JPH04143069A - 形状記憶合金製部材の接合方法 - Google Patents

形状記憶合金製部材の接合方法

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JPH04143069A
JPH04143069A JP26816390A JP26816390A JPH04143069A JP H04143069 A JPH04143069 A JP H04143069A JP 26816390 A JP26816390 A JP 26816390A JP 26816390 A JP26816390 A JP 26816390A JP H04143069 A JPH04143069 A JP H04143069A
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JP
Japan
Prior art keywords
temple
shape memory
memory alloy
plating layer
brazer
Prior art date
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Pending
Application number
JP26816390A
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English (en)
Inventor
Hironori Kimura
木村 裕徳
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FUKUSHIN MEKKI KOGYOSHO YUGEN
Original Assignee
FUKUSHIN MEKKI KOGYOSHO YUGEN
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、形状記憶合金製部材どうし、あるいは形状記
憶合金製部材と他の金属材製部材を互いに接合する接合
方法に関する。
【従来の技術】
従来、形状記憶合金製部材どうし、あるいは形状記憶合
金製部材と他の金属製部材の接合方法としては、両部材
に適宜穴開は加工、削り加工等を施してからかしめ加工
を行うという機械的な接合方法が用いられていた.また
従来、二つの形状記憶合金製部材を接合する方法として
は、溶接を用いる方法があった。
【発明が解決しようとする諜B】
一般的に言って、二つの金属製部材を接合する場合、ロ
ウ付け加工は、かしめ加工等の機械的接合加工に比べて
、加工作業に手間がかからずコスト的に有利である.従
って、近年、独特の特性をもち利用率が高まってきた形
状記憶合金からなる各種部材を接合する作業にも、前記
ロウ付け加工を利用したいところである.ところが、形
状記憶合金は機械的な外力や温度等の環境変化による変
形が著しく、該形状記憶合金からなる部材と他の金属材
料からなる部材間、あるいはいずれも形状記憶合金から
なる二つの部材間でロウ付けをした場合、形状記憶合金
表面は太き(伸縮するので、該伸縮差によってロウ材が
破断されやすいという問題点を有していた。また、前記
のような機械的接合方法を用いると、各部材に傷が付き
外観がきたなくなるという問題もあった。 さらに、溶接による形状記憶合金製部材の接合は、溶接
温度が高温であるため、該高温によって形状記憶合金の
復元しうるという物性が変化し部材に歪みが出やすいの
で、その加工作業が難しいだけでなく、製造コストも高
くなってしまうという問題点があった。 本発明は、前記各問題点を考慮して発明されたもので、
形状記憶合金製部材どうし、あるいは形状記憶合金製部
材と他の金属製部材を、ロウ付は加工によって接合する
形状記憶合金製部材の接合方法を提供することを目的と
する。
【課題を解決するための手段] 本発明者は、Agメッキ層またはAg合金メッキ層は、
柔軟性があって、形状記憶合金の変形にともなう表面の
大きな伸縮に応して伸縮しうるとともに、形状記憶合金
へのメッキ加工及びロウ付は加工が可能であるという特
徴をもっているという点に着目した。そして、本発明は
、前記目的を達成するべく前記着目点を活かし、形状記
憶合金製部材と他の金属製部材の接合方法として、例え
ば、形状記憶合金の一種である超弾性合金により所定の
形状に成形した眼鏡フレームのテンプル1にAgメッキ
液たるシアン化銀溶液にてメッキを施しAgメッキ層3
を形成した後、このテンプル1端に、他の金属材料であ
る洋白により所定の形状に成形した蝶番2をA、ロウ4
によってロウ付けした。 【作   用】 外力を受けて変形したテンプル1表面が伸縮すると、A
gメッキ層3の柔軟性によって、該テンプル1表面に接
した部分のAgメッキ層3はテンプル1表面とともに伸
縮し、一方、はとんど伸縮しないA、ロウ4表面に接し
た部分は伸縮しない。 つまり、テンプル1とAgロウ4間の伸縮差による剪断
力をAgメッキ層3が吸収し、前記Agロウ4に大きな
前記剪断力がかからず、該Agロウ4が破断されにくい
【実  施  例】
以下に、眼鏡フレームに応用した本発明の好適な実施例
を、添付図面に基いて詳細に説明する。 なお、第1図は眼鏡フレームの斜視図、第2図(a)、
(b)、(c)は、それぞれテンプル1端に蝶番2を接
合する工程順序を表した部分拡大断面図である。 この実施例で使用する超弾性合金は、形状記憶合金のう
ち、常温で所定の記憶形状を呈し、形状記憶合金の特徴
である極めて強い復元力を有するものであり、眼鏡フレ
ームには好適な材料である。 この実施例ではこの超弾性合金をテンプル1の材料とし
、また、蝶番2の材料としては一般的な洋白を用いた。 第2図に基いて、テンプル1と蝶番2を接合する加工工
程を説明する。 (工程1) 超弾性合金を材料として所定の形状に成形した形状記憶
合金製部材たるテンプル1全体に、ンアン化銀含有量3
0g/i!、のメッキ液を用い、50”c、i+を流密
度2A/dIlzで約3分間メッキを施して、テンプル
1表面にAgメッキ層3を形成する。 (工程2) 洋白を材料として所定の形状に成形した他の金属製部材
たる蝶番2を、前記工程1によって得られたテンプル1
端にロウ材たるAgロウ4でロウ付けする。 (工程3) 前記のロウ付けした部分を除いたテンプル1表面のAg
メッキ層3をシアン溶液に漬けて除去する。 以上のような接合方法によって加工作業を100回繰り
返してみたが、テンプル1と蝶番2は、外力を受けても
離脱するようなことがなく、また、それぞれ傷等もなく
外観的にも美しいものであって、不良品の発生率は0%
であった。 本実施例は、以上のようにしてテンプルlと蝶番2の接
合を容易に行うことができるだりでなく、超弾性合金の
優れた利点である強い復元力を有し、外観的にも美しく
仕上げることが可能であるという特徴がある。 さらに、眼鏡フレームの前枠5においても、超弾性合金
で所定形状に成形し、蝶番2の接合及びブリッジ(図示
せず)の接合を前述と同様の接合方法によって行うこと
が可能である。 前記実施例の変形例として、蝶番2をニッケル合金とし
て前記と同様にテンプル1と該蝶番2を接合する加工処
理を行ってみたが、前記実施例の場合と同様の好結果が
得られた。 なお、本発明は前記実施例及び変形例になんら限定され
るものではなく、例えば、前記実施例においては、工程
3のAgメッキ層3の除去で加工工程が終わっているが
、その後に該除去部分に他のメッキを施すことが可能で
ある。また、Agメッキ層3の色調を活かしたいなら、
該除去処理をしなくてもよい、さらに前記実施例では、
Agメッキ層3を形成しているが、これをAg合金メッ
キ層にしてもよく、かつ、ロウ材のAgロウは、他のロ
ウ材を用いてもよい。加えて、本発明は、眼鏡フレーム
に応用するだけでなく、他の分野の各種部材に応用する
ことが可能である。
【効   果】
以上述べたように本発明は、従来困難であった、形状記
憶合金製部材どうし、あるいは形状記憶合金製部材と他
の金属製部材のロウ付け加工を可能にしたので、かしめ
加工等の機械的接合や溶接に比べて、加工作業に手間が
かからずコスト的に有利で、外観的にも美しく仕上げる
ことを可能にし、形状記憶合金の利用価値を高めうると
いう特徴がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の好適な実施例を示すもので、第1図
は眼鏡フレームの斜視図、第211iU(a)、(b)
、(C)は、それぞれテンプル端に蝶番を接合する工程
順序を表した部分拡大断面図である。 ・テンプル ・蝶番 ・ Ag メッキ層 ・ Ag ロウ ・前枠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)形状記憶合金製部材の少なくとも接合部分にAg
    メッキまたはAg合金メッキを施した後、この部材の接
    合部分に他の金属製部材をロウ付け加工することを特徴
    とする形状記憶合金製部材の接合方法。
  2. (2)同一あるいは種類の異なる二つの形状記憶合金製
    部材の少なくとも一方の接合部分にAgメッキまたはA
    g合金メッキを施した後、前記両部材の接合部分どうし
    をロウ付け加工することを特徴とする形状記憶合金製部
    材の接合方法。
  3. (3)ロウ付け加工のロウ材としてAgロウを用いたこ
    とを特徴とする前記請求項第1項あるいは前記請求項第
    2項記載の形状記憶合金製部材の接合方法。
JP26816390A 1990-10-05 1990-10-05 形状記憶合金製部材の接合方法 Pending JPH04143069A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0643399A (ja) * 1992-07-17 1994-02-18 Opt Iijima:Kk 鼻パッド支持部材,鼻パッド支持部材の製造方法および鼻パッド支持部材の取付方法
WO1999052667A1 (fr) * 1998-04-13 1999-10-21 Kabushiki Kaisha Sanmei Produit a memoire de forme/superelastique et procede de fabrication associe

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