JP2000316140A - 映像フォーマット変換回路 - Google Patents

映像フォーマット変換回路

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JP2000316140A
JP2000316140A JP12369099A JP12369099A JP2000316140A JP 2000316140 A JP2000316140 A JP 2000316140A JP 12369099 A JP12369099 A JP 12369099A JP 12369099 A JP12369099 A JP 12369099A JP 2000316140 A JP2000316140 A JP 2000316140A
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Takaharu Matsuura
隆治 松浦
Hiroyoshi Urakawa
裕喜 浦川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信されてきた映像信号の映像フォーマット
に応じて自動的に映像フォーマット変換部の制御、書き
込み側PLL回路の分周比および低域通過フィルタの特
性を切り換えることができる映像フォーマット変換回路
を提供することである。 【解決手段】 判別回路40は、第1のアナログ映像信
号AVS1の第1の映像フォーマットの種別を、復号器
20から出力されるフィールド情報FIから判別する。
判別回路40は判別結果に応じて、メモリ回路42への
書き込み制御を切り換える制御切り換え信号を映像フォ
ーマット変換部4に出力し、分周比を切り換える分周比
信号を分周器81に出力し、帯域特性を切り換える帯域
特性切り換え信号を低域通過フィルタ2に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像符号化標準
(映像規格)に準拠した復号器を有し、当該復号器で復
号された映像信号の映像フォーマットを変換する映像フ
ォーマット変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】我が国では、すでにCS(Communicatio
n Satellite )放送のディジタル化が行われ、BS(Br
oadcasting Satellite)放送のディジタル化技術基準も
固まっている。さらに、地上放送のディジタル化も検討
段階に入っている。このように放送のディジタル化が進
むなかで、画像および音声符号化の国際標準の1つであ
るMPEG(Moving Picture Experts Group)の規格に
準拠したMPEG2システム復号器としては、例えば藤
原洋監修、マルチメディア通信研究会編、最新MPEG
教科書(株式会社アスキー、1994年8月1日初版発
行)、藤原洋監修、マルチメディア通信研究会編、実践
MPEG教科書(株式会社アスキー、1995年11月
1日初版発行)に記載されたものが知られている。
【0003】また、ディジタル放送では伝送される映像
信号の映像フォーマットが多種にわたり、どのような映
像フォーマットを持った映像信号であってもテレビ受像
機に映出する必要が生じてきている。映像フォーマット
に係わらず映像信号を映出しようとしても、異なる映像
フォーマット間では例えば走査線の周波数(走査線数)
が異なる場合があるので、偏向系回路の負担が大きくな
ってしまい、その実現は困難である。そこで、ディジタ
ル技術を用いて任意の映像フォーマットを持った映像信
号を加工して所定の走査線数や走査方式を有する所定の
映像フォーマットに変換して例えばNTSC(National
Television System Committee) 信号に対応させ、偏向
系回路の回路規模等の負担を軽減する技術が利用されて
いる。
【0004】図4は従来の映像フォーマット変換回路を
示すブロック図である。図4に示す従来の映像フォーマ
ット変換回路には、輝度信号および2つの色差信号のコ
ンポーネント信号が入力される。したがって、図4に示
す従来の映像フォーマット変換回路において、共有化で
きるクロック発生回路を除く回路が3系統必要である。
ここで、クロック発生回路とは、同期分離回路7,1
0、書き込み側PLL(位相同期ループ)回路8および
読み出し側PLL(位相同期ループ)回路9である。
【0005】図4において、低域通過フィルタ(以下L
PFという)2は、輝度信号または色差信号のコンポネ
ート信号からなる第1のアナログ映像信号AVS1を入
力端子1を介して受け、第1のアナログ映像信号AVS
1の帯域制限を行ってA/D変換器3に対して出力す
る。LPF2の帯域特性は、端子13の帯域特性切り換
え信号により切り換えられる。
【0006】A/D変換器3は、LPF2から入力した
第1のアナログ映像信号AVS1をディジタル信号に変
換し、第1の画像データとして映像フォーマット変換部
4に出力する。
【0007】映像フォーマット変換部4は、垂直・水平
フィルタ41、メモリ回路42、書き込み制御回路43
および読み出し制御回路44を備えている。メモリ回路
42は、例えば、ラインメモリにより構成される。
【0008】垂直・水平フィルタ41は、A/D変換器
3から入力した第1の画像データに対して所定のフィル
タリングを行ってからメモリ回路42に与える。
【0009】メモリ回路42は、後述する書き込み制御
回路43の制御のもとで、垂直・水平フィルタ41から
入力した第1の画像データの記憶を行う。
【0010】書き込み制御回路43は、後述する書き込
み側PLL回路8から与えられる書き込みクロックに応
じて、垂直・水平フィルタ41から入力された第1の画
像データをメモリ回路42に書き込む際の書き込み制御
を行う。書き込み制御回路43が行う書き込みの制御に
は、書き込むべき画像データと水平走査および垂直走査
との対応関係を認識するために、同期分離回路7から入
力した水平同期信号および垂直同期信号が用いられる。
書き込み制御回路43が行う書き込みの制御は、端子1
4の制御切り換え信号により切り換えられる。
【0011】読み出し制御回路44は、後述する読み出
し側PLL回路9から与えられる読み出しクロックに応
じて、メモリ回路42に記憶されている第1の画像デー
タを第2の画像データとして読み出す。読み出し制御回
路44が行う読み出しの制御には、後述する同期分離回
路10から与えられる水平同期信号および垂直同期信号
が用いられる。メモリ回路42から読み出された第2の
画像データは、D/A変換器5に出力される。この第2
の画像データの映像フォーマットは、後述する第2のア
ナログ映像信号AVS2の映像フォーマットと同じであ
る。
【0012】D/A変換器5は、メモリ回路42から読
み出された第2の画像データをアナログ化し、低域通過
フィルタ(以下、LPFという)6に対して出力する。
【0013】LPF6は、D/A変換器5から出力され
たアナログ映像信号の帯域制限を行い、第2のアナログ
映像信号AVS2として出力端子11および同期分離回
路10に出力する。この第2のアナログ映像信号AVS
2の映像フォーマットは予め定められている。
【0014】同期分離回路7は、入力端子1から第1の
アナログ映像信号AVS1を受け、この第1のアナログ
映像信号AVS1から水平同期信号および垂直同期信号
を分離する。同期分離回路7は、書き込み側PLL回路
8に対して水平同期信号を出力するとともに書き込み制
御回路43に対して水平同期信号および垂直同期信号を
出力する。
【0015】書き込み側PLL回路8は、同期分離回路
7から入力した水平同期信号に同期した書き込みクロッ
クを書き込み制御回路43に出力する。この書き込みク
ロックを端子12の分周比信号に応じた分周比で分周し
た信号が水平同期信号に一致する。そのために、書き込
み側PLL回路8は、分周器81、位相比較器82およ
び電圧制御発振器83を含む。
【0016】分周器81は、端子12の分周比信号に基
づいて、後述する電圧制御発振器83の出力信号を1/
Nwに分周して位相比較器82に出力する。このとき、
分周器81は、分周比Nwを端子12の分周比信号に応
じて設定する。位相比較器82は、分周器81の出力信
号と同期分離回路7から出力された水平同期信号とを位
相比較し、これらの信号の位相差に応じた電圧を電圧制
御発振器83に出力する。電圧制御発振器83は、位相
比較器82から入力した電圧の大きさに応じた周波数を
持つ出力信号を書き込みクロックとして分周器81およ
び書き込み制御回路43に出力する。このような構成に
より、電圧制御発振器83から出力される書き込みクロ
ックを第1のアナログ映像信号AVS1の水平同期信号
に同期させることができる。
【0017】読み出し側においては、同期分離回路10
は、LPF6から出力された第2のアナログ映像信号A
VS2を受け、この第2のアナログ映像信号AVS2か
ら水平同期信号および垂直同期信号を分離する。同期分
離回路10は、分離した水平同期信号を読み出し側PL
L回路9に出力するとともに、水平同期信号および垂直
同期信号を読み出し制御回路44に出力する。
【0018】読み出し側PLL回路9は、同期分離回路
10から入力した水平同期信号に同期した読み出しクロ
ックを読み出し制御回路44に出力する。この読み出し
クロックを分周比Nrで分周した信号がこの水平同期信
号に一致する。そのために、読み出し側PLL回路9
は、分周器91、位相比較器92および電圧制御発振器
93を含む。
【0019】分周器91は、後述する電圧制御発振器9
3の出力信号を1/Nrに分周して位相比較器92に出
力する。位相比較器92は、分周器91の出力信号と同
期分離回路10から出力された水平同期信号とを位相比
較し、これらの信号の位相差に応じた電圧を電圧制御発
振器93に出力する。電圧制御発振器93は、位相比較
器92から入力した電圧の大きさに応じた周波数を持つ
出力信号を書き込みクロックとして分周器91および読
み出し制御回路44に出力する。このような構成によ
り、電圧制御発振器93から出力される読み出しクロッ
クを第2のアナログ映像信号AVS2の水平同期信号に
同期させることができる。
【0020】上記のように、映像フォーマット変換部4
のメモリ回路42は、第1のアナログ映像信号AVS1
および第2のアナログ映像信号AVS2の映像周波数の
差を用いて走査線数の変換を行う。
【0021】書き込み側PLL回路8および読み出し側
PLL回路9の動作についてさらに説明する。ここで
は、走査線数1050本およびフィールド周波数59.
94Hzの第1のアナログ映像信号AVS1を、走査線
数525本およびフィールド周波数59.94Hzの第
2のアナログ映像信号AVS2(NTSC信号)に変換
する場合、並びに走査線数525本およびフィールド周
波数59.94Hzの第1のアナログ映像信号AVS1
を、走査線数525本およびフィールド周波数59.9
4Hzの第2のアナログ映像信号AVS2として映像フ
ォーマットの変換なしに出力する場合について説明す
る。
【0022】書き込み側PLL回路8は、第1のアナロ
グ映像信号AVS1が走査線数525本およびフィール
ド周波数59.94Hzであれば、映像フォーマット変
換部4のメモリ回路42が1ラインあたり858のデー
タを記憶できるように13.5MHzの書き込みクロッ
クを発生する。しかし、一方、第1のアナログ映像信号
AVS1が走査線数1050本およびフィールド周波数
59.94Hzの場合には、この倍の27MHzの書き
込みクロックを発生する。
【0023】一方、読み出し側PLL回路9は、第1の
アナログ映像信号AVS1の映像フォーマットにかかわ
らず、走査線数525本およびフィールド周波数59.
94Hzの第2のアナログ映像信号AVS2(NTSC
信号)を出力するので、映像フォーマット変換部4が1
3.5MHzの周波数で読み出し処理を行うように、1
3.5MHzの読み出しクロックを発生する。
【0024】走査線数525本およびフィールド周波数
59.94Hzの第1のアナログ映像信号AVS1を走
査線数525本およびフィールド周波数59.94Hz
の第2のアナログ映像信号AVS2として同一映像フォ
ーマットのまま出力する場合は、図5(a)に示す第1
のアナログ映像信号AVS1に対応するデータをメモリ
回路42に、図5(b)に示す13.5MHzの書き込
みクロックで書き込んで、図5(c)に示す13.5M
Hzの読み出しクロックで読み出す。
【0025】走査線数1050本およびフィールド周波
数59.94Hzの第1のアナログ映像信号AVS1を
走査線数525本およびフィールド周波数59.94H
zの第2のアナログ映像信号AVS2(NTSC信号)
に変換する場合、図6(a)に示す第1のアナログ映像
信号AVS1を1ラインおきに、図6(b)に示す27
MHzの書き込みクロックでメモリ回路42に書き込
み、図6(c)に示す13.5MHzの読み出しクロッ
クでメモリ回路42から読み出すことにより走査線を半
分に間引く。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】ところで、第1のアナ
ログ映像信号AVS1を時間軸上で操作して異なる走査
方式に対応した映像信号を得る場合には、入力されてい
る第1のアナログ映像信号AVS1の走査条件を知った
上で、書き込み側PLL回路8で発生する書き込みクロ
ックの周波数を設定し、書き込み制御回路43および読
み出し制御回路44を制御する必要がある。
【0027】特に、第1のアナログ映像信号AVS1が
走査線数1050本およびフィールド周波数59.94
Hzである場合と走査線数525本およびフィールド周
波数59.94Hzである場合とでは、書き込み側PL
L回路8が発生する書き込みクロックの周波数が2倍も
異なるため、書き込み側PLL回路8を第1のアナログ
映像信号AVS1に同期させることが難しい。そのた
め、書き込み側PLL回路8の分周器81の分周比Nw
を端子12から入力される分周比信号によって切り換え
る必要がある。
【0028】また、端子14から入力される制御切り換
え信号によって、書き込み制御回路43を制御する必要
がある。さらに、入力段にあるLPF2に端子13から
入力される帯域特性切り換え信号によってLPF2の帯
域特性を切り換える必要がある。
【0029】しかしながら、これらの書き込み制御回路
43、分周器81およびLPF2の切り換え制御を自動
的に行う手段がなかったので、端子12〜14に入力さ
れる信号を手動で切り換えて制御を行わなければならな
いという課題があった。
【0030】また、読み出しクロックを生成するために
読み出し側PLL回路9が必要であるため、同一の映像
フォーマット変換回路内にPLL回路が複数存在する。
同一映像フォーマット変換回路内で動作するPLL回路
の個数が多くなるほど、異なるクロック同士の相互干渉
を発生させてジッタを起こすという課題があった。
【0031】本発明の目的は、任意の映像フォーマット
を有する映像信号を所定の映像フォーマットを有する映
像信号に自動的に変換することができる映像フォーマッ
ト変換回路を提供することである。
【0032】本発明の他の目的は、PLL回路が複数あ
る場合にそれらPLL回路同士の相互干渉により発生す
るジッタを防止するため、PLL回路の数を削減した映
像フォーマット変換回路を提供することである。
【0033】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る映像フ
ォーマット変換回路は、任意の映像フォーマットを有す
る第1の映像信号を所定の映像フォーマットを有する第
2の映像信号に変換する映像フォーマット変換回路であ
って、第1の映像信号の映像フォーマットを示すフォー
マット情報から第1の映像信号の映像フォーマットを判
別する判別手段と、判別手段の判別結果に基づいて第1
の映像信号に対応する第1の画像データを第2の映像信
号に対応する第2の画像データに変換する変換手段とを
備えたものである。
【0034】本発明に係る映像フォーマット変換回路に
おいては、判別手段により第1の映像信号の映像フォー
マットが判別され、変換手段により判別手段の判別結果
に基づいて第1の映像信号に対応する第1の画像データ
が第2の映像信号に対応する第2の画像データに変換さ
れる。
【0035】したがって、判別手段によって任意の映像
フォーマットを有する第1の画像データの映像フォーマ
ットが判別されて変換手段における変換前後の映像フォ
ーマットが認識されるので、第1の画像データから第2
の画像データへの変換を自動化できる。それにより、任
意の映像フォーマットを有する第1の映像信号から所定
の映像フォーマットを有する第2の映像信号への変換を
自動化することができる。
【0036】第2の発明に係る映像フォーマット変換回
路は、第1の発明に係る映像フォーマット変換回路の構
成において、変換手段は、メモリ回路と、メモリ回路に
第1の画像データを書き込み、メモリ回路に記憶された
第1の画像データを第2の画像データとして読み出す読
み書き制御手段とを含み、判別手段は、判別結果に基づ
いて読み書き制御手段の書き込み動作および読み出し動
作の少なくとも一方を切り換えるものである。
【0037】この場合、変換手段における第1の画像デ
ータから第2の画像データへの変換は、読み書き制御手
段によりメモリ回路に第1の画像データを書き込み、ま
た読み書き制御手段によりメモリ回路に記憶された第1
の画像データを第2の画像データとして読み出すことに
よって行われる。その読み書き制御手段の書き込み動作
および読み出し動作の少なくとも一方を判別手段が切り
換える。
【0038】それにより、任意の映像フォーマットを有
する第1の映像信号から所定の映像フォーマットを有す
る第2の映像信号への変換を容易に自動化することがで
きる。
【0039】第3の発明に係る映像フォーマット変換回
路は、第2の発明に係る映像フォーマット変換回路の構
成において、読み書き制御手段は、書き込みクロックを
発生する第1のクロック発生手段と、第1のクロック発
生手段により発生された書き込みクロックに応答して第
1の画像データをメモリ回路に書き込む書き込み制御手
段と、読み出しクロックを発生する第2のクロック発生
手段と、第2のクロック発生手段により発生された読み
出しクロックに応答してメモリ回路に記憶された第1の
画像データを読み出す読み出し制御手段とを含み、判別
手段は、判別結果に基づいて第1のクロック発生手段に
より発生される書き込みクロックの周波数を切り換える
切り換え信号を出力するものである。
【0040】この場合、読み書き制御手段におけるメモ
リ回路への第1の画像データの書き込みは、書き込み制
御手段が第1のクロック発生手段により発生された書き
込みクロックに応答して第1の画像データをメモリ回路
に書き込むことによって行う。その第1のクロック発生
手段の発生する書き込みクロックの周波数を切り換える
切り換え信号を判別手段が出力する。
【0041】それにより、任意の映像フォーマットを有
する第1の映像信号から所定の映像フォーマットを有す
る第2の映像信号への変換の自動化のうち、第1の映像
信号の映像フォーマットの変更に伴って読み書き制御手
段で行う書き込みクロックの周波数切り換えを自動化す
ることができる。
【0042】第4の発明に係る映像フォーマット変換回
路は、第3の発明に係る映像フォーマット変換回路の構
成において、第1のクロック発生手段は、第1の映像信
号から同期信号を分離する同期分離手段と、分周器を有
し、同期分離手段により得られた同期信号に同期する書
き込みクロックを発生する位相同期ループとを含み、判
別手段により出力される切り換え信号は、位相同期ルー
プの分周器の分周比を切り換えるための分周比切り換え
信号であるものである。
【0043】この場合、第1のクロック発生手段におけ
る書き込みクロックの発生は、分周器で書き込みクロッ
クを分周した信号と同期信号との位相を一致させ、位相
同期ループが同期分離手段により得られた同期信号に同
期する書き込みクロックを発生することによって行われ
る。その分周器の分周比を切り換えるための分周比切り
換え信号を判別手段が発生する。
【0044】それにより、分周器の分周比の切り換えに
よって簡単に書き込みクロックの周波数の切り換えを自
動化することができる。
【0045】第5の発明に係る映像フォーマット変換回
路は、第2の発明に係る映像フォーマット変換回路の構
成において、読み書き制御手段は、書き込みクロックを
発生する第1のクロック発生手段と、第1のクロック発
生手段により発生された書き込みクロックに応答して第
1の画像データをメモリ回路に書き込み制御手段と、読
み出しクロックを発生する第2のクロック発生手段と、
第2のクロック発生手段により発生された読み出しクロ
ックに応答してメモリ回路に記憶された第1の画像デー
タを読み出す読み出し制御手段とを含み、判別手段は、
判別結果に基づいて書き込み制御手段および読み出し制
御手段の少なくとも一方の動作を切り換える切り換え信
号を出力するものである。
【0046】この場合、読み書き制御手段におけるメモ
リ回路の第1の画像データの書き込みは、書き込み制御
手段が第1のクロック発生手段により発生された書き込
みクロックに応答して第1の画像データをメモリ回路に
書き込むことによって行われる。また、読み書き制御手
段におけるメモリ回路からの第2の画像データの読み出
しは、読み出し制御手段が第2のクロック発生手段によ
り発生された読み出しクロックに応答してメモリ回路に
記憶された第1の画像データを読み出すことによって行
われる。それら書き込み制御手段および読み出し制御手
段の少なくとも一方の動作を切り換える切り換え信号を
判別手段が出力する。
【0047】それにより、任意の映像フォーマットを有
する第1の映像信号から所定の映像フォーマットを有す
る第2の映像信号への変換の自動化のうち、第1の映像
信号の映像フォーマットの変更に伴う書き込み制御手段
および読み出し制御手段の少なくとも一方の動作の切り
換えについて自動化することができる。
【0048】第6の発明に係る映像フォーマット変換回
路は、第1〜第5のいずれかの発明に係る映像フォーマ
ット変換回路の構成において、変換手段は、第1の映像
信号の特定の帯域を通過させる帯域通過フィルタと、帯
域通過フィルタから出力される第1の映像信号を第1の
画像データに変換するディジタル化手段とを含み、判別
手段は、別結果に基づいて帯域通過フィルタの帯域特性
を切り換えるための切り換え信号を出力するものであ
る。
【0049】この場合、変換手段における第1の画像デ
ータから第2の画像データへの変換は、帯域通過フィル
タにより特定の帯域以外の周波数成分の濾波を行い、デ
ィジタル化手段により帯域通過フィルタから出力される
第1の映像信号の第1の画像データに変換する。その帯
域通過フィルタの帯域特性を切り換えるための切り換え
信号を判別手段が出力する。
【0050】それにより、任意の映像フォーマットを有
する第1の映像信号から所定の映像フォーマットを有す
る第2の映像信号への変換の自動化のうち、第1の映像
信号の映像フォーマットの変更に伴って帯域通過フィル
タで行われる帯域特性の切り換えについて自動化するこ
とができる。
【0051】第7の発明に係る映像フォーマット変換回
路は、第1〜第6のいずれかの発明に係る映像フォーマ
ット変換回路の構成において、所定の映像規格で符号化
されたディジタル映像信号をフォーマット情報に基づい
て第1の映像信号に復号して変換手段に与えるとともに
フォーマット情報を判別手段に与える復号器をさらに備
えたものである。
【0052】この場合、復号器により第1の映像信号が
変換手段に与えられ、同時に復号器より第1の映像信号
の復号の基礎となったフォーマット情報が判別手段に与
えられる。
【0053】それにより、変換手段が変換する第1の映
像信号のフォーマット情報を抽出する手段を新たに設け
なくてもよくなり、構成を簡単化できる。
【0054】第8の発明に係る映像フォーマット変換回
路は、第7の発明に係る映像フォーマット変換回路の構
成において、復号器をMPEG規格に準拠した復号器と
したものである。
【0055】この場合、復号器がMPEG規格に準拠し
ているので、復号器および判別手段におけるフォーマッ
ト情報の処理がMPEG規格に沿って行うことができ、
判別手段および変換手段の構成を簡単化できる。
【0056】第9の発明に係る映像フォーマット変換回
路は、第1の発明に係る映像フォーマット変換回路の構
成において、所定の映像規格で符号化されたディジタル
映像信号をフォーマット情報に基づいて第1の映像信号
に復号して変換手段に与えるとともにフォーマット情報
を判別手段に与え、かつディジタル映像信号とともに与
えられるデータから基準クロックを生成する復号器をさ
らに備え、変換手段は、復号器により生成された基準ク
ロックに応答して第1の画像データを第2の画像データ
に変換するものである。
【0057】この場合、変換手段における第1の画像デ
ータから第2の画像データへの変換は、変換手段により
基準クロックに応答して行われる。その基準クロックは
復号器により発生される。
【0058】それにより、変換手段では異なるクロック
同士の相互干渉の発生を防止でき、ジッタの発生を防止
することができる。
【0059】第10の発明に係る映像フォーマット変換
回路は、第9の発明に係る映像フォーマット変換回路の
構成において、変換手段は、メモリ回路と、メモリ回路
に第1の画像データを書き込み、メモリ回路に記憶され
た第1の画像データを第2の画像データとして読み出す
読み書き制御手段とを含み、読み書き制御手段は、復号
器により生成された基準クロックに応答してメモリ回路
に記憶された第1の画像データを読み出すものである。
【0060】この場合、変換手段における第1の画像デ
ータの読み出しは、読み書き制御手段が復号器により生
成された基準クロックに応答してメモリ回路に記憶され
た第1の画像データを読み出すことによって行われる。
【0061】それにより、変換手段では書き込みクロッ
クと読み出しクロックとの相互干渉によるジッタの発生
を防止することができる。
【0062】第11の発明に係る映像フォーマット変換
回路は、第10の発明に係る映像フォーマット変換回路
の構成において、読み書き制御手段は、第1の映像信号
から第1の同期信号を分離する同期分離手段と、同期分
離手段により得られた第1の同期信号に同期する書き込
みクロック信号を発生する位相同期ループと、位相同期
ループにより発生される書き込み信号に応答して第1の
画像データをメモリ回路に書き込む書き込み制御手段
と、同期分離手段により得られた第1の同期信号および
復号器により生成された基準クロックに基づいて第2の
同期信号を生成する同期信号生成手段と、復号器により
生成された基準クロックおよび同期信号生成手段により
生成された第2の同期信号に応答してメモリ回路に記憶
された第1の画像データを読み出す読み出し制御手段と
を含むものである。
【0063】この場合、読み書き制御手段における第1
の画像データの読み出しは、読み出し制御手段が復号器
により生成された基準クロックおよび同期信号生成手段
により生成された第2の同期信号に応答してメモリ回路
に記憶された第1の画像データを読み出すことによって
行われる。
【0064】それにより、読み出しクロックを生成する
ために通常設けられる読み出し側位相同期ループを省く
ことができ、位相同期ループの数を減少させて異なるク
ロック同士の相互干渉によるジッタを減らすことができ
る。
【0065】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
実施の形態1による映像フォーマット変換回路の一構成
例を示すブロック図である。
【0066】図1の映像フォーマット変換回路は、MP
EG2システム復号器20、低域通過フィルタ2、A/
D変換器3、映像フォーマット変換部4、D/A変換器
5、低域通過フィルタ6、同期分離回路7、書き込み側
PLL回路8、同期分離回路10、読み出し側PLL回
路9および判別回路40を含む。
【0067】なお、図1には、入力端子1と出力端子1
1との間に、低域通過フィルタ2、A/D変換器3、映
像フォーマット変換部4、D/A変換器5および低域通
過フィルタ6からなる処理系統が1系統のみ記載されて
いる。図1の映像フォーマット変換回路をカラー映像の
処理に用いる場合には、輝度信号および2つの色差信号
に対してこのような処理系統を3系統設ける必要があ
る。ただし、カラー映像処理の場合であっても、MPE
G2システム復号器20、同期分離回路7,10、書き
込み側PLL回路8、読み出し側PLL回路9および判
別回路40は共有化できる。
【0068】図1の映像フォーマット変換回路におい
て、MPEG2システム復号器20は、所定の映像規格
で符号化されて送信されてきたディジタル映像信号DV
Sを復号化する。MPEG2のデータは6階層で構成さ
れており、その中のシーケンス層には例えばビデオフォ
ーマットや映像の横の画素数、映像の縦の走査線数、映
像の表示周期、順次走査情報等が規定されている。MP
EG2システム復号器20は、これらの情報をリアルタ
イムで判別してディジタル映像信号DVSを復号化して
いる。
【0069】MPEG2システム復号器20は、復号化
した輝度信号または色差信号のコンポネート信号を第1
のアナログ映像信号AVS1として入力端子1に出力す
る。このディジタル映像信号DVSの映像フォーマット
は任意であり、したがって、第1のアナログ映像信号A
VS1の映像フォーマットも任意である。これの映像フ
ォーマットは、例えば番組ごとに変更される場合があ
る。
【0070】MPEG2システム復号器20は、フォー
マット情報FIを判別回路40に出力する。フォーマッ
ト情報FIは、MPEG2システム復号器20が第1の
アナログ映像信号AVS1を復号化するために用いたシ
ーケンス層中の情報である。
【0071】判別回路40は、フォーマット情報FIに
基づいて第1のアナログ映像信号AVS1の映像フォー
マットを判別する。そのために、判別回路40はフォー
マット情報FIの中から映像フォーマットに関する情報
を取り出す。判別回路40は、少なくとも垂直サイズ値
(Vertical size value )、フレームレートコード(fr
ame rate code )およびプログレッシブシーケンス(pr
ogressive sequence)を用いて水平周波数、フレームレ
ートコードおよびプログレッシブ方式かインタレース方
式かの区別を判別し、それらの組み合わせから映像フォ
ーマットの種別を求める。
【0072】判別回路40は、判別した映像フォーマッ
トの種別に応じて、書き込み側PLL回路8の分周比N
wを示す分周比信号を端子12に与え、低域通過フィル
タ2の帯域特性を切り換えるための帯域特性切り換え信
号を端子13に与え、書き込み制御回路43の書き込み
制御を切り換えるための書き込み制御切り換え信号を端
子14に与える。
【0073】低域通過フィルタ(以下LPFという)2
は、入力端子1から第1のアナログ映像信号AVS1を
受け、第1のアナログ映像信号AVS1の帯域制限を行
ってA/D変換器3に対して出力する。LPF2の帯域
特性は、端子13の帯域特性切り換え信号により切り換
えられる。
【0074】A/D変換器3は、LPF2から入力した
第1のアナログ映像信号AVS1をディジタル信号に変
換し、第1の画像データとして映像フォーマット変換部
4に出力する。
【0075】映像フォーマット変換部4は、垂直・水平
フィルタ41、メモリ回路42、書き込み制御回路43
および読み出し制御回路44を備えている。メモリ回路
42は、例えば、ラインメモリにより構成される。
【0076】垂直・水平フィルタ41は、A/D変換器
3から入力した第1の画像データに対して所定のフィル
タリングを行ってからメモリ回路42に与える。
【0077】メモリ回路42は、後述する書き込み制御
回路43の制御のもとで、垂直・水平フィルタ41から
入力した第1の画像データの記憶を行う。
【0078】書き込み制御回路43は、後述する書き込
み側PLL回路8から与えられる書き込みクロックに応
じて、垂直・水平フィルタ41から入力された第1の画
像データをメモリ回路42に書き込む際の書き込み制御
を行う。書き込み制御回路43が行う書き込みの制御に
は、書き込むべき画像データと水平走査および垂直走査
との対応関係を認識するために、同期分離回路7から入
力した水平同期信号および垂直同期信号が用いられる。
書き込み制御回路43が行う書き込みの制御は、端子1
4の制御切り換え信号により切り換えられる。
【0079】読み出し制御回路44は、後述する読み出
し側PLL回路9から与えられる読み出しクロックに応
じて、メモリ回路42に記憶されている第1の画像デー
タを第2の画像データとして読み出す。読み出し制御回
路44が行う読み出しの制御には、後述する同期分離回
路10から与えられる水平同期信号および垂直同期信号
が用いられる。メモリ回路42から読み出された第2の
画像データは、D/A変換器5に出力される。この第2
の画像データの映像フォーマットは、後述する第2のア
ナログ映像信号AVS2の映像フォーマットと同じであ
る。
【0080】D/A変換器5は、メモリ回路42から読
み出された第2の画像データをアナログ化し、低域通過
フィルタ(以下、LPFという)6に対して出力する。
【0081】LPF6は、D/A変換器5から出力され
たアナログ映像信号の帯域制限を行い、第2のアナログ
映像信号AVS2として出力端子11および同期分離回
路10に出力する。この第2のアナログ映像信号AVS
2の映像フォーマットは予め定められている。
【0082】同期分離回路7は、入力端子1から第1の
アナログ映像信号AVS1を受け、この第1のアナログ
映像信号AVS1から水平同期信号および垂直同期信号
を分離する。同期分離回路7は、書き込み側PLL回路
8に対して水平同期信号を出力するとともに書き込み制
御回路43に対して水平同期信号および垂直同期信号を
出力する。
【0083】書き込み側PLL回路8は、同期分離回路
7から入力した水平同期信号に同期した書き込みクロッ
クを書き込み制御回路43に出力する。この書き込みク
ロックを端子12の分周比信号に応じた分周比で分周し
た信号が水平同期信号に一致する。そのために、書き込
み側PLL回路8は、分周器81、位相比較器82およ
び電圧制御発振器83を含む。
【0084】分周器81は、端子12の分周比信号に基
づいて、後述する電圧制御発振器83の出力信号を1/
Nwに分周して位相比較器82に出力する。このとき、
分周器81は、分周比Nwを端子12の分周比信号に応
じて設定する。位相比較器82は、分周器81の出力信
号と同期分離回路7から出力された水平同期信号とを位
相比較し、これらの信号の位相差に応じた電圧を電圧制
御発振器83に出力する。電圧制御発振器83は、位相
比較器82から入力した電圧の大きさに応じた周波数を
持つ出力信号を書き込みクロックとして分周器81およ
び書き込み制御回路43に出力する。このような構成に
より、電圧制御発振器83から出力される書き込みクロ
ックを第1のアナログ映像信号AVS1の水平同期信号
に同期させることができる。
【0085】読み出し側においては、同期分離回路10
は、LPF6から出力された第2のアナログ映像信号A
VS2を受け、この第2のアナログ映像信号AVS2か
ら水平同期信号および垂直同期信号を分離する。同期分
離回路10は、分離した水平同期信号を読み出し側PL
L回路9に出力するとともに、水平同期信号および垂直
同期信号を読み出し制御回路44に出力する。
【0086】読み出し側PLL回路9は、同期分離回路
10から入力した水平同期信号に同期した読み出しクロ
ックを読み出し制御回路44に出力する。この読み出し
クロックを分周比Nrで分周した信号がこの水平同期信
号に一致する。そのために、読み出し側PLL回路9
は、分周器91、位相比較器92および電圧制御発振器
93を含む。
【0087】分周器91は、後述する電圧制御発振器9
3の出力信号を1/Nrに分周して位相比較器92に出
力する。位相比較器92は、分周器91の出力信号と同
期分離回路10から出力された水平同期信号とを位相比
較し、これらの信号の位相差に応じた電圧を電圧制御発
振器93に出力する。電圧制御発振器93は、位相比較
器92から入力した電圧の大きさに応じた周波数を持つ
出力信号を書き込みクロックとして分周器91および読
み出し制御回路44に出力する。このような構成によ
り、電圧制御発振器93から出力される読み出しクロッ
クを第2のアナログ映像信号AVS2の水平同期信号に
同期させることができる。
【0088】図1に示す実施の形態1の映像フォーマッ
ト変換回路は、以上説明したように、映像フォーマット
変換部4の書き込み制御回路43の制御の切り換え、分
周器81の分周比Nwの切り換えおよびLPF2の帯域
特性の切り換えを判別回路40から出力される制御切り
換え信号、分周比信号および帯域特性切り換え信号に応
じて行っている。以下、これらの動作例について説明す
る。なお、第2のアナログ映像信号AVS2の映像フォ
ーマットは走査線数525本およびフィールド周波数5
9.94Hzのインタレース方式とする。
【0089】走査線数525本およびフィールド周波数
59.94Hzのインタレース方式の第1のアナログ映
像信号AVS1がMPEG2システム復号器20から出
力された場合、水平周波数が15.7KHzになるの
で、判別回路40は、書き込み側PLL回路8が発生す
る書き込みクロックの周波数が13.5Hzになるよう
に分周比Nwを設定し、その分周比を示す分周比信号を
端子12を介して分周器81に与える。
【0090】またこのとき、判別回路40は、LPF2
の遮断周波数が6.75MHz以下になる帯域特性を選
択し、その帯域特性に切り換えるための帯域特性切り換
え信号を端子13を介してLPF2に与える。
【0091】またこのとき、判別回路40は、13.5
MHzの書き込みクロックで第1の画像データの全ライ
ンをメモリ回路42に書き込む書き込み制御を選択し、
その書き込み制御に切り換えるための制御切り換え信号
を端子12を介して書き込み制御回路43に与える。
【0092】次に、走査線数1050本およびフィール
ド周波数59.94Hzのインタレース方式の第1のア
ナログ映像信号AVS1がMPEG2システム復号器2
0から出力された場合、水平周波数が31.5KHzに
なるので、判別回路40は、書き込み側PLL回路8が
発生する書き込みクロックの周波数が27MHzになる
ように分周比Nwを設定し、その分周比を示す分周比信
号を端子12を介して分周器81に与える。
【0093】またこのとき、判別回路40は、LPF2
の遮断周波数が13.5MHz以下になる帯域特性を選
択し、その帯域特性に切り換えるための帯域特性切り換
え信号を端子13を介してLPF2に与える。
【0094】またこのとき、判別回路40は、27MH
zの書き込みクロックで第1の画像データを1ラインお
きにメモリ回路42に書き込む書き込み制御を選択し、
その書き込み制御に切り換えるための書き込み制御信号
を書き込み制御回路43に与える。この場合、13.5
MHzの読み出しクロックでメモリ回路42からデータ
を読み出すことにより、走査線を半分に間引くことがで
きる。
【0095】このように、本実施の形態1における映像
フォーマット変換回路によれば、判別回路40によっ
て、フォーマット情報FIから、MPEG2システム復
号器20において復号された第1のアナログ映像信号A
VS1の映像フォーマットの種別を判別する。その判別
結果に基づいて判別回路40が出力する分周比信号に応
じて分周器81が分周比Nwを変化させるので、書き込
み側PLL回路8は、分周比Nwを第1のアナログ映像
信号AVS1の映像フォーマットに応じて自動的に切り
換えることができる。
【0096】また、判別回路40が上記のような判別結
果に基づき出力する帯域特性切り換え信号に応じてLP
F2が帯域特性を切り換えるので、LPF2は帯域特性
を第1のアナログ映像信号AVS1の映像フォーマット
に応じて自動的に切り換えることができる。
【0097】また、判別回路40が上記のような判別結
果に基づき出力する制御切り換え信号に応じて書き込み
制御回路43が書き込み制御を切り換えるので、映像フ
ォーマット変換部4はメモリ回路42の書き込み制御を
自動的に切り換えることができる。
【0098】本実施の形態では、第1のアナログ映像信
号AVS1が第1の映像信号に相当し、第2のアナログ
映像信号AVS2が第2の映像信号に相当し、判別回路
40が判別手段に相当し、低域通過フィルタ2、A/D
変換器3、映像フォーマット変換部4、D/A変換器
5、低域通過フィルタ6、同期分離回路7、書き込み側
PLL回路8、読み出し側PLL回路9および同期分離
回路10が変換手段に相当する。
【0099】また、低域通過フィルタ2、A/D変換器
3、垂直・水平フィルタ41、書き込み制御回路43、
読み出し制御回路44、D/A変換器5、低域通過フィ
ルタ6、同期分離回路7、書き込み側PLL回路8、読
み出し側PLL回路9および同期分離回路10が読み書
き制御手段に相当する。
【0100】また、書き込み側PLL回路8が第1のク
ロック発生手段に相当し、書き込み制御回路43が書き
込み制御手段に相当し、読み出し側PLL回路9が第2
のクロック発生手段に相当し、読み出し制御回路44が
読み出し制御手段に相当し、端子12の分周比信号が書
き込みクロックの周波数を切り換える切り換え信号に相
当する。
【0101】また、同期分離回路7が同期分離手段に相
当し、書き込み側PLL回路8が位相同期ループに相当
し、端子12の分周比信号が分周比切り換え信号に相当
する。
【0102】また、端子14の書き込み制御切り換え信
号が書き込み制御手段および読み出し制御手段の少なく
とも一方の動作を切り換える切り換え信号に相当する。
【0103】また、低域通過フィルタ2が帯域通過フィ
ルタに相当し、A/D変換器3がディジタル化手段に相
当する。
【0104】また、MPEG2システム復号器20がデ
ィジタル映像信号を第1の映像信号に復号器で変換手段
に与えるとともにフォーマット情報を判別手段に与える
復号器に相当する。
【0105】なお、上記実施の形態1の映像フォーマッ
ト変換回路においては、書き込み制御回路43の書き込
み制御を第1のアナログ映像信号AVS1の映像フォー
マットに応じて切り換える場合について説明したが、読
み出し制御回路44の読み出し制御を切り換えてもよ
い。例えば、走査線数1050本およびフィールド周波
数59.94Hzのインタレース方式の第1のアナログ
映像信号AVS1から走査線数525本およびフィール
ド周波数59.94Hzのインタレース方式の第2のア
ナログ映像信号AVS2へ変換する場合、27MHzの
書き込みクロックで第1の画像データの全ラインを書き
込み、13.5MHzの読み出しクロックで1ラインお
きに第1の画像データを読み出すようにしてもよい。
【0106】また、判別回路40は、ハードウェアで構
成することができるが、例えばプログラムに従って動作
するマイクロコンピュータで構成してもよい。
【0107】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2による映像フォーマット変換回路の一構例を示すブ
ロック図である。図2において図1と同一または相当部
分に同一符号を付している。
【0108】図2に示す実施の形態2の映像フォーマッ
ト変換回路において、MPEG2システム復号器20a
は、図1のMPEG2システム復号器20の機能に加え
て基準クロックPCRを出力する機能を有している。ま
た、図2の映像フォーマット変換回路においては、図1
の読み出し側PLL回路9が省かれている。また、図2
の映像フォーマット変換回路においては、第2のアナロ
グ映像信号AVS2の水平同期信号および垂直同期信号
を生成するため、図1の同期分離回路10に代えて、同
期信号生成回路30が設けられている。さらに、図2の
映像フォーマット変換部4aの構成が図1の映像フォー
マット変換部4の構成と異なっている。
【0109】MPEG2システム復号器20aは、ディ
ジタル映像信号DVSとともに送信されてきたプログラ
ムクロックリファレンス(Program Clock Reference )
から27MHzの基準クロックPCRを再生して出力す
る。
【0110】同期信号生成回路30は、同期分離回路7
から水平同期信号および垂直同期信号を受け、MPEG
2システム復号器20aから基準クロックPCRを受け
る。そして、同期信号生成回路30は、第2のアナログ
映像信号AVS2の映像フォーマットにあった水平同期
信号および垂直同期信号を生成して出力する。例えば、
第2のアナログ映像信号AVS2が走査線数525本お
よびフィールド周波数59.94Hzのインタレース方
式のNTSC信号である場合、同期信号生成回路30が
出力する水平同期信号の周波数は15.73KHzであ
り、垂直同期信号のパルス幅は9H(H=63.5μ
s)である。同期信号生成回路の詳細な構成および動作
は後述する。
【0111】映像フォーマット変換部4aは、垂直・水
平フィルタ41、メモリ回路42、書き込み制御回路4
3および読み出し制御回路44aを備えている。映像フ
ォーマット変換部4aの垂直・水平フィルタ41、メモ
リ回路42および書き込み制御回路43の動作は、図1
に示す映像フォーマット変換部4の垂直・水平フィルタ
41、メモリ回路42および書き込み制御回路43の動
作と同様である。
【0112】読み出し制御回路44aには、図1に示す
読み出し制御回路44とは異なり、13.5MHzの読
み出しクロックが供給されていない。そのため、読み出
し制御回路44aは、MPEG2システム復号器20a
から供給された27MHzの基準クロックPCRを分周
して13.5MHzの読み出しクロックを生成する。読
み出し制御回路44aは、生成した読み出しクロックな
らびに、同期信号生成回路30から供給された水平同期
信号および垂直同期信号に応じて読み出しの制御を行
う。それにより、読み出し制御回路44aは、図1の読
み出し制御回路44と同じ動作を行うことができ、した
がって、映像フォーマット変換部4aは、図1の映像フ
ォーマット変換部4と同じ動作を行うことができる。
【0113】次に、図3を用いて同期信号生成回路30
の一構成例について説明する。図3において、同期信号
生成回路30は、入力端子31〜33、カウンタ回路3
4、フィールド極性判別回路35、波形整形回路36、
カウンタ初期値切り換え回路37、レジスタR1,R2
および出力端子38,39を備えている。
【0114】同期信号生成回路30の入力端子31に
は、MPEG2システム復号器20aから27MHzの
基準クロックPCRが入力され、入力端子32には、同
期分離回路7から垂直同期信号が入力され、入力端子3
3には同期分離回路7から水平同期信号が入力される。
【0115】フィールド極性判別回路35は、入力端子
32の垂直同期信号および入力端子33の水平同期信号
を用いて、図2のメモリ回路42から読み出す第2の画
像データのフィールドが偶数フィールドか奇数フィール
ドかの判別を行う。フィールド極性判別回路35は、判
別結果に応じてカウンタ初期値切り換え回路37に切り
換え信号を出力する。
【0116】切り換え回路37は、フィールド極性判別
回路35から与えられた切り換え信号に応じてレジスタ
R1,R2とカウンタ回路34との接続を切り換える。
例えば、レジスタR1には偶数フィールドに対応する初
期値Aが保持され、レジスタR2には奇数フィールドに
対応する初期値Bが保持されている。偶数フィールドの
ときにはレジスタR1がカウンタ回路34に接続され、
奇数フィールドのときにはレジスタR2がカウンタ回路
34に接続される。
【0117】カウンタ回路34は、入力端子31から与
えられる27MHzの基準クロックPCRをカウントす
る1716進カウンタである。1716進カウンタとす
るのは、13.5MHzの読み出しクロックで図2のメ
モリ回路42から読み出される第2の画像データのデー
タ数が走査線1ライン当たり858であるからである。
カウンタ回路34は、入力端子32からロード(LOA
D)端子に与えられる垂直同期信号に応じて、レジスタ
R1が保持している初期値AまたはレジスタR2が保持
している初期値Bからカウントを開始する。初期値Aか
らカウントを開始するか初期値Bからカウントを開始す
るかによって、カウンタ回路34が出力する水平同期信
号の位相がH/2(H=63.5μs)ずれる。そのた
め、カウンタ回路34は、インタレース方式にあった水
平同期信号を出力端子38に出力することができる。
【0118】波形整形回路36は、入力端子31の基準
クロックPCRを用い、入力端子32から与えられた垂
直同期信号の波形整形を行って9Hのパルス幅を持った
垂直同期信号を出力端子39に出力する。
【0119】このように、本実施の形態2の映像フォー
マット変換回路によれば、同期信号生成回路30により
第2のアナログ映像信号AVS2の水平同期信号および
垂直同期信号が第1のアナログ映像信号AVS1の水平
同期信号、垂直同期信号および基準クロックPCRから
生成され、読み出し制御回路44aにより基準クロック
PCRが分周されて読み出しクロックが生成され、読み
出し制御回路44aはこれら第2のアナログ映像信号A
VS2の水平同期信号、垂直同期信号および読み出しク
ロックを用いて読み出しの制御を行う。そのため、図1
の映像フォーマット変換回路に比べてPLL回路の数を
削減することができ、異なるクロック同士の相互干渉を
少なくしてジッタの発生を減らすことができる。
【0120】本実施の形態では、低域通過フィルタ、A
/D変換器3、映像フォーマット変換部4a、D/A変
換器5、低域通過フィルタ6、同期分離回路7、書き込
み側PLL回路8および同期信号生成回路30が変換手
段に相当する。
【0121】また、低域通過フィルタ2、A/D変換器
3、垂直・水平フィルタ41、書き込み制御回路43、
読み出し制御回路44a、同期分離回路7、書き込み側
PLL回路8および同期信号生成回路30が読み書き制
御手段に相当する。
【0122】また、読み出し制御回路44aが第2のク
ロック発生手段および読み出し制御手段に相当する。
【0123】また、MPEG2システム復号器20aが
ディジタル映像信号を第1の映像信号に復号して変換手
段に与えるとともにフォーマット情報を判別手段に与え
る復号器に相当する。
【0124】また、MPEG2システム復号器20aが
ディジタル映像信号を第1の映像信号に復号して変換手
段に与えるとともにフォーマットを判別手段に与え、か
つ基準クロックを生成する復号器に相当する。
【0125】また、低域通過フィルタに、A/D変換器
3、垂直・水平フィルタ41、書き込み制御回路43、
読み出し制御回路44a、同期分離回路7、書き込み側
PLL回路8および同期信号生成回路30が読み書き制
御手段に相当する。
【0126】また、書き込み側PLL回路8が位相同期
ループに相当し、同期信号生成回路30が同期信号生成
手段に相当する。
【0127】
【発明の効果】以上のように、この発明による映像フォ
ーマット変換回路では、判別手段により第1の映像信号
の映像フォーマットが判別され、変換手段により判別手
段の判別結果に基づいて第1の映像信号に対応する第1
の画像データが第2の映像信号に対応する第2のが画像
データに変換される。
【0128】したがって、判別手段によって任意の映像
フォーマットを有する第1の画像データの映像フォーマ
ットが判別されて変換手段における変換前後の映像フォ
ーマットが認識されるので、第1の画像データから第2
の画像データへの変換を自動化できる。それにより、任
意の映像フォーマットを有する第1の映像信号から所定
の映像フォーマットを有する第2の映像信号への変換を
自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による映像フォーマット
変換回路の一構成例を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2による映像フォーマット
変換回路の一構成例を示すブロック図
【図3】図2の同期信号生成回路の一構成例を示すブロ
ック図
【図4】従来の映像フォーマット変換回路の一構成例を
示すブロック図
【図5】従来の映像フォーマット変換回路の動作を説明
するための波形図
【図6】従来の映像フォーマット変換回路の動作を説明
するための波形図
【符号の説明】
2,6 低域通過フィルタ 3 A/D変換器 4,4a 映像フォーマット変換回路 5 D/A変換器 7,10 同期分離回路 8 書き込み側PLL回路 9 読み出し側PLL回路 81,91 分周器 20 MPEG2システム復号器 30 同期信号生成回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の映像フォーマットを有する第1の
    映像信号を所定の映像フォーマットを有する第2の映像
    信号に変換する映像フォーマット変換回路であって、 前記第1の映像信号の映像フォーマットを示すフォーマ
    ット情報から前記第1の映像信号の映像フォーマットを
    判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に基づいて前記第1の映像信号
    に対応する第1の画像データを前記第2の映像信号に対
    応する第2の画像データに変換する変換手段とを備えた
    ことを特徴とする映像フォーマット変換回路。
  2. 【請求項2】 前記変換手段は、 メモリ回路と、 前記メモリ回路に前記第1の画像データを書き込み、前
    記メモリ回路に記憶された前記第1の画像データを前記
    第2の画像データとして読み出す読み書き制御手段とを
    含み、 前記判別手段は、前記判別結果に基づいて前記読み書き
    制御手段の書き込み動作および読み出し動作の少なくと
    も一方を切り換えることを特徴とする請求項1記載の映
    像フォーマット変換回路。
  3. 【請求項3】 前記読み書き制御手段は、 書き込みクロックを発生する第1のクロック発生手段
    と、 前記第1のクロック発生手段により発生された前記書き
    込みクロックに応答して前記第1の画像データを前記メ
    モリ回路に書き込む書き込み制御手段と、 読み出しクロックを発生する第2のクロック発生手段
    と、 前記第2のクロック発生手段により発生された前記読み
    出しクロックに応答して前記メモリ回路に記憶された前
    記第1の画像データを読み出す読み出し制御手段とを含
    み、 前記判別手段は、前記判別結果に基づいて前記第1のク
    ロック発生手段により発生される前記書き込みクロック
    の周波数を切り換える切り換え信号を出力することを特
    徴とする請求項2記載の映像フォーマット変換回路。
  4. 【請求項4】 前記第1のクロック発生手段は、 前記第1の映像信号から同期信号を分離する同期分離手
    段と、 分周器を有し、前記同期分離手段により得られた前記同
    期信号に同期する前記書き込みクロックを発生する位相
    同期ループとを含み、 前記判別手段により出力される前記切り換え信号は、前
    記位相同期ループの前記分周器の分周比を切り換えるた
    めの分周比切り換え信号であることを特徴とする請求項
    3記載の映像フォーマット変換回路。
  5. 【請求項5】 前記読み書き制御手段は、 書き込みクロックを発生する第1のクロック発生手段
    と、 前記第1のクロック発生手段により発生された前記書き
    込みクロックに応答して前記第1の画像データを前記メ
    モリ回路に書き込み制御手段と、 読み出しクロックを発生する第2のクロック発生手段
    と、 前記第2のクロック発生手段により発生された前記読み
    出しクロックに応答して前記メモリ回路に記憶された前
    記第1の画像データを読み出す読み出し制御手段とを含
    み、 前記判別手段は、前記判別結果に基づいて前記書き込み
    制御手段および前記読み出し制御手段の少なくとも一方
    の動作を切り換える切り換え信号を出力することを特徴
    とする請求項2記載の映像フォーマット変換回路。
  6. 【請求項6】 前記変換手段は、 前記第1の映像信号の特定の帯域を通過させる帯域通過
    フィルタと、 前記帯域通過フィルタから出力される前記第1の映像信
    号を前記第1の画像データに変換するディジタル化手段
    とを含み、 前記判別手段は、前記判別結果に基づいて前記帯域通過
    フィルタの帯域特性を切り換えるための切り換え信号を
    出力することを特徴とする請求項1〜5記載の映像フォ
    ーマット変換回路。
  7. 【請求項7】 所定の映像規格で符号化されたディジタ
    ル映像信号を前記フォーマット情報に基づいて前記第1
    の映像信号に復号して前記変換手段に与えるとともに前
    記フォーマット情報を前記判別手段に与える復号器をさ
    らに備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに
    記載の映像フォーマット変換回路。
  8. 【請求項8】 前記復号器はMPEG規格に準拠した復
    号器であることを特徴とする請求項7記載の映像フォー
    マット変換回路。
  9. 【請求項9】 所定の映像規格で符号化されたディジタ
    ル映像信号を前記フォーマット情報に基づいて前記第1
    の映像信号に復号して前記変換手段に与えるとともに前
    記フォーマット情報を前記判別手段に与え、かつ前記デ
    ィジタル映像信号とともに与えられるデータから基準ク
    ロックを生成する復号器をさらに備え、 前記変換手段は、前記復号器により生成された基準クロ
    ックに応答して前記第1の画像データを前記第2の画像
    データに変換することを特徴とする請求項1記載の映像
    フォーマット変換回路。
  10. 【請求項10】 前記変換手段は、 メモリ回路と、 前記メモリ回路に前記第1の画像データを書き込み、前
    記メモリ回路に記憶された前記第1の画像データを前記
    第2の画像データとして読み出す読み書き制御手段とを
    含み、 前記読み書き制御手段は、前記復号器により生成された
    前記基準クロックに応答して前記メモリ回路に記憶され
    た前記第1の画像データを読み出すことを特徴とする請
    求項9記載の映像フォーマット変換回路。
  11. 【請求項11】 前記読み書き制御手段は、 前記第1の映像信号から第1の同期信号を分離する同期
    分離手段と、 前記同期分離手段により得られた前記第1の同期信号に
    同期する書き込みクロック信号を発生する位相同期ルー
    プと、 前記位相同期ループにより発生される前記書き込み信号
    に応答して前記第1の画像データを前記メモリ回路に書
    き込む書き込み制御手段と、 前記同期分離手段により得られた前記第1の同期信号お
    よび前記復号器により生成された前記基準クロックに基
    づいて第2の同期信号を生成する同期信号生成手段と、 前記復号器により生成された前記基準クロックおよび前
    記同期信号生成手段により生成された前記第2の同期信
    号に応答して前記メモリ回路に記憶された第1の画像デ
    ータを読み出す読み出し制御手段とを含むことを特徴と
    する請求項10記載の映像フォーマット変換回路。
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