JPH04141856A - 音声信号の検索方法およびその装置 - Google Patents

音声信号の検索方法およびその装置

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JPH04141856A
JPH04141856A JP26428590A JP26428590A JPH04141856A JP H04141856 A JPH04141856 A JP H04141856A JP 26428590 A JP26428590 A JP 26428590A JP 26428590 A JP26428590 A JP 26428590A JP H04141856 A JPH04141856 A JP H04141856A
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audio signal
audio
sound
signal
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JP26428590A
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Koichi Sato
公一 佐藤
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子スチルビデオカメラ等の記録媒体として
用いられるビデオフロッピーディスクに関し、特にこの
ディスクに記録された音声信号の検索方法およびその装
置に関する。
〔従来の技術] この種のビデオフロッピーディスクにおいて、音声信号
を記録された各トラックは通常4セクタに分割されてお
り、音声信号の頭出しは、特開平1−269292号公
報に開示されているように、各トラックの先頭に位置す
るセクタに記録されている音声信号を復調し、順次音声
として出力することにより行われている。
音声信号は、圧縮比によって、■トランク当り約20秒
、約10秒および約5秒の各モードでそれぞれ記録再生
することが可能である。上述のように1トラツクは4セ
クタから構成されるので、各モードにおけるlセクタ当
りの記録再生時間はそれぞれ約5秒、約2.5秒および
約1.2秒となる。ところが、以上の各モードのうち例
えばlトラック当り約5秒のモードで音声が記録されて
いる場合、再生時間が約1.2秒と短いため、再生され
た音声が聞取り難くなり、所望のトラックを検索するこ
とが困難になってしまう。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、このような場合、全音声信号を再生することに
より検索が可能となるが、全音声信号の再生は時間がか
かり、検索効率が良くないという問題がある。
本発明は、全音声信号の記録量に関係なく、常に迅速に
所望の音声信号を検索することを可能ならしめる音声信
号の検索方法およびその装置を提供することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る第1の検索方法は、記録媒体に所定の圧縮
比で記録された音声信号を伸張させて再生し、一連の音
声信号の頭出しを行って音声信号を検索する方法におい
て、検索時における伸張比を通常の再生時における伸張
比よりも小さくすることを特徴としている。
本発明に係る第2の検索方法は、所定の伸張比による再
生の後、その所定の伸張比よりも小さい第2の伸張比に
よって音声信号を再生可能としたことを特徴としている
本発明に係る第1の検索装置は、記録媒体に音声信号が
記録されていることを検出する手段と、一連の音声信号
の先頭を検出する手段と、この先頭から始まる音声信号
を、通常の再生における伸張比よりも小さい伸張比で再
生可能な音声信号検索手段とを備えることを特徴として
いる。
本発明に係る第2の検索装置は、記録媒体に音声信号が
記録されていることを検出する手段と、一連の音声信号
の先頭を検出する手段と、この先頭から始まる音声信号
を、所定の伸張比により再生した後、その所定の伸張比
よりも小さい第2の伸張比によって再生可能な音声信号
検索手段とを備えることを特徴としている。
〔実施例〕
以下図示実施例により本発明を説明する。
第6図は本発明の一実施例に係る音声信号の検索方法お
よび装置を適用したディスク記録再生装置の回路図であ
る。システムコントローラIIは本装置全体の制御を行
う従来公知のマイコンであり、このシステムコントロー
ラ11には種々の操作を行うための操作部12、音声検
索釦13、ストップ釦14および高速再生釦19等が接
続される。またシステムコントローラ11には、種々の
表示を行うための表示部15が接続される。
映像記録再生回路16はシステムコントローラ11によ
って制御され、図示しないビデオカメラ等を介して入力
された映像信号を、色差信号と輝度信号に分けるととも
にそれぞれFM変調し、スイッチ17を介してビデオフ
ロッピーディスクDに記録する。映像記録再生回路16
は映像出力端子にも接続されており、この端子に図示し
ない再生装置を接続することにより、ビデオフロッピー
ディスクDに記録された映像を見ることができる。
スイッチ17はシステムコントローラ11により制御さ
れ、映像の記録および再生時、映像記録再生回路16側
に閉成し、音声の記録および再生時、後述する音声記録
再生回路31に閉成する。
ディスク装置は、磁気ヘッド21と、この磁気ヘッド2
1を駆動制御するトラッキング回路22と、ビデオフロ
ッピーディスクDを回転駆動するためのスピンドルモー
タ23と、このモータ23を駆動制御するサーボ回路2
4と、ビデオフロッピーディスクDの回転角度位置を検
出するPGコイル25とを備える。PCコイル25はサ
ーボ回路24に接続され、サーボ回路24とトラッキン
グ回路22はシステムコントローラ11に接続すれる。
次に音声を記録再生するための回路について説明する。
音声記録再生回路3工はFM変調およびFM復調等を行
う回路であり、スイッチ17を介して磁気ヘッド21に
接続される。エンファシス回路32は、ディスクDへの
音声の記録時に音声メモリ33から伝送されてきた音声
信号の高域を強調して音声記録再生回路31に出力する
回路であり、ローパスフィルタ34およびD/A変換器
35を介して音声メモリ33に接続される。デイエンフ
ァシス回路36は、ディスクDに記録された音声の再生
時に音声記録再生回路31から出力された音声信号の高
域を抑圧する回路であり、ローパスフィルタ37および
A/D変換器38を介して音声メモリ33に接続される
マイク41はアンプ42を介して、またスピーカ43は
アンプ44を介してそれぞれスイッチ45に接続される
。スイッチ45はシステムコントローラ11により制御
され、音声の記録時マイクのアンプ42側に閉成し、音
声の再生時スピーカのアンプ44側に閉成する。スイッ
チ45はノイズリダクション回路46に、ノイズリダク
ション回路46はローパスフィルタ47に接続される。
ローパスフィルタ47は、スイッチ48を介してA/D
変換器51およびD/A変換器52に接続され、A/D
変換器51およびD/A変換器52は、音声メモリ33
に接続される。スイッチ48はシステムコントローラ1
1により制御され、音声の記録時A/D変換器51側に
閉成し、音声の再生時D/A変換器52側に閉成する。
なお、ノイズリダクション回路46とローパスフィルタ
47も、システムコントローラ11により制御される。
音声メモリ33、A/D変換器51およびD/A変換器
52には、タイミング制御回路53が接続されている。
このタイミング制御回路53は、システムコントローラ
11に制御され、音声メモリ33、A/D変換器51お
よびD/A変換器52と協働して、ディスクDの音声の
記録再生時、音声信号を時間軸に関して圧縮あるいは伸
張する。
音声の記録時、マイク41から入力された音声は、アン
プ42、ノイズリダクション回路46およびローパスフ
ィルタ47を通り、A/D変換器51に入力される。こ
の音声信号は、A/D変換器51、音声メモリ33およ
びタイミング制御回路53の作用により時間圧縮され、
D/A変換器35によってD/A変換された後、ローパ
スフィルタ34を通り、エンファシス回路32によって
高域を強調され、音声記録再生回路31によってFM変
調されてディスクDに記録される。
また音声の再生時、ディスクDに記録されている音声信
号は、音声記録再生回路31によってFM復調された後
、デイエンファシス回路36によって高域を抑圧され、
ローパスフィルタ37およびA/D変換器38を通って
音声メモリ33に格納される。この音声メモリ33に記
憶された音声信号は、音声メモリ33、タイミング制御
回路53およびD/A変換器52の作用により時間伸張
されるとともにアナログ信号として出力され、ローパス
フィルタ47、ノイズリダクション回路46およびアン
プ44を通り、スピーカ43によって再生される。
第7図は、第6図のディスク記録再生装置に使用される
ビデオフロッピーディスクDを示す。このビデオフロッ
ピーディスクDは例えば2インチ型の磁気ディスクであ
る。ビデオフロッピーディスクDの外側から1〜50番
目のトラックは“映像および音声等のデジタルデータが
記録される記録トラックであり、51番目のトラックに
は何も記録されず、52番目のトランクはいわゆるキュ
ー信号を記録するキュートランクである。音声信号を記
録したトラックは、4つのセクタに分割されている。
第8図は、ビデオフロッピーディスクDのトラックとセ
クタの関係を示す。この例では、第6.7.9.10.
12トラツクにそれぞれ映像信号が記録されており、第
5.8.11.13トラツクには音声信号が記録されて
いる。映像信号は1つのトラックを1単位として記録さ
れる。これに対し、音声信号を記録されるトラックは4
つのセクタに分割され、音声信号はセクタを1単位とし
て記録されており、後述するようにいくつかのセクタを
連結することにより一連の音声信号が形成される。
音声信号を含むセクタにおける信号の記録形式には4つ
のタイプがある。タイプ1 (第8図の■)は引き続く
セクタにも音声信号が記録されているセクタ、タイプ2
(第8図の■)は音声信号が異なるトラックに続くセク
タ、タイプ3(第8図の■)は一連の音声信号の終わり
であるセクタ、タイプ4(第8図の■)は音声信号が記
録されていないセクタである。すなわち第8図の例にお
いて、音声信号は、第5トラツクのセクタ#2から第8
トラツクに続き、第8トラツクのセクタ#3から第11
トラツクに続き、第11トラツクのセクタ#1から第1
3トラツクのセクタ#0に続いて終了する。つまり、一
連の音声信号は第5.8.11.13トラツクの所定の
トラックにわたって記録されている。
第9図は、音声信号を含むひとつのセクタにおける信号
の記録状態を模式的に示すものである。
各セクタには、スタートフラグF1から始まりエンドフ
ラグF2で終了する信号が記録される。スタートフラグ
F1の直後には、種々の情報を記録するためのコントロ
ールコードC1が記録され、このコントロールコードC
1とエンドフラグF2の間に音声波形信号C2が記録さ
れる。
信号の記録形式のタイプ1は第9図に示すように、スタ
ートフラグFlがハイレベル信号で、エンドフラグF2
がローレベル信号であることにより示される。またタイ
プ2も、スタートフラグF1がハイレベル信号で、エン
ドフラグF2がローレベル信号であることにより示され
るが、エンドフラグF2の位置がタイプ1と異なる。タ
イプ3は、スタートフラグF1とエンドフラグF2が共
にローレベル信号であることにより示され、タイプ4は
、スタートフラグF1がローレベル信号で、エンドフラ
グF2がハイレベル信号であることにより示される。
第1図は音声信号の検索を行う第1の方法を示すフロー
チャートである。このルーチンは、音声検索釦13を押
すことにより起動される。
ステップ101では、読み出しクロックが高速モードに
設定される。この読み出しクロックは、ビデオフロッピ
ーディスクDに記録された音声信号を再生する時、読み
出しのタイミングを制御するために一定時間毎に発生す
るパルス信号であり、図示しないクロック発生ルーチン
によって発生せしめられる。すなわちステップ101の
実行により、このパルス信号の発生周期が短く設定され
る。
ステップ102では、現在再生しようとしているトラッ
クが音声信号を記録したトラックか否か判定される。こ
れは、図示しない同期信号分離回路からの出力信号によ
って判定される。そのトラックが音声信号を記録したト
ラックである場合、ステップ103において、コントロ
ールコードC1(第9図)を読むことにより、シーケン
スすなわち一連の音声信号の先頭か否かが判定される。
一連の音声信号の各セクタにおけるコントロールコード
C1には、先頭のセクタのトラック番号およびセクタ番
号が記録されており、これを読むことにより、そのセク
タが一連の音声信号の先頭か否かが判定される。
いまシーケンスの先頭のトラックを再生しようとしてい
る場合、ステップ104が実行され、ステップ101に
おいて設定された高速モードの読み出しクロックに従い
、音声信号が高速で再生される。すなわち本実施例にお
いては、タイプ1で始まりタイプ3で終了する一連の音
声信号(第8図の例では、トラック5のセクタ#0から
始まりトラック13のセクタ#0で終了する音声信号)
が、全て再生される。この再生時における再生速度は、
通常の再生よりも大きく、例えば2倍である。換言すれ
ば、再生における音声信号の伸張比は通常の再生時にお
ける伸張比よりも小さい。
高速音声再生が終了すると、ステップ105において、
ストップ釦14(第6図)が押されているか否か判定さ
れる。ストップ釦14が押されている場合、ステップ1
06において、読み出しクロックが通常モード、すなわ
ち通常の再生における状態に設定され、このルーチンは
終了するステップ105においてストップ釦14が押さ
れていないと判定された場合、ステップ107において
、現在再生しているトラックがビデオフロッピーディス
クDの50番目のトラック、すなわち記録トラックのう
ちの最内周のトラックに対向しているか否か、判定され
る。ビデオフロッピーディスクDは外周側から内周側へ
向かって読み込みが行われ、50番目のトラックの再生
が終了している場合、ステップ106において読み出し
クロックを通常モードに設定してこのルーチンは終了す
る。これに対し50番目のトラックの再生が終了してい
ない場合、ステップ10日においてトラッキングを行い
、磁気ヘッド21をひとつ内周側のトラックに移動させ
てステップ102へ戻る。
また、ステップ102において、現在再生しようとして
いるトラックが音声信号を記録したトラックではないと
判定された場合、あるいはステ・ンプ103において、
現在読み込んだセクタがシーケンスの先頭でないと判定
された場合も、ステップ107以下が実行される。すな
わち、50番目のトラックの再生が終了していれば、読
み出しクロックを通常モードに設定してこのルーチンは
終了するが、50番目のトラックの再生が終了していな
ければ、さらに内周側のトラックの再生が行われる。
このように本実施例によれば、音声信号の検索時、一連
の全音声信号を高速で再生するため、短時間で音声を聞
き取ることとなり、検索時間が短縮されて検索効率が向
上する。
第2図は音声信号の検索を行う第2の方法を示すフロー
チャートである。このルーチンは、音声検索釦13を押
すことにより起動される。
ステップ201では、現在磁気ヘッド21(第6図)が
最内周にある、50番目のトラックに対向しているか否
かが判定される。磁気ヘッド21が50番目のトラック
に位置している時1、記録トラックの読み込みが終了し
ているため、ステップ219においてタイマーをストッ
プさせるとともに、ステップ220において読み出しク
ロックを通常モードに設定し、このルーチンは終了する
。なお、タイマーをストップさせるのは、後述するステ
ップ206においてタイマーをスタートさせた状態のま
まこのルーチンを終了するのを防止するためであり、ま
た読み出しクロックを通常モードに設定するのは、後述
するステップ232において読み出しクロックを高速モ
ードにした状態のままこのルーチンを終了すると、その
後、常に音声が高速で再生されてしまうからである。
ステップ201においてまだ50番目のトラックの再生
が行われていないと判定された場合、ステップ202に
おいてトラッキングされ、磁気ヘッド21はひとつ内周
側のトラックへ移動せしめられる。ステップ203では
、図示しない同期信号分離回路からの出力信号に基づき
、現在再生しようとしているトラックが音声信号を記録
したトラックか否か判定される。このトラックが音声信
号を記録したトラックでない場合ステップ201へ戻る
が、音声信号を記録したトラックである場合、ステップ
204において、コントロールコードC1(第9図)を
読むことにより、シーケンスすなわち一連の音声信号の
先頭か否かが判定される。シーケンスの先頭か否かは、
第1図の実施例と同様に、コントロール信号CIを読む
ことにより判定される。いま再生しようとしているトラ
ンクが一連の音声信号の先頭でない場合ステップ201
に戻るが、そのトラックが一連の音声信号の先頭である
場合、ステップ205以下が実行される。
ステップ205では、図示しないタイマーに制限時間が
セットされ、ステップ206ではこのタイマーがスター
トせしめられる。
次いでステップ211において、音声信号の再生が開始
される。ステップ212では、ストップ釦14(第6図
)が押されているか否か判定され、もし押されていれば
、ステップ219およびステップ220が実行された後
このルーチンは終了するが、押されていない場合、ステ
ップ213以下が実行される。すなわち、現在再生して
いるセクタがタイプ3か否か、つまり一連の音声信号の
最後か否か判別される。タイプ3でない場合、ステップ
214においてステップ206でスタートさせたタイマ
ーがチエツクされ、タイムオーバーか否か、つまりステ
ップ205においてセットされた制限時間が経過したか
否か判定される。まだ制限時間が経過していない場合、
ステップ215において、現在再生しているセクタがタ
イプ2か否か、つまり音声信号が他のトラックのセクタ
に続くか否か、判定される。タイプ2でない場合、この
ままステップ211へ戻るが、タイプ2の場合、ステッ
プ216において磁気ヘッド21を引き続くトラックへ
トラッキングし、ステップ211へ戻る。
ステップ211〜216が繰り返して実行され、いくつ
かのセクタについて音声信号の再生が行われる。その後
、ステップ213において再生中のセクタがタイプ3で
あると判定されたか、あるいは、ステップ214におい
て所定時間が経過したと判定された場合、ステップ21
7において音声信号の再生が停止せしめられるとともに
、ステップ218においてタイマーがストップされる。
その後、ステップ221において一定時間(例えば3秒
間)の待ち時間が設けられ、ステップ222において高
速再生釦19(第6図)が押されたか否かが判定される
。この高速再生釦19は、ステップ211〜216の実
行による音声信号の再生によってその内容が明確に理解
されなかった場合、同じ音声信号を再度、高速で再生す
る必要がある場合に押される。しかしてステップ221
における待ち時間の間に高速再生釦19が押された場合
、ステップ223以下が実行されて高速再生が行われる
が、この待ち時間の間に高速再生釦19が押されなかっ
た場合、ステップ201へ戻る。
ステップ223では、シーケンスすなわち一連の音声信
号の先頭へ磁気ヘッド21が戻される。
この先頭のセクタはステップ204におけるものと同じ
であり、これによりステップ211〜216において再
生されたのと同じ音声信号が再度再生されることとなる
ステップ224では、第1図の実施例のステップ101
と同様に、読み出しクロックが高速モードに設定される
。そしてステップ225において、一連の全音声信号が
通常の再生時よりも高速で再生される。読み出しクロッ
クは、ステップ226において通常モードに設定しなお
される。ステップ227では、ストップ釦14が押され
ているか否か判定され、もし押されていれば、このルー
チンはこのまま終了するが、押されていない場合、ステ
ップ201へ戻り、上述した各処理が再び実行されて次
の音声信号の再生が行われる。
本実施例は、通常の速さで音声信号を再生しつつ検索を
行っている最中に、再度同じ音声を再生したい場合、こ
の2度目の再生を高速で実施できるように構成されてい
る。すなわち、2度目の再生では、最初の再生における
伸張比よりも小さい伸張比によって音声信号を再生して
いる。したがって、例えば、ステップ205において設
定されているタイマーの制限時間が短すぎるために、検
索が困難であった場合でも、再度全音声を再生すること
ができるので、検索を確実におこなうことができる。ま
た、この全音声の再生は高速で行われるため、検索は短
時間で効率的に行われる。
第3図は音声信号の検索を行う第3の方法を示すフロー
チャートである。このルーチンも第2図の実施例と同様
に、音声検索釦13を押すことにより起動される。
ステップ301〜306は、第2図のステップ201〜
206と同様である。またステップ311〜324は、
第2図のステップ211〜224と同様である。したが
って、これらの説明は省略する。
さて本実施例においては、高速再生釦19が押されて音
声信号を再度再生する場合、ステ・ノブ324において
読み出しクロックが高速モードに設定された後、ステッ
プ325が実行され、ステップ305においてセットさ
れた制限時間(T)に対して制限時間(a T)がタイ
マーにセットされる。、ここでaは、通常クロック周波
数をFn、高速クロック周波数をFfとした時、 a>(Fn/Ff) を満たす定数である。例えばFn/Ff=1/2の時、
aは例えば“1”とか“2”等を選ぶことができる。す
なわち制限時間(aT)は、一連の音声信号を高速で再
生した場合に、全音声を再生することはできないが、通
常の再生を制限時間(T)だけ実行するよりも多くの音
声信号を再生できるような長さを有する。
次に、ステップ306へ進んでタイマーがスタートせし
められ、ステップ311〜316が繰り返し実行されて
一連の音声信号が高速で再生される。
この高速再生の間に、ステップ313においてタイプ3
のセクタが読み込まれるか、あるいはステップ314に
おいて制限時間が経過したと判定されると、ステップ3
17へ進んで音声の再生が停止されるとともに、ステッ
プ318においてタイマーがストップされる。そして、
ステップ32工において一定時間だけ待機した後、ステ
ップ322において再び高速再生釦19が押されている
か否かが判定され、押されていれば再度ステ・ンプ32
3へ進んでまた高速再生が実行されるが、押されていな
い場合にはステップ301へ戻る。
以上のように本実施例は、第2図の実施例のように一連
の音声信号の全てを再生するのではなく、音声信号の一
部のみを高速で再生するように構成されている。したが
って、第2図の実施例よりも短時間で音声信号の確認が
でき、検索効率がさらに高められるという効果が得られ
る。
第4図は音声信号の検索を行う第4の方法を示すフロー
チャートである。このルーチンは、音声検索釦13を押
すことにより起動される。
ステップ401〜404の処理は、第2図のステップ2
01〜204と同じであり、その説明を省略する。
ステップ405では、再生されるセクタ数を示す基準値
Nが「1」にセットされる。これはあくまでも−例であ
り、必要に応じて「2」あるいはそれ以上の数にセット
してもよい。ステップ406では、音声信号が第1のモ
ード(1トラック当り約20秒の音声が記録されるモー
ド)で記録されているか否かが判定される。第1のモー
ドでない場合、ステップ407において、音声信号が第
2のモード(1トラック当り約10秒の音声が記録され
るモード)で記録されているか否かが判定される。第2
のモードの場合、ステップ408において基準値Nが2
Nに変更される。第2のモードでない場合、すなわち第
3のモード(1トラック当り約5秒の音声が記録される
モード)の場合、ステップ409において基準値Nが4
Nに変更される。
次いで、ステップ410においてカウンタMがrlJに
セットされ、ステップ411以下において音声の再生が
行われる。
ステップ411では、1セクタの再生が行われて音声が
再生される。ステップ412では、ストップ釦14が押
されているか否か判定され、もし押されていれば、第2
図のステップ220と同様に、ステップ418において
読み出しクロックを通常モードに設定し、このルーチン
は終了する。
ストップ釦14が押されていない場合、ステップ413
が実行され、現在再生しているセクタがタイプ3か否か
、つまり一連の音声信号の最後か否かが判別される。タ
イプ3でない場合、ステップ414において、カウンタ
Mが基準値Nに達しているか否か、判定される。カウン
タMが基準値Nに達していない場合、ステップ415が
実行され、カウンタMが「1」だけインクリメントされ
た後、ステップ416において、現在再生しているセク
夕がタイプ2か否か、すなわち音声信号が他のトラック
のセクタに続くか否か、判定される。タイプ2でない場
合、ステップ411へ戻るが、タイプ2の場合、ステッ
プ417において磁気ヘッド21を引き続くトラックへ
トラッキングし、ステップ411へ戻る。
このようにして、ステップ411〜417が繰り返して
実行され、所定数のセクタについて音声信号の再生が行
われる。ステップ413において再生中のセクタがタイ
プ3であると判定されたか、あるいは、ステップ414
において所定数のセクタの再生が終了したと判定された
場合、ステップ421以下が実行され、必要に応じて高
速再生が行われる。ステップ421〜427は、第2図
のステップ221〜227と同じ処理を行うものであり
、その説明を省略する。
以上のように本実施例は、音声信号の記録における圧縮
比に応じて、音声信号の再生量が変更せしめられるよう
に構成されており、圧縮比が小さいほど頭出しのために
再生されるセクタ数が多くなっている。また、音声信号
を高速で再生する場合にも、圧縮比が小さいほど再生さ
れるセクタ数が多くなっている。したがって、圧縮比が
小さいモードで音声が記録されていても、高速での再生
時間は充分に長く、音声を聞取ることが容易である。
第5図は音声信号の検索を行う第5の方法を示すフロー
チャートである。このルーチンは、音声検索釦13を押
すことにより起動される。
ステップ501〜518の処理は、第4図のステップ4
01〜418と同じであり、その説明を省略する。
ステップ513において再生中のセクタがタイプ3であ
ると判定されたか、あるいは、ステップ514において
所定数のセクタの再生が終了したと判定された場合、ス
テップ519において読み出しクロックが通常モードに
設定された後、ステップ521以下が実行され、必要に
応じて高速再生が行われる。
ステップ521〜524では、第4図のステップ421
〜424とそれぞれ同じ処理が行われる。
ステップ525では、再生されるセクタ数を示す基準値
Nが、これまで設定されていた値の2倍に設定しなおさ
れる。そしてステップ510へ戻り、カウンタMが「1
」にセットされ、ステップ511以下が実行されて音声
信号が再び再生される。
この場合、ステップ524において読み出しクロックが
高速モードに設定されているので高速で再生が行われ、
またステップ525において基準値Nが2倍に設定され
ているので、最初の再生と比較して2倍のセクタについ
て再生が可能である。
本実施例は、第4図の実施例のように一連の音声信号の
全てを再生するのではなく、音声信号の一部のみを高速
で再生するように構成されている。
したがって、第4図の実施例よりも短時間で音声信号の
確認ができ、検索効率がさらに高められるという効果が
得られる。
なお、上記各実施例は記録媒体としてビデオフロッピー
ディスクを使用する場合であったが、本発明はこれに限
定されるものではなく、磁気テープあるいは磁気ドラム
等を記録媒体とする装置にも適用できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、全音声信号の記録量に関
係なく、常に迅速に所望の音声信号を検索することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は音声信号の検索を行う第1の方法を示すフロー
チャート、 第2図は音声信号の検索を行う第2の方法を示すフロー
チャート、 第3図は音声信号の検索を行う第3の方法を示すフロー
チャート、 第4図は音声信号の検索を行う第4の方法を示すフロー
チャート、 第5図は音声信号の検索を行う第5の方法を示すフロー
チャート、 第6図は、本発明の一実施例に係る音声信号の検索方法
および装置を適用したディスク記録再生装置を示す回路
図、 第7図はビデオフロッピーディスクを示す図、第8図は
ビデオフロッピーディスクのトラックとセクタの関係を
示す図、 第9図はひとつのセクタにおける音声信号の記録状態を
模式的に示す図である。 D・・・ビデオフロッピーディスク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録媒体に所定の圧縮比で記録された音声信号を
    伸張させて再生し、一連の音声信号の頭出しを行って音
    声信号を検索する方法において、検索時における伸張比
    を通常の再生時における伸張比よりも小さくすることを
    特徴とする音声信号の検索方法。
  2. (2)記録媒体に所定の圧縮比で記録された音声信号を
    伸張させて再生し、一連の音声信号の頭出しを行って音
    声信号を検索する方法において、所定の伸張比による再
    生の後、該所定の伸張比よりも小さい第2の伸張比によ
    って音声信号を再生可能としたことを特徴とする音声信
    号の検索方法。
  3. (3)上記記録媒体が複数のセクタに分割されており、
    上記第2の伸張比によって再生されるセクタ数が、上記
    圧縮比に応じて変化することを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載の音声信号の検索方法。
  4. (4)記録媒体に音声信号が記録されていることを検出
    する手段と、一連の音声信号の先頭を検出する手段と、
    この先頭から始まる音声信号を、通常の再生における伸
    張比よりも小さい伸張比で再生可能な音声信号検索手段
    とを備えることを特徴とする音声信号の検索装置。
  5. (5)記録媒体に音声信号が記録されていることを検出
    する手段と、一連の音声信号の先頭を検出する手段と、
    この先頭から始まる音声信号を、所定の伸張比により再
    生した後、該所定の伸張比よりも小さい第2の伸張比に
    よって再生可能な音声信号検索手段とを備えることを特
    徴とする音声信号の検索装置。
  6. (6)上記記録媒体が複数のセクタに分割されており、
    上記音声信号検索手段が、上記第2の伸張比によって再
    生するセクタ数を上記圧縮比に応じて変化させることを
    特徴とする特許請求の範囲第5項記載の音声信号の検索
    装置。
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FR9112043A FR2668290B1 (fr) 1990-10-01 1991-10-01 Dispositif de recherche et procede de recherche de signaux audio.
DE4132703A DE4132703C2 (de) 1990-10-01 1991-10-01 Einrichtung zur Wiedergabe von Audiosignalen
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