JPH04142159A - ファクシミリ装置における手動受信時の発呼形式検出切替方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はファクシミリ装置において、着信鳴動に対し手
動受信を行ったとき、発呼端末が７アクシミリ装置か、
人による発呼かを自動的に判別して次の動作に切り替え
る手動受信時の発呼形式検出切替方式に関する。

（従来の技術） 近年のファクシミリ通信の発展は目覚しく、ファクシミ
リ装置の電話回線への接続方式について種々の提案がな
されている。

上記ファクシミリ装置の通信に用いる信号に関する種々
の取り決めはＣＣＩＴＴ勧告Ｔ３０等に規定されている
。この勧告によれば発呼側がファクシミリであることを
示すＣＮＧ信号が規定されており、自動発呼端末ではこ
の信号を用いることが必須となっており、手動装置では
オプションである。また、着呼側が非音声端末であるこ
とを示すＣＨＤ信号が規定されている。

ファクシミリ通信の自動発信では発呼側が着呼側に対し
て上記ＣＮＧ信号を１着呼側は発呼側に対して上記ＣＨ
Ｄ信号を送出する。ただし、ｍ種によっては、ＣＮＧ信
号を送出できないものもある。このような機種では着信
側からＣＨＤ信号。

バイナリ−コード制御手順を受信しない限り、無音のま
まである。

また１手動発信では、発呼の際１発呼者が相手を確認し
た後、スタートボタンを押下して通信を開始する。この
場合９通話中はＣＮＧ信号を送出しない。

これら着呼例の動作を整理すると次のようになる。発呼
側端末がＣＮＧありファクス、ＣＮＧなしファクスおよ
び操作者による発呼の場合、着呼側で検出されるトーン
はそれぞれＣＮＧ信号、無音および音声／無音であり、
着信側動作は前２者はファクス受信、直接発呼は受話器
鳴動、留守録となる。

第３図は着信鳴動に対し手動応答したとき、実際の動作
を説明するための概略図である。

送受話器をオフフックして応答またはそれに相当する操
作（例えば、ハンズフリー）した場合（ステップ２１．
２２）、端末操作者は９発呼側が人による発呼か、ファ
クシミリ装置による発呼かを確認することとなる。

人による発呼の場合は、そのまま通話を行う（ステ、プ
２３）。

発呼側がファクシミリ装置のときは、端末操作者はスタ
ートボタンを押下げする。

ファクシミリ装置とは別体の外部に接続された電話機で
応答した場合は、特定のダイヤル（ファクシミリ装置の
機種によって異なるが９例えばダイヤル３）を電話機よ
り送出する。

端末操作者の上記操作により、ファクシミリ装置は通話
回路を送受話器側からファクシミリ装置側回路に接続し
、発呼側に対してＣＥＤ信号を送出する。

（発明が解決しようとする課題） 上記手動応答において、上述したように相手がファクシ
ミリ装置であるとわかると、スタートボタンを押下する
か、外部電話からダイヤルをする必要があるので、操作
に不慣れな人が応答した場合には受信操作を行えない恐
れがあるという欠点があった。

本発明の目的は上述の欠点を解決するもので、着信に対
し手動応答したとき、端末操作者が特定の操作をしな（
ても発呼側の発呼種別に応じて切替動作を行うことによ
り、応答した端末操作者が円滑に受信処理できるように
したファクシミリ装置における手動受信時の発呼形式検
出切替方式を提供することにある。

（課題を解決するための手段） 前記目的を達成するために本発明による手動受信時の発
呼端末形式切替方式は着信鳴動に対し送受話器をオフフ
ックまたはこれと同等の操作をして応答したとき、発呼
端末からのＣＮＧ信号を検出する状態に入るとともにタ
イマをスタートさせ、前記ＣＮＧ信号を検出したとき、
通話回路を送受話回路側からファクシミリ装置回路に切
替えてＣＨＤ信号を送出してファクス受信動作を行い、
前記タイマスタートから一定時間内にＣＮＧ信号を検出
できないときは通話回路を送受話回路側に接続した状態
を保持するように構成しである。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく説明する。

第１図は本発明による手動受信時の発呼形式検出切替方
式を通用した中継方式図である。

着信側端末１０は送受話器設置形式のファクシミリ装置
または電話機を外付けするタイプのファクシミリ装置で
ある。

発呼側端末８から着信があって着信側端末１０がオフフ
ックされると、交換機９は両端末間の通話路を形成する
。

なお、着信側端末１０がハンズフリーが可能なもので、
オフフックに相当する操作がされた時も同様である。

第２図は本発明による手動受信時の発呼形式検出切替方
式の実施例を示す図である。

着信があってオフフックまたはそれに相当する操作がな
された場合（ステップ１．２＞、発呼側からのＣＮＧ信
号の検出を行うとともにタイマをスタートさせる（ステ
ップ３）。

ＣＮＧ信号を検出した場合、発呼端末がファクシミリ装
置であると特定できるので、通話回路をファクシミリ装
置回路側に切替え、ＣＨＤ信号を送出し、ファクス受信
動作を行う（ステップ４．５）。タイマスタートから一
定時間内にＣＮＧ信号を検出できなかったときはそのま
ま通話状態とする（ステップ６．７）。

（発明の効果） 以上、説明したように本発明によれば、送受話器設置タ
イプのファクシミリ装置または電話機を外付けしたファ
クシミリ装置いずれでも手動応答した場合、発呼側から
ＣＮＧ信号が出されていれば、自動的にファクス動作に
切り替わる。

よって、ファクシミリ装置の操作に不慣れな人が応答し
ても、切り替え操作を誤る恐れが少なくなるという利点
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による手動受信時の発呼形式検出切替方
式を通用した中継方式図、第２図は本発明による手動受
信時の発呼形式検出切替方式の実施例を示す図、第３図
は着信鳴動に対し手動応答したとき、実際の動作を説明
するための概略図である。 ８・・・発呼側端末 ９・・・交換機 １０・・・着信側端末（送受話器設置タイプのファクシ
ミリ装置または電話機を外付けするタイプのファクシミ
リ装置） １１・・・電話回線 特許出願人　　第二電電株式会社 代理人　弁理士　　　井ノロ　壽 第 ■ 図 第２ 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 着信鳴動に対し送受話器をオフフックまたはこれと同等
   の操作をして応答したとき、発呼端末からのＣＮＧ信号
   を検出する状態に入るとともにタイマをスタートさせ、
   前記ＣＮＧ信号を検出したとき、通話回路を送受話回路
   側からファクシミリ装置回路に切替えてＣＥＤ信号を送
   出してファクス受信動作を行い、前記タイマスタートか
   ら一定時間内にＣＮＧ信号を検出できないときは通話回
   路を送受話回路側に接続した状態を保持するように構成
   したファクシミリ装置における手動受信時の発呼形式検
   出切替方式。