JPH04144940A - 撥水撥油剤組成物 - Google Patents

撥水撥油剤組成物

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JPH04144940A
JPH04144940A JP26665290A JP26665290A JPH04144940A JP H04144940 A JPH04144940 A JP H04144940A JP 26665290 A JP26665290 A JP 26665290A JP 26665290 A JP26665290 A JP 26665290A JP H04144940 A JPH04144940 A JP H04144940A
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JP
Japan
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acid
organosiloxane
water
component
composition
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JP26665290A
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English (en)
Inventor
Seiji Shintani
新谷 清治
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は撥水撥油剤組成物に関するものである。
[従来の技術] 従来、ガラス、金属、セラミックスのような非多孔性基
質を処理してこれらを撥水性にさせる方法として、アル
キルポリシロキサンと硫酸等の酸を含む組成物で処理す
ることにより、基質上に耐久性のある撥水性の皮膜を形
成させる方法が知られている(特公昭50−15473
号公報)。
[発明の解決しようとする課題] しかしながら、従来の撥水剤では、例えばガラス表面と
水の接触角は約100度と撥水効果は得られるものの、
撥油性の点では例えばガラス表面とヘキサデカンの接触
角は約40度と不十分であった。また、撥水性の点でも
、自動車の風防ガラスの処理等ではさらに高い撥水性が
要求されるようになってきている。
[課題を解決する為の手段] 本発明は、前述の問題点を解決すべくなされたものであ
り、下記(A)〜(C)を有効成分とする撥水撥油剤組
成物に関するものである。
(A)一般式 R,Si0 二(Rは置換又は非置換の1価の炭化水素
基、aはO<a<4)で表わされるオルガノシロキサン
 100重量部(B)パーフルオロアルキル基含有のシ
ランまたはオルガノシロキサン 0.1−10000重量部 (C)硫酸、りん酸、芳香族スルホン酸、脂肪族スルホ
ン酸および塩酸の群より選ば以下、本発明の詳細な説明
する。
本発明において使用される(A)成分のオルガノポリシ
ロキサンは、本発明の組成物に撥水性を与えるための主
成分であり、一般式 R,SiO二(11(は置換又は非置換の1価の炭化水
素基、aは0<a<4)で表わされる。具体例としてジ
メチルポリシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン、メ
チル水素ポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサ
ン、ジメチルシロキサン・メチルフェニルシロキサン共
重合体、やや枝分かれしたジメチルポリシロキサンなど
を挙げることができる。これらのシロキサンの分子量は
特に限定されるものではないが、重合度としてケイ素原
子数2〜500のものが好適に使用される。さらに好ま
しくは重合度としてケイ素原子数2〜100の範囲であ
る。これらは単独で、又は2種以上の混合物として用い
られる。
次に、本発明に使用される(B)成分のパーフルオロア
ルキル基含有のシランまたはオルガノポリシロキサンは
、本発明の組成物に撥油性を付与するための必須成分で
あり、さらに(A)成分との併用により、撥水性を高め
る作用もある。具体例として、CaF+tCJ4Si(
OCHs)s。
CJ+yCJ4(CHs)Si(OCHs)*、CJ*
CJ4Si(OCRs)s。
C−F+5CONH(CHs)婁St (QC諺I@)
s。
らの部分加水分解物、または、これら2種以上の部分加
水分解物、[CJeCaH4(CHs)S103m r
−(cpsc*H4(CHs)SiO+w、 −EM冨
SiOha  (m、nは整数)等が挙げられ、これら
は単独で又は、2種以上の混合物として用いられる。パ
ーフルオロアルキル基の炭素原子数は特に限定されるも
のではないが、撥水、撥油性を効果的に与えるものとし
て、炭素数4〜21個のものが好ましい、ここで、(B
)成分の使用量を0.1〜10000重量部としたのは
、0.1部以下では(B)成分の効果が認められず、1
0000重量部以上では、(B)成分が高価なために経
済的でないことおよび、ガラス等の基質を処理した表面
に(B)成分の硬化皮膜が形成され易いからである。
次に、本発明に使用される(C)成分の酸は、(A)成
分および(B)成分を撥水、撥油処理する基質上に反応
させ、耐久性のある撥水、撥油性皮膜を形成させるため
に必須の成分であり、硫酸、リン酸、芳香族スルホン酸
、脂肪族スルホン酸、および塩酸の群より選ばれる。(
C)成分の使用量を0.5〜30重量部としたのは、0
.5重量部より少ない量では効果が十分でなく、30重
量部以上では酸の濃度が高すぎて危険だからである。
本発明の組成物の溶解性、取扱性、処理における作業性
、貯蔵安定性等を向上させる目的からその他の成分とし
て溶剤を使用することが好ましく、その種類、使用量は
特に限定されるものでない、このような溶剤の例は、エ
チルアルコール、イソプロピルアルコール、四塩化炭素
、ガソリン、ヘキサン、アセトン、メチルエチルケトン
、トルエン、キシレン、酢酸ブチル等である。中でも広
範囲の分子量の(A)成分のオルガノポリシロキサンに
適応する為、イソプロピルアルコールが好適に用いられ
る。
本発明の組成物は、前述の(A)〜(C)成分を溶剤中
で混合することにより容易に製造できる。必要に応じて
、室温での熟成や、加熱により反応を促進させることも
できる。本発明の組成物は、ガラス、金属、セラミック
ス、プラスチック等の基質上にスプレーする方法、ブラ
シやへケ塗り、布、スポンジまたは紙等に含ませ塗布す
る方法、その他すべての常用被覆法が適用できる。基質
を十分に処理する為には、組成物を塗布した後に、布や
紙で軽く拭くことが望ましい、透明な皮膜で被覆された
表面を得る為には、塗布した材料を布や紙でふき取るこ
とができる。
本発明の組成物は、ガラス、金属、セラミックス、プラ
スチックだけでなく有機及び無機系の粉体や繊維等広範
囲に適用することにより撥水、撥油性を付与することが
できる。
[作用] 本発明の組成物の撥水性、撥油性の作用機構は酸を触媒
としてシリコーン化合物が基質表面と反応し、撥水性を
付与すると共に、同時に、パーフルオロアルアキル基含
有シリコーン化合物も基質表面と反応し、シリコーンの
撥水性を高めるとともに撥油性効果も得られると考えら
れる。
[実施例] 次に、実施例により本発明を具体的に説明する。実施例
中、部とあるのは重量部のことである。
実施例1〜4 以下の組成により処理剤の組成物を調整した。調整後、
室温にて24時間熟成後、処理剤を布に含ませ、ガラス
に塗布し、2分間乾燥後、きれいにふき取った。撥水性
としては水の接触角を撥油性としてはヘキサデカンの接
触角を測定した。耐久性試験として、自動車用ワイパー
のブレードに使用されているゴムを用いて、500往復
の摩擦試験を行ない、その後の接触角を測定した。
比較例としてパーフルオロアルキル基含有のシランを添
加しないで調整した組成物を実施例同様に処理し、接触
角を測定した。
01・・50センチストークス ト・5センチストークス 実施例1〜4の組成物は水の接触角は107〜114度
、ヘキサデカンの接触角は67〜78度と良好な撥水、
撥油性を示し、耐久性も良好だった。パーフルオロアル
キル基含有のシランを添加しないものは、水の接触角は
98〜100度、ヘキサデカンの接触角も35〜43度
だった。
[発明の効果] 本発明の組成物は、自動車、飛行機や建築物その他のガ
ラス、金属およびセラミックス表面を撥水、撥油処理し
、表面の外観を維持し、表面を腐食から保護し、さらに
表面の清掃も容易となる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記(A)〜(C)を有効成分とする撥水撥油剤組
    成物。 (A)一般式 R_aSiO(4−a)/a(Rは置換又は非置換の1
    価の炭化水素基、aは0<a<4)で表わ されるオルガノシロキサン100重量部 (B)パーフルオロアルキル基含有のシランまたはオル
    ガノシロキサン 0.1〜10000重量部 (C)硫酸、りん酸、芳香族スルホン酸、脂肪族スルホ
    ン酸および塩酸の群より選ば れる酸 0.5〜30重量部
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