JPH04140532A - 構造物の振動抑制装置 - Google Patents

構造物の振動抑制装置

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JPH04140532A
JPH04140532A JP26197490A JP26197490A JPH04140532A JP H04140532 A JPH04140532 A JP H04140532A JP 26197490 A JP26197490 A JP 26197490A JP 26197490 A JP26197490 A JP 26197490A JP H04140532 A JPH04140532 A JP H04140532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
spring constant
weight
dynamic spring
dissipation factor
Prior art date
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Pending
Application number
JP26197490A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Utsuno
秀夫 宇津野
Akio Sugimoto
明男 杉本
Toshimitsu Tanaka
俊光 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、建築物等の構造物に取り付けられ。
同構造物の振動を抑制する振動抑制装置に関する。
(従来技術) 第5図(a)及び(b)に上記振動抑制装置の一例とし
て特開昭59−110938号公報に開示されたものを
示す。
この振動抑制器51は、板バネ52.取付金具53、錘
54.粘弾性体又は粘性体55(以下単に粘弾性体と記
す)等からなり、上記板tslネ52が構造物56の振
動方向(矢印X)に対して直角方向になるように取り付
けられる。
この振動抑制装置51では、上記構造物56の振動に伴
って上記錘54及び板ノくネジ2等力く共振するように
同振動抑制装置51の固有振動数゛fが次式により設定
される。
但し k;板バネ52及び取付金具53等のバネ定数 m:錘54の質量 即ち、この振動抑制装置51では、上記構造物56の振
動によって上記板バネ52等が上記固有振動数fで共振
振動し、同共振振動による同板バネ52の変形に伴う上
記粘弾性体55の剪断変形により、上記構造物56の振
動エネルギーが熱エネルギーに変換されて大気中に放出
され、同構造物5Gの振動が抑制される。
しかしながら、この振動抑制装置51では、上記粘弾性
体55の粘性が温度によって微妙に変化するので、上記
したエネルギー変換効率も同様に温度によって微妙に変
動する5 従って9この種の振動抑制装置では、床パネル等の上記
構造物56の周囲温度(例えば0〜30℃)の変化に対
応することが困難であった。
第4図は、上記建築物等の構造物よりもその周囲温度変
化が大きい車両のエンジン等の構造物の振動を抑制する
振動抑制装置の一例を示している。
この振動抑制装置61は、一端部62が上記エンジン等
の構造物63に固着された弾性体64と。
同弾性体64と一体的に同弾性体64の上記固着部側の
反対側に設けられた粘性ダンパー65とを具備している
上記粘性ダンパー65は、粘性流体66を封入した空洞
部67及び同空洞部67内に設けられ上記粘性流体66
に抵抗を与えるダンパー板69等からなる。
なお、この粘性ダンパー65の一端部70はこの第4図
に示すように上記車両の車体71等に固着されている。
この振動抑制装置61では、上記エンジン等の構造物6
3の振動(通常70〜8〇七)が、上記弾性体64及び
上記粘性ダンパー65により吸収されて抑制される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の振動抑制装置61は。
上記のようにエンジン等の構造物63の70〜8〇七程
度の振動を抑制するために構成されており。
上記床パネル等の構造物56の振動(主として3〇七近
傍)を抑制するのに適していなかった。
ところで、上記床パネル等の構造物56は、それ自身通
常0.01程度の損失係数を有しており。
同構造物56は自らその振動を抑制する。
それゆえに、この種の振動抑制装置としては。
その損失係数の値が、少なくとも上記損失係数の10倍
、即ち0.1以上でなければ、同装置の振動抑制効果が
顕著にあられれない。
また、前記従来の振動抑制装置51では、前記(1)式
の錘54の質量m等が大きくなって同装置51全体が大
がかりとならないように、前記板バネ52等のバネ定数
kが3通常ある範囲内に設定される。
従って1本発明は建築物等の構造物の周囲温度変化に対
応することができると共に、同構造物の振動を顕著に抑
制し得るようにした構造物の振動抑制装置を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
〔課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明は、一端部が構造物に
固着された弾性体と、該弾性体と一体的に該弾性体の上
記固着部側の反対側に設けられ。
粘性流体を封入した空洞部が形成されてなる粘性ダンパ
ーとを備えた構造物の振動抑制装置において、上記構造
物が建築物の床構造物であると共に上記粘性ダンパー側
に錘が取り付けられ、且つ当該振動抑制装置の動バネ定
数k及び損失係数ηが以下に示す値に設定されてなるこ
とを特徴とする構造物の振動抑制装置として構成されて
いる。
〔作用〕
この構造物の振動抑制装置では、構造物が建築物の床構
造物であると共に、粘性ダンパー側に錘が取り付けられ
5且つ同装置の動バネ定数k及び損失係数ηが以下に示
す値に設定される。
2.0  ≦ k ≦ 20.0(kgf/■−〕0.
1≦η それゆえに、この振動抑制袋!は1上起動バネ定数にの
条件を満たしていることにより、適度の大きさで構成さ
れる。
また、この振動抑制装置は、上記損失係数ηの条件を満
たしていることにより、構造物の低周波振動を顕著に抑
制することができる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して1本発明を具体化した実施例
につき説明し1本発明の理解に供する。
尚、以下の実施例は本発明を具体化した一例であって5
本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
第1図は本発明の一実施例に係る構造物の振動抑制装置
の一例を示す縦断面模式図、第2図は同振動抑制装置の
動バネ定数k及び損失係数ηの一例を示す周波数特性グ
ラフ1第3図は同振動抑制装置の振動レベルの一例を示
す周波数特性グラフである。
この振動抑制装置lでは、従来の振動抑制装置61と同
様、第1図に示すように一端部2が取付金具3等を介し
て構造物4に固着されたゴム等の弾性体5と、同弾性体
5と一体的に同弾性体5の上記固着部側の反対側に設け
られた粘性ダンパー6とを具備している。
上記粘性ダンパー6は、従来通り粘性流体7を封入した
空洞部8及び同空洞部8内に設けられ上記粘性流体7に
抵抗を与えるダンパー板10等からなる。
しかしながら、この振動抑制装置1では、従来と異なり
、上記構造物4がこの第1図に示すように床パネル等の
建築物とされると共に、上記粘性ダンパー6の先端部に
錘11が取り付けられ、且つ同装置lの動バネ定数k及
び損失係数ηが以下に示す値に設定される。
2.0  ≦k≦ 2 0.O(kg  f/++n)
  ・・・ (2)0.1≦η・・・(3) 第2図は、上記(2)、(3)の条件式を満たすように
上記粘弾性体5のゴム等の材質及び上記粘性流体の材質
等を選択して構成した振動抑制装置1の動バネ定数k及
び損失係数ηの実測データの一例を示している。
なお、上記動バネ定数k及び損失係数ηは、上記錘11
の最大振幅によって、その値が変動するので、同最大振
幅をそれぞれ±0.1s+++、±1−一。
±31に変えて、同動バネ定数k及び損失係数ηをそれ
ぞれ実測している。
即ち、この振動抑制装置1は、構造物4の低周波振動領
域(30セ近傍)で、上記動バネ定数kが上記(2)式
の条件を満たしていることにより。
第1図に示すように錘11を過大にすることなく適度の
大きさで構成される。
また、この振動抑制装置1では、上記損失係数ηが、同
構造物4の低周波振動領域で、上記(3)式の条件を満
たしていることにより、同構造物4の振動を顕著に抑制
することができる。
また、第3図は上記振動抑制装置lの温度Tがそれぞれ
O”C,20’C,50℃であるときの同装置1の振動
レベル特性を示している。
この図から解るように、この振動抑制装置1は温度変化
に対してその振動レベル特性がほとんど変化せず、安定
した吸振特性を存している。
〔発明の効果] 本発明は上記のように構成されているので、建築物等の
構造物の周囲温度変化に十分対応することができると共
に、同構造物の振動を顕著に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る構造物の振動抑制装置
の一例を示す縦断面模式図、第2図は同振動抑制装置の
動バネ定数k及び損失係数ηの一例を示す周波数特性グ
ラフ、第3図は同振動抑制装置の振動レベルの一例を示
す周波数特性グラフ。 第4図は従来の車両のエンジン等の構造物の振動を抑制
する振動抑制装置の一例を示す縦断面模式図、第5図(
a)及びΦ)はそれぞれ従来の建築物等の構造物の振動
を抑制する振動抑制装置の一例を示す正面図及び側面図
である。 〔符号の説明〕 1・・・振動抑制装置 5・・・弾性体 7・・・粘性流体 10・・・ダンパー板 4・・・構造物 6・・・粘性ダンパー 8・・・空洞部 11・・・錘

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一端部が構造物に固着された弾性体と、該弾性体と
    一体的に該弾性体の上記固着部側の反対側に設けられ、
    粘性流体を封入した空洞部が形成されてなる粘性ダンパ
    ーとを備えた構造物の振動抑制装置において、 上記構造物が建築物の床構造物であると共に、上記粘性
    ダンパー側に錘が取り付けられ、且つ当該振動抑制装置
    の動バネ定数に及び損失係数ηが以下に示す値に設定さ
    れてなることを特徴とする構造物の振動抑制装置。 2.0≦k≦20.0〔kgf/mm〕 0.1≦η
JP26197490A 1990-09-28 1990-09-28 構造物の振動抑制装置 Pending JPH04140532A (ja)

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JPH04140532A true JPH04140532A (ja) 1992-05-14

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