JPH04141489A - 光学記録媒体 - Google Patents

光学記録媒体

Info

Publication number
JPH04141489A
JPH04141489A JP2264569A JP26456990A JPH04141489A JP H04141489 A JPH04141489 A JP H04141489A JP 2264569 A JP2264569 A JP 2264569A JP 26456990 A JP26456990 A JP 26456990A JP H04141489 A JPH04141489 A JP H04141489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
recording medium
optical recording
light
rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2264569A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3074715B2 (ja
Inventor
Shuichi Maeda
修一 前田
Kazuo Mitsuhashi
三ッ橋 和夫
Tetsuo Murayama
徹郎 村山
Satoru Imamura
悟 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP02264569A priority Critical patent/JP3074715B2/ja
Publication of JPH04141489A publication Critical patent/JPH04141489A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3074715B2 publication Critical patent/JP3074715B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光学記録媒体に関するものであり、詳細には
レーザー、特に半導体レーザーを用いた高密度の情報の
記録保存および再生を可能とする光学記録媒体に関する
[従来の技術および発明が解決しようとする課題]光学
記録としては、光ディスクが実用化されてい−す る。一般に光ディスクは、円形の基体に設けられた薄い
記録層にll]m程度に集束したレーザー光を照射し高
密度の情報記録を行うものである。
記録は、照射されたレーザーエネルギーの吸収により、
その箇所に記録層の分解、蒸発、融解、熱変形、熱転移
等の熱的変化を起こし、それにより光学特性(屈折率、
反射率、透過率)の変化を起こすことにより行われる。
再生は、レーザー光により変化が起きている部分と起き
ていない部分との反射率の差を読み取ることにより行わ
れる。
従って、記録及び再生を効率良く正確に行うために、記
録層中の記録媒体は、記録時にレーザー光の反射率及び
吸収効率が高く、再生時には光学特性の変化が起きた部
分と起きていない部分との間の反射率の差が十分大きい
ことが要求される。
このような要求を満たず記録月相・とじては、種々の無
機媒体や有機媒体が提案されている。
例えば、無機媒体としてSe、 Te、 Ge、 Sn
、 Bi、 Pb。
Sb、 AI Zn、 Agなどの元素、その酸化物、
他の元素どの混合物や化合物の薄膜などが挙げられ、一
部は実用化されている。また、有機媒体としては、レー
ザー光を吸収する色素が提案されている。例えば特開昭
58−112790号、58−11.4989号、59
−85791号及び6o−sa2s6乞各公報にはシア
ニン系色素を記録層に設けたものが開示されている。し
かし、このような色素は溶解性が高く、塗布によるコー
ティングが可能であるという利点の反面、耐光性が劣る
という問題点を有していた。さらに、このような従来の
有機色素を用いた光学記録媒体における問題点としては
、記録感度が劣り、記録後の変調度が少ないという点が
挙げられる。これは、記録層に用いる色素の熱特性(発
熱速度および減量速度)が充分でないことが主原因であ
った。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、光学記録媒体における」二記の問題点を
解決するために鋭意検討した結果、熱特性(発熱速度、
減量速度)と記録特性との間に著しい相関関係があるこ
とを見出し本発明に到達した。
本発明は、感度、変調度に優れ、しかも耐光性の良好な
光学記録媒体を提供することを「1的とする。すなわち
、不発[ylの光へ!°記録媒体は、);j、:板上に
レーザー光吸収層が設けられ、レーザー光吸収層の」、
に反射層が設けられた光学記1.ス媒体において、レー
ザー光吸収層中に熱分(J〒(11′::iA速度:1
0°C7分、試料量:10mg)における発熱速度S、
値が5 mcal /秒以11.5 mcal /秒以
下であり、かつ誠↓71速度S2値が300%/分以上
1000%/分以下である熱特性を有する光吸収色素を
含有する、ことを特i散どするものである。
以下本発明につき詳細に説明する。
本発明のレーザー光吸収層中に含有される光吸収色素は
、以下に述べる熱分析における発熱速度S1値が5 m
cal /秒以上1.5 mcal /秒以下でかつ減
量速度S2値が300%/分以上1000%/分以下で
あることが必要である。発熱速度S1値が5 mcal
 /秒未ii:+:iであるかまたは減量速度S2値が
300%/分未Qij61であると、十分な感度や変調
度を有する光学記録媒体をイ1することかできず、また
発熱速度S1値が15 mcal /秒を越えるかまた
は減量速度S2値が1000%/分を越えると一 光吸収色素自身の安定性やその保存安定性が悪(Lし、
光の照射により色素が分解しやすくなるので好ましくな
い。
熱分析値は次に示す方法で測定し値を求めた。
発熱速度S1値は示差走査熱量計DSC−7000(真
空理工(株)製)を用いて、窒素雰囲気中温度:室温か
ら400°C1昇温速度:10°C7分、試料量:10
mg、チャートスピード:10mm/分、DSC感度:
16の条件下で測定し、 下記計算式[I] ・・[+] S1=  T から求めた。
減量速度S2値は、高速示差熱天秤TGD−7000(
真空理工(株)製)を用いて、窒素気流(100ml/
分)中、温度二室温から600°C1昇温速度:10℃
/分、試料量:10mg、一 チャートスピード:10mm/分、DTA感度:200
pVの条件下で測定し、第一図に示すような作図を用い
て下記計算式[II ] S2−        ・・[川 から求めた。
さらに、本発明の光吸収色素としては、発熱量がダラム
単位あたり80ca1以上であり、500°Cまでの減
量率が30%以上であり、かつ減量開始温度が150〜
480°Cであるものが好ましい。
」−記光学記録媒体において用いられる光吸収色素とし
ては、分子内に二I・口塞を2〜6個含有するものが好
ましく、耐光性の点から含金属錯体系色素であることが
好ましい。
特に好ましい光吸収色素としては、下記一般式[] ・M ・・・・[1] (式中、A、A’、BおよびB′はそれぞれ独立して環
を構成するために必要な要素群を表し、Xは金属ギレー
ト化基を表し、Mは2価の6座配位金属イオンを表わす
。)で示され、かつ分子内にニトロ基を2〜6個含有す
る含金属鉛体系色素、 更に好ましくは、下記一般式[II ](式中、A、A
、B’、B’およびMは前記定義に同じ。)で示され、
かつ分子内にニトロ基を2〜6個含有する含金属鉛体系
色素、 更に好ましくは、 下記一般式[111] (式中、環C,C’、D、およびD′はそれぞれ独立し
て置換基を有していてもよい。R1,R2,R3および
R4はそれぞれ独立して水素原子、11を換されていて
もよいアルギル基、置換されていてもよいアリール基、
置換されていてもよいアルケニル基、または7j’:j
:換されていてもよいシクロアルギル基を表し、Xは水
素原子またはカチオンを表わす。)で示され、かつ分子
内にニトロ基を2〜6個含有する含金属f11体系色素
、更に好ましくは、下記一般式[IV] (式中、R5,R6J(,7およびR8はそれぞれ独立
して炭素数1〜6のアルギル基または炭素数1〜6のア
ルコギルアルキル基を表し、R9,R10,R11,R
12,R13およびR14はそれぞれ独立して水素原子
、二I・口塞、炭素数1〜6のアルキル基またはハロゲ
ン原子を表わす。)で示され、かつ分子内にニトロ基を
2〜6個含有する含金属錯体系色素が挙げられている。
本発明において用いられる光吸収色素の好ましい具体例
としては、例えば以下のものが挙げられ、これらは単独
または複数を組み合わせて用いることができる。
本発明の光学記録媒体は、基本的には基板、レーザー光
吸収層および反射層とから構成されるが、さらに必要に
応じて基板上に下引き層を、また、レーザー光吸収層上
に保護層等を設けることができる。
本発明における基板は、使用するレーサー光に対して透
明な基板であるガラス、プラスチック等の、一般にこの
種の記録体に使用される各種の飼料を用いることができ
るが、種々の点からしてプラスチックが好ましい。プラ
スチックとしては、例えばアクリル樹脂、メタクリル樹
脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂、二l・ロセルロ
ース、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、ポリイミド樹脂、ポリザルポン樹脂等
が挙げられる。
本発明の光学記録媒体における光吸収色素を含有するレ
ーザー光吸収層の厚さは、100人〜5pm、好ましく
は500人〜3pmである。
本発明におけるかかるレーザー光吸収層を基板面上に成
膜する方法としては塗布法が好ましい。
塗布による成膜方法としては、光吸収性物質を、溶媒ま
たは溶媒とバインダーとの混合物中に溶解または分散さ
せたものをスピンコードする方法が好ましく、かかるバ
インダーとしては、ポリアミド樹脂、ポリアミド樹脂、
ポリサルホン樹脂、ボッスチレン樹脂、アクリル樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ケトン樹脂
、セルロース樹脂等を挙げることができる。その際樹脂
に対する光吸収性物質の比率は10重量%以上が望まし
い。また、かかる場合の溶媒としては、ジメチルホルム
アミド、メチルエチルケトン、メチルセロソルブ、エタ
ノール、テトラヒドロフラン、ジクロロメタン、クロロ
ベンゼン、テトラフルオロプロパツール、ジアセトンア
ルコール、乳酸メチル等各種のものを用いることができ
る。
特に、基板として、射出成型により製造されたポリカー
ボネート樹脂基板やメタクリル樹脂基板を用いる場合に
好ましい溶媒としては、エチルセロソルブ等のセロソル
ブ系溶媒、テトラフルオロプロパツール、オクタフルオ
ロペンタノール等の弗素アルコール系溶媒、ジアセトン
アルコール、3−ヒドロキシ−3−メチル−2−ブタノ
ン等のケトンアルコール系溶媒、乳酸メチル等のヒドロ
キシエステル系溶媒を挙げることができる。
!本発明の光学記録媒体のレーザー光吸収層は基板の両
面に設けてもよいし、片面だけに設けてもよい。
本発明の光学記録媒体のレーザー光吸収層の」−に反射
層を設けることにより高い反射率の光学記録媒体を得る
ことができる。反射層としてはAu、Ag、Cu、A1
等の高反射率の金属や金属化合物を用いることができる
。また反射層を設ける方法としては、スバタリング法や
真空蒸着法を挙げることができる。本発明の光学記録体
に用いる反射層としては、特に保存安定性が良好で反射
率の高いAuの薄膜を生産効率の高いスバタリング法に
より300人から3000人の厚さで成膜したものが好
ましい。
上記のようにして得られた光学記録媒体への記録は、基
板の両面または片面に設けたレーザー光吸収層に111
m程度に集束したレーザー光をあてることにより行う。
レーザー光の照射された部分にはレーザー光吸収層に含
有される光吸収物質がレーザー光を吸収することにより
分解、蒸発、融解、変形等の熱的変化がおきる。
記録された情報の再生はレーザー光により、熱的変化が
起きている部分と起きていない部分との反射率の差を読
み取ることによりおこなう。
光源としては、He−Neレーザー、Arレーザー、半
導体レーザー等の各種のレーザーを用いることができる
半導体レーザーとしては、中心波長830nm、中心波
長780nm、そしてそれより短波長のレーザーを使用
することができる。
[実施例] 次に、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
熱分析値は、次に示す方法で測定し、値を求めた。
発熱速度S1値は、示差走査熱量計DSC−7000(
真空理工(株)製)を用いて、窒素雰囲気中温度:室温
から400°C1昇温速度:10°CI分、試料量:1
0mg、チャートスピード:10mm/分、DSC感度
:16の条件下で測定し、 下記計算式[I] 31=            ・・・・・・[1]か
ら求めた。
減量速度S2値は、高速示差熱天秤TGD−7000(
真空理工(株)製)を用いて、窒素気流(100m、1
/分)中、温度二室温から600°C昇温速度:10℃
/分、試料量:10mg、チャートスピード:10mm
/分、DTA感度:200μ■の条件下で測定し、第一
図に示すような作図を用いて下記計算式[1月 s2= [11] から求めた。
耐光性の加重試験は、スガ試験機(株)製のキセノンフ
ェードメーター(FAL −25AX型)を使用して、
40時間後の初期特性の保持率で判定した。
実施例1 (a)光学記録媒体の作製 下記構造式で示され、かつ下記熱分析値を有する光吸収
色素の1重量%オクタフルオロペンタノール溶液を調製
し、スピンコード(回転数500rpm )により直径
120mm、板厚1.2mmのポリカーボネ−1・基板
上に塗布した。成膜された薄膜の最大吸収波長は719
nmであった。この薄膜の上にAuを蒸着し、更にその
上をハードコート処理して光学記録媒体を作製した。
熱分析値; (b)記録特性の評価 作製した光学記録媒体に中心波長が780mmの半導体
レーザー光で第2図に示ずようなEFM信号を記なると
ころを最適出力として記録感度と変調度(L□/Ito
p)を求めたところ、記録感度ニア、5mW、変調度;
70%と良好な初期の記録特性が得られた。
(C)耐光性の評価 作製した光学記録媒体の耐光性加速試験を40時間実施
したところ、初期特性の保持率は99.2%と良好であ
った。
実施例2 (a)光学記録媒体の作製 下記構造式で示され、かつ下記熱分析値を有する光吸収
色素を用いたこと以外は実施例1と同様にして光学記録
媒体を作製した。成膜された薄膜の最大吸収波長は71
6nmであった。
熱分析値; (b)記録特性の評価 実施例1と同様にして記録し、評価したところ、記録感
度ニア、3mW、変調度:68%の良好な初期の記録特
性が得られた。
(c)耐光性の評価 実施例1ど同様にして耐光性試験を実施したところ初期
特性の保持率は99.5%であり、良好であった。
実施例3 (a)光学記録媒体の製造 F記414造式で示され、かつ1・〜記熱分A’17値
をイ]づる光吸収色素を用いたこと以外は実施例]−と
l’i−i抹nにして光学記録媒体を作製した。成膜さ
れた;i、17膜の最大吸収波長は716mmであった
熱分析値; (b)記録特性の評価 実施例1と同様にして記録し、評価したところ、記録感
度ニア、4mW、変調度二60%の良好な初期の記録特
性が得られた。
(C)耐光性の評価 実施例1と同様にして耐光性試、験を実施したところ初
期特性の保持率は99.8%と良好であった。
実施例4 (a)光学記録媒体の作製 下記構造式で示され、下記熱分析値を有する光吸収色素
を用いたこと以外は実施例1と同様にして光学記録媒体
を作製した。成膜された薄膜の最大吸収波長は713n
mであった。
熱分析値; (b)記録特性の評価 実施例1と同様にI−で記録し、評価したところ、記録
感度: 7.2mW、変調度ニア2%の良好な初期の記
録特性が?11られた。
(C)配光・1′1の評価 実施例]−と同様にして耐光性試験を実施したところ初
期時、牲の保持率は99.7%で良好であった。
実施例5 (a、)光学記録媒体の作製 下記構成式で示され、かつ下記熱分析値を有する光吸収
色素を用いたこと以外は実力伍例1ん同様にして光学記
録媒体を作製した。
成膜された薄膜の最大吸収波長は723n、mであった
光吸収色素; SO「 熱分析値: (b)記録特性の評価 実施例1と同様にし−C記GIAL、、i:′1・(l
IIllまたところ、記録感度:60 mW、変調度ニ
ア2%の特性力慴られ/こ。
(c)171jl光性の評価 実施例工と同様にして耐光性試験を実施したところ、初
期特性の保持率は97.6%で良好であった。
実施例6 (a)光学記録媒体の作製 下記構造式で示され、かつ下記熱分析値を有する光吸収
色素を用いたこと以外は実施例1と同様にして光学記録
媒体を作製した。
成膜された薄膜の最大吸収波長は、731nmであった
光吸収色素; (b)記録特性の評価 実施例1と同様にして記録し、評価したところ、記録感
度ニア、0mW、変調度二65%の特性が得られた。
(C)耐光性の評価 実施例1と同様にして耐光性試験を実施したところ、初
期特性の保持率は、98.8%で良好であった。
比較例1 (a)光学記録媒体の作製 下記構造式で示され、かつ下記熱分析値を有する光吸収
色素を用いたこと以外は実施例1と同様にして光学記録
媒体を作製した。
成膜された薄膜の最大吸収波長は723 nmであった
光吸収色素: (b)記録特性の評価 実施例1と同様にして記録し、 評価したところ、 記録感度:9 mW、変調度:55%の特性が得られた
(e)耐光性の評価 実施例1と同様にして耐光性試験を実施したところ、初
期特性の保持率は95.7%であった。
比較例2 (a)光学記録媒体の作製 下記構造式で示され、かつ下記熱分析値を有する光吸収
色素を用いたこと以外は実施例1と同様にして光学記録
媒体を作製した。
成膜された薄膜の最大吸収波長は731nmであつた。
光吸収色素; (b)記録特性の評価 5一 実施例1と同様にして記録し、評価したところ、記録感
度:11mW、変調度:45%の特性が得られた。
(c)耐光性の評価 実施例1と同様にして耐光性試験を実施したところ、初
期特性の保持率は95,4%であった。
比較例3 (a)光学記録媒体の作製 下記構造式で示され、かつ下記熱分析値を有する光吸収
色素を用いたこと以外は実施例1と同様にして光学記録
媒体を作製した。
成膜された薄膜の最大吸収波長は716 nmであった
(b)記録特性の評価 実施例1と同様にして記録し、評価したところ、記録感
度:5mW、変調度:60%の特性が得られた。
(C)耐光性の評価 実施例1と同様にして耐光性試験を実施したところ初期
特性の保持率は3.2%であり、極めて劣っていた。
光吸収色素; 比較例4 (a)光学記録媒体の作製 下記構造式で示され、かつ下記熱分析値を有する光吸収
色素を用いたこと以外は実施例1と同様にして光学記録
媒体を作製した。
成膜された薄膜の最大吸収波長は717mmであった。
光吸収色素; 熱分析値; (b)記録特性の評価 実施例1と同様して記録し、評価したところ、記録感度
: 5.5 mW、変調度ニア0%の特性が得られた。
(c)耐光性の評価 実施例1と同様にして耐光性試験を実施したところ、初
期特性の保持率は3.3%と極めて劣っていた。
以」二の実施例1〜6、比較例1〜4の結果を第1表に
まとめた。比較例1〜4の吸収色素に比べ、発熱速度S
i値および減量速度S2値の大きい実施例1〜6の光吸
収色素は感度および変調度の記録特性が良好であり、し
かも極めて良好な耐光性の加速試験結果を示した。
ドd1す1の文力装置 本とと明の光学記録媒体は、す;((特性(発熱速度お
よび減量速度)が良好であるため、感度・変調度などの
記録特性にすぐれ、し2かも耐光性にすぐれているとい
う11、冒孜があり、光学記録媒体と1−で極めでイJ
用なものである1゜
【図面の簡単な説明】
第1図は、イにi%llqの減1〒1−速度S2値を求
める際に使用−4−る熱分析のフローチャー1・を示す
図面であり、図中、TGの線は減量率を表す。 第2図は、本発明の光学記録媒体の記録特性を評価する
際のEFM信号の再生波形を表す図面である。 出J、fifj人 三菱化成株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上にレーザー光吸収層が設けられ、レーザー
    光吸収層の上に反射層が設けられた光学記録媒体におい
    て、レーザー光吸収層中に熱分析(昇温速度:10℃/
    分、試料量:10mg)における発熱速度S_1値が5
    mcal/秒以上15mcal/秒以下であり、かつ減
    量速度S_2値が300%/分以上1000%/分以下
    である熱特性を有する光吸収色素を含有することを特徴
    とする光学記録媒体。
JP02264569A 1990-10-02 1990-10-02 光学記録媒体 Expired - Fee Related JP3074715B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02264569A JP3074715B2 (ja) 1990-10-02 1990-10-02 光学記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02264569A JP3074715B2 (ja) 1990-10-02 1990-10-02 光学記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04141489A true JPH04141489A (ja) 1992-05-14
JP3074715B2 JP3074715B2 (ja) 2000-08-07

Family

ID=17405115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02264569A Expired - Fee Related JP3074715B2 (ja) 1990-10-02 1990-10-02 光学記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3074715B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04192131A (ja) * 1990-11-27 1992-07-10 Taiyo Yuden Co Ltd 光情報記録媒体およびその記録方法
US6737143B2 (en) 2001-06-14 2004-05-18 Ricoh Company Ltd. Optical recording medium, optical recording method and optical recording device
US6936323B2 (en) 2003-04-30 2005-08-30 Ricoh Company, Ltd. Optical recording medium, and method and device using the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04192131A (ja) * 1990-11-27 1992-07-10 Taiyo Yuden Co Ltd 光情報記録媒体およびその記録方法
US6737143B2 (en) 2001-06-14 2004-05-18 Ricoh Company Ltd. Optical recording medium, optical recording method and optical recording device
US6936323B2 (en) 2003-04-30 2005-08-30 Ricoh Company, Ltd. Optical recording medium, and method and device using the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP3074715B2 (ja) 2000-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0474690A (ja) 光情報記録媒体
JPS60234892A (ja) 光記録媒体
JPH0441066B2 (ja)
JP3648823B2 (ja) 光学記録媒体及び情報記録方法
JPH04361088A (ja) 光記録媒体
JP2870952B2 (ja) 光学記録体
JP3097628B2 (ja) 光記録媒体
JPH04141489A (ja) 光学記録媒体
JPH0526670B2 (ja)
EP0294969B1 (en) Recording medium for optical data storage
JPS61235188A (ja) 高反射性有機情報層を有する光デ−タ記憶媒体
JPS61163891A (ja) 光学記録媒体
JPS6230090A (ja) 光情報記録媒体
JPS6214345A (ja) 光デイスクおよび光記録方法
JPH01297293A (ja) 光学記録媒体
JP2697770B2 (ja) 光学記録及び再生方法
JPH01133790A (ja) 光学記録媒体
JPS6367187A (ja) 光情報記録媒体
JPH04308791A (ja) 光学記録媒体
JPH0119355B2 (ja)
JP2600763B2 (ja) 含金属化合物および該化合物を使用した光学記録媒体
JP2882053B2 (ja) 金属キレート化合物及びそれを用いた光学的記録媒体
JPH0558050A (ja) フタロシアニン誘導体及び該誘導体を含有する光学記録体
JPS61100496A (ja) 光情報記録媒体
JPH01130986A (ja) 光学記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080609

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090609

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees