JPH0414429A - ブロー成形容器 - Google Patents

ブロー成形容器

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JPH0414429A
JPH0414429A JP11720590A JP11720590A JPH0414429A JP H0414429 A JPH0414429 A JP H0414429A JP 11720590 A JP11720590 A JP 11720590A JP 11720590 A JP11720590 A JP 11720590A JP H0414429 A JPH0414429 A JP H0414429A
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blow
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mold
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Yusuke Terauchi
寺内 裕介
Tomoaki Takasaki
智明 高崎
Toshiaki Kakemura
敏明 掛村
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はブロー成形容器に関する。
さらに詳しくは高級感あるパール調のブロー成形容器に
関する。
(従来の技術) 不透明な内層とパール顔料を含む外層とから成るブロー
成形容器は良く知られており(例えば特公昭53−41
596号、実公昭57−23155号)、パール光沢が
あって高級感を有することから、化粧品の容器等として
広く使用されている。
しかしながら、かかる容器においては、パール光沢を充
分発揮するためには外層にパール顔料を大量に混合する
必要があるが、パール顔料を大量に混合することにより
、パール顔料が容器外面に露出して乱反射を生じ、かえ
ってパール調の外観を損なう結果となる。
これに対し、不透明な内層、パール顔料を含む中間層、
透明な外層の三層構造のブロー成形容器が特公昭59−
44255号に記載されている。
しかし、かかる容器においても、そのブロー成形時に容
器と金型の間の空気を逃がすためブロー成形金型の内面
がサンドブラストしであることから、この内面に押しつ
けられた容器外面は粗面となって、やはり乱反射を生し
、充分なパール調の容器を得ることができなかった。
(発明が解決しようとする課!!I) そこで、本発明は、かかる問題を解決して、バール調に
優れた高級感あるブロー成形容器を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、本発明は、不透明な内層、バ
ール顔料を0.5〜10重量%含む中間層、バール顔料
を0.8重量%以下含む最外層から成り、中間層と最外
層のパール顔料含有率の和が1.0重量%以上であって
、外表面の光沢度が60%以上であることを特徴とする
ブロー成形容器を提供する。
本発明にかかるブロー成形容器は、内層、中間層、外層
の三層構造から成る。
内層は透過光を遮断して 、パール調の効果ヲ充分に発
揮するため、不透明な樹脂から成る。プラスチックとし
ては、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密
度ポリエチレン、ポリプロピレン、あるいはエチレン、
プロピレン、ブテン、ペンテンから選ばれる二以上の千
ツマ−の重合体などのポリオレフィンが使用できる。
また、不透明にするためには、かかるプラスチックに顔
料を混合すれば良い。顔料としては酸化チタン等の白色
顔料の外、着色顔料が使用できる。
顔料は、内層全体の0.5〜40重量%の割合で混合す
れば良い。 内層を構成するプラスチックには、この外
、周知の添加剤を混合することができる0例えば、酸化
防止剤、紫外線吸収剤などである。
中間層はパール調の効果を生しさせる層である。
このため、プラスチックを主成分とし、これにバール顔
料を含む必要がある。プラスチックは内層と同様のもの
が使用でき、バール顔料としては、雲母、あるいは酸化
チタンまたは酸化鉄をコーティングした雲母などが使用
できる。
バール顔料は、中間層全体の0.5〜10!置%混合す
る必要がある。0.5重量%未満ではバール調の効果に
欠け、10重量%を越えると成形が困難となるからであ
る。
最外層は中間層を保護すると共にブロー成形容器表面の
乱反射を防止してバール調の効果を向上するものである
。最外層は、ブロー成形容器表面の乱反射を防止するた
め、JIS  K  7105の方法により測定した6
0度鏡面反射率が60%以上であることが必要であり、
60度鏡面反射率が60%未満では充分なバール効果が
得られない。
好ましくは70%以上である。
最外層は、中間層のパール光沢を活かすため、透明であ
ることが必要である。最外層を構成するプラスチックは
内層を構成するプラスチックと同様のものが使用できる
。バール顔料を含んでいても良いが、大量のバール顔料
を混合すると、ブロー成形容器表面でこのバール顔料に
起因する乱反射が生し、かえってバール調の効果を損ね
るから、最外層全体の0.8重量%以下に止めるべきで
ある。なお、中間層のパール顔料含有率と最外層のパー
ル顔料含有率の合計は、パール調の効果を得るため、1
.0重量%以上である必要がある。
なお、最外層と中間層の間、中間層と内層の間、または
内層の内側に、さらに別の透明なプラスチックの層を設
けることもできる1例えばそれぞれの層を接着する接着
性樹脂層である。もっとも、最外層の外側には別の層を
設けるべきではない。
フロー成形容器表面の乱反射を生ずることがあるからで
ある。
このブロー成形容器は、以下の如きブロー金型を用いて
、押出ブロー成形法により製造することができる。
すなわち、第1図は、ブロー成形金型(1)を示す斜視
図で、最外層の鏡面反射率を向上して、反射率60%以
上または70%以上とするため、キャビティ(3)を構
成する凹部(5)内面(5a)が 鏡面状に形成されて
いる。具体的には、中心線平均粗さが0.25μm以下
であれば良い。
ブロー成形時に、金型(1)とパリソン(ブロー成形容
器)の間の空気を除去するため、金型(1)には真空吸
引手段が設けられている必要がある。第1図においては
、金型(1)のパーティング面(1a)上に、キャビテ
ィ形成用凹部(5)を囲むように吸引用凹部(6)(7
)が形成され、この凹部(6)(7)が空気吸引孔(8
)を構成する。凹部(6)(7)には、金型(1)の外
部に連通ずる連通孔(9)(10)が開口され、この連
通孔(9)(10)には、金型(1)の外部に配置され
る空気吸引手段(図示せず)が接続される。また、金型
(1)底部(13)には、この部分から空気を除去する
ための空気吸引孔(14a)が設けられ、この空気吸引
孔(14a)も、図示しない空気吸引手段に接続されて
いる。かかる凹部(6)(7)、連通孔(9)  (1
0)、空気吸引孔(14a)、空気吸引手段が真空吸引
手段を構成する。空気吸引手段としては真空ポンプに接
続した真空溜などが使用できる。真空溜の圧力は700
mmHg以下であれば良い。
なお、図中、(6a)(7a)はキャビティ形成用凹部
(5)と空気吸引孔(6)(7)を接続するために設け
られた底の浅い溝であり、(12)は、連通孔(9)(
10)内部に設けられた焼結金属の栓である。
かかる金型(1)は例えばアルミニウム、または炭素鋼
から製造することができる。
ブロー成形は、第2図から第4図に示されている。ブロ
ー成形では、金型(1)と共にこれとほぼ同様の金型(
2)を使用する。内層、中間層、最外層の三層、または
その他の層を有する多層のパリソン(4)は、通常の押
出成形機により筒状に押出成形され、このパリソン(4
)を金型(1)の間に誘導しく第2図)、金型(1)(
2)を、そのパーティング面(la)(2a)同士が向
き合うように密着する。この時、凹部(5)によりキャ
ビティ(3)が形成されると共に、パリソン(4)底部
は金型(1)(2)の底部(13)に挟まれて互いに融
着し、密閉される。
次いで、パリソン(4)上部の開口部にブロービン(2
1)を挿入し、圧縮空気を吹き込むと共に、真空吸引手
段から真空吸引してブロー成形する(第3図)。圧縮空
気の吹き込みと真空吸引は、いずれを先に行なっても良
いが、両者を同時に行うか、真空吸引を先に開始し、吸
引を続けながら、真空吸引開始後1秒以内に圧縮空気の
吹き込みを行なうことが望ましい。真空吸引開始から長
時間経過後圧縮空気を吹き込むと、真空吸引のためパリ
ソン(4)が金型(1)(2)内面に吸引される結果、
パリソンが変形し、また圧縮空気吹き込み後真空吸引す
るとブロー成形容器と金型(1)(2)の間に空気が残
留す墨ことがあるからである。圧縮空気は例えば6.0
Kgf/d以上のものが使用できる。
こうして金型(1)(2)のキャビティ内面に押しつけ
られたブロー成形容器(第4図)を、金型(1)(2)
を開いて取り出すことにより、容器を得ることができる
(実施例) (a)内層。
高密度ポリエチレン(三井石油化学■製ハイゼックス6
216B、メルトインデックス0.40゜密度0.95
8g/cd)99重量%と酸化チタン1.0重量%の混
合物。
(b)中間層。
高密度プラスチック(東燃石油化学■製トーネンPE 
 B5032A)に、37重量%の酸化チタンを表面に
コートした雲母粉末(メルクジャパン社製1ridin
  m  Rutile  Fine  5atin、
粒径15μm)を所定の含有率で混合した混合物。
(c)最外層。
エチレン−ブテン共重合体(三井石油化学■製つルトゼ
ノクス3520L、メルトインデックス2.1、密度0
.935g/cd)に、Ir1din  m  Rut
ile  Fine  5atinを所定の含有率で混
合した混合物。
(d)金型。
第1図に示す金型で、キャビティ内面の中心線平均粗さ
0.23μmゆ (e)成形方法。
内層、中間層、最外層の三層から成るパリソンを押出成
形機から、およそ200℃の温度で、筒状に押出成形し
、就いて、第2図から第4図に示す方法でブロー成形し
た。真空吸引は、真空ポンブに接続した真空溜により行
われ、真空溜内部を300mmHgにした後、金型内部
から真空吸引を開始し、直後(1秒以内)にブローピン
から8゜0Kgf/cdの圧縮空気を吹き込んでブロー
成形した。
得られたブロー成形容器の60度鏡面反射率(%)とバ
ール調の効果を、中間層の雲母含有率(重量%)、最外
層の雲母含有率(重量%)と共に、第1表に示す、なお
、反射率はJIS  K7105で測定したもの、バー
ル調の効果は肉眼観察による結果である。
第 表
【図面の簡単な説明】
第1図はブロー成形に使用する金型の斜視図、第2図〜
第4図はブロー成形工程の説明図である。 (1)(2)  −金型 (3) キャビティ(4)−
パリソン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)不透明な内層、パール顔料を0.5〜10重量%
    含む中間層、パール顔料を0.8重量%以下含む最外層
    から成り、中間層と最外層のパール顔料含有率の和が1
    .0重量%以上であって、外表面の光沢度が60%以上
    であることを特徴とするブロー成形容器。
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