JPH04144859A - 紙葉類搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紙葉類搬送装置に関し、特に光学文字読み取り
装置や、ファクシミリ装置やコピーマシン等に使用する
紙葉類搬送装置に関する。

〔従来の技術〕

従来この種の紙葉類搬送装置は、第３図（ａ）および（
ｂ）に示すように、紙葉類を供給するためのホッパ１と
、帳票を１通ずつ送り込むためのブツシャローラ２．ビ
ッカローラ３．リバースローラ４と、帳票の進行方向に
対し一定の角度を持たせ帳票を整位するためのアライナ
ベルト１４と、前記アライナベルトに追従して回転する
複数のアライナボール１５と、整位された紙葉類を次段
に送るためのフィードローラ９とアイドルローラθＡと
を有している。

紙葉類がブツシャローラ２とピッカローラ３とリバース
ローラ４で１通ずつピンチローラ５・ＳＡまで送られる
際、前記ブツシャローラ２が紙葉類上での接する位置や
紙葉類相互間の摩擦力が紙面上で均一でない場合や、２
通分離のためのリバースローラ４の反発力等により、第
３図（ｂ）の口で示すようスキューした状態になる場合
がある。スキューされた紙葉類は、次段のアライナベル
ト１４とアライナブラケット１６で位置が制限されたア
ライナボール１５とによってベースプレート１７側に寄
せられ整位されて、次段のフィードローラ９φ９Ａに送
られる。

〔発明が解決しようとする課題〕

この従来の紙葉類搬送装置では、スキニーした紙葉類の
補正量は（ア）帳票サイズと重量、（イ）アライナベル
ト１４とベースプレート１７との角度、（つ）アライナ
ベルト１４の長さ、（１）アライナボール１５の重量お
よび数、（オ）搬送スピードなどにより、その量が左右
される。

従って、ホッパから紙葉類がアライナベルトの入口まで
り込まれた段階でのスキュー量の大きさによっては、十
分な整位が行われなかったり、補正する力が強すぎる場
合には紙葉類がベースプレートに強く押しつけられるこ
とによって、先に述べた紙葉類に折れ曲がりが生じてシ
ートジャムを発生させる等の不具合があった。又、この
方式では十分な整位を行うためにはアライナベルトが一
定以上の長さを必要とし、装置が小型化しにくい欠点が
あった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の紙葉類搬送装置は、紙葉類を１通ずつ送る供給
機構と、供給された紙葉類を搬送する搬送機構と、紙葉
類のスキュー量を検知するスキュー検知器と、搬送方向
に平行に配置した２つのローラーとを有する紙葉類搬送
機構において、前記スキュー検知器で搬送する紙葉類の
スキュー量を検知し、検知したスキュー量を前記搬送方
向に平行に配置した２つのローラーの各々に異った回転
数を与え前記回転数の差によって紙葉類のスキューを補
正して構成される。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図（ａ）および（ｂ）はそれぞれ本発明の一実施例
の構造を示す側面図並びに平面図である。

第１図（ａ）および（ｂ）において、１は紙葉類を供給
するためのホッパ、２はホッパ上の紙葉類を１通ずつ送
り出すブツシャローラ、３と４は各々対に配置され紙葉
類が２通以上重った場合これを分離するためフィード方
向に回転するピッカローラと逆方向に回転するリバース
ローラ、５・５Ａｌｔピンチローラでリバースローラ４
の逆方向力に打ち勝って紙葉類を次段のローラに送り込
む働きをする。６・６Ａは整位を助けるたφのアライナ
補助ローラ、７・７Ａ及び８・８Ａは各々が一対となっ
て整位を行う為のアライナローラで、前記２つのアライ
ナローラは独立に回転を与えるパルスモータ１０と１１
で駆動される。１２と１３は前記２つのアライナローラ
の直後に配置され、スキニー量を検知するフォトセンサ
９−９Ａは、整位された紙葉類を次段のイメージ入力部
等の処理ユニットへ送るためのフィードローラである。

ホッパから１通ずつ供給された紙葉類は、ローラによっ
て順次搬送され、その先端が７オトセンサ１２と１３に
よって検知される。検知されるまでは、ローラ３１１５
〜９は全て同じ搬送速度を紙葉類に与える。平行に配置
したフォトセンサ１２と１３によって、両フォトセンサ
が紙葉類で共に遮光された時、遮光した紙葉類のスキュ
ー量を検知することができる。スキュー量が小さい場合
は、そのままの速度で紙葉類を送り続はフィードローラ
９・９Ａにより次段の処理部へ送り込む。

第２図のタイムチャート２１は、スキニー量が小さい場
合のアライナローラ７と８の回転速度と時間の関係を示
す。点Ｘは、スキュー量を検知するタイミングである。

紙葉類のスキュー量が一定以上の大きさであると検知す
ると、全てのモータを一度停止させスキューを補正させ
るため情報を、アライナローラ７Ａと８Ａを駆動してい
るパルスモータ１０と１１のコントローラに与える。第
１図（ａ）および（ｂ）の口で示すようなスキューをし
ている場合は、アライナローラ７の回転速度を遅＜シ、
一方のアライナローラ８の回転速度を速くするような情
報を与える。スキュー補正は、ローラ間の干渉の無いよ
うフィードローラ９・９Ａの手前で完了させる。又、前
段のアライナ補助ローラの干渉を少なくするため、アラ
イナ補助ローラ６・６Ａの駆動力すなわちアイドルロー
ラ６Ａの押さえ力をアライナローラ７・８の駆動力すな
わちアイドラローラ７Ａφ８Ａの押さえ力より小さくし
ている。さらに、アライナローラ７Φ８の回転速度に差
を与える場合、その平均速度がアライナ補助ローラの速
度になるよう制御することにより、無理なくスムーズな
整位を行うことができる。この関係を第２図にタイムチ
ャート２２で示す。

第１図の口に示すスキューを補正する場合は、第２図２
２のａがアライナローラ７の回転速度であり、ｂがアラ
イナローラ８の回転速度であり、斜線Ｃの部分がスキュ
ー量である。これらは、パルスモータの制御部には、最
高速度・移動量・立上り速度（立上りパルス数）の形で
与えることにより実現できる。整位が完了した後は、再
度内アライナローラ７・７Ａ＠８・８Ａの回転速度が他
のローラと同じ速度になるよう回転速度を設定して起動
させ、次段のフィードローラ９・９Ａへ送り、フィード
ローラ９・９Ａは整位した紙葉類を次段の処理部へ送る
。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、スキュー量並びに方向を
検知し、それに応じて、搬送方向に平行に配置した２つ
のアライナローラに異った回転速度並びに移動量を与え
て整位を行うことにより、正確に修正が行える効果を有
する。さらに従来の方式に比べ処理速度を高めると共に
、整位の為の紙葉類の移動長を短かくすることができる
ため装置を小型化することができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）および（ｂ）はそれぞれ本発明の一実施例
の構造を示す側面図および平面図、第２図は本実施例の
アライナローラの速度チャート、第３図（ａ）および（
ｂ）はそれぞれ従来の技術による紙葉類搬送装置の構造
を示す側面図および平面図である。 １・・・ホッパ、２・・・ブツシャローラ、３・・・ピ
ッカローラ、４・・・リバースローラ、５・５Ａ・・・
ピンチローラ、６・６Ａ・・・アライナ補助ローラ、７
・７Ａ・８Φ８Ａ・・・アライナローラ、９・９Ａ・・
・フィードローラ、１０・１１・・・パルスモータ、１
２・１３・・・フォトセンサ、１４・・・アライナベル
ト、１５・・・アライナボール、１６・・・アライナブ
ラケット、１７・・・ベースプレート。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 紙葉類を１通ずつ送る供給機構と、供給された紙葉類を
   搬送する搬送機構と、紙葉類のスキュー量を検知するス
   キュー検知器と、搬送方向に平行に配置した２つのロー
   ラーとを有する紙葉類搬送機構において、前記スキュー
   検知器で搬送する紙葉類のスキュー量を検知し、検知し
   たスキュー量を前記搬送方向に平行に配置した２つのロ
   ーラーの各々に異った回転数を与え前記回転数の差によ
   って紙葉類のスキューを補正して成ることを特徴とする
   紙葉類搬送装置。