JPH04143Y2 - - Google Patents

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JPH04143Y2
JPH04143Y2 JP3881082U JP3881082U JPH04143Y2 JP H04143 Y2 JPH04143 Y2 JP H04143Y2 JP 3881082 U JP3881082 U JP 3881082U JP 3881082 U JP3881082 U JP 3881082U JP H04143 Y2 JPH04143 Y2 JP H04143Y2
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JP
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toilet
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attached
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JP3881082U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、便座を回動自在に取付け、かつ内部
に電装部品を装備した装置本体を、便器本体に取
付けるようにしたトイレ装置に関するものであ
る。
従来のこの種のトイレ装置は、前記装置本体を
便器本体に取付ける場合は、第5図および第6図
に示すような構成により行なつていた。すなわ
ち、便座51を回動自在に取付け、かつ内部に電
装部品52を装備した装置本体53を、ベース5
4とこのベース54を覆うように取付けられるカ
バー55とにより構成し、そして前記ベース54
に角穴56と長穴57を連通するように形成し、
まずベース54の角穴56に固定用ボルト58の
頭部58aを嵌入させるとともに、固定用ボルト
58の頭部58aを矢印で示すように摺動させて
長穴57に固定用ボルト58を係止し、その後、
固定用ボルト58を便器本体59に設けた挿通穴
59aに挿通し、そして便器本体59の裏側から
前記固定用ボルト58にパツキング60を介して
ナツト61をねじ込むことにより、装置本体53
を便器本体59に取付けるようにしていた。しか
しながら、この構成においては、ベース54に設
けた角穴56と長穴57が上下方向に貫通してい
るため、便器本体59の上面とベース54の下面
との隙間より入り込んだ小便や水等がベース54
の角穴56および長穴57から蒸気となつて装置
本体53内に侵入し、電装部品52を損傷させる
という問題点があつた。
上記問題点を解消する別の従来例としては、第
7図に示すように、ベース54には貫通穴等を一
切設けず、かつこのベース54に別の固定具62
を複数本のビス63により取付け、そして別の固
定具62に上記従来例で示した固定用ボルト58
を係止し、その後、固定用ボルト58を便器本体
59に設けた挿通穴59aに挿通し、そして便器
本体59の裏側から前記固定用ボルト58にパツ
キング60を介してナツト61をねじ込むことに
より、装置本体53を便器本体59に取付けるよ
うにしたものがあるが、これにおいては、別の固
定具62を用いているため、コスト高になるとと
もに、装置本体53のカバー55に取付けた便座
51の開閉による衝撃力が別の固定具62の部分
に加わつて別の固定具62が破損するという問題
点があつた。
本考案は上記従来の問題点に鑑み、便器本体の
上面とベースの下面との隙間より小便や水等が入
り込んだとしても、装置本体内に入り込むことが
なく、かつコスト的にも安価にして得ることがで
きるトイレ装置を提供することを目的とするもの
である。
上記目的を達成するための本考案の基本的な構
成は、ベースの下部に、ベースの下面と略平行
で、かつ便器本体側を開口し、カバー側を閉口し
た略T字状の溝をベースの端面から便器本体の長
手方向に設け、かつこの略T字状の溝に、この溝
より寸法を小とした略T字状頭部を有するボルト
の略T字状頭部をベースの端面側より摺動嵌合さ
せ、前記ボルトを便器本体に挿通してナツトで固
定したものである。
本考案は上記構成とすることにより、便器本体
の上面とベースの下面との隙間より小便や水等が
入り込んだとしても、ベースに貫通穴等を一切設
けていないため、それらが装置本体内に入り込む
ことはなく、その結果、装置本体内の電装部品を
損傷させるようなことはなくなり、また装置本体
を便器本体に取付けるためのボルトは、ベースの
下部に一体に形成した略T字状の溝に係止するよ
うにしているため、強度的にも強く、したがつて
便座の開閉による衝撃力が加わつても破損するこ
とがなく、かつコスト的にも安価に得ることがで
きるという種々の実用的効果を奏するものであ
る。
以下、本考案の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。第1図は本考案の一実施例における
トイレ装置の全体構成を示したもので、1は便器
本体、2は便器本体1の後方部に着脱自在に取付
けられる装置本体、3は前記便器本体1の上方に
位置して、装置本体2に回動可能に取付けられた
便座で、この便座3の上方には便蓋4を回動可能
に配設している。また前記便座3は内部にヒータ
(図示せず)を配設しているものである。
第2図は装置本体2の内部構造を示したもの
で、この装置本体2は各種構成部品を搭載したベ
ース5と、このベース5に着脱自在に取付けら
れ、かつ各種構成部品を覆う第1図に示すカバー
6とにより構成されている。そして前記ベース5
に搭載されている各種構成部品を第2図にもとづ
いて説明すると、7はベース5の略中央の裏側に
取付けられた洗浄ノズルで、この洗浄ノズル7は
ホース8,9を介して温水タンク10と連通し、
かつこの温水タンク10はホース11を介して電
磁弁12と連通し、さらに電磁弁12はホース1
3を介してモータ14により駆動されるポンプ1
5と連通し、またポンプ15はホース16を介し
て給水口(図示せず)と連通しているものであ
る。また前記温水タンク10には、温水タンク1
0に送られてきた水を加熱するヒータ17と、温
水タンク10内の湯温を検知するサーモ18と、
温水タンク10内の湯量を検知するフロートスイ
ツチ19を装備している。20は温水タンク10
の前方に位置してベース5に取付けられたスイツ
チ台で、このスイツチ台20には前記便座3の温
度を調節するつまみ21と、湯温を調節するつま
み22を取付けている。23は前記洗浄ノズル7
の上方に位置してベース5に取付けられた風洞
で、この風洞23は内部を仕切体24によつて仕
切ることにより2つの送風路を構成している。2
5は脱臭吸込口、26は乾燥用温風の吹き出し
口、27は乾燥用空気の吸込口、28は脱臭排気
口、29は前記風洞23に取付けられ、かつ乾燥
用空気の吸込口27と脱臭排気口28とを交互に
開閉するダンパーで、このダンパー29は、前記
スイツチ台20とは反対側に位置してベース5に
取付けたスイツチ台30に装着された乾燥スイツ
チレバー31により操作されるものである。また
このスイツチ台30には、前記乾燥スイツチレバ
ー31の他に、乾燥強弱切替スイツチ32、脱臭
スイツチ33、電源スイツチ34、電源表示ラン
プ35、洗浄時の水勢調節つまみ36を取付けて
いる。37は風洞23内の送風路と連通するよう
に設けた脱臭剤投入口である。
第3図は装置本体2を便器本体1に取付けた状
態を示し、また第4図は装置本体2の構成部品で
あるベース5の一部を示したもので、この第3図
および第4図において、38は装置本体2内に装
備された電装部品、39はベース5の下部に一体
的に形成した溝で、この溝39は、第4図に示す
ように、ベース5の底面と略平行で、かつ便器本
体1側を開口し、カバー6側を閉口した略T字状
に構成されているもので、ベース5の端面から便
器本体1の長手方向に設けられている。略T字状
の溝39には、この溝39より寸法を小とした略
T字状頭部40aを有するボルト40が、略T字
状頭部40aをベース5の端面側より摺動嵌合さ
せて取付けられている。そして、略T字状の溝3
9のベース端面側はカバー6で覆われており、装
置の輸送時や取付時にボルト40が移動して落下
するのを防止している。そして、前記装置本体2
を便器本体1に取付ける場合は、ボルト40を便
器本体1に設けた挿通穴41に挿通し、便器本体
1の裏側から前記ボルト40にパツキング42を
介してナツト43をねじ込むことにより、確実に
固定することが出きる。このような構成とするこ
とにより、装置本体2の便器本体1への取付強度
が、別個の固定具を設けたものに比べ、強くなる
ため、便座3の開閉による衝撃力が加わつても破
損することはなくなり、また便器本体1の上面と
ベース5の下面との隙間より小便や水等が入り込
んだとしても、溝39はカバー6側が開口してい
ないため、それらが装置本体2内に入り込むこと
はなくなる。また、本実施例では、略T字状の溝
39のベース端面側をカバー6で覆い、装置本体
2の輸送時や便器本体1への取付時にボルト40
が脱落するのを防止するよう便宜を図つている
が、略T字状溝39のベース端面側をカバー6で
覆わず、開口しておいても、装置本体2を便器本
体1に固定した後の上述した効果は同様に得られ
るものである。その場合は、装置本体2を便器本
体1に固定する前に、作業者がボルト40を略T
字状溝39に摺動嵌合させればよい。
また、略T字状溝39のベース端面側を別部品
で覆つてもよい。
以上のように本考案のトイレ装置は、装置本体
を構成するベースの下部に、ベースの下面と略平
行で、かつ便器本体側を開口し、カバー側を閉口
した略T字状の溝をベースの端面から便器本体の
長手方向に設け、かつこの略T字状の溝に、この
溝より寸法を小とした略T字状頭部を有するボル
トの略T字状頭部をベースの端面側より摺動嵌合
させ、前記ボルトを便器本体に挿通してナツトで
固定するようにしているため、便器本体の上面と
ベースの下面との隙間より小便や水等が入り込ん
だとしても、それらが装置本体内に入り込むとい
うことはなくなり、その結果、電装部品の損傷を
未然に防止することができ、またベースに略T字
状の溝を設けたことにより、強度的にも強くなる
ため、便座の開閉による衝撃力が加わつても破損
することがなく、かつコスト的にも安価に提供す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるトイレ装置
の全体構成を示す斜視図、第2図は同トイレ装置
における装置本体の内部構成を示す斜視図、第3
図は同トイレ装置における要部の側断面図、第4
図は同要部におけるボルトの挿入状態を示す部分
斜視図、第5図は従来のトイレ装置における要部
の側断面図、第6図は同要部におけるボルトの挿
入状態を示す部分斜視図、第7図は他の従来例を
示す要部側断面図である。 1……便器本体、2……装置本体、5……ベー
ス、6……カバー、38……電装部品、39……
溝、40……ボルト、40a……略T字状頭部、
43……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 便器本体に取付けられ、かつ便座を回動自在に
    取付けるとともに、内部に電装部品を装備した装
    置本体をベースとこのベースを覆うように取付け
    られるカバーとにより構成し、前記ベースの下部
    にベースの下面と略平行で、かつ便器本体側を開
    口し、カバー側を閉口した略T字状の溝を便器本
    体の長手方向において、便座側を閉口し、反対側
    を開口して前記ベースと一体に構成して設け、か
    つこの略T字状の溝に、この溝より寸法を小とし
    た略T字状頭部を有するボルトの略T字状頭部を
    ベースの端面側より摺動嵌合させ、前記略T字状
    の溝の便座と反対側の開口側をカバーにより覆つ
    て、前記ボルトを便器本体に挿通してナツトで固
    定してなるトイレ装置。
JP3881082U 1982-03-18 1982-03-18 トイレ装置 Granted JPS58145383U (ja)

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JP3881082U JPS58145383U (ja) 1982-03-18 1982-03-18 トイレ装置

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JP3881082U JPS58145383U (ja) 1982-03-18 1982-03-18 トイレ装置

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JPS58145383U JPS58145383U (ja) 1983-09-30
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JP3881082U Granted JPS58145383U (ja) 1982-03-18 1982-03-18 トイレ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0444692Y2 (ja) * 1985-06-18 1992-10-21
JPH0710249B2 (ja) * 1985-10-11 1995-02-08 松下電器産業株式会社 便座装置
JP2534908Y2 (ja) * 1990-11-30 1997-05-07 東陶機器株式会社 便器の洗浄水タンクの固定構造
JP2564729Y2 (ja) * 1991-03-28 1998-03-09 アイシン精機株式会社 局部洗浄装置用ケース

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