JPH04144491A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、画像処理装置に関し、特に水平時間方向に圧
縮されたアスペクト比の異なる画像信号を伸張し、所定
のアスペクト比（例えば３．４）の既存のテレビジョン
受像装置で受像するための画像処理を行なう画像処理装
置に関する。

［従来の技術］ 水平時間方向に圧縮処理する以前の画像信号を、その画
像信号のアスペクト比（縦横比）に対応したテレビジョ
ン装置で受像することにより、横方向の歪のない画像が
得られることは、公知の事実である。それに対して、現
行のアスペクト比３：４のテレビジョン受像装置で、水
平時間方向に圧縮された画像信号をそのまま受像すると
、画面の横方向に歪が生じていた。

［発明が解決しようとする課題］ このように、従来技術では、水平時間方向に線形圧縮さ
れた画像信号をそのまま現行のテレビジョン受像装置で
受像すると、横方向に歪が生じるという解決すべき課題
があった。

また、従来技術では、上記の圧縮された信号を水平時間
方向に伸張した場合に、水平方向の時間が伸張されたま
までは、現行のテレビジョン受像機で直接受像すると、
水平同期期間が異なるために、やはり画像が歪んでしま
うという解決すべき課題かあった。

本発明の目的は、１−記のＪ：つな課題を解決すべく、
水平時間方向に圧縮された画像信号を現行の（既存の）
テレビジョン受像機で画像の歪な（受像できる画像処理
装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ かかる目的を達成するため、本発明は、水平時間方向に
線形圧縮された入力画像信号を水平時間方向に伸張して
元の画像信号を再現する画像処理装置であって、前記人
力画像信号の圧縮比に対応する制御信号に応じて画像信
号の伸張レベルを可変にする信号伸長手段と、該信号伸
長手段で伸長された画像信号の水平期間の中心部分を所
定のテレビジョン受像機の有効走査期間だけ切り出す信
号切り出し手段とを具備したことを特徴とする。

［作　用］ 本発明では、水平時間方向に圧縮された画像信号に対し
て、圧縮比を示す制御信号に基いて伸張レベルを制御す
ることにより伸張された画像信号を得ると共に、次いで
この伸張された画像信号の水平期間の中心部分を現行の
テレビジョン受像機の有効走査期間だけ切り出すように
したので、現行テレビジョン受像機で画像の歪な（受像
できる。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

Φ部」」（廐完 第１図は本発明の第１実施例の画像処理装置の回路構成
を示し、第２図はその画像処理装置に人力する圧縮され
た画像信号の発生手段を示し、第３図は第１図の回路動
作を表わす信号波形の一例を示す。

第１図の入力端子１に水平時間方向に圧縮さ、ｆまた画
像信号が人力される。この画像信号とし２ては、例えば
第２図に示すように像面上で縦方向と横方向との倍率が
Ｕなる映像を生ずるアナモフィックレンズ２１を通して
撮影さ第１た信号がある。第２図で２２はズームレンズ
、２３はアスペクト仕３：４の撮像素子、２４は一般的
なカメラ信号処理回路である。

第１図の入力端子１に入力されたアナログ画像伝号Ｌ：
Ｉ：Ａ／Ｄ（アナログ・デジタル）変換器２でデジタル
信号に変換されてから入力切換回路３へ人力さＡする。

入力切換回路３へ人力されたｆ、−ｉ　！′３Ｇ：Ｊ、
１水ゝ４′−期間記憶できる１１（メモリ４へ入力さ、
Ｉ］、書き込ま２する。その際、入力切換回路３では、
入力端子３ａに入力した信号を２つの出力接点３ｂ、　
３ｃへ１水平期間ごとに交互に切り換え、一方の接点３
ｂに入力した信号は一方のＩＨメモリ４ａに入力され、
他方の接点３ｃに入力した信号は他方のＩ■メモリ４ｂ
に人力される。

次に、ＩＨメモリ４に書き込まれた画像信号は、１水平
期間ごとに交互に読み出され、出力切換回路５に入力さ
れる。ｌＨメモリ４への画像信号の書き込みと読み出し
は１水平期間ごとに交互に行なわれ、画像信号をＩＨメ
モリ４ａに書き込んでいる時は、１Ｂメモリ４ｂから画
像信号を読み出し、逆に画像信号をｌｉ＋メモリ４ｂに
書き込んでいる時ば１）１メモリ４ａから画像信号が読
み出されるように、これらのメモリ４ａ、４ｂが制御さ
れる。

このメモリの制御は書き込みアドレス発生器ｌＯと読み
出しアドレス発生器１１とにより行なわれ、アドレス切
換回路１２により書き込みと読み出しで１水平期間毎に
アドレス信号を切り換えている。

書き込みアドレス発生器ｌＯおよび読み出しアドレス発
生器１１ｉ：ｊそれぞれ入力画像信号に含まれる同期信
号に基づいてアドレス信号を発生しており、この同期信
号は同期分離回路８で作られる。

すなわち、同期分離回路８の出力（同期信号）とこの出
力に同期したＰＬＬ（フェーズロックループ）回路９の
出力とに応じて書き込みアドレス発生器ｌＯで書き込み
アドレスを発生し、同期分離回路８の出力とＰＬＬ回路
９の出力を分周器１３で１／Ｎ（Ｎは整数）分周した出
力とに応じて読み出しアドレス発生器１１で読み出しア
ドレスを発生している。その分周器１３の分周比１／Ｎ
はコマンド判別回路１４で制御され、Ｉ１１メモリ４の
出力信号が水平時間方向への伸張処理と水平有効期間で
の切り出し処理とを同時に行なうのと等価になるように
分周比の値を入力コマンドを基にコマンド判別回路１４
で設定する。このコマンドは例えば操作ボタン等から入
力される圧縮率データである。

ＩＨメモリ４の出力信号は、水平同期期間ごとに出力切
換回路５で交互に切り換えられ、次にＤ／Ａ　（デジタ
ル・アナログ）変換器６でアナログ信号に逆変換され、
出力端子７に出力される。

第３図は第１図の回路での信号波形を示す。ここで、Ｓ
ｌは人力信号の波形、Ｓ２はこの入力信号を水平時間方
向に伸張した時の波形であり、Ｓ３は伸長したこの信号
の画面の中心から水平有効区間だけ切り出した波形であ
る。第１図の本実施例では、上述のように３２．　Ｓ３
の波形の処理をＩＨメモリ４を介して同時に行なってい
る。

Φ】」口も級例 前述の本発明の第１実施例では、デジタル信号処理によ
る画像処理について例示したが、次に第４図および第５
図を参照してアナログ信号処理を用いた画像処理による
本発明の第２実施例について説明する。

第４図は本発明の第２実施例の回路構成を示す。第４図
において、入力端子３１に入力した水平時間方向に圧縮
されたアナログ画像信号は同期スライス回路３２により
同期信号が取り去られて第１の入力切換回路３３に入力
される。この入力切換回路３３は切換制御回路４３によ
り制御される。切換制御回路４３は同期分離回路３９の
出力である同期信号とコマンド判別回路４４の出力とを
入力して切換制御信号を発生し、この切換制御信号によ
り切換期間だけ入力切換回路３３の出力端子３３ａと入
力端子３３ｂとを接続導通ずる。この人力切換回路３３
の切換期間は伸張処理を行なった結果か現行テレビジョ
ン受像装置の水平有効期間と等しくなるように設定され
、なおかつ信号の中心部分を切り出すように設定される
。

第１の入力切換回路３３を通過した信号は第２の人力切
換回路３４に入り、１水平開期期間ごとに２つの出力端
子３４ｂ、出力端子３４ｃが交互に切り換えられる。こ
の入力切換回路３４を通過した信号はＣＣＤ　（電荷結
合素子）遅延線３５に入る。一方のＣＣＤ遅延線３５ａ
が信号を入力動作中では他方のＣＣＤ遅延線３５ｂから
水平時間方向に伸張された信号が出力され、同様に他方
のＣＣＤ遅延線３５ｂが入力動作中では一方のＣＣＤ遅
延線３５ａから水平時間方向に伸張された信号が出力さ
れる。

ＣＣＤ遅延線３５のクロックは入力端子３１に入力した
入力画像信号の水平同期信号を基準としてＰＬＬ回路４
０で生成され、人力動作時にはＰＬＬ回路４０の出力を
書き込み用クロックとして使用し、出力動作時にはＰＬ
Ｌ回路４０の出力であるクロックをさらに分周器４２で
１／Ｍ（Ｍは整数）に分周したものを読み出し用クロッ
クとして使用する。分周器４２の分周比１／Ｍはコマン
ド判別回路４４により設定制御され、入力画像信号が現
行テレビジョン受像装置で歪のない画像を得られるよう
に伸張される値に設定される。

一方のＣＣＤ遅延線３５ａが入力動作する場合には、そ
の第］のクロック入力端子（：ＬＫｌにＰＬｉ、回路４
０の出力クロックが入り、これと同時に出力動作を行な
う他方のＣＣＤ遅延線３５ｂの第２のクロック入力端子
ＣＬＫ２’　にＰＬＬ回路４０の出力をＬ／Ｍ分周した
クロックが入る。また同様に、一方のＣＣＤ遅延線３５
ａが出力動作する場合には、その第２のクロック入力端
子ＣＬＫ２にＩ／Ｍ分周されたクロックが入り、これと
同時に入力動作する他方のＣＣＤ遅延線３５ｂの第１の
クロック入力端子Ｃ：ＬＫｌ′　にＰＬＬ回路４０の出
力クロックが入るというように、クロック切換回路４１
で１水平開期期間ごとに供給クロックが切り換えられる
。

ＣＣＤ遅延線３５の出力は出力切換回路３６に入力し、
ＣＣＤ遅延線が切り換わるごとに出力切換回路３６の入
力端子３６ｂ、　３６ｃが１水平期間ごとに交互に切り
換わる。出力切換回路３６から出力された伸張後の画像
信号は、同期イ」和回路３７で同期信号が相加され、装
置の出力端子３８に伸張されたその出力信号が出力され
る。

以上の動作を第５図を参照して説明すると、Ｓｌが水平
時間方向に圧縮された入力画像信号、３２′が第４図の
切換回路３４の出力部の信号、Ｓ３が信号３２′　の波
形を伸張して得られた画像信号であって装置の出力信号
に相当し、現行テレビジョン受像装置において歪なく受
像できる信号である。

なお、上述した各実施例において現行のテレビジョン受
像装置のアスペクト比として３：４を想定して説明した
が、本発明はこれに限定されず、他のアスペクト比のテ
レビジョン受像装置、例えば９：１６のワイドアスペク
トのテレビジョン受像装置に対しても適用可能であるこ
とは明らかである。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、水平時間方向に
圧縮された画像信号をその圧縮比に応じて伸張すると共
に、この伸張された画像信号を有効走査期間だけ画の中
心から切り出すようにしたのでアスペクト比が固定の既
存のテレビジョン受像装置で歪なく受像することができ
る効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施したデジタル方式の画像処理装置
の回路構成例を示すブロック図、第２図は水平時間方向
に圧縮された画像信号の発生方法を示す模式図、 第３図は第１図の回路の具体的動作を説明するための波
形図、 第４図は本発明を実施したアナログ方式の画像処理装置
の回路構成例を示すブロック図、第５図は第４図の回路
の具体的動作を説明するだめの波形図である。 １．３１・・・入力端子、 ２・・・Ａ／Ｄ変換器、 ３、３３．３４・・・人力切換回路、 ４・・・ＩＨメモリ、 ５．３６・・・出力切換回路、 ６・・・Ｄ／Ａ変換器、 ７．３８・・・出力端子、 ８．３９・・・同期分離回路、 ９４０・・・ＰＬＩ−回路、 １０・・・書き込みアドレス発生器、 １１・・・読み出しアドレス発生器、 １２・・・アドレス切換回路、 １３．４２・・・分周器、 ］４．４４・・・コマンド判別回路、 ３２・・・同期スライス回路、 ３５・・・ＣＣＤ遅延性、 ３７・・・同期付加回路、 ４１・・・クロック切換回路、 ４３・・・切換制御回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）水平時間方向に線形圧縮された入力画像信号を水平
   時間方向に伸張して元の画像信号を再現する画像処理装
   置であって、 前記入力画像信号の圧縮比に対応する制御信号に応じて
   画像信号の伸張レベルを可変にする信号伸長手段と、 該信号伸長手段で伸長された画像信号の水平期間の中心
   部分を所定のテレビジョン受像機の有効走査期間だけ切
   り出す信号切り出し手段と を具備したことを特徴とする画像処理装置。