JPH04144964A - 炭化珪素質導電性複合材料 - Google Patents

炭化珪素質導電性複合材料

Info

Publication number
JPH04144964A
JPH04144964A JP2268344A JP26834490A JPH04144964A JP H04144964 A JPH04144964 A JP H04144964A JP 2268344 A JP2268344 A JP 2268344A JP 26834490 A JP26834490 A JP 26834490A JP H04144964 A JPH04144964 A JP H04144964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon carbide
oxide
composite material
weight
electrically conductive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2268344A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Nakamura
好男 中村
Masatoshi Onishi
正俊 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Coorstek KK
Original Assignee
Toshiba Ceramics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Ceramics Co Ltd filed Critical Toshiba Ceramics Co Ltd
Priority to JP2268344A priority Critical patent/JPH04144964A/ja
Publication of JPH04144964A publication Critical patent/JPH04144964A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は炭化珪素質導電性複合材に関する。
[従来の技術] 従来、炭化珪素質導電性セラミックス複合材料において
、導電性をもたらす添加剤として、周期律表IVaVa
族元素びVa族元素の炭化物、窒化物およびホウ化物な
どを用いた例が知られている。
「発明が解決しようとする課題] しかしながら、これらの炭化物、窒化物及びホウ化物を
炭化珪素に添加して導電性を高めるためには、多くの添
加量たとえば約20重量部以上を必要とする。しかも、
これらの化合物は耐酸化性が低い。そのため、得られる
焼結体の耐酸化性が低い。
その結果、従来の導電性炭化珪素質複合体は、酸素を含
む雰囲気では高温下で使用し難いという欠点を有してい
た。
本発明は、特に電気比抵抗が低く、耐酸化性に優れ、か
つ機械的強度が確保されることにより構造材料としての
利用可能なセラミック複合材料を提供することを目的と
している。
[課題を解決するための手段] 本願発明の要旨とするところは、炭化ケイ素60〜96
重量部と、酸化クロム及び酸化ランタンの合計量2〜1
5重量部と、酸化アルミニウム2〜25重量部の焼結体
であることを特徴とする炭化珪素質導電性複合材料であ
る。
[作用] 本願発明においては、炭化ケイ素粉末60〜96重量部
と、酸化クロムおよび酸化ランタンの合計量2〜15重
量部と、酸化アルミニウム2〜25重量部の焼結体であ
るため、炭化珪素が本来有している高い耐酸化性を損な
うことなく電気伝導性が付与でき、かつ機械的特性も確
保できる。
[実施例] 本発明の好ましい実施例においては、炭化珪素に配合さ
れる酸化クロムおよび酸化ランタンの合計量は2〜15
重量部で、かつ、酸化クロムの配合量が酸化ランタンに
対して、モル比で0.8〜1.2(さらに好ましくは等
モル)である。その理由は、酸化クロムおよび酸化ラン
タンの合計配合量が2重量部未満であると、焼結体の導
電性に与える効果が低く、高い導電性を有する焼結体が
得られず、一方、その合計量が15重量部を越えると、
焼結性が低下し、充分な機械的強度を有する焼結体が得
られないからである。
さらに、酸化クロムの配合量を酸化ランタンに対して等
モルとする理由は、この組成において高融点で、かつ導
電性の高いランタンクロマイトを与えるからである。
また、酸化アルミニウム粉末の配合量は2〜25重量部
であることが好ましい。酸化アルミニウムの配合量が2
重量部未満になると、焼結性が悪化し、結果物たる炭化
珪素質複合体の機械的強度が低下してしまい、一方、そ
の配合量が25重量部を越えると、機械的強度が低下す
るからである。
なお、酸化アルミニウムは、必ずしも粉末として添加す
る必要がなく、アルミニウムアルコキシド、有機酸のア
ルミニウム塩などの形で添加し、焼結までの過程で適当
な処理を施して酸化アルミニウム(A1203)に変換
してもよい。
[実施例1] 平均粒径0.5μmの炭化珪素粉末89゜5gと、平均
粒径3.0μmの酸化クロム(Cr203)粉末0.8
gと、平均粒径5゜0、czmの酸化ランタン(La2
03)粉末1゜7g及び酸化アルミニウムゾル(平均粒
径20+++n)8gとが配合された後、ポリビニルア
セテート1.25gを含むアセトン溶液200m1が添
加され、それらの配合物がポリポットおよび炭化珪素製
のボールを用いて24時間にわたって攪拌混合された。
次いで攪拌混合物は乾燥により溶媒が除去され、その後
、60メツシユのフルイを用いて造粒され、造粒混合物
とされた。造粒混合物は、金型プレスおよびラバープレ
スによって、5mmX 5n+mX 60mmに成形さ
れた。成形体はグラファイト容器に収容され、アルゴン
ガス雰囲気下において1900℃の温度にて焼結され、
セラミック複合体とされた。
セラミック複合体は相対密度、電気比抵抗、曲げ強さ(
室温下における3点曲げ強さ)および酸化増量(120
0℃、空気雰囲気下、160時間後の増量)について測
定された。
その測定結果が表1に示されている。
[実施例2〜4] 次に、炭化珪素粉末、酸化クロム、酸化ランタンおよび
酸化アルミニウムの配合比を変えて、実施例1と同様に
、混合、乾燥、造粒、成形および焼結を行い、得た焼結
体の特性値を測定した。この測定結果が表1にまとめて
示されている。
[比較例1] 平均粒径0.5μmの炭化珪素粉末72gと、平均粒径
3.0μmの酸化クロム6.4gと、平均粒径5.02
μmの酸化ランタン13.6gと、アルミナゾル(平均
粒径20nm)8gとが添加された後、さらにポリビニ
ルアセテート1.25gを含むアセトン溶液200m1
が添加され、それらの配合物がポリポットおよび炭化珪
素製のボールを用いて24時間にわたって攪拌混合され
た。
その後、実施例1と同様に、混合物の乾燥、造粒、成形
および焼結を行い、得た焼結体の特性値を測定した。測
定結果を表1にまとめて示した。
表1からも明らかなように、酸化クロムおよび酸化ラン
タンの配合量が高くなると、焼結体の曲げ強さが低下す
ることが認められた。
[比較例2] 平均粒径0.5μmの炭化珪素粉末80gと、平均粒径
2.0μmの炭化チタン粉末10gと、アルミナゾル(
平均粒径20++m)10gとが添加された後、さらに
ポリビニルアセテート2.5gを含むアセトン溶液20
0m1が添加され、それらの配合物がポリポットおよび
炭化珪素製のボールを用いて24時間にわたって攪拌混
合された。
次いで攪拌混合物は乾燥により溶媒が除去された後、6
0メツシユのフルイを用いて造粒され、造粒混合物とさ
れた。この造粒混合物は、金型プレスおよびラバープレ
スによって、5mmx 5+nmX 60mmに成形さ
れた。成形体はグラファイト容器に収容されアルゴンガ
ス雰囲気下において1900℃の温度にて焼結され、セ
ラミック複合体とされた。
セラミック複合体は相対密度、電気比抵抗、曲げ強さ(
室温下における3点曲げ強さ)および酸化増量(120
0℃、空気雰囲気下、160時間後の増量)について測
定された。
その測定結果が表1に示されている。
[比較例3] 平均粒径0.5μmの炭化珪素粉末65gと、平均粒径
2.0μmの炭化チタン粉末25gと、アルミナゾル(
平均粒径20nm)10gとが添加された後、さらにポ
リビニルアセテート2.5gを含むアセトン溶液150
m1が添加され、それらの配合物がポリポットおよび炭
化珪素製のボールを用いて24時間にわたって攪拌混合
された。
次いで攪拌混合物は、乾燥により溶媒が除去された後、
60メツシユのフルイを用いて造粒され、造粒混合物と
された。造粒混合物は、金型プレスおよびラバープレス
によって、5mmx 5mmx 60mmに成形された
。成形体はグラファイト容器に収容されアルゴンガス雰
囲気下において1900℃の温度にて焼結され、セラミ
ック複合体とされた。
セラミック複合体は相対密度、電気比抵抗、曲げ強さ(
室温下における3点曲げ強さ)および酸化増量(120
0℃、空気雰囲気下、160時間後の増量)について測
定された。
その結果が表1に示されている。
表1に示したように、本発明の炭化珪素質導電性複合材
料は、電気抵抗が低下し、導電性を有する材料となり、
かつ耐酸化性も高く、さらには機械的強度も確保された
優れた材料である。
[発明の効果] 本発明は、炭化珪素粉末60〜96重量部と、酸化クロ
ムおよび酸化ランタンの合計量2〜15重量部と、酸化
アルミニウム2〜25重量部の焼結体であるので、次の
ような効果が得られる。
(a)少量の酸化クロムおよび酸化ランタンの添加で電
気比抵抗を102Ωcm以下に低減することができる効
果。
(b)炭化珪素の有する高い耐酸化性を保持できる効果
(C)常圧焼結でも焼結体の機械的強度を(たとえば曲
げ強さを400 M P a以上に)大きくでき、高強
度および高靭性にできる効果。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭化ケイ素60〜96重量部と、酸化クロム及び
    酸化ランタンの合計量2〜15重量部と、酸化アルミニ
    ウム2〜25重量部の焼結体であることを特徴とする炭
    化珪素質導電性複合材料。
JP2268344A 1990-10-08 1990-10-08 炭化珪素質導電性複合材料 Pending JPH04144964A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2268344A JPH04144964A (ja) 1990-10-08 1990-10-08 炭化珪素質導電性複合材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2268344A JPH04144964A (ja) 1990-10-08 1990-10-08 炭化珪素質導電性複合材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04144964A true JPH04144964A (ja) 1992-05-19

Family

ID=17457238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2268344A Pending JPH04144964A (ja) 1990-10-08 1990-10-08 炭化珪素質導電性複合材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04144964A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3205080A (en) Beryllia-silicon carbide ceramic bodies
JP2524816B2 (ja) 炭化珪素系複合焼結体
KR100832389B1 (ko) 질화알루미늄 소결체, 반도체 제조 장치용 부재 및질화알루미늄 소결체의 제조 방법
EP0170889A2 (en) ZrB2 Composite sintered material
JPH04144964A (ja) 炭化珪素質導電性複合材料
JP2934278B2 (ja) 炭化けい素系導電性セラミックス
JPH09221367A (ja) 導電性炭化珪素質複合材料及びその製造方法
JPS6346031B2 (ja)
JPS59190272A (ja) 窒化けい素質焼結体の製造法
JPH054869A (ja) 炭化珪素質導電性複合セラミツクス
JPS6014092B2 (ja) 発熱体
JPH02175658A (ja) 窒化珪素および/あるいは炭化珪素を基とするセラミックス組成物およびその製造方法、成形助剤
JPH0826827A (ja) 導電性反応焼結炭化珪素焼結体とその製造方法及び用途
Hase et al. SINTERABILITY OF SUBMICRON SIC PREPARED FROM SILICONIZATION OF CARBON BLACK UNDER PRESSURE OF AL ADDITIVES
JPS6337069B2 (ja)
JP2745062B2 (ja) 導電性複合セラミックス
JPH05345673A (ja) 炭化珪素質導電性複合セラミックス
JPH05294726A (ja) 炭化珪素系複合焼結体
JP2959402B2 (ja) 高強度陶磁器
JP3277295B2 (ja) 高温型炭化珪素質発熱体の製造方法
JPH0733286B2 (ja) 炭化珪素焼結体の製造方法
JP3898346B2 (ja) 導電性セラミックス材料
JPH01188473A (ja) セラミックス焼結体
JPH0122232B2 (ja)
JPS6337068B2 (ja)