JPH04140190A - カラー熱転写用記録媒体 - Google Patents

カラー熱転写用記録媒体

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Publication number
JPH04140190A
JPH04140190A JP2260461A JP26046190A JPH04140190A JP H04140190 A JPH04140190 A JP H04140190A JP 2260461 A JP2260461 A JP 2260461A JP 26046190 A JP26046190 A JP 26046190A JP H04140190 A JPH04140190 A JP H04140190A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
color
recording medium
binder agent
thermal transfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2260461A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuko Miyoshi
温子 三好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH04140190A publication Critical patent/JPH04140190A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えばカラープリンタなどに用いられ、記
録紙上に複数色重ねられることにより混色、いわゆる減
法混色が行われるカラー熱転写用記録媒体に関するもの
である。
[従来の技術] 従来のこの種のカラー熱転写用記録媒体としては、例え
ば特開昭56−98190号公報に示されたインクがあ
る。
従来、カラー熱転写用記録媒体としてのインクを記録紙
上に複数色重ねて塗る場合、第5図に示すように、重ね
られたーインクは相互に溶融して混合されるものと考え
られていた。即ち、第5図において、符号(1)及び(
2)は互いに異なる色の色材、(3)は記録紙であり、
先に熱溶融転写されたインクの色材(1)と、後に重ね
て熱溶融転写されたインクの色材(2)とが記録紙(3
)上に混在していると考えられていた。
しかし、研究の結果、複数色のインクを重ねて記録を行
なう場合には、インク相互は混合されず、第6図に示す
ように、色材(1)を有する下層のインク(1a)の上
に色材(2)を有する上層のインク(2a)が積層され
ていることが明らかとなった。
ここで、第7図は第6図を拡大して示す断面図であり、
図において(4)は色材(1)、(2)を固定させ記録
紙(3)上に付着させるバインダー剤であり、このバイ
ンダー剤(4)は補助剤により希釈されている。
このようなインクでは、光(5)が照射されると、まず
インク(2a)の表面で光(5)の一部が反射され、こ
れにより反射光(6)が生じる。残りの光はインク(2
a)のバインダー剤(4)内を進行し、その一部が色材
(2)で反射され、これにより反射光(7b)が生じる
。さらに、色材(2)に当たらなかった光は、インク(
1a)に入射され、インク(1a)のバインダー剤(4
)内を進行し、その一部が色材(1)で反射され、これ
により反射光(7a)が生じる。記録紙(3)により反
射された光は、再度バインダー剤(4)内を通り、入射
時とは異なる波長を持つ内部反射光(8)として出射さ
れる。
ここで、各種反射光(6) 、(7a) 、(7b)及
び(8)を合わせたものが、インク(la) 、(2a
)を重ねたときの色となる。このようにして複数色のイ
ンク(la) 、(2a)の色を混ぜる方法は、減法混
色と呼ばれているに の減法混色により広範囲の色再現を可能とするためには
、バインダー剤(4)の光の透過率が問題となる。即ち
、バインダー剤(4)の光の透過率が低い場合には、バ
インダー剤(4)の内部を透過する光量が、下層へ行く
ほど低下し、かつ色材<1)、(2)から反射される反
射光(7a)。
(7b)の光量も低下する。従って、上層部に記録され
た色材(2)からの反射光(7b)の光量は十分であっ
ても、下層部の色材(1)からの反射光(7a)は光量
が少なくなり、その結果、上層のインク(2a)を透過
できず、下層のインク(1a)の色を見ることができな
くなる。
これに対して、従来は、第5図のようにインク(la)
 、(2m)が相互に溶融して混合されるものと考えら
れていたため、バインダー剤(4)の光の透過率は問題
とされず、むしろ記録紙(3)自体の色質や記録紙(3
)に付着した汚れなどをできるだけ受けないようにする
ために、インク(la) 。
(2a)は透明度のあまり高くないものが好ましいとさ
れていた。
このため、従来のバインダー剤(4)としては、主に固
体のろう荊、例えばカルバナワックス又はヤイクロクリ
スタリンワックス等のワックス類が多く用いられていた
。これらワックス類の光の透過率は、厚さ11Mについ
て70〜80%程度とあまり高くない。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように構成された従来のインク(la) 。
(2a)においては、バインダー剤(4)の光の透過率
があまり高くないため、減法混色を十分に行なうことが
できず、複数のインク(la)、(2a)の積層によっ
て作られる色が限定され、色再現性が良くないという問
題点を有していた。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題
としてなされたものであり、積層された各層の色材から
十分な光量の反射光を得ることができ、これにより減法
混色を十分に行うことができ、色再現性を向上させるこ
とができるカラー熱転写用記録媒体を得ることを目的と
する。
[課題を解決するための手段] この発明に係るカラー熱転写用記録媒体は、光の透過率
が1++wについて90%以上である低分子合成樹脂を
主成分とするバインダー剤を用いたものである。
[作用] この発明においては、バインダー剤の光の透過率を高く
することにより、積層されたカラー熱転写用記録媒体の
各層の色材から十分な光量の反射光を得る。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の一実施例によるインクシートを示す
平面図、第2図は第1図の断面図である。
図において、符号(11)はフィルム状の基材(12)
に塗布されたカラー熱転写用記録媒体(以下、記録媒体
と略称する。)であり、この記録媒体(1目は、基材(
12)の長手方向に互いに重ならないように順次繰り返
して塗布されたイエロインク(13)  マゼンタイン
ク(14)及びシアンインク(15)からなっている。
ここで、イエローマゼンタ、シアンは、減法混色を行な
うための基本色である。また、各インク(13) 、(
14) 、(15)は、各色の色材、バインダー剤及び
補助剤(それぞれ図示せず)を混合してなっている。
この実施例では、上記のバインダー剤として、例えばポ
リカーボネート樹脂、ポリスチロール樹脂又はポリメチ
ールメタアクリレート樹脂などの低分子(量)合成樹脂
が使用されている。これらの低分子合成樹脂は、融点6
0〜80℃であり、かつ分散性が良いため、カラープリ
ンタの記録エネルギー量で十分に記録が行え、かつ光の
透過率が1zxについて90〜98%であり、従来より
かなり高くなっている。
次に、第3図は第1図のインクシートを用いたカラープ
リンタの要部断面図である。
図において、(16)はサーマルヘッド(17)に多数
配列されている発熱抵抗素子、(18)はプラテンロー
ラである。
上記のように構成されたカラープリンタにおいては、発
熱抵抗素子(16)を通電発熱させることにより、発熱
抵抗素子(16)に対応している基材(12)上の各イ
ンク(13) 、(14) 、(15)をイエロマゼン
タ、シアンの順で記録紙(3)に付着させる。これによ
り、記録紙(3)上には、必要に応じて第4図のように
、3色のインク(13)。
(14) 、(15)が積層されることになる。このよ
うに、3色のインク(13) 、(14) 、(15)
が重ねられることにより減法混色が行われ、所望のカラ
ー画像が得られる。
ここで、この実施例では、バインダー剤として従来より
も光の透過率の高い低分子合成樹脂を用いているので、
3色のインク(13) 、(14) 、(15)を積層
した場合でも、十分な光量の光を最下層のインクにまで
到達させることができ、かつ最下層のインクの色材から
の反射光の光量を十分に大きく維持できる。従って、十
分な減法混色を行うことができ、色再現性が向上する。
なお、上記実施例では記録媒体(11)としてイエロー
、マゼンタ及びシアンの3色のインク(13)、(14
) 、(15)を示したが、この3色にブラックのイン
クを加えてもよく、また混合したい任意の色で構成して
もよい。
また、この発明のカラー熱転写用記録媒体は、カラープ
リンタに限らず、カラーファクシミリ。
カラービデオプリンタ又はカラーコピーマシンなどにも
適用することができ、上記実施例と同様の効果を奏する
[発明の効果] 以上説明したように、この発明のカラー熱転写用記録媒
体は、光の透過率が1Hについて90%以上である低分
子合成樹脂を主成分とするバインダー剤を用いたので、
積層された各層の色材から十分な光量の反射光を得るこ
とができ、これにより減法混色を十分に行うことができ
、色再現性を向上させることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるカラー熱転写用記録
媒体が塗布されたインクシートを示す平面図、第2図は
第1図の断面図、第3図は第1図のインクシートを用い
たカラープリンタの要部断面図、第4図は第3図のカラ
ープリンタによりプリントされた記録紙の一部の断面図
、第5図は2色のインクを重ねてプリントした場合のイ
ンクの状態を従来の考え方により示す断面図、第6図は
第5図と同様の場合のインクの実際の状態を示す断面図
、第7図は第6図の状態におけるインク内の光の進行状
態を模式的に示す断面図である。 (1)、(2)は色材、(3)は記録紙、(4)はバイ
ンダー剤、(11)はカラー熱転写用記録媒体である。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 色材と、光の透過率が1mmについて90%以上である
    低分子合成樹脂を主成分とし、前記色材を記録紙上に付
    着させるためのバインダー剤とを備え、前記記録紙上に
    複数色重ねられて混色が行われることを特徴とするカラ
    ー熱転写用記録媒体。
JP2260461A 1990-10-01 1990-10-01 カラー熱転写用記録媒体 Pending JPH04140190A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2260461A JPH04140190A (ja) 1990-10-01 1990-10-01 カラー熱転写用記録媒体

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JP2260461A JPH04140190A (ja) 1990-10-01 1990-10-01 カラー熱転写用記録媒体

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JPH04140190A true JPH04140190A (ja) 1992-05-14

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JP2260461A Pending JPH04140190A (ja) 1990-10-01 1990-10-01 カラー熱転写用記録媒体

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