JPH04141921A - スイッチ用ウエハ及びその製造方法 - Google Patents

スイッチ用ウエハ及びその製造方法

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JPH04141921A
JPH04141921A JP26054690A JP26054690A JPH04141921A JP H04141921 A JPH04141921 A JP H04141921A JP 26054690 A JP26054690 A JP 26054690A JP 26054690 A JP26054690 A JP 26054690A JP H04141921 A JPH04141921 A JP H04141921A
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molten resin
wafer
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Masahito Kobayashi
雅人 小林
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は押釦スイッチに用いられるスイッチ用ウェハの
製造方法に係り、特に、固定接点の樹脂被りを防止する
のに好敵なスイッチ用ウェハの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
第7図ないし第1O図はスイッチ用ウェハの製造方法の
従来例を説明する図で、第7図はスイッチ用ウェハを備
えた押釦スイッチの構成を示す断面図、第8図はフープ
材の平面図、第9図は成型後のウェハの状態を示す平面
図、第10図は金型装置のキャビティに溶融樹脂を充填
する状態を示す断面図である。なお、第7図は第9図の
A−A線に沿う断面図、第10図は第9図のB−B線に
沿う断面図である。
第7図に示す押釦スイッチは、合成樹脂からなり、開口
を有するウェハlと、このウェハ1の前記開口を望む内
底面に露出する固定接点、例えばコモン接点2a、2b
、および中央接点2Cと、コモン接点2a、2b上に載
置され、中央接点2Cと対向する円椀状の可動接点3と
、この可動接点3上に設けられ、前記開口を蓋閉するシ
ート4と、このシート4を介して可動接点3を固定接点
2cに向けて押圧するステム5と、このステム5を移動
可能に支持し、ウェハ1に締着されるフレーム6などと
からなっている。
上述したウェハlに用いられるフープ材7は、第8図に
示すように、長手方向に伸びる支持部8.9と、一方の
支持部8に折曲げ部10.11を介し、てそれぞれ連結
される前記コモン接点2a、2bと、他方の支持部9に
折曲げ部12を介して連結される前記中央接点2Cと、
穴13が形成され、支持部8.9を互いに連結する連結
部14とを有している。なお、前記の穴13には、後述
する第2図のパイロットピン32が挿入されるようにな
っている。また、第8図では図示を省略したが、同様に
構成される他の部分も支持部8.9に沿って等間隔で順
次配置されている。
このようなウェハ1を製造する際、まずフープ材7を第
10図の金型装置15に供給し、この金型装置】5の固
定金型16、可動金型17間に形成されるキャビティに
ゲート18を介して溶融樹脂19を射出する。これに伴
って中央接点2Cの支持部9側からコモン接点2a、2
 bの支持部8側へ溶融樹脂19が流動することにより
、この溶融樹脂19で前記のキャビティを充填し、次い
で、溶融樹脂19の硬化後に金型装置15から離型する
ことによって第9図に示す状態のウェハ1を得てから、
ウェハ1両側端から突出する支持部8.9をそれぞれ所
定の位置で切断するよう(−なっていた。
[発明が解決しようとする訣顧] と5二ろで、前記従来技術にあっては、ゲート18から
射出された溶融樹脂19が中央接点2Cの支持部9付近
を通過する際に、支持部9および折曲げ部12に第10
図の矢印20で示す方向の力が驚くので1.−れらの支
持部9、折曲げ部12、および中央接点2Cが2点鎖線
で示す状態から実線で示す状態に変形し、その結果、支
持部9が固定金型16側に押し」−げられることから支
持部9と可動金型17間の樹脂流路が広くなり、この部
分での流れが速くなるために溶融樹脂19の一部が中央
接点2Cの接点面に被ってしまい、いわゆる中央接点2
Cの樹脂被りが生じるという問題があった。そして、こ
のような中央接点2Cの接点面に樹脂被りが生じた場合
、中央接点2Cと可動接点3との接触不良を引き起こす
ことが懸念されていた。
本発明はこのような従来技術におGづる実情に鑑みてな
されたもので、その目的ば、固定接点の樹脂被りを防」
Jすることのできるスイッチ用ウェハの製造方法を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本発明は、長手方向に伸びる
支持部、および該支持部に折曲げ部を介して連結された
固定接点を有するフープ材を金型装置に供給し、この金
型装置のキャビティに溶融樹脂を充填してスイッチ用ウ
ェハを成型するスイッチ用ウェハの製造方法において、
前記折曲げ部の根元の支持部に対応する位置に、前記溶
融樹脂の流れを調節するピンを設りた構成にしである。
[作用] 本発明は上記のように、折曲げ部の根元の支持部に対応
する位置にピンを設けたので、フープ材を金型装置に供
給して、1−の金型装置のキャビティに溶融樹脂を充填
する際、この溶融樹脂の前記支持部付近での流れが前記
ピンによって調節されるので、溶融樹脂の流れに伴う力
が支持部および折曲げ部(−過度に働くことがない。こ
れによって、これらの支持部、折曲げ部、および固定接
点が大きく変形することがないことから、支持部と金型
間の樹脂流路を所定の幅のままに保持した状態で、溶融
樹脂な所定の流速で流動させる、二とができるので、固
定接点の樹脂被りを防止することができる。
[実施例] 以下、本発明のスイッチ用ウェハの製造方法の実施例を
図に基づいて説明する。
第1図ないし第6図は本発明のスイッチ用ウェハの製造
方法の一実施例を説明する図で、第1図は金型装置のキ
ャビティに溶融樹脂を充填する状態を示す縦断面図、第
2図は第1図に対応するフープ材の長子方向の縦断面図
、第3図は成型後のウェハの状態を示す平面図、第4図
はウェハの裏面図、第5図はウェハの側面図、第6図は
第1図に示す金型装置の要部の拡大断面図である。
第3図に示ずウェハ21は、前述した第8図に示す従来
のものと同様に構成されるフープ材7と、第1図および
第2図に示す金型装置22のキャビティ23に充填され
る溶融樹脂24とからなっている。このウェハ21の開
口を望む内底面に、後述するピン31の頭部によって形
成される凹部25が設けられている。また、このウェハ
21の裏面側には、第4図および第5図に示すように、
フープ材7の長手方向と直交する方向に突部26が延設
されている。
このようなウェハ21を成型する金型装置22は、第1
図に示すように、固定金型27と可動金型28の接合面
に形成された前記キャビティ23と、ランナ29を介し
て送り込まれる溶融樹脂24をキャビティ23に射出す
るゲート30と、折曲げ部12の根元の支持部9に対応
する位置に設けられ、溶融樹脂24の流れを調節するピ
ン31とを有している。また、この金型装置22は、第
2図に示すように、固定金型27に設けられるパイロッ
トピン32と、可動金型28に設けられる突出しピン3
3とを有している。
この実施例にあっては、ウェハ21を製造する際、まず
フープ材7を金型装置22に供給して、フープ材7の連
結部14の穴13にパイロットピン32を挿入して位置
決めした後、このフープ材7を固定金型27および可動
金型28間ではさみ、この状態でランナ29を介して送
り込まれる溶融樹脂24をゲート30からキャビティ2
3に射出する。これに伴って、溶融樹脂24が中央接点
2Cの支持部9側からコモン接点2a、2bの支持部8
側へ流動して、この溶融樹脂24でキャビティ23が充
填される。このとき、溶融樹脂24の支持部9付近での
流れが前記ピン35によって調節され、該溶融樹脂24
の流れに伴う力が支持部9および折曲げ部12に過度に
働くことがないので、折曲げ部12および支持部9が大
きく変形することがない。次いで、溶融樹脂24の硬化
後に、可動金型28を下降させるとともに、この可動金
型28の付着するウェハ21を突出しピン33で押し上
げることにより金型装置22から離型させてから、ウェ
ハ21両側端から突出する支持部8.9をそれぞれ所定
の位置で切断するようになっている。
このように構成した実施例では、フープ材7の支持部9
と可動金型28間の樹脂流路を所定の幅のままに保持し
た状態で、溶融樹脂24を所定の流速で流動させること
ができ、中央接点9の接点面などの樹脂被りを防止する
ことができる。また、溶融樹脂24の一部が、固定金型
27側で形成される突部26に沿って流れるので、固定
金型27側での溶融樹脂24の流れをより良好なものに
調節することができる。
〔発明の効果〕 本発明は以上のように構成したので、フープ材の支持部
と金型間の樹脂流路を所定の幅のままに保持した状態で
、溶融樹脂を所定の流速で流動させることによって、固
定接点の樹脂被りを防止することができ、したがって、
該固定接点と可動接点との接触不良を引き起こすことの
ない良好なスイッチ用ウェハを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明のスイッチ用ウェハの製造
方法の一実施例を説明する図で、第1図は金型装置のキ
ャビティに溶融樹脂を充填する状態を示す縦断面図、第
2図は第1図に対応するフープ材の長手方向の縦断面図
、第3図は成型後のウェハの状態を示す平面図、第4図
はウェハの裏面図、第5図はウェハの側面図、第6図は
第1図に示す金型装置の要部の拡大断面図、第7図ない
し第10図はスイッチ用ウェハの製造方法の従来例を説
明する図で、第7図はスイッチ用ウェハを備えた押釦ス
イッチの構成を示す断面図、第8図はフープ材の平面図
、第9図は成型後のウェハの状態を示す平面図、第1O
図は金型装置のキャビティに溶融樹脂を充填する状態を
示す断面図である。 2a、2b・・・・・コモン接点(固定接点)、2C・
・・・・中央接点(固定接点)、7・・・・・・フープ
材、8.9・・・・・・支持部、12・・・・・・折曲
げ部、21・・・・・・ウェハ、22・・・・・・金型
装置、23・・・・・・キャビティ、24・・・・・・
溶融樹脂、25・・・・・・凹部、26・・・・・・突
部、31 ・・・ ピン。 第 図 2C:中央接点 (固定接点) 8.9=支持部 12:折曲げ部 22:金型装置 23: 4−ヤビティ 24:溶11!樹脂 25:凹部 第 図 7: )−ブ材 21:つJハ 第 図 どb す 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  長手方向に伸びる支持部、および該支持部に折曲げ部
    を介して連結された固定接点を有するフープ材を金型装
    置に供給し、この金型装置のキャビティに溶融樹脂を充
    填してスイッチ用ウェハを成型するスイッチ用ウェハの
    製造方法において、前記折曲げ部の根元の支持部に対応
    する位置に、前記溶融樹脂の流れを調節するピンを設け
    たことを特徴とするスイッチ用ウェハの製造方法。
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