JPH04141163A - 骨親和性に優れた金属多孔質材料およびその製造方法 - Google Patents
骨親和性に優れた金属多孔質材料およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH04141163A JPH04141163A JP2263514A JP26351490A JPH04141163A JP H04141163 A JPH04141163 A JP H04141163A JP 2263514 A JP2263514 A JP 2263514A JP 26351490 A JP26351490 A JP 26351490A JP H04141163 A JPH04141163 A JP H04141163A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bone
- pore diameter
- porous material
- porous
- implant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 title claims abstract description 46
- 239000007769 metal material Substances 0.000 title claims description 11
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims abstract description 85
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 45
- 239000007943 implant Substances 0.000 claims abstract description 30
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims abstract description 6
- 238000005245 sintering Methods 0.000 claims description 14
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 12
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 12
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 11
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 10
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 9
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 8
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 8
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 6
- 238000005304 joining Methods 0.000 abstract description 10
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 abstract description 6
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 abstract description 6
- 210000004204 blood vessel Anatomy 0.000 abstract description 2
- 210000001519 tissue Anatomy 0.000 abstract description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 6
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 6
- 230000008468 bone growth Effects 0.000 description 5
- 229910001069 Ti alloy Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 4
- 229910000531 Co alloy Inorganic materials 0.000 description 3
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 3
- 239000012620 biological material Substances 0.000 description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 3
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 3
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000399 orthopedic effect Effects 0.000 description 2
- 238000007750 plasma spraying Methods 0.000 description 2
- -1 5US316 Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 239000002639 bone cement Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002657 fibrous material Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 229910052588 hydroxylapatite Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 1
- 239000012567 medical material Substances 0.000 description 1
- XYJRXVWERLGGKC-UHFFFAOYSA-D pentacalcium;hydroxide;triphosphate Chemical compound [OH-].[Ca+2].[Ca+2].[Ca+2].[Ca+2].[Ca+2].[O-]P([O-])([O-])=O.[O-]P([O-])([O-])=O.[O-]P([O-])([O-])=O XYJRXVWERLGGKC-UHFFFAOYSA-D 0.000 description 1
- 238000002294 plasma sputter deposition Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000009864 tensile test Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C8/00—Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
- A61C8/0012—Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools characterised by the material or composition, e.g. ceramics, surface layer, metal alloy
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Dental Preparations (AREA)
- Prostheses (AREA)
- Dental Prosthetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、整形外科用人工骨や歯科用人工歯根等の生体
材料の骨接合面に使用する金属多孔質材料およびその製
造方法に関する。
材料の骨接合面に使用する金属多孔質材料およびその製
造方法に関する。
〈従来の技術〉
近年整形外科分野や歯科分野において人工骨、人工歯根
等のインプラント材の利用が広がってきている。
等のインプラント材の利用が広がってきている。
このようなインプラント材を通用するに際し、最大の問
題点は骨といかに接合するかであリ、骨との接合方法に
ついての研究が進められている。
題点は骨といかに接合するかであリ、骨との接合方法に
ついての研究が進められている。
これらの解説文献として立石哲也による医用・生体材料
の現状と問題点(塑性と加工、Vol。
の現状と問題点(塑性と加工、Vol。
29、 No、 335. p、1288.1988年
)、犬西啓端らによる人工骨・M節と骨との固着(日本
接着協会誌、Vol、22. No、2. p、112
.1986年)カする。
)、犬西啓端らによる人工骨・M節と骨との固着(日本
接着協会誌、Vol、22. No、2. p、112
.1986年)カする。
それによれば、従来は専らボーンセメントを用いて固定
・接合が行われていたが、最近は多孔質材料をインプラ
ント材表面に接合し、その孔に骨組織を成長、侵入させ
る方法がとられている。
・接合が行われていたが、最近は多孔質材料をインプラ
ント材表面に接合し、その孔に骨組織を成長、侵入させ
る方法がとられている。
具体的には、例えばステンレス、コバルト合金、チタン
、チタン合金の粉末、ビーズ、ワイヤーを用い、インプ
ラント表面に焼結により固着させる方法がある。 ま
た、チタン合金メツシュを積層し、真空中で加圧、昇温
する方法(例えば、特開昭62−137050号参照)
がある。 また、プラズマ溶射法などによりインプラン
ト材表面を多孔性としたものや、プラズマ溶射やスパッ
タリング法などにより水酸化アパタイトや生体ガラス層
を表面に形成し、それらの化学的結合力により、インプ
ラント材を骨に接合する方法等もある。
、チタン合金の粉末、ビーズ、ワイヤーを用い、インプ
ラント表面に焼結により固着させる方法がある。 ま
た、チタン合金メツシュを積層し、真空中で加圧、昇温
する方法(例えば、特開昭62−137050号参照)
がある。 また、プラズマ溶射法などによりインプラン
ト材表面を多孔性としたものや、プラズマ溶射やスパッ
タリング法などにより水酸化アパタイトや生体ガラス層
を表面に形成し、それらの化学的結合力により、インプ
ラント材を骨に接合する方法等もある。
〈発明が解決しようとする課題〉
中でもビーズ、粉末を焼結させたり、メツシュを積層し
て焼結させる方法では、多孔質材料をインプラント材に
固定するために真空中での拡散接合が用いられている。
て焼結させる方法では、多孔質材料をインプラント材に
固定するために真空中での拡散接合が用いられている。
しかし、多孔質材料の孔の中に骨が成長、侵入するよ
うに多孔質材料の孔径を太きく(350μm程度)して
いるため、インプラント材と多孔質材料を接合するため
の十分な接合強度を有していないという問題がある。
うに多孔質材料の孔径を太きく(350μm程度)して
いるため、インプラント材と多孔質材料を接合するため
の十分な接合強度を有していないという問題がある。
また、孔径を小さくすると多孔質材料の孔の中に骨が成
長、侵入しないという問題がある。
長、侵入しないという問題がある。
このように、従来法ではインプラント材と多孔質材料と
の接合強度の信頼性が十分ではなかった。
の接合強度の信頼性が十分ではなかった。
また、接合強度の点から接合面は加圧するため平坦であ
る必要があり、インプラント材の任意の曲面に多孔質材
料を接合することはできなかった。
る必要があり、インプラント材の任意の曲面に多孔質材
料を接合することはできなかった。
本発明は、前記問題点を解決し、骨およびインプラント
材に十分な接合強度を持たせることのできる骨親和性に
優れた金属多孔質材料およびその製造方法を提供するこ
とを目的としている。
材に十分な接合強度を持たせることのできる骨親和性に
優れた金属多孔質材料およびその製造方法を提供するこ
とを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉
本発明者は、前記問題点を解決するために検討を重ねた
結果、多孔質材料の中で骨と接合する面には骨成長に通
した孔径の空孔を持ち、インプラント材と接合する面は
空孔の少ない密な面を持つ多孔質材が通していることを
見い出し本発明に到フた。
結果、多孔質材料の中で骨と接合する面には骨成長に通
した孔径の空孔を持ち、インプラント材と接合する面は
空孔の少ない密な面を持つ多孔質材が通していることを
見い出し本発明に到フた。
すなわち、上記目的を達成するために本発明によれば、
骨とインプラント材とを接合する多孔質材料であって、
前記多孔質材料の孔径が前記骨との接合面から前記イン
プラント材との接合面へ順次減少して形成されてなるこ
とを特徴とする骨親和性に優れた金属多孔質材料が提供
される。
骨とインプラント材とを接合する多孔質材料であって、
前記多孔質材料の孔径が前記骨との接合面から前記イン
プラント材との接合面へ順次減少して形成されてなるこ
とを特徴とする骨親和性に優れた金属多孔質材料が提供
される。
ここで、前記骨との接合面の孔径は150〜500μm
であり、かつ前記インプラント材との接合面の孔径は1
00μm以下であるのが好ましい。
であり、かつ前記インプラント材との接合面の孔径は1
00μm以下であるのが好ましい。
また、本発明によれば前記金属多孔質材料を製造するに
際し、生体適合金属材料の短繊維、長繊維、ビーズ、粉
末またはメツシュ材料を粒径または孔径の小さい順また
は大きい順に積層したのち、その積層体を焼結すること
を特徴とする骨親和性に優れた金属多孔質材料の製造方
法が提供される。
際し、生体適合金属材料の短繊維、長繊維、ビーズ、粉
末またはメツシュ材料を粒径または孔径の小さい順また
は大きい順に積層したのち、その積層体を焼結すること
を特徴とする骨親和性に優れた金属多孔質材料の製造方
法が提供される。
ここで、前記焼結時に前記積層体を加圧するのが好まし
い。
い。
以下に本発明をさらに詳細に説明する。
まず、本発明の金属多孔質材料について説明する。
本発明の金属多孔質材料の材質は、生体適合金属であれ
ばよく、特にチタン、チタン合金、5US316、およ
びコバルト合金が好適である。
ばよく、特にチタン、チタン合金、5US316、およ
びコバルト合金が好適である。
本発明において、骨と接合する側の多孔質材料の孔径は
150〜500μmとするのが好ましい。 孔径が15
0μm未満では骨成長に必要な血管の侵入が不可能であ
り、一方500μm超では骨の侵入に時間がかかり繊維
組織の生成により骨成長が十分できなくなる。
150〜500μmとするのが好ましい。 孔径が15
0μm未満では骨成長に必要な血管の侵入が不可能であ
り、一方500μm超では骨の侵入に時間がかかり繊維
組織の生成により骨成長が十分できなくなる。
また、インプラント打倒の多孔質材料の孔径は100μ
m以下とするのが好ましい。 孔径は接着強度の点から
で籾るだけ小さい方がよく、100μm超では接着強度
が不足する。
m以下とするのが好ましい。 孔径は接着強度の点から
で籾るだけ小さい方がよく、100μm超では接着強度
が不足する。
多孔質材料の内部の孔径は、骨接合面側からインプラン
ト材接合面側へ順次減少して形成する。 これにより接
着強度を向上させることができる。 すなわち、従来材
では骨の成長に適する均一な孔径を有し多孔質材内にて
接合強度が一定であり、本発明材における最大孔径部の
強度しか有しない、 しかし、本発明材においては、骨
接合部以外はすべて従来材強度よりも大きく、しかも骨
接合部は骨成長により多孔質材のままよりも強度が犬き
くなる。 前記孔径の減少は連続的に減分させるのが好
ましい。
ト材接合面側へ順次減少して形成する。 これにより接
着強度を向上させることができる。 すなわち、従来材
では骨の成長に適する均一な孔径を有し多孔質材内にて
接合強度が一定であり、本発明材における最大孔径部の
強度しか有しない、 しかし、本発明材においては、骨
接合部以外はすべて従来材強度よりも大きく、しかも骨
接合部は骨成長により多孔質材のままよりも強度が犬き
くなる。 前記孔径の減少は連続的に減分させるのが好
ましい。
つぎに、本発明の金属多孔質材料の製造方法について説
明する。
明する。
本発明では、生体適合金属材料の短繊維、長繊維、ビー
ズ、粉末またはメツシュ材料を出発素材として用いる。
ズ、粉末またはメツシュ材料を出発素材として用いる。
生体適合金属材料としては、チタン、チタン合金、5
US316、およびコバルト合金が好適である。
US316、およびコバルト合金が好適である。
素材としてメツシュ材を用いる場合は、メツシュ径を一
層ごとに変化させて孔径の小さい順または大きい順に積
層したのち、焼結を行う。
層ごとに変化させて孔径の小さい順または大きい順に積
層したのち、焼結を行う。
また、短繊維、長繊維、ビーズまたは粉末を用いる場合
は、繊維径または粒径を厚み方向に小さい順または大き
い順に変化させながら充填積層したのち、焼結を行う。
は、繊維径または粒径を厚み方向に小さい順または大き
い順に変化させながら充填積層したのち、焼結を行う。
その他、一定の孔径を持った薄い多孔質体を作製し、そ
れらを孔径の小さい順または大きい順に積層したのち、
焼結する方法でもよい。
れらを孔径の小さい順または大きい順に積層したのち、
焼結する方法でもよい。
前記積層は、素材の孔径を連続的に増大または減ψさせ
るのが好ましい。
るのが好ましい。
孔径を連続的に変化させる方法としては、例えばメツシ
ュ材料を用い、メツシュ径を一層ごとに変化させ、骨接
合側からインプラント接合側へ連続的または順次にtJ
zさいメツシュ径のものを、積層しプレスしたのち焼結
して、孔径の連続的に変化した多孔質材料を得る方法が
好適である。
ュ材料を用い、メツシュ径を一層ごとに変化させ、骨接
合側からインプラント接合側へ連続的または順次にtJ
zさいメツシュ径のものを、積層しプレスしたのち焼結
して、孔径の連続的に変化した多孔質材料を得る方法が
好適である。
焼結は、不活性ガスまたは真空中で行う。
焼結温度は合金により異なり特に限定しない
また、焼結時に積層体を加圧すると接合面積が増加し、
接合性が向上する。
接合性が向上する。
圧力は限定しないが、素材自身が大きく変形しない程度
、すなわち数MPaが好ましい。
、すなわち数MPaが好ましい。
本発明の製造方法を用いて作製した多孔質材料はインプ
ラント材料との接合面積も大きく、かつ骨との接合も十
分得られ、従来材よりも接合強度、信頼性が大きくなる
。
ラント材料との接合面積も大きく、かつ骨との接合も十
分得られ、従来材よりも接合強度、信頼性が大きくなる
。
〈実施例〉
以下に本発明を実施例に基づき具体的に説明する。
(実施例1)
純Ti製金網(線径0.3mmΦ、50x50mm)の
10.12.14.16.18.20.22メツシユの
ものを各2枚用意し、第1図に示すように最下部に22
メツシユの金網1を置き、その上に22メツシユで網目
が45度ずれた金網2を置き、以下2oメツシユから1
0メツシユまでの各2枚の金網3を前記22メツシユの
金網のように重ねて順次積層し、プレスして厚さ2mm
とし、真空中、2MPaの圧力下、950℃、4時間で
焼結し、得られた金属多孔質材料を30mmΦX2mm
tの太きさに切断し試験片4とした。
10.12.14.16.18.20.22メツシユの
ものを各2枚用意し、第1図に示すように最下部に22
メツシユの金網1を置き、その上に22メツシユで網目
が45度ずれた金網2を置き、以下2oメツシユから1
0メツシユまでの各2枚の金網3を前記22メツシユの
金網のように重ねて順次積層し、プレスして厚さ2mm
とし、真空中、2MPaの圧力下、950℃、4時間で
焼結し、得られた金属多孔質材料を30mmΦX2mm
tの太きさに切断し試験片4とした。
つぎに第2図に示すように前記試験片4苓T 1−6A
i−4V合金片5ではさみ、ソック側から2MPaの圧
力で圧縮力をかけな力ら真空中(1x 10−’Tor
r)で拡散接合を行;た。
i−4V合金片5ではさみ、ソック側から2MPaの圧
力で圧縮力をかけな力ら真空中(1x 10−’Tor
r)で拡散接合を行;た。
続いて、前記加圧と逆の方向に引張り、引粘強度と破断
位置を調べた。
位置を調べた。
その結果を表1に示す。
(実施例2)
粒径がそれぞれ50μm、100μm1150μm、2
00μm、250t1m、300μmの純Tiビーズを
用意し、’$、3図に示すように最下部に粒径50μm
のビーズ6を厚さ0.5mmに布設し、順次100μm
から300μmまで各0.5mmの厚さに積層し、プレ
スして厚さ2mmとし、実施例】と同様にして試験片4
を作製し、実施例1と同様にして拡散接合したのち引張
強度と破断位置を調べた。
00μm、250t1m、300μmの純Tiビーズを
用意し、’$、3図に示すように最下部に粒径50μm
のビーズ6を厚さ0.5mmに布設し、順次100μm
から300μmまで各0.5mmの厚さに積層し、プレ
スして厚さ2mmとし、実施例】と同様にして試験片4
を作製し、実施例1と同様にして拡散接合したのち引張
強度と破断位置を調べた。
その結果を表1に示す。
(実施例3)
空孔の孔径がそれぞれ100μm、150μm、200
μm、250μm、300μm。
μm、250μm、300μm。
350μmの純Ti短muを充填、プレスして空孔率が
それぞれ90%、86%、84%、80%、76%、7
0%で厚さ0.5mmの多孔質素材を作製し、第4図に
示すように最下部に前記空孔の孔径が100μmの短繊
維多孔質素材7を敷設し、順次150μmから350μ
mまでの前記多孔質素材を積層し、プレスして厚さ2m
mとし、実施例1と同様にして試験片4を作製し、実施
例1と同様にして拡散接合したのち引張強度と破断位置
を調べた。
それぞれ90%、86%、84%、80%、76%、7
0%で厚さ0.5mmの多孔質素材を作製し、第4図に
示すように最下部に前記空孔の孔径が100μmの短繊
維多孔質素材7を敷設し、順次150μmから350μ
mまでの前記多孔質素材を積層し、プレスして厚さ2m
mとし、実施例1と同様にして試験片4を作製し、実施
例1と同様にして拡散接合したのち引張強度と破断位置
を調べた。
その結果を表1に示す。
(比較例1.2)
実施例1で用いた20メツシユの金網を網目が45度ず
つ順次ずらして14枚積層したものを2組用意し、それ
ぞれプレスして厚さ2mmとし、実施例1と同様にして
拡散接合したのち引張強度と破断位置を調べた(比較例
1.2)。
つ順次ずらして14枚積層したものを2組用意し、それ
ぞれプレスして厚さ2mmとし、実施例1と同様にして
拡散接合したのち引張強度と破断位置を調べた(比較例
1.2)。
その結果を表1に示す。
表1の結果から明らかなように、引張強度、すなわち接
合強度はいずれも大きな差はなかった。 しかし、実施
例1〜3はいずれも骨接合面(孔径の大きい方の面)で
破断しているのに対し、比較例は破断位置が材料内で変
化した。
合強度はいずれも大きな差はなかった。 しかし、実施
例1〜3はいずれも骨接合面(孔径の大きい方の面)で
破断しているのに対し、比較例は破断位置が材料内で変
化した。
すなわち、実施例においては、インプラント−多孔質材
料界面では破断していない。 従って、本発明の多孔質
材料を生体材料として使用すると、骨が成長、侵入する
ことで骨接合面の接合強度は高くなるため、インプラン
ト材と多孔質材料との界面強度が十分得られ、接合強度
、破断位置の信頼性も向上する。
料界面では破断していない。 従って、本発明の多孔質
材料を生体材料として使用すると、骨が成長、侵入する
ことで骨接合面の接合強度は高くなるため、インプラン
ト材と多孔質材料との界面強度が十分得られ、接合強度
、破断位置の信頼性も向上する。
表
〈発明の効果〉
本発明は、以上説明したように構成されているので、人
工関節および人工歯根等のインプラント材の骨との接合
に有用な多孔質材料における孔径を連続的に変化させる
ことにより、骨と多孔質材料およびインプラント材と多
孔質材料の間の接合強度を向上で糠るようになった。
工関節および人工歯根等のインプラント材の骨との接合
に有用な多孔質材料における孔径を連続的に変化させる
ことにより、骨と多孔質材料およびインプラント材と多
孔質材料の間の接合強度を向上で糠るようになった。
また、これにより、インプラント材の使用において接合
強度の信頼性を向上することができる。
強度の信頼性を向上することができる。
また、本発明の金属多孔質材料の製造方法によれば、素
材の粒径または孔径の小さい順または大ぎい順に積層す
るだけで簡単に骨親和性に優れた金属多孔質材料を製造
することができる。
材の粒径または孔径の小さい順または大ぎい順に積層す
るだけで簡単に骨親和性に優れた金属多孔質材料を製造
することができる。
第1図は、本発明におけるメツシュ材料の積層状態の1
例を示す部分斜視図である。 第2図は、拡散接合および引張試験方法の説明図である
。 第3図は、本発明におけるビーズ材料の積層状態の1例
を示す模式図である。 第4図は、本発明における短繊維材料の積層状態の1例
を示す部分斜視図である。 符号の説明 1.2.3・・・金網、 4・・・試験片、 5・・・合金片、 6・・・ビーズ、 7・・・短繊維多孔質素材
例を示す部分斜視図である。 第2図は、拡散接合および引張試験方法の説明図である
。 第3図は、本発明におけるビーズ材料の積層状態の1例
を示す模式図である。 第4図は、本発明における短繊維材料の積層状態の1例
を示す部分斜視図である。 符号の説明 1.2.3・・・金網、 4・・・試験片、 5・・・合金片、 6・・・ビーズ、 7・・・短繊維多孔質素材
Claims (4)
- (1)骨とインプラント材とを接合する多孔質材料であ
って、前記多孔質材料の孔径が前記骨との接合面から前
記インプラント材との接合面へ順次減少して形成されて
なることを特徴とする骨親和性に優れた金属多孔質材料
。 - (2)前記骨との接合面の孔径は150〜500μmで
あり、かつ前記インプラント材との接合面の孔径は10
0μm以下である請求項1記載の骨親和性に優れた金属
多孔質材料。 - (3)請求項1または2に記載の金属多孔質材料を製造
するに際し、生体適合金属材料の短繊維、長繊維、ビー
ズ、粉末またはメッシュ材料を粒径または孔径の小さい
順または大きい順に積層したのち、その積層体を焼結す
ることを特徴とする骨親和性に優れた金属多孔質材料の
製造方法。 - (4)前記焼結時に前記積層体を加圧する請求項3記載
の骨親和性に優れた金属多孔質材料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2263514A JPH04141163A (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 骨親和性に優れた金属多孔質材料およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2263514A JPH04141163A (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 骨親和性に優れた金属多孔質材料およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04141163A true JPH04141163A (ja) | 1992-05-14 |
Family
ID=17390593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2263514A Pending JPH04141163A (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 骨親和性に優れた金属多孔質材料およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04141163A (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002049548A1 (fr) * | 2000-12-21 | 2002-06-27 | Yuichi Mori | Instrument a demeure |
JP2005296450A (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Masahiko Chiba | 生体用多孔質体の製造方法 |
JP2006528515A (ja) * | 2003-07-24 | 2006-12-21 | テコメット・インコーポレーテッド | 海綿状の構造体 |
JP2007151805A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Mitsubishi Materials Corp | 医療用デバイスおよび医療用デバイスの表面改質方法 |
JP2007151804A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Mitsubishi Materials Corp | 医療用デバイスの表面改質方法および医療用デバイス |
JP2009507647A (ja) * | 2005-09-08 | 2009-02-26 | メディカル・リサーチ・プロダクツ−ビィ・インコーポレイテッド | チタンベースのメッシュをチタンベースの基板に接合するための方法 |
JP2010537679A (ja) * | 2007-08-29 | 2010-12-09 | ヴィート エヌブイ | 転相に基づき三次元マクロ多孔性フィラメント構築物を製造する方法、及びそれにより得られる構築物 |
WO2011136347A1 (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-03 | 株式会社ハイレックスコーポレーション | 細胞誘導材料 |
JP2012500059A (ja) * | 2008-08-13 | 2012-01-05 | スメド−ティーエイ/ティーディー・エルエルシー | 空間的に変動する孔隙率を備えた整形外科用移植片 |
WO2012063906A1 (ja) * | 2010-11-10 | 2012-05-18 | 三菱マテリアル株式会社 | 多孔質インプラント素材 |
WO2012063907A1 (ja) * | 2010-11-10 | 2012-05-18 | 三菱マテリアル株式会社 | 多孔質インプラント素材 |
WO2013077046A1 (ja) * | 2011-11-24 | 2013-05-30 | 京セラメディカル株式会社 | 生体用金属製多孔質板 |
US9138301B2 (en) | 2005-12-05 | 2015-09-22 | Mitsubishi Materials Corporation | Medical device and surface modification method for medical device |
CN105530888A (zh) * | 2013-05-07 | 2016-04-27 | 阿尔泰穆德国际公司 | 多孔牙科植入物 |
JP2019531866A (ja) * | 2016-10-25 | 2019-11-07 | インスティテュート フォー マスキュロスケレタル サイエンス アンドエジュケイション,リミテッド | 多層骨インタフェース格子を備えるインプラント |
US11872105B1 (en) | 2022-12-01 | 2024-01-16 | Robert Parker | Dental implant device for regeneration of dental pulp and dentin |
US11931224B1 (en) | 2022-12-19 | 2024-03-19 | Robert Parker | Tooth pod |
-
1990
- 1990-10-01 JP JP2263514A patent/JPH04141163A/ja active Pending
Cited By (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002049548A1 (fr) * | 2000-12-21 | 2002-06-27 | Yuichi Mori | Instrument a demeure |
JP2002306518A (ja) * | 2000-12-21 | 2002-10-22 | Yuichi Mori | 体内留置用具 |
JP2006528515A (ja) * | 2003-07-24 | 2006-12-21 | テコメット・インコーポレーテッド | 海綿状の構造体 |
JP2005296450A (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Masahiko Chiba | 生体用多孔質体の製造方法 |
JP4524776B2 (ja) * | 2004-04-14 | 2010-08-18 | 晶彦 千葉 | 生体用多孔質体の製造方法 |
US7625519B2 (en) | 2004-04-14 | 2009-12-01 | Akihiko Chiba | Method for manufacturing biomedical porous article |
JP2009507647A (ja) * | 2005-09-08 | 2009-02-26 | メディカル・リサーチ・プロダクツ−ビィ・インコーポレイテッド | チタンベースのメッシュをチタンベースの基板に接合するための方法 |
JP2007151804A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Mitsubishi Materials Corp | 医療用デバイスの表面改質方法および医療用デバイス |
JP2007151805A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Mitsubishi Materials Corp | 医療用デバイスおよび医療用デバイスの表面改質方法 |
US9138301B2 (en) | 2005-12-05 | 2015-09-22 | Mitsubishi Materials Corporation | Medical device and surface modification method for medical device |
JP2010537679A (ja) * | 2007-08-29 | 2010-12-09 | ヴィート エヌブイ | 転相に基づき三次元マクロ多孔性フィラメント構築物を製造する方法、及びそれにより得られる構築物 |
JP2012500059A (ja) * | 2008-08-13 | 2012-01-05 | スメド−ティーエイ/ティーディー・エルエルシー | 空間的に変動する孔隙率を備えた整形外科用移植片 |
WO2011136347A1 (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-03 | 株式会社ハイレックスコーポレーション | 細胞誘導材料 |
JP2011229761A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Hi-Lex Corporation | 細胞誘導材料 |
WO2012063907A1 (ja) * | 2010-11-10 | 2012-05-18 | 三菱マテリアル株式会社 | 多孔質インプラント素材 |
US9707321B2 (en) | 2010-11-10 | 2017-07-18 | Mitsubishi Materials Corporation | Porous implant material |
JP2012100848A (ja) * | 2010-11-10 | 2012-05-31 | Mitsubishi Materials Corp | 多孔質インプラント素材 |
JP2012100847A (ja) * | 2010-11-10 | 2012-05-31 | Mitsubishi Materials Corp | 多孔質インプラント素材 |
GB2502890A (en) * | 2010-11-10 | 2013-12-11 | Mitsubishi Materials Corp | Porous implant material |
GB2502889A (en) * | 2010-11-10 | 2013-12-11 | Mitsubishi Materials Corp | Porous implant material |
WO2012063906A1 (ja) * | 2010-11-10 | 2012-05-18 | 三菱マテリアル株式会社 | 多孔質インプラント素材 |
US9707320B2 (en) | 2010-11-10 | 2017-07-18 | Mitsubishi Materials Corporation | Porous implant material |
WO2013077046A1 (ja) * | 2011-11-24 | 2013-05-30 | 京セラメディカル株式会社 | 生体用金属製多孔質板 |
JP2016527924A (ja) * | 2013-05-07 | 2016-09-15 | アルティミッド インターナショナル エスエー | 多孔質な歯科インプラント |
CN105530888A (zh) * | 2013-05-07 | 2016-04-27 | 阿尔泰穆德国际公司 | 多孔牙科植入物 |
CN105530888B (zh) * | 2013-05-07 | 2018-11-16 | ‘奥特梅德’股份公司 | 多孔牙科植入物 |
JP2019531866A (ja) * | 2016-10-25 | 2019-11-07 | インスティテュート フォー マスキュロスケレタル サイエンス アンドエジュケイション,リミテッド | 多層骨インタフェース格子を備えるインプラント |
US11872105B1 (en) | 2022-12-01 | 2024-01-16 | Robert Parker | Dental implant device for regeneration of dental pulp and dentin |
US11931224B1 (en) | 2022-12-19 | 2024-03-19 | Robert Parker | Tooth pod |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH04141163A (ja) | 骨親和性に優れた金属多孔質材料およびその製造方法 | |
JP4385285B2 (ja) | 外科用インプラントの製造方法および外科用インプラント | |
JP4911566B2 (ja) | 医療用デバイスおよび医療用デバイスの表面改質方法 | |
CA2775689C (en) | A method for attaching a porous metal layer to a metal substrate | |
JP2829318B2 (ja) | フレームレス,コアレス多孔質骨内インプラント | |
AU579950B2 (en) | Bone prosthesis device | |
WO2004012781A1 (ja) | チタン繊維医療材料 | |
JPH0349766A (ja) | 骨親和性に優れた多孔質体の製造方法 | |
JP3214969B2 (ja) | 人工補綴部材 | |
JP2775523B2 (ja) | 骨代替材料とその製造方法 | |
JP3012094B2 (ja) | 複合インプラント部材とその製造方法 | |
JPH08117324A (ja) | 生体インプラント材の製造方法 | |
JP2516574B2 (ja) | 生体親和性物質接合体及びその製造方法 | |
JPH11178912A (ja) | 生体補綴部材 | |
JPH0531168A (ja) | 生体用埋没材の製造方法 | |
JP2810965B2 (ja) | 積層体、人工歯根および歯冠 | |
JP2005185433A (ja) | 生体用セラミックス複合構造体 | |
JP2001340365A (ja) | 生体インプラント材とその製造方法 | |
JP2006006756A (ja) | 生体用セラミック複合構造体 | |
JPH08131535A (ja) | 生体インプラント材及びその製造方法 | |
JPH02203853A (ja) | インプラント部材の製造方法 | |
JPH0474805A (ja) | 金属多孔質材料の製造方法 | |
JPH0341962A (ja) | 骨内インプラント | |
JPH0437663A (ja) | アパタイトと金、銀又はそれらの合金とからなる複合体の製造法 | |
JPH08131534A (ja) | 生体インプラント材及びその製造方法 |