JPH04141318A - ねじ切り装置 - Google Patents

ねじ切り装置

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JPH04141318A
JPH04141318A JP26115390A JP26115390A JPH04141318A JP H04141318 A JPH04141318 A JP H04141318A JP 26115390 A JP26115390 A JP 26115390A JP 26115390 A JP26115390 A JP 26115390A JP H04141318 A JPH04141318 A JP H04141318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive motor
tap
feed
thread cutting
screw cutting
Prior art date
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Pending
Application number
JP26115390A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Ikeno
勝也 池野
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はねじ切り装置に関し、特にタップを使用したね
じ切りを簡単な構成で自動化できるねじ切り装置に関す
る。
[従来の技術] タップによるねじ切りを自動化する場合、タップはこれ
が形成するねしに螺合して自身の回転に応じた推進力を
有しているため、通常のドリル加工と異なって、タップ
の送りを一方的に行う訳にはいかない。
そこで、例えば特公昭59−50454号公報には、タ
ップの回転駆動モータと送り駆動モータを同期制御して
、形成されたねし山を潰すことがないようにした制御方
式が提案されている(第1゜従来例)。
′:J、た、特公昭60−201−34号公報には、回
転主軸の先端に軸方向へ移動可能なホルダを設けてこれ
にタップを保持せしめ、タップかかり以後は主軸の送り
駆動を停止して、主軸回転に伴い推進するタップに追従
してホルダが駆動するようにした制御方式が提案されて
いる(第2従来例)。
[発明が解決しようとする課M] しかしながら、」−記第1従来例においては同期制御の
ための電気回路が複雑となり、一方、第2従来例におい
ては、主軸先端の機械楢遣が複雑化するため、いずれも
大幅なコストアップが避けられない。
そこで、本発明は、同期制御等の複雑な制御や機械構造
の複雑化を招くことなく、簡易かつ低コス1−にねじ切
りの自動化を実現したねじ切り装置を提供することを目
的とする。
「課題を解決するための手段] 本発明の詳細な説明すると、ねじ切り装置は、被加工物
に設けた下穴内に進退してねじ切りをするタップ1と、
該タップ丁をチャックして回転駆動する回転駆動モータ
2と、該回転駆動モータ2をタップ軸方向に移動自在に
支持する支持手段3と、支持手段3を送り駆動する送り
駆動モータ4と、送り駆動モータによる送り位置を検出
する送り位置検出手段5と、送り位置に応じて予め設定
したトルクおよび回転数で上記回転駆動モータ2および
送り駆動モータ4をそれぞれ回転制御するとともに、上
記タップ1−がねじ切りを行う送り位置にある間、上記
送りISvS上動タ4の発生l・ルクを上記支持手段3
の重量を打消す大きさに設定して実質的に送り駆動力を
解消する制御手段6とを具備している。
また、ねじ切り装置は更に、−に記凹転駆動モータ2の
回転量を検出する回転量検出手段7を具備し、上記制御
手段6は、タップ1がねじ切りを行う送り位置にある間
、一定時間内での上記回転量が所定値よりも小さい場合
には」−記凹転駆動モータ2を一時的により大きいトル
クで所定回転量逆転せしめるように設定されている。
[作用] 」二記楊成の装置において、タップ1−が下穴内に進入
してねじ切りが開始されたことを送り位置より知った制
御手段6は、送り駆動モータ4の発生I・ルクを支持手
段3の重量を打消す大きさに設定して実質的に送り駆動
力を解消する。しかして、この状態でねじ切りが進行す
ると、タップ]−はり削形成されるねじに螺合して自身
の回転に応じた推進力を発生1.、支持手段3は、送り
駆動力を受けていないことによりタップ1の軸方同動に
応じて自由に追従移動する。かくして、複雑な同期制御
や1?殊楢造のホルダを使用することなく、良好なねじ
切り作業が可能である。
ところで、ねじ切り作業時に切り粉が詰まってタップ]
の回転が妨げられることがあるが、本発明の他の構成に
おいては、一定時間内の回転駆動モータ2の回転量低下
により切り粉の詰まりを検知し、−時的に回転駆動モー
タ2を逆転ぜしめて切り粉を排除することにより、ねじ
切り作業は中断することなく続行される。
[実施例] 第1図にはねじ切り装置の全体構成を示す。図において
、支持板3は同格のレールにより垂直動自在にガイドさ
れており、該支持板3」―に回転駆動モータ2が下向き
に固定しである。該!9に動モータ2の出力軸にはチャ
ック21−が取付けられ、このチャック21にドリル付
きタップ]が保持ぜしめである。
すなわち、上記タップ1は第2図に示す如く、上半部の
柄]−2を除いた下半部外周にスパイラル講1,1が形
成されて先端部がドリル部1. aとなり、残る部分に
ねじ切り刃が形成されてタップ部1−bとなっている。
これにより、ドリルの穴開は加圧に連続してタップによ
るねじ切り加工を行うことができ、ねじ切り時に生じる
切り粉は、タップ部1bIこまで形成されたスパイラル
講11により下方へ落下することなく、上方へ搬送排出
される。
」二記凹転駆動モータ2はパルスジェネレータ7を付設
した三相誘導交流モータであり、詳細を後述する制御装
)な6内のインバータ61により回転数とトルクが制御
されている。
上記支持板3には上下方向へラック31−が設けてあり
、該ラック31に噛合するピニオン41がギヤ42を介
して送り駆動モータ4に連結されている。送り駆動モー
タ4もパルスジェネレータ5を付設した三相誘導交流モ
ータであり、上記インバータ61と同一構成のインバー
タ62により回転数とトルクが制御されている。
」二記各インバータ6]、62による駆動モータ2.4
の回転数とトルクの制御は、後述する如く、タップ]、
の送り位置によりシーケンサ63からの指令で変更され
る。各インバータ6]1.62は、第3図に示す如く同
一構成で、それぞれ出力回路611.621、補償回路
612.622、関数発生回路613.623、指令回
路614.624、演算回路615.625、入出力回
路616.626およびカウント回路617.627よ
りなる。出力回路611.621からは」二記各駆動モ
ータ2.4へ三相の電源線が延び、各パルスジェネレー
タ7.5のパルス出力はそれぞれカウント回路617.
627へ入力している。入出力回路616.626はブ
スバー64によりシロ3に接続されて、信号の送受を行
う。
ねじ切りは第4図に示す工程で行われ、各工程について
回転駆動モータ2および送り駆動モータ4の設定回転数
およびトルクのデータが予め演算回路615.625内
に記憶されている。現在いずれの工程にあるかは、パル
スジェネレータ5の出力をカウント回路627でカウン
トして得られるタップ1の送り位置により知られる。各
工程において、シーケンサ63からの信号に基づき、演
算回路615.625より周波数指令信号が発せられる
と、指令回#l614.624を経て関数発生回路61
3.623に入力し、出力回路611.621の各相に
設けたトランジスタの作動タイミングを変更して駆動モ
ータ2.4の回転数を調整する。
同時に上記演算回路615.625からはシケンサ63
の信号に基づいてバイアス電圧指令信号が発せられ、こ
れは指令回路614を経て補償回路612に入力して上
記トランジスタのバイアケンサ スミ流を変更する。これにより駆動モータ2.4の界磁
電流が変更されてその発生トルクが調整される。
かかる構成のねじ切り装置でねじ切り作業を行う場合、
早送り加工時には、回転駆動モータ2をドリル加工に適
した回転数と1〜ルクで回転せしめ、送り駆動モータ4
によりタップ1を被加工物Pに向けて高速下降せしめる
(第5図(1)。なお、図中矢印は各駆動モータ2.4
の回転方向と送り方向を示す)。ドリル加工が開始され
ると(第5図(2))送り駆動モータ4は適当な送りを
実現ずべく所定の回転数とトルクに変更される。
タップ1がかかり位置に至ると(第5図(3))各駆動
モータ2.4の回転数およびトルクがかかり工程に適し
た値に変更され、続いてねじ切り工程に移行する(第5
図(4))。ねじ切り工程では、回転駆動モータ2が予
め定められた適当な回転数とトルクで回転せしめられる
とともに、送り駆動モータ4については以下の制御が行
われる。
すなわち、第6図に示す如く、支持板3とこれに支持さ
れた回転駆動モータ2の総重量をMgとし、ピニオンギ
ヤ41の半径をrとすると、これによる回転トルクMg
−rに等しい逆向きの回転トルクT1を送り駆動モータ
4が発生すれば、送り駆動力は実質的に解消され、回転
駆動モータ2は抵抗なく上下動可能な平衡状態となる。
ねじ切り工程において、タップ1は形成したねじに螺合
し自身の回転に応じた軸方向推進力を生じる。しかして
、上記支持板3および回転駆動モータ2はこの推進力に
応じて自由に追従して上下動する。
これにより、ねじ山の潰れのない良好なねじ切り作業が
なされる。
ここで、送り駆動モータ4の回転数−トルク特性は第7
図に示す如きものであり、低回転域での回転数変化ΔN
に対する出力トルク変化へT1は、高回転域での出力ト
ルク変化Δ1゛2に比して小さい。したがって、上記タ
ップ1−の推進力に追従して送り駆動モータ4が回転ぜ
しめられる場合に、低回転域で使用した方がトルク変動
が小さく、タップ1に不要な作用力が加わることがない
。一方、第8図に示す如く、モータ回転数が小さくなる
と(Nl、N2、N3の順に小さくなる)必要なIヘル
ツT1を発生するなめにはバイアス電圧を高くして(V
I32<VB3)界磁電流を増す必要がある。
ねじ切り加工が終了すると回転駆動モータ2は逆転しく
第5図(5))、タップ1の推進カカ月二方へ転向して
被加工物Pよりタップ1−が抜ける(第5図(6))。
タップ1が抜けると送り駆動モータ4の平衡制御は解消
され、早送りに適した回転数とトルクに変更されてタッ
プ1が急速に原位置まで上昇復帰せしめられる(第5図
(7))。
1−記ねじ切り工程において、切り粉が詰まってタップ
1の進行が妨げられることがあり、これを検出して切り
粉を排除する必要がある。これを行うフローチャー1・
を第9図に示す。ステップ101にて、カウン1〜回路
6 ]−7(第3図)内のカウンタをリセッI〜し、続
いてシーケンサ63内部のインタバルタイマをスターI
・するくステップ102)。回転駆動モータ2の回転に
伴いパルスジエキ1/−夕7より出力されるパルス信号
をカランI・1] しくステップ]−03> 、インターバルタイマのタイ
ムアツプでカウンI〜値を設定値と比較する(ステップ
]04.1−05 )。カウント値上設定値であれば回
転駆動モータ2の回転は妨げられていないから、ステッ
プ106でインタバルタイマをリセッI〜してリターン
する。
一方、上記ステップ1−05にてカウント値く設定値の
場合には、切り粉の詰まりが生じて回転駆動モータ2の
回転が妨げられていると判断し、トルクを大きくして上
記駆動モータ2を一定量逆転せしめて(ステップ107
)切り粉を排除し、しかる後に通常l〜ホルダ正転に戻
ず(ステップ108)。
なお、上記実施例では、ドリル付きタップを使用して、
下穴加工とねじ切り加工を連続して行っているが、通常
のタップを使用してねじ切り加工のみを行っても良いこ
とはもちろんである。
「発明の効果」 以」二の如く、本発明のねじ切り装置によれば、タップ
加工時において、回転駆動モータと送り駆]−2 動モータの複雑な同期制御を行う必要はなく、また、楢
造複雑な特殊ホルダを使用する必要もなく、簡弔かつ安
価な梧成でねじ切り加工を自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の概略構成図、第2図はタップの側
面図、第3図はインバータのブロック構成図、第4図は
ねじ切り工程図、第5図はねじ切りr−程を説明するタ
ップ先端部の側面図、第6図はタップ送り部の概略正面
図、第7図は駆動モータの回転数−トルク線図、第8図
は駆動モータのバ・イアスミ圧−1−ルク線図、第9図
は切り粉詰まり時の制御フローチャー 1・である。 ■・・・タップ 2・・・回転駆動モータ 3・・・支持板(支持手段) 4・・・送り駆動モータ 5・・・パルスジェネレータ(送り位置検出手段)6・
・・制御装置(制御手段) 7・・・パルスジェネレータ(回転量検出手段)第4図 第5図 第5図 第5図 第6図 土 土

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被加工物に設けた下穴内に進退してねじ切りをす
    るタップと、該タップをチャックして回転駆動する回転
    駆動モータと、該回転駆動モータをタップ軸方向に移動
    自在に支持する支持手段と、支持手段を送り駆動する送
    り駆動モータと、送り駆動モータによる送り位置を検出
    する送り位置検出手段と、送り位置に応じて予め設定し
    たトルクおよび回転数で上記回転駆動モータおよび送り
    駆動モータをそれぞれ回転制御するとともに、上記タッ
    プがねじ切りを行う送り位置にある間、上記送り駆動モ
    ータの発生トルクを上記支持手段の重量を打消す大きさ
    に設定して実質的に送り駆動力を解消する制御手段とを
    具備するねじ切り装置。
  2. (2)上記ねじ切り装置は更に、上記回転駆動モータの
    回転量を検出する回転量検出手段を具備し、上記制御手
    段は、タップがねじ切りを行う送り位置にある間、一定
    時間内での上記回転量が所定値よりも小さい場合には、
    回転駆動モータを一時的により大きいトルクで所定回転
    量逆転せしめるように設定されている請求項1記載のね
    じ切り装置。
JP26115390A 1990-09-28 1990-09-28 ねじ切り装置 Pending JPH04141318A (ja)

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JP26115390A JPH04141318A (ja) 1990-09-28 1990-09-28 ねじ切り装置

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JPH04141318A true JPH04141318A (ja) 1992-05-14

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ID=17357847

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JP26115390A Pending JPH04141318A (ja) 1990-09-28 1990-09-28 ねじ切り装置

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JP (1) JPH04141318A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006082199A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Makino J Kk ドリル刃付きタップ工具及びねじ穴加工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006082199A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Makino J Kk ドリル刃付きタップ工具及びねじ穴加工方法
JP4703149B2 (ja) * 2004-09-17 2011-06-15 マキノジェイ株式会社 ねじ穴加工方法

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