。CCDシフトレジ
スタの隣接素子における信号の相互混信は、奇数
照射開口の電荷を一方向すなわちレジスタ11に
転送することによつて、又偶数照射開口の電荷を
他方向すなわちレジスタ10に転送することによ
つて妨げられる。このように電荷パケツトは、シ
フトレジスタ10,11の各々に転送される。例
えば、照射開口1に集められた電荷は電極21の
下の領域に転送され、一方、照射開口3に集めら
れた電荷は電極23の下の領域に転送される。電
極22の下には電荷は転送されないので、これは
電極21,23とは異なつた電位に維持される。
それ故、電極21,23の下の領域に転送された
信号は、交錯(Comingling)やそれによる情報
損失からまぬがれる。第1図示のように照射開口
2からの信号は、電極32の下に転送される。
1728個の照射開口の電荷がシフトレジスタ1
0,11に転送された後、信号φXの電位は変化
されて、新しい組の信号が1728個の照射開口内に
集まり始める。その後シフトレジスタ素子に適当
な信号たとえばφTとVTを与えることによつて、
電極下の信号はシフトレジスタ10からステツプ
アウトされ、シフトレジスタ11の下方部分は出
力ゲートへ転送される。これら信号の出力ゲート
への転送は、第1図の矢印30,31によつて示
される。出力ゲートの構造はこの技術分野におい
て周知である。たとえば米国特許第3999082号の
“電荷結合型増幅器”において示されている。
第1図に示された本発明の一実施例において、
1728個の照射開口からの信号は、シフトレジスタ
10の下方部分又はシフトレジスタ11の上方部
分には転送されない。シフトレジスタのこれら部
分への電荷の転送は、各シフトレジスタ10,1
1を2つの分離したシフトレジスタに効果的に分
割する領域12、代表的には酸化膜の分離領域に
よつて妨げられる。各シフトレジスタの電極から
次の電極への電荷の転送は、電極下に延びた障壁
58間のチヤンネル領域15によつて行なわれ得
る。シフトレジスタ11の上方部分とシフトレジ
スタ10の下方部分、即ち第2のシフトレジスタ
は、基板内の浮遊電荷が第1のシフトレジスタの
素子へ流れたり又そこに蓄えられた情報をひずま
せることを妨げる。すなわち、浮遊電荷は、これ
ら分離された第2のシフトレジスタによつて集め
られて害のないように処理される。矢印33と4
0は、これら浮遊電荷のシンク領域又は電源への
転送を示している。しかしながら、後述のよう
に、矢印40で示された信号は外部回路に供給さ
れる。
黒及び白の基準信号は、以下に述べるように第
1図に示されたCCD構造によつて発生される。
一実施例において黒基準信号は、数個の光学的に
かつ電気的に分離された付加照射開口B1,B
2,B3によつて発生される。無論このような照
射開口はいくつでも設けることはできる。照射開
口B1(およびB2およびB3)は、アイソレー
シヨン領域Iによつて能動照射開口1,2……1
728から分離される。これら照射開口は、照射
開口1,2……1728内の又はこれらに沿つた
所望の場所に配置され得ることは理解されよう。
特に、このような照射開口は、普通の能動照射開
口1……1728に点在され得、照射開口の1端
又は他端、又は両端、又はそれらの組合わせで配
置される。第1図においては、それらは線形アレ
イの右端に示されている。
黒照射開口B1,B2,B3は、代表的にはア
イソレーシヨンセルIによつて能動照射開口から
分離されている。これは、能動セルのどれかの電
荷が黒基準セルB1,B2,又はB3のどれかに
漏れるのを妨げるものである。又このようにすれ
ば、窓35を形成するのにも製作公差はゆるくて
すむ。窓35は、電磁放射線、代表的には可視光
線を照射開口に当てさせるものである。第1図に
は示されていないが窓35の周囲には、黒基準セ
ルB1,B2,B3に光が当たるのを妨げる光シ
ールドがある。
本発明のいくつかの実施例において、窓35
は、たとえば青又は他の色の信号が感知されるも
のであつたとしても所定の波長の可視電磁放射線
に対しては不透明な物質である。窓35の位置
は、黒基準照射開口B1,B2、又はB3に光が
当るのを妨げるので、これら照射開口は何ら電荷
を集めない、すなわち可視光線の効果を除いた基
板の全状態を表わす電荷を集める。このように黒
基準照射開口B1,B2,B3は、温度又は化学
組成物、又は他の周囲状態に起因する暗電流又は
他の誤りを自動的に補正する。
白基準信号を生ずるための一つの技術は、シフ
トレジスタ10の左端に示されている。信号VR
がダイオード38へ与えられることによつて、信
号電荷はダイオードに供給され、φXの電位が適
当に増加する時シフトレジスタ素子39,42に
転送される。第4a図〜第4e図に関して述べる
ように、この電荷は、飽和となる明るさのレベル
又はあまり明るくない状態すなわちグレーのよう
な他の所望基準電荷レベルを示すのに適当な大き
さに設定される。この電荷は、ここでは白基準信
号として参照される。信号VTとφTを加えてシフ
トレジスタ素子42に注入された電荷のその部分
は、1728個の照射開口によつて生ぜられた信号電
荷の転送に続いてシフトレジスタ10から転送さ
れる。白基準信号は、第1図に示された構造を適
当に変形することによりシフトレジスタ10に沿
つた他の所望の位置に注入されてもよい。
電極39の下に注入された白基準信号それ自体
は、走査終了(end−of−scan)指示として用い
ることができる。すなわち、第1図示のように、
白基準信号をシフトレジスタ10の最遠端に配置
することによつて電極39の下に転送された信号
は照射開口1728に生じた信号の後にシフトレ
ジスタ10から現われる。それ故、白基準信号
は、シフトレジスタ10からの信号の転送完了を
示す電気信号としても用い得る。それに対して従
来の構造は、信号φXを与えるのに適当な時間を
探知するため独立した計数装置を必要としてい
た。領域38からの白基準信号は、シフトレジス
タ10の下方部分から転送された時何らかの周知
外部論理回路に転送され、これはその後信号φX
を動作させる。
第2a図は埋込チヤンネルを用いて作られた時
の第1図に示された構造の一部断面図である。代
表的にはP導電型の基板50には代表的には二酸
化シリコンから成る分離領域51a,51bが直
列に形成されている。P+導電型領域53a,5
3bは、分離領域51の下に浮遊イオンが導電路
を形成しないように分離領域51の下に形成され
ることがある。基板50に形成されたN導電型領
域は、周囲の電磁放射線に応じて電荷を集める。
代表的にはリン、ヒ素又は他のN型物質をドープ
した埋込チヤンネル領域56a,56bと、代表
的にはボロン又は他のP型物質をドープした領域
58a,58b,58cとは、以下に述べるよう
に、構造の電位状態図を変える障壁領域を形成す
る。又第2a図には、基板50上に電極が示され
ている。電極59aは信号φTを受けるように接
続され、一方電極61aは信号φXを受けるよう
に接続されている。電極62は信号VPGを受ける
ように接続される。
第2a図に示された構造の真下には、信号φX
が加えられた時領域55に集められた電荷73が
電極59aの下の領域にどのように転送されるか
を示す第2b図、第2c図、第2d図の一連の電
位状態図が示される。一旦電荷が転送されると、
第4図において述べるようにそれは信号φTとVT
を加えることによりCCDから転送される。
第2b図に示された電位状態図は、信号φX
φTが各々ゼロ電位の時の第2a図に示された構
造での状態を示す。この状態において電荷は、領
域55によつて作られた電位の井戸に集まる。集
められた電荷は、第2b図の斜線領域73によつ
て示される。
次に第2c図で示すように、信号φXの電位を
増すことによつて、電極61aの下の電位の井戸
を深くし、電荷76の一部は領域55から転送さ
れて電極61aの下に一時蓄えられる。
次に、第2d図に示すように、信号φTの電位
は増加し、それによつて電極61aの下に蓄えら
れた電荷76は電極59aの下に転送されて領域
56aに蓄えられる。一旦電荷78が電極59a
の下の領域56aに蓄えられると、信号φXの電
位は低くされて、適当な信号φT,VTが電極59
aの下の領域56aの電荷78をCCD装置から
所望により他の電気回路へ転送するように加えら
れるまで領域55から領域56aへさらに電荷が
転送されるのを妨げる。
第3図は、第1図示の黒セルとは反対側の能動
セルの端部に、すなわち一連のCCD光感知素子
1725,1726,1727,1728の左側
に配置された場合の一連の4個の黒基準セルの断
面図を示している。黒基準セルB4,B5,B
6,B7は、隣接能動セル又は他の回路から分離
セルI1,I2によつて分離される。カバー36
は、黒セルB4〜B7に可視光が照射するのを妨
げる。カバー36は、たとえばアルミニウムのよ
うな適当な物質である。カバー36は代表的には
絶縁層37上に形成され、それが基板50の表面
又はそれに形成された領域と接触するのを妨げ
る。黒セルB4〜B7は、たとえば温度のような
基板内の状態のみを表わす信号を発生する。
分離セルI1,I2は逆バイアスされたN+拡
散ダイオードであつて、その領域内の浮遊電荷キ
ヤリアを取り除く働きをする。分離セルは、第3
図に示されたようにアルミニウム光シールド36
にそれらを接続し、その後シールド36に所望の
電位を与えることによつて簡単に逆バイアスされ
る。
第4a図は、走査終了指示の動作とともに白基
準信号発生器の動作を示した、第1図の一部断面
図である。第4a図に示された構造の参照番号
は、第1図の構造を示したものと同様である。白
基準信号を発生するため、2つのMOSトランジ
スタ71,72が領域38に与えられる信号VR
を発生するのに用いられる。第4a図に示される
ように、トランジスタ71のゲート電極は信号
VTを受信するように接続され、一方ドレイン電
極は信号VDDを受信するように接続される。MOS
トランジスタ72は、アースに接続されたソース
電極に接続されたゲゲート電極を有する。実際に
はトランジスタ72は、VTマイナス閾電圧に実
質的に等しい信号VRを生ずるためトランジスタ
71への定電流源となる。トランジスタ71,7
2を適当なものとすることにより、信号VRは所
望の電荷量を注入するように選択される。シフト
レジスタが照射開口から受ける電荷の注入パケツ
トの最大量すなわち飽和電荷の量は、障壁58に
よつて生じられた障壁の高さVBと、それが転送
される領域すなわち領域80の物理的寸法により
決定される。第4d図の領域77は、この量を図
示で示している。しかしながら、領域38から実
際に転送される電荷の量は、障壁58によつて生
ずる電位障壁VBによつて決定されるように少な
い量でよく、これは領域68の物理的寸法で定ま
る。電荷のこの量は、第4e図において領域75
として図式に示されている。障壁の高さは両方の
場合において等しいので、物理的寸法68は、た
とえばCCD照射開口の感光度の直線領域の上限
に相当する飽和電荷の選択された小部分に白信号
電荷を制限するように調整される。上述のように
白信号を発生する一つの利点は、信号の大きさは
処理のパラメータを変えなくとも構造寸法を変え
ることにより変化することである。寸法は処理の
パラメータより更に正確に制御されるので、白信
号をより正確に制御することが出来る。このよう
に直線性が得られるので、黒と白との間のグレー
の直線領域で正確に関係づけられたどの照射開口
1〜1728によつても信号を生じさせることが
出来る。
トランジスタ71,72からの信号VRの結果
として領域38に集められた電荷は、第1図に示
されたシフトレジスタ10の上方部分に沿つて転
送され第4b図〜第4e図に示されたように白信
号を供給するため他の回路に供給される。
第4b図に示されるように、信号φXが低い場
合、それは信号VRの結果として領域38に集め
られた全電荷74をためる電位障壁を作る。次
に、第4c図に示すように、低電位に(電極39
に供給された)信号φTを保持し、かつ(電極1
4に供給された)信号φXの電位を増加すること
によつて領域38内の電荷74も又電極14の下
に集まる。しかしながら、低電位に保持された信
号φTは、電極14から電極39へ電荷74が転
送されるのを妨げる。
その後、第4d図示のように、電極39に供給
された信号φTの電位は増加し、一方電極65に
供給された信号VTはその前のレベルに保持され
る。これは電極14の下からの電荷74を電極3
9の下に転送される。次に、第4e図示のよう
に、電極39に供給された信号φTの電位は減少
する。実際に、これは電極14の下と領域38に
残存する大部分の電荷から部分75の電荷を分離
する。電位φTを低くした結果として電荷75の
この部分は電極VTの下に転送される。その後、
信号φTのパルスの連続によつて電荷パケツト7
5は、一電極から次の電極へ漸次転送され、最終
的に第1図に示されたシフトレジスタ10の上方
部分の右手端部に到達し、矢印30によつて示さ
れるように、必要に応じて他の回路に供給され
る。
シフトレジスタ10の上方部分に関連して上述
したのと同様の方法で、電極38の下に注入され
た信号は電極42の下に識別可能な電荷のパケツ
トとして注入される。この信号は1728個の照射開
口によつて発生された1728個の信号に続いて走査
終了信号を供給する。それによつて、注入された
電荷は周知の方法で用いられ、他の電気回路を作
動し、CCDに照射開口1〜1728からシフト
レジスタへの新しい組の電荷を転送するようにリ
セツトさせる。
以上説明したように本発明の電荷結合型装置
は、分離領域により第1電荷転送手段から分離さ
れた第2電荷転送手段を有しており、これにより
基板内に存在する浮遊電荷を集めることが可能に
なる。そのため第1電荷転送手段に該浮遊電荷が
流入することがなく、転送される情報に悪影響が
及ぶことがない。
また上記説明した実施例によれば、更に、従来
構造に比べて多くの利点を有する。特に、黒基準
セルは暗電流信号に対して、温度効果に対してク
ロツク信号の変化に対して、出力増幅器の変化に
対して、一般に全感光領域に誘導されるエラーに
対して補償する黒基準信号を供給する。一方、白
基準セルは白色光又はグレーの所望の明度を表わ
す信号を発生することによつて多くの利点をもた
らす。その上、同一の白基準信号は、第2電荷転
送手段である分離されたシフトレジスタに注入さ
れた時CCD装置の動作をリセツトするための走
査終了指示として働き、従つて従来の大容量
CCD装置に用いられていた計数回路が不必要と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構造を示した概要
図、第2a図は第1図の構造の一部断面図であ
り、第2b図〜第2d図は電荷パケツトが照射開
口からシフトレジスタへいかに転送されるかを示
した第2a図の構造の電位エネルギー状態図、第
3図は一組の黒基準セルの断面図、第4a図は白
基準信号を発生する一方法を示した概要図、第4
b図〜第4e図は電荷パケツト(白基準信号)が
走査終了指示信号を転送するシフトレジスタ又は
普通のCCDシフトレジスタにおいてシフトレジ
スタの1素子から次の素子へいかに転送されるか
を示した第4a図の構造の電位エネルギー状態図
である。 10,11……シフトレジスタ、12……分離
領域、14……電極、1〜1728……照射開
口、B1,B2,B3……黒照射開口、35……
窓、38……ダイオード、50……基板、51
a,51b……分離領域、71,72……トラン
ジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 周囲光の状態に応じた信号を生じる電荷結合
    型装置であつて、 それぞれへの入射光の強さに応じた電荷パケツ
    トを蓄える複数の照射開口と、 この照射開口の予定数のものを前記周囲光にあ
    てるための手段と、 出力端の出力ゲートに向けて周期的なクロツク
    信号に応じて前記電荷パケツトの各々を転送する
    ための第1電荷転送手段と、 前記照射開口の各々から蓄えられた前記電荷パ
    ケツトが前記第1電荷転送手段へ転送されるのを
    許容するための少なくとも1つの転送手段と、 該転送手段を作動させるとともに前記複数の照
    射開口をリセツトするため、タイミングのとられ
    た制御信号を生じる制御手段と、 分離領域により前記第1電荷転送手段から分離
    された第2電荷転送手段であつて、それに流入す
    る電荷をそれの出力端へ向けて、前記の周期的な
    クロツク信号に応じて転送し、もつて浮遊電荷を
    集める第2電荷転送手段と、 を備えたことを特徴とする電荷結合型装置。 2 前記第2電荷転送手段の入力端へ走査終了検
    知用電荷パケツトを前記制御信号に応じて注入す
    る注入手段を備え、該注入された走査終了検知用
    電荷パケツトは前記周期的なクロツク信号に応じ
    てその前記出力端へ転送され、 前記第2電荷転送手段の出力端に接続され、前
    記走査終了検知用電荷パケツトを受けてこれに応
    じて前記制御手段を作動させる走査終了信号を発
    生する手段を備えた、 特許請求の範囲第1項に記載の電荷結合型装
    置。 3 前記第1及び第2の電荷転送手段は、それら
    の間の前記分離領域に対して略対称に構成されて
    いる特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の電
    荷結合型装置。 4 前記第1及び第2の電荷転送手段が夫々第1
    及び第2のシフトレジスタである特許請求の範囲
    第1項又は第2項に記載の電荷結合型装置。 5 前記注入手段は、前記走査終了検知用電荷パ
    ケツトを供給するように電気信号源及び前記第2
    電荷転送手段の間に接続されたダイオードを含ん
    でいる特許請求の範囲第2項又は第3項又は第4
    項に記載の電荷結合型装置。 6 前記電気信号源が第1及び第2のトランジス
    タを含んでいる特許請求の範囲第5項に記載の電
    荷結合型装置。 7 前記第1及び第2トランジスタは絶縁ゲート
    電界効果型トランジスタであり、前記第1トラン
    ジスタのソースは前記第2トランジスタのドレイ
    ンに接続され、前記第2トランジスタのソース及
    びゲートはアース電位に接続され、選択された電
    気信号が前記第1トランジスタのソース及びゲー
    トに供給され、前記第1トランジスタのソースは
    前記ダイオードに接続されている特許請求の範囲
    第6項に記載の電荷結合型装置。
JP59224221A 1978-02-06 1984-10-26 電荷結合型装置およびその動作方法 Granted JPS60202963A (ja)

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