JPH0414508Y2 - - Google Patents

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JPH0414508Y2
JPH0414508Y2 JP19584886U JP19584886U JPH0414508Y2 JP H0414508 Y2 JPH0414508 Y2 JP H0414508Y2 JP 19584886 U JP19584886 U JP 19584886U JP 19584886 U JP19584886 U JP 19584886U JP H0414508 Y2 JPH0414508 Y2 JP H0414508Y2
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vertical
vertical guide
fixed
bracket
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、上下方向の振動を緩衝し、ローリン
グ等の回動も防止できるようにした防振装置に関
するものである。
[従来の技術] 機械等から発生する振動を防止する防振装置と
して、上下方向の振動と水平方向の振動とを減衰
するようにしたものは、既に従来から提案されて
いる。
このような従来の防振装置の一例を第8図につ
いて説明すると、基礎1上には下架台2が固着さ
れていて、下架台2の上方には空気ばね3を介し
て上架台4が支持されている。空気ばね3は上架
台4の四隅近傍に設けられており、上架台4の上
面には機械5が取付けられている。
下架台2の上面には、上架台4の四隅近傍の前
後左右の各側面6に向き合うようにブラケツト7
が固着されていて、このブラケツト7の側面に取
付けてある空気ばね8が、上架台4の側面6に固
着してある摺動板9に当接するようにされてい
る。
上架台4の上面に取付けてある機械5の上下方
向の振動は、上架台4と下架台2との間に設けて
ある空気ばね3によつて吸収され、下架台2およ
び基礎1に上下方向の振動が伝わるのが防止され
る。この際、下架台2の側面6に取付けてある摺
動板9は、空気ばね8に対して上下方向に摺動変
位することになる。機械5の水平方向の振動は、
ブラケツト7に取付けてある空気ばね8によつて
吸収され、下架台2および基礎1に水平方向の振
動が伝わるのが防止される。
[考案が解決しようとする問題点] 機械5が振動する場合、機械5の重心位置と加
振位置とを一致させることは難かしいので、機械
5は上下方向または水平方向に振動するだけでな
く、第9図に示すようにローリング、ピツチング
等の回動運動も生ずることになる。
このような回動運動は機械5の性能に悪影響を
及ぼすので回動運動が発生するのを防止しなけれ
ばならないが、従来の防振装置では、ローリン
グ、ピツチング等の回動運動を防止することがで
きなかつた。
本考案は上下方向の振動を防ぐと共に、水平運
動およびローリング、ピツチング等の回動運動の
発生も防ぐようにした防振装置を提供することを
目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、基礎の上に固着した下架台と、該下
架台の上方に設けた上架台と、前記下架台と上架
台との間に取付けたばね及び減衰器と、前記上架
台を上下方向に案内する垂直ガイドと、を備えた
防振装置としたものである。
[作用] 上架台は垂直ガイドによつて上下方向に平行に
変位することになり、水平運動も回動運動も生じ
ないようになる。
[実施例] 次に本考案の実施例を図について説明する。
第1図ないし第4図に示すように、基礎10の
上には下架台11が固着されており、下架台11
の上方には、図示しない機械を取付けた上架台1
2が設けられている。上架台12下面の四隅近傍
と下架台11上面の間には、空気ばね13がそれ
ぞれ2個ずつ取付けてあつて、空気ばね13の内
部に連通している管14が上架台12の上面側に
貫通している。この管14には図示しないコンプ
レツサ等の圧縮空気源から延びて来ているホース
が接続され、空気バネ13内に圧縮空気を供給
し、空気ばね13によつて上架台12を弾性的に
支持するようになつている。
上架台12の角部近くにはブラケツト15が固
着されており、その下方の下架台11上にもブラ
ケツト16が固着されていて、これらのブラケツ
ト15,16には減衰器としてオイルダンパ17
を取付け、上架台12の上下方向振動を減衰させ
るようになつている。
上架台12側面のブラケツト15に近接した位
置には、第1図、第2図、第4図、第5図に示す
ようにブラケツト18が固着されており、このブ
ラケツト18に向き合うようにして下架台11の
上面にもブラケツト19が固着されていて、ブラ
ケツト18,19の間には垂直ガイド20が取付
けられている。
垂直ガイド20は、第1図、第5図に示すよう
に、上架台12側のブラケツト18に固着されて
いる雌型ブロツク21と、下架台11側のブラケ
ツト19に固着されている雄型ブロツク22とに
より構成されているもので、第6図で明らかなよ
うに、雌型ブロツク21には凹V字形の垂直案内
面23が形成されており、雄型ブロツク22には
凸V字形の垂直案内面24が形成されている。そ
してこれらの垂直案内面23,24は第1図、第
4図に示すように互いに当接した状態におかれる
ので、雌型ブロツク21の垂直案内面23は雄型
ブロツク22の垂直案内面に沿つて上下に摺動変
位することになる。このため上架台12は水平状
態を保つて上下方向に平行にのみ変位することに
なり、前後左右の水平運動および回動運動はでき
ないことになる。
上述した第1図ないし第6図に示す装置におい
て、図示しない機械を取付けた上架台12は、上
下方向にのみ変位し、水平方向運動および回動運
動は複数の垂直ガイド20によつて規制され、上
架台12の上下方向の変位は空気ばね13によつ
て緩衝されると共にオイルダンパ17によつて減
衰されるので、上架台12の振動が下架台11お
よび基礎10に伝わるのを防止することになる。
第7図は本考案の他の実施例の要部を示す縦断
面図であつて、基礎10の上に固着した下架台1
1と、下架台11の上方に設けた上架台12との
間にコイルばね25およびオイルダンパ17を取
付けたものである。これらのコイルばね25およ
びオイルダンパ17は、上架台12の四隅近傍等
にそれぞれ取付け、全体として複数組取付けるこ
とになる。
コイルばね25の中心には垂直ガイドとして、
下架台11に固着した垂直案内杆26と、上架台
12に固着され垂直案内杆26の外側に嵌合され
た垂直案内筒27とが設けられている。そして垂
直案内筒27は、ボールベアリング28を介して
垂直案内杆26に沿い上下方向に変位するように
なつている。
第7図に示す装置においても、図示しない機械
を取付けた上架台12は、垂直案内筒27および
垂直案内杆26によつて上下方向にのみ変位し、
水平方向運動および回動運動は規制される。そし
て上架台12の上下方向の変位はコイルばね25
によつて緩衝されると共にオイルダンパ17によ
つて減衰されるので、上架台12の振動が下架台
11および基礎10に伝わるのを防止することに
なる。
[考案の効果] 本考案は、複数の垂直ガイドによつて上架台を
上下方向に案内するようにしたので、上架台が水
平運動や回動運動をすることなく上下方向にのみ
変位することになり、上架台上の機械の性能に悪
影響を及ぼすことがなく、作業性、安定性が良く
なり、配管等の接続部における支障も少なくなる
効果がある。
また上架台の上下方向の振動はばねにより緩衝
されると共に減衰器によつて減衰されるので、下
架台および基礎に振動が伝わるのを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第4図の部分の拡大図、第2図は第
1図を方向から見た側面図、第3図は第1図を
方向から見た正面図、第4図は本考案の一実施
例の平面図、第5図は第1図の−断面図、第
6図は垂直ガイドの一実施例の分解斜視図、第7
図は本考案の他の実施例の要部を示す縦断面図、
第8図は従来装置の部分的な正面図、第9図は従
来装置の作用説明図である。 10……基礎、11……下架台、12……上架
台、13……空気ばね、14……管、15,16
……ブラケツト、17……オイルダンパ、18,
19……ブラケツト、20……垂直ガイド、21
……雌型ブロツク、22……雄型ブロツク、2
3,24……垂直案内面、25……コイルばね、
26……垂直案内杆、27……垂直案内筒、28
……ボールベアリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基礎の上に固着した下架台と、該下架台の上方
    に設けた上架台と、前記下架台と上架台との間に
    取付けたばね及び減衰器と、前記上架台を上下方
    向に案内する垂直ガイドと、を備えたことを特徴
    とする防振装置。
JP19584886U 1986-12-22 1986-12-22 Expired JPH0414508Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19584886U JPH0414508Y2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22

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JP19584886U JPH0414508Y2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22

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JPS63101349U JPS63101349U (ja) 1988-07-01
JPH0414508Y2 true JPH0414508Y2 (ja) 1992-03-31

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JP2011220440A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Dong Seog Ha 動作ガイドを備えるワイヤーショックマウント、およびワイヤーショックマウントによって改善された衝撃吸収性能を有する物品
JP5765065B2 (ja) * 2011-06-06 2015-08-19 いすゞ自動車株式会社 アクティブマウント装置及びそれを搭載した車両
JP7141638B2 (ja) * 2018-12-12 2022-09-26 株式会社ユニロック 除振構造

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