JPH0414332A - 光伝送制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、スター型の光伝送路を用いたデータ伝送路の
光伝送制御装置に関する。

（従来の技術） 従来から、データ端末装置相互間を光伝送路で結び、そ
れらの間で光信号を用いてデータを伝送する光伝送制御
装置が知られている。

この様な光伝送制御装置では、送信側が送信データにＣ
ＲＣ検出符号等の誤り検出符号を付加し、受信側がその
誤り検出符号を参照して受信データに誤りが発生してい
るかどうかを判定し、受信データに誤りが発生していな
いときに限り、その受信データを使用するようにしてい
た。

（発明が解決しようとする課題） ところが、このような従来技術では、データ伝送用光信
号の送信号レベルの低下や、光伝送路の劣化などによる
伝送路の異常を、受信側でエラー検出するまで発見する
ことができず、したがって、かかる異常を発生したとき
には、それ以降、正常なデータ伝送を行うことができな
い。

そのため、伝送路の異常が発生したときには、データ伝
送の停止、あるいは、データ送信タイミングのずれなど
の異常状態が発生し、光伝送制御装置を使用するシステ
ムに重大な障害を及ぼすという不都合が生じるおそれが
あった。

また、前記のような不都合が発生した場合は、光伝送制
御装置の機能を停止させた後人間系による前記送信光レ
ベルの再調整等の作業を実施する必要があった。

本発明の目的は、データ伝送が不可能になる前に送信光
レベルの異常を検出し、送信光レベルを制御することに
より、正常なデータ伝送の実行が可能となる光伝送制御
装置を得ることにある。

〔発明の構成〕

（Ｉｔ題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本発明においては、スター
型の光伝送路と、電気信号である送信データ信号を光信
号である送信光信号に変換する光送信制御手段と、前記
光伝送路を介して受信した光信号である受信光信号を電
気信号である受信データ信号に変換する光受信制御手段
と、前記受信光信号の光レベルを測定する光受信測定手
段と、この光受信測定手段にて測定した光レベルを基に
前記送信光信号の光レベルを調整するための出力制御信
号を出力する光レベル制御手段と、この光レベル制御手
段からの出力制御信号にしたがって前記送信光信号の光
レベルを調整する光送信調整・手段とから成ることを特
徴とする光伝送制御装置を提供する。

（作用） このように構成された装置においては、光受信測定手段
が測定した光レベルを基に光送信調整手段が送信光信号
の光レベルを調整するので、データ伝送の異常発生を低
減することが可能となる。

（実施例） 以下１本発明の一実施例を第１図から第３図を参照して
説明する。

第１図は、一実施例の構成を表すブロック図である。

データ処理装置１ａ、　ｌｂに付設されている光伝送装
置５ａ、　５ｂは、伝送路への送信権が定周期的に割り
当てられた時に、送信データ信号７ａ、　７ｂを出力す
ることにより、スター状の光伝送路１３を介して、デー
タ処理装置相互間でデータをやりとりしている。尚、こ
こで示す光伝送制御装置は、説明のためデータ処理装置
等を２組しか示していないが。

通常は２組より多くのデータ処理装置等がスターカプラ
６を中心に設置されている。

光伝送装［５ａ、５ｂにおいて、光送信制御部２ａ。

２ｂは、データ処理装［１ａ、ｌｂから出力される送信
データ信号７ａ、　７ｂに、宛先アドレス、送信元アド
レスおよびＣＲＣ検査符号等の誤り検出符号を付加し、
所定形式の送信光信号８ａ、８ｂとして光伝送路１３に
出力すると共に、光受信制御部４ａ、４ｂに対し、送信
光信号出力開始信号１４ａ、　１４ｂを出力する。

光伝送路１３に出力された送信光信号８ａまたは８ｂは
、スターカプラ６により均等に分配され受信光信号９ａ
、９ｂとして光受信制御部４ａ、　４ｂに入力される。

光受信制御部４ａ、　４ｂは、受信した前記受信光信号
９ａ、９ｂを電気信号に変換する。この際、光受信制御
部４ａ、　４ｂは、変換した電圧信号の出力電圧と、そ
のピーク値を比較することにより、受信光信号１０ａ、
　１０ｂを一定に保つ自動補償機能を働かせる。

光受信制御部４ａ、４ｂは、前記のようにして変換され
た受信データ信号１０ａ、　１０ｂの宛先アドレス、送
信元アドレスおよびＣＲＣ検査符号等の誤り検出符号を
チエツクし、その結果と共に受信データ信号２０ａ、　
１０ｂをデータ処理装［１ａおよび］ｂに出力する。ま
た、光受信制御部４ａ、　４ｂは、前記送信光信データ
信号１０ａ、　１０ｂにて、データ処理装置！ｌａ。

１ｂに伝送路断線情報を通知する。これにより、データ
処置装［１ａ、ｌｂは、以後の光伝送装置ｉ５ａ、５ｂ
に対する送信データ信号７ａ、　７ｂの８カを停止させ
る。

更に、光受信制御部４ａ　（４ｂ）は、前記送信光信号
出力開始信号１４ａ（１４ｂ）により、受信光信号９ａ
　（９ｂ）が、自局の光伝送装置ｔ５ａ（５ｂ）より出
力された送信光信号８ａ（８ｂ）であることを検出し、
受信光信号９ａ（９ｂ）の前記ピーク値をＨＯＬＤＬ、
そのピーク値を受信光レベル信号１１ａ（ｌｌｂ）とし
て、光レベル判定部３ａ（３ｂ）に出力する。

光レベル制御手段である光レベル判定部３ａ（３ｂ）は
、第２図に示すように、入力した受信号レベル信号１１
ａ（ｌｌｂ）が、上限光レベル２０以下であり、か４ａ
（４ｂ）で補償できる最大受信可能レベル２２および最
小受信可能レベル２３より狭い範囲に設定されている。

判定の結果、上限光レベル２０と下限光レベ！ ル２亀の範囲外であったなら、光送信制御部２ａ（２ｂ
）に対し、出力制御信号１２ａ（１２ｂ）を出力する。

ここで、光レベル判定部３ａ（３ｂ）が出力する出力制
御信号１２ａ（１２ｂ）は、受信光レベル信号１１ａ（
ｌｌｂ）が、上限光レベル２０より大きければ送信光信
号８ａ（８ｂ）を所定の値ａだけ小さくするように制御
する信号であり、また、下限光レベル２１より小さけれ
ば送信光信号８ａ（８ｂ）を所定の値すだけ大きくする
ように制御する信号である。

尚、他の制御方法として、上記光レベル２０と下限光レ
ベル２１の中心である中心光レベル２４に合致するよう
に制御してもよい。すなわち、受信光レベル信号１１ａ
が上限光レベル２０より大きければ中心光レベル２４に
送信光信号８ａ（８ｂ）が合致するように制御しくＣ）
、また下限光レベル２１より小さければ中心光レベル２
４に送信光信号８ａ　（８ｂ）が合致するように制御す
る（ｄ）。

この状態で光送信制御部２ａ　（２ｂ）は、光レベル判
定部３ａ　（３ｂ）より入力した出力制御信号１２ａ（
１２ｂ）にしたがって、データ処理装置１ａ（ｌｂ）か
ら出力された送信データ信号７ａ（７ｂ）を送信光信号
８ａ（８ｂ）として変換出力する送信光レベルを調整し
、前記受信光信号９ａ（９ｂ）を、光受信制御部４ａ（
４ｂ）の最小およす び最大受信可能レベルの範囲内と＼る。

以上の関係を第３図に記す。第３図は横軸に時間をとり
、各信号のタイミングを表すタイムチャートである。

なお、この実施例では、光伝送路をもちいて１対１のデ
ータ伝送を行っている場合を説明したが、Ｎ対Ｎのデー
タ伝送を行うデータ伝送システムについても、本発明を
同様にして適用することが出来る。

また、この実施例では、光レベル制御手段に先駆 レベル判定部３ａ、３ｂを用い、上＼光レベル２０と下
限光レベル２１の範囲外か否かを判定し範囲外の場合制
御したが、本発明はこれに限られるものではない。例え
ば、判定部を設けずに常に中心光レベル２４に合致する
制御を行ってもよい。

また、この実施例では、光伝送装置からの送信光信号を
、前記光伝送装置自身にて受信することにより前記光伝
送装置自身の送信光信号の光出力レベルを自動調整する
ことを可能としたが、光伝送路に接続されている他の光
伝送装置からの受信光信号の光受信レベルを、同様の機
能にて判定し、その結果をデータ処理装置に出力し、前
記データ処理装置がその結果を送信データの一部として
、他の光伝送装置に送信することにより、他の光伝送装
置における送信光信号の光出力レベルを自動調整するこ
とも可能である。

以上のように、この実施例によれば、光伝送装、霞から
の送信光信号を、前記光伝送装置自身で受信し、その受
信光信号の光レベルが光伝送装置の受信可能レベルより
狭い範囲内での光レベルを逸脱していた場合、光伝送装
置自身の送信光信号の光レベルを制御する。したがって
、送信光信号が光伝送装置にて正常に受信できるので、
データ伝送が不可能になることを低減でき、データ伝送
システムの信頼性および稼働率を向上させることが出来
る。

また、送信光信号の光出力レベルが自動的に調整される
ので、従来定期的に実施する必要があった人間系による
光出力レベルの調整作業が不要となる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、送信光信号の送信光レベルを自動的に
調整できるので、光伝送制御装置の稼働率および信頼性
を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は一実
施例の光受信制御部の、最大受信可能光レベルと最小受
信可能光レベルとの光レベル判定部の上限光レベルと下
限光レベルの関係を示すグラフ、第３図は各信号のタイ
ミングを示すタイムチャートである。 ２ａ、　２ｂ・・・光送信制御部 ３ａ、３ｂ・・・光レベル判定部 ４ａ、　４ｂ・・・光受信制御部 ６・・・スターカプラ ７ａ、７ｂ・・・送信データ信号 ８ａ、８ｂ・・・送信光信号 ９ａ、　９ｂ・・・受信光信号 １０ａ、　１０ｂ・・・受信データ信号１１ａ、　ｌｌ
ｂ・・・受信光レベル信号１２ａ、　１２ｂ・・・出力
制御信号 １３・・・光伝送路 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スター型の光伝送路と、電気信号である送信データ信号
   を光信号である送信光信号に変換する光送信制御手段と
   、前記光伝送路を介して受信した光信号である受信光信
   号を電気信号である受信データ信号に変換する光受信制
   御手段と、前記受信光信号の光レベルを測定する光受信
   測定手段と、この光受信測定手段にて測定した光レベル
   を基に前記送信光信号の光レベルを調整するための出力
   制御信号を出力する光レベル制御手段と、この光レベル
   制御手段からの出力制御信号にしたがって前記送信光信
   号の光レベルを調整する光送信調整手段とから成ること
   を特徴とする光伝送制御装置。