JPH04144949A - 無石綿系セメント押出成形用混和剤 - Google Patents

無石綿系セメント押出成形用混和剤

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JPH04144949A
JPH04144949A JP26785590A JP26785590A JPH04144949A JP H04144949 A JPH04144949 A JP H04144949A JP 26785590 A JP26785590 A JP 26785590A JP 26785590 A JP26785590 A JP 26785590A JP H04144949 A JPH04144949 A JP H04144949A
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JP
Japan
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water
admixture
asbestos
soluble
formula
Prior art date
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Pending
Application number
JP26785590A
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English (en)
Inventor
Tadaaki Shimomura
下村 忠昭
Seiji Adachi
足立 誠次
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DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Publication date
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
r産業上の利用分野】 本究明は、無石綿系(ノンアスベスト系)セメント押出
成形用混和剤に関するものである。即ちセメント質材料
2石綿を含まない繊維補強材、骨材等を主成分として、
押出成形法により製造されるセメント押出成形品用混和
剤に関するものである。
【従来の技術】
従来のセメント質材料その他を主成分とする水温織物を
押出成形する方法に関するものは、例えば、石綿、セメ
ントの水温練物を押出す場合、特に開運となることはダ
イスにがかる押出圧力により水温織物の保水性が悪いた
め、脱水現象を起こし押出し不能となる。 従来、この脱水現象を防止するために、セルロース誘導
体、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキシド、ポ
リアクリルアミド等のハイドロ変性剤が知られている。 (例えば特公昭43−7134号公報)
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、エチレンオキサイド重合体(PEO) 
 アクリルアミド重合体等の合成水浴性高分子は、保水
機能が少なく、多くの使用量を必要とし、且つ曳糸性を
有するため、押出成形時のダイス出口に於いて弾性庇張
し、所望の断面形状が得られない欠点を有しているが、
ポリアクリルアミドの場合は滑り性に特に優れ、添加剤
として特異な効果が期待される。 処方メチルセルロース、ハイドロエチルセルロースの様
なセルロース誘導体は保水性に優れ特にメチルセルロー
スはセメント系材料の押出成形に可塑化剤として広く用
いられている。しかも之等はポリアクリルアミドの如ぎ
曳糸性がな(、押出用混線物に弾性を与えないが、メチ
ルセルロースの場合は粘着性が大きく滑り性、離形性に
劣り。 又ハイドロエチルセルロースの場合は、界面活性能が劣
り、セメントに対する分散力が欠けておりいずれも押出
作業性が悪いという難点がある。 更に従来の押出成形工程においては、従来のスレートと
同様、石綿使用が不可欠とされていたが、石綿は健康に
害を与える恐れがあるとして、米国をはじめ、ヨーロッ
パ各国では使用が禁止され、わが国でも規制される方向
にある。従って、現在では前記押出成形品においても、
アスベストを使用しない、いわゆるノンアスベストシス
テムの検討が行なわれている。 このようなノンアスベスト処方では、前記したセメント
押出成形品用混和剤では機能が若しく低下して、押出圧
力が上昇し、且つ押出成形品の表面平滑性が不良となり
押出作業性が極めて悪化するという欠点を有している。 [!IIIIIを解決するための手段]本発明者らは、
上記問題点を解決すべく鋭意研究の結果1本発明に到達
したものである。すなわち、本発明は、水溶性又は水分
散性のセルロース誘導体(A)と水溶性又は水分散性の
特定のアクリル系ポリマー(Blからなり、(A)の量
が95〜50重量%、(Blの量が5〜50重量%であ
ることを特徴とする無石綿系セメント押出成形用混和剤
である。水溶性又は水分散性セルロース誘導体C^)と
しては、例えばアルキルセルロース(メチルセルロース
、エチルセルロース等り、S−1,0〜2.2)、ヒド
ロキシアルキルアルキルセルロース(メチルヒドロキシ
プロピルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロー
ス、エチルヒドロキシエチルセルロース等り、S冨1,
0〜2.5、關、s−o、os〜2.5)、ヒドロキシ
アルキルセルロース(ヒドロキシエチルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルセルロース等M、S−1,s〜4.5
)2等セルロース誘導体のうち好ましくは、メチルセル
ロース(MC1,メチルヒドロキシプロピルセルロース
(MRPC)%メチルヒドロキシエチルセルロース(M
HEC)、エチルヒドロキシエチルセルロース(EHE
C) 、およびヒドロキシエチルセルロース(1(EC
)でありその2%水溶液は、20℃で回転粘度計による
値が500e、p〜150.000c、p、より好まし
くは3000c、p 〜100,0OOc、pの範囲の
ものである。 (手段を構成する要件) −力木発明に使用する水溶性、又は水分散性のアクリル
ポリマーfil としては、下記[I]、[R1からな
る共重合体である。 即ち一般式、 \ R1 (式中R1は水素原子、又はメチル基を示し、R諺t 
Rsは水素原子又は低級アルキル基を示すがR8及びR
1が同一または夫々異なった低級アルキル基を示しても
良い)で表わされる化合物としては、(メタ)アクリル
アミド、N、N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、 
N、N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、N−メチル
(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリル
アミド、N−プロピル(メタ)アクリルアミド等が挙げ
られ、又−数式。 CH,=占−Coo−M、−−−・(n)(式中、R4
は水≠原子又はメチル基を示し、Mは水素原子、アルカ
リ金属又はNH,を示す)で表わされる化合物としては
、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸ナトリウム
、(メタ)アクリル酸カリウム、(メタ)アクリル酸ア
ンモニウム等が挙げられる。又共重合体が水溶性あるい
は水分散性をそこなわない限り、Ca塩、Mg塩等の単
置体な用いても良い。 之等一般式(I)、(n)の化合物の共重合方法は、例
えばレドックス系やアゾ系の開始剤を使用した熱重合方
法や、紫外線による光重合方法などがあるが1本発明は
それ等の方法に限定されるものではない。 次に一般式(I)及び(II)で示される化合物の配合
モル比に関して述べる。 一般式(I)で示される化合物は99.9〜80モル%
、又−数式(II)で示される化合物は0.1〜20モ
ル%であり、−数式(1)で示される化合物が99.9
モル%以上の場合は(−数式(II)で示される化合物
は(1,1モル%以下)、押出し用マトリックス系内で
の溶解性が悉くなり、又80モル%以下の場合は(−数
式(II)で示される化合物は20モル%以上)凝集が
起り押出性に支障を来たす結果となる。 又、本発明の押出成形用混和剤の(B)成分である前記
−数式(I)、(U)の共重合体の0.2%塩溶液の回
転粘度計による25℃での粘度は1〜15c、pである
が、lc、p以下の場合は粘度が不足して、押出成形物
の保形性等が低下する。 一方15c、p以上の場合は、マトリックス系に凝集が
みられ、その結果満足な押出成形物が得られなくなる。 次に本発明混和剤の使用方法の例を示せば以下の通りで
ある。すなわち、セメント系材料、繊維質材料、骨材、
および本発明混和剤又必要に応じて減水荊等をニーダ−
型ミキサーなどでトライブレンドしたのち、木を加え混
線機により水温練物をつくり、真空押出成形機と、その
先端にとりつけたダイスを通して、水温練物を所望の形
に押出成形される。 押出された押出成形品は切断機などを用いて所望の長さ
に切断したあと室温、蒸気養生又は、オートクレーブ養
生などで養生後製品とする。
【実施例】
以下に本発明を実施例により具体的に説明するが1本発
明はこれら実施例により限定されるものではない。 実施例  (部は重量基準を示す) 表1に示す配合組成の原料を混合して、水混練り物を作
り、30mmφのシリンダーを持った眞押出成形機とそ
の先端にとりつけた6smX62m蹟の中空形状となっ
ているダイスを通して押出成形した。それらの結果を第
2表、第3表、及び第4表に示した。 【発明のT! !:A) 以上説明した通り、本発明におけるアスベストを使用し
ない、いわゆるノンアスベスト処方のセメント押出成形
品用混和剤を用いることにより、押出成形品の表面平滑
性も良好で、且つ極めて佼れた押出成形機能を発揮する
ことができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)石綿を含まない繊維性物質、セメント、骨材を主
    成分とするセメント押出成形用として、水溶性又は水分
    散性のセルロース誘導体(A)と水溶性又は水分散性の
    アクリ系ポリマー(B)から構成され、且つ(A)の量
    が95〜50重量%、(B)の量が5〜50重量%であ
    ることを特徴とする無石綿系セメント押出成形用混和剤
  2. (2)前記水溶性又は水分散性セルロース誘導体が、ア
    ルキルセルロース、ヒドロキシアルキルアルキルセルロ
    ースおよびヒドロキシアルキルセルロースから選択され
    たものである特許請求の範囲第1項記載の無石綿系セメ
    ント押出成形用混和剤(3)前記水溶性又は水分散性の
    アクリル系ポリマーが、 一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・( I
    ) (式中、R_1は水素原子又はメチル基を示し、R_2
    及びR_3は水素原子又は低級アルキル基を示すが、R
    _2およびR_3が同一または夫々異なった低級アルキ
    ル基を示しても良い。) で表わされる化合物99.9〜80モル%、一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(II) (式中、R_4は水素原子又はメチル基を示し、M_1
    は水素原子、アルカリ金属又はNH_4を示す。 ) で表わされる化合物0.1〜20モル%を重合して得ら
    れる共重合体で、その0.2%塩溶液の回転粘度計によ
    る値が25℃で1〜15cpの範囲にあるアクリル系ポ
    リマーである特許請求の範囲第1項記載の無石綿系セメ
    ント押出成形用混和剤。
JP26785590A 1990-10-04 1990-10-04 無石綿系セメント押出成形用混和剤 Pending JPH04144949A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19543304A1 (de) * 1995-11-21 1997-05-22 Sueddeutsche Kalkstickstoff Zusatzmittel für wasserhaltige Baustoffmischungen
US7491755B2 (en) 2003-08-12 2009-02-17 Roland Bayer Cellulose ether composition for the extrusion of mineral shaped bodies and also a process for the extrusion of mineral shaped bodies using this cellulose ether composition
US8993462B2 (en) 2006-04-12 2015-03-31 James Hardie Technology Limited Surface sealed reinforced building element

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DE19543304B4 (de) * 1995-11-21 2005-06-09 Skw Bauchemie Gmbh Zusatzmittel für wasserhaltige Baustoffmischungen und dessen Verwendung
US7491755B2 (en) 2003-08-12 2009-02-17 Roland Bayer Cellulose ether composition for the extrusion of mineral shaped bodies and also a process for the extrusion of mineral shaped bodies using this cellulose ether composition
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