JPH0414016B2 - - Google Patents

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JPH0414016B2
JPH0414016B2 JP58186945A JP18694583A JPH0414016B2 JP H0414016 B2 JPH0414016 B2 JP H0414016B2 JP 58186945 A JP58186945 A JP 58186945A JP 18694583 A JP18694583 A JP 18694583A JP H0414016 B2 JPH0414016 B2 JP H0414016B2
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rotational position
motor
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speed
motion
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Wataru Shimizu
Jitsuo Toda
Akifumi Akama
Jushichi Kikuchi
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Publication of JPH0414016B2 publication Critical patent/JPH0414016B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K11/00Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/18Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound
    • G10K11/26Sound-focusing or directing, e.g. scanning
    • G10K11/35Sound-focusing or directing, e.g. scanning using mechanical steering of transducers or their beams
    • G10K11/352Sound-focusing or directing, e.g. scanning using mechanical steering of transducers or their beams by moving the transducer
    • G10K11/355Arcuate movement
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/04Analysing solids
    • G01N29/06Visualisation of the interior, e.g. acoustic microscopy
    • G01N29/0609Display arrangements, e.g. colour displays
    • G01N29/0645Display representation or displayed parameters, e.g. A-, B- or C-Scan
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/02Indexing codes associated with the analysed material
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  • Biochemistry (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は超音波ビームを2次元的に走査し、
被検査物の断層像を得る超音波走査装置に関す
る。
従来技術 超音波走査装置は1個の超音波送受器を機械的
に揺動させることにより走査を行うようになつて
いるため、連続的な走査が可能であり、また、コ
ストの面でも比較的経済的である。しかし、モー
タの連続的回転運動を機械的往復運動に変換する
ことにより機械的走査を実現しているため、従来
のものは、1ストロークの走査行程で超音波送受
器の動きが不等速となり、好ましくなかつた。
モータの回転運動を往復の揺動運動に変換する
リンク機構の一例を示すと第1図a,bのようで
あり、aを正面図とするとbはその右側面図であ
る。aにおいて側面で示されたモータ1の回転軸
に回転板2が連結され、この回転板2の外周の一
点に枢軸3を介して半円弧状のリンク4の頂部が
枢動自在に固定されており、半円弧状リンク4の
両端の内側には円板状の揺動板5が枢軸6a,6
bを介して枢支され、揺動板5は枢軸6a,6b
に直交する枢軸8a,8bを介してフレーム7に
枢支されている。超音波送受器9は揺動板5に取
付けられる。従つて、モータ1の回転に応じて回
転板2が回転すると、リンク4がその枢軸3と他
の枢軸6a,6b,8a,8bとの仮想交点を中
心として円錐状に回転運動し、その端部(6a,
6bの箇所)が往復動し、これに伴ない揺動板5
が矢印の方向に揺動する。
モータ1の回転に応じた回転板2の動きを作図
すると第2図aの軌跡10のようであり、これに
対応する揺動板5の動き即ち超音波送受器9の動
きを作図すると同図の軌跡11のようである。こ
の超音波送受器9の揺動運動をモータ1の回転角
θ=ωntの関数で作図すると第2図bのScのよ
うになり、ストロークの中心を0としたときの揺
動運動における移動量Scは概ね正弦関数に近似し
たものとなる。これに対応する超音波送受器9の
移動速度Vcを作図すると第2図bのVcのように
なり、概ね余弦関数に近似したものとなる。ここ
でωnはモータ1の回転角速度である。bでは角
度θと時間tの関係はリニアである。
このように従来の機械的走査方式ではモータ1
が定速ωnで回転するので、変換された揺動運動
は余弦又は正弦関数の不等速特性を示し、ストロ
ークの中心(Sc=0)付近では高速であるが、ス
トローク端に近づくにつれて徐々に低速となる。
このようなストローク運動をする超音波送受器に
対して走査タイミングは一定クロツクに従つて設
定されるので、ストローク中心付近では走査間隔
が粗くなり、ストローク端に近づくほど走査間隔
が密になる。超音波診断にとつてはストローク中
心付近が重要である。しかるに、上述のようにス
トローク中心に近づくほど粗になるという走査間
隔の不均一によつて、診断の実情にそぐわない走
査しか行えないという不都合があつた。
発明の目的 この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、
機械的走査方式を採用する超音波走査装置におい
て、ストローク中心を略中心とするできるだけ広
い範囲でストローク速度(走査速度)ができるだ
け均一になるようにし、上述のような欠点を除去
することを目的とする。
発明の概要 この発明の超音波走査装置は、モータの回転に
伴う超音波送受器の往復運動の所定のストローク
範囲(好ましくはストローク中心を略中心とする
可及的広範囲)で該超音波送受器が所望の速度特
性で(例えばできるだけ均一の速度で)運動する
よう、該モータの速度をその回転位置に応じて可
変制御するようにしたことを特徴とするものであ
る。すなわち、モータの回転に応じた軌跡10の
角速度ωx(第3図a参照)を回転角度θに関して
所定の特性で不等速とすることにより、超音波送
受器11の揺動運動の軌跡11の時間t対移動量
Sの関数を例えば第3図bのように略三角波形状
とし、これによりストローク中心(S=0)付近
のできるだけ広範囲でその移動速度Vを同図に示
すようにできるだけ均一にしようとするものであ
る。この発明は、できるだけ均一の速度にする制
御に限らず、例えば重要なストローク中心付近で
相対的に低速化して走査密度を上げるようにする
ことも可能である。
実施例 第4図はこの発明に係る超音波走査装置の一実
施例の全体像を示すブロツク図であり、モータ1
は例えばサーボモータである。変換機構12は、
モータ1の回転運動を超音波送受器9の往復運動
に変換して伝達する機構であり、例えば第1図と
同様に回転板2、半円弧状リンク4、揺動板5か
ら成り、超音波送受器9に揺動運動を行わせるも
のである。回転位置検出器13はモータ1の回転
位置を検出するものであり、この回転位置検出デ
ータがモータ制御回路14に与えられる。モータ
制御回路14は、モータ1の駆動制御を行う回路
であり、モータ1の速度をその回転位置に応じて
所定の特性で可変制御するものである。このモー
タ1の不等速回転特性は、変換機構12の変換特
性に従つて決定されるようになつており、結果的
に、モータ1の不等速回転運動が超音波送受器9
の往復揺動運動における所望の速度特性の運動例
えばストローク中心を略中心とするできるだけ広
範囲での可及的等速運動に変換されるようになつ
ている。超音波送受器9には所定のクロツクに従
つて走査タイミングパルスが一定時間間隔で与え
られるようになつており、この走査タイミングパ
ルスに従つて任意の走査位置(ストローク位置)
で超音波が発信される。上述のようにストローク
中心を略中心とする可及的広範囲では走査運動は
可及的等速とされるので、一定の走査タイミング
パルスに従つて設定される走査位置を略等間隔と
することができる。被診断対象たる患者の体内で
反射した超音波が送受器9で受信され、その受信
信号が画像処理装置15に与えられる。画像処理
装置15は、この受信信号を周知の手段により信
号処理する。この信号処理された受信信号は回転
位置検出器13から与えられる位置検出データに
より、その走査線に対応して可視表示される。ま
た、この画像処理装置15はしばしば、信号処理
された受信信号を走査線に対応させて、メモリに
一旦蓄積し、テレビジヨンフオーマツトで読み出
すデジタルスキヤンコンバータを備えている。
モータ1の不等速回転特性は変換機構12の変
換特性に応じて決定される。第1図に示すような
変換機構を用いた場合、モータ1の定常回転速度
ωnの2倍の角速度成分2ωnで周期的に該モータ
速度を偏倚させれば良い結果が得られることが確
められた。この点について以下説明する。
第3図aに示すように回転運動の軌跡10の半
径をRとし、変換機構12の揺動中心と回転運動
中心との距離も同じくRとする(これは必ずしも
同じである必要はなく、説明の簡単化のために同
じであるとする)。回転角度θに対応する揺動運
動の角度をθ1とする。このθ1は往復運動の軌跡1
1におけるストローク中心からの移動距離(スト
ローク位置)に対応している。回転角度θが角速
度ωnで等速変化しているとすると、つまりθ=
ωntであるとすると、 tanθ1=Rsinθ/R であり、 θ1=tan-1(sinθ) …(1) なる関数で表現できる。これは第2図bのScのカ
ーブに相当する。
ここで、回転角度θが、任意の定常角速度ωn
をその2倍の角速度成分2ωnで周期的に偏倚させ
た下記のような不等速特性で運動すると、 θ=ωnt−K sin2ωnt …(2) 前記(1)式は(2)式によつて次のように書替えられ
る。
θ1=tan-1{sin(ωnt−K sin2ωnt)} …(3) ここでKは速度偏倚成分2ωntの大きさを設定
する任意の係数である。上記(3)式は次のような近
似式で表わすことができる。
θ1=a sinωnt+b sin3ωnt +c sin5ωnt+d sin7ωnt …(4) ここで、係数a,b,c,dは速度偏倚成分
ntの係数Kの大きさに応じて特定の値をとる
ことが確かめられている。ところで、揺動運動の
変位置に対応するθ1が可及的広範囲で等速運動す
るようにするには、このθ1の運動が第3図bのS
のように三角波に近いものとなればよい。そこ
で、理想的なθ1の運動関数は三角波のフーリエ展
開式より θ1=sinωnt−1/9sin3ωnt +1/25sin5ωnt− …(5) となればよいわけであるが、前記速度偏倚成分の
係数Kを適切に定めれば(4)式の各項の係数a,
b,c,dが(5)式の理想値にかなり近づくことが
確認できた。従つて、モータ1の回転角度θの運
動関数を、Kの値を0以外の適切な値に設定して
前記(2)式のような不等速運動とするのが好まし
い。(2)式を図示すると第5図のようであり、θと
ωnt関係がリニアではなく、モータ1の速度が
その回転角度θに応じて可変制御されていること
がわかる。
従つて、第4図のモータ制御回路14において
前記(2)式を満足するような不等速制御を行えばよ
い。そのための不等速制御法には種々の方法が考
えられる。好ましい一例として、回転位置検出器
13の検出特性(モータ1の実際の回転位置対回
転位置検出出力の特性)を前記(2)式を満すように
ノンリニアとする方法を次に提案する。
回転位置検出器13は第6図に示すような可変
磁気抵抗型のセンサ部20と位相ずれ検出のため
のデータ変換部21とを具えるものを用いる。こ
のような回転位置検出器は特開昭57−70406号で
公知であるが、以下簡単に説明する。
第6図に示された位置検出器13は、ロータ1
9の回転位置θに応じて基準交流信号sinωtまた
はcosωtを位相シフトした出力信号Y=sin(ωt−
θ)を生じる回転型のセンサ部20と、この出力
信号Yを基準交流信号sinωtとの位相ずれ量θを
測定してこのθに対応するデイジタルのアブソリ
ユート回転位置データD〓を求める変換部21と
を含んでいる。センサ部20は、複数の極A〜D
が円周方向に所定間隔(一例として90度)で設け
られたステータ22と、各極A〜Dによつて囲ま
れたステータ空間内に挿入されたロータ(可動鉄
心)19とを具えている。ロータ19は、回転角
度に応じて各極A〜Dのリラクタンスを変化させ
る形状を成しており、一例として偏心円筒形であ
る。ステータ22の各極A〜Dには1次コイル1
A〜1D及び2次コイル2A〜2Dが夫々巻回さ
れている。半径方向で対向する2つの極AとCは
差動的に動作するようにコイルが巻かれ、かつ差
動的なリラクタンス変化が生じるようになつてい
る。もう一方の極B,Dの対も同様である。一方
の極付A,Cの1次コイル1A,1Cは正弦信号
sinωtで励磁され、他方の極対B,Dの1次コイ
ル1B,1Dは余弦信号によつて励磁される。そ
の結果、2次コイル2A〜2Dの合成出力Yとし
て、基準信号sinωt(またはcosωt)をロータ19
の回転角度θに応じた角度だけ位相シフトした信
号Y=sin(ωt−θ)が得られるようにすることが
できる。尚、ロータ19が或る速度で回転してい
る場合はθはθ(t)によつて表現されうる。つ
まり、θが時々刻々と変化する。
変換部21においては、所定の高速クロツクパ
ルスCPをカウンタ23でカウントし、このカウ
ンタ23の出力にもとづきサイン・コサイン発生
回路24で正弦信号sinωtと余弦信号cosωtを
夫々発生し、これを前述の通り、1次コイル1
A,1C,1B,1Dに夫々印加する。2次コイ
ル2A〜2Dの出力信号Y=sin(ωt−θ)はゼロ
クロス検出回路25に与えられ、この信号Yの電
気位相角ゼロのタイミングに同期してパルスLが
出力される。この回路25の出力パルスLはラツ
チ回路26のラツチパルスとして使用される。ラ
ツチ回路26は回路25から与えられたパルスL
の立上りに応じてカウンタ23のカウント出力を
ラツチする。カウンタ23のカウント値が1巡す
る期間と正弦信号sinωtの1周期とを同期させる
ことができ、そうすると、ラツチ回路26には基
準交流信号sinωtとセンサ部出力信号Y=sin(ωt
−θ)との位相差θに対応するカウント値がラツ
チされることになり、これが位置データD〓とし
て出力される。尚、ラツチパルスLは走査タイミ
ングパルスとして超音波送受器9(第4図)で利
用することもできる。
上述のような位相シフト型の回転位置検出器1
3において、通常は、1次側の2つの基準交流信
号sinωt,cosωtの振幅を等しくすることにより
機械的回転位置θに対してリニアな特性の電気的
位相ずれθを生ぜしめるようにしているが、1次
交流信号sinωt,cosωtの振幅を異ならせるだけ
で容易に機械的回転位置θに対してノンリニアな
特性の電気的位相ずれθを生ぜしめることができ
ることが判明している。すなわち、1次交流信号
sinωt,cosωtの振幅が異なれば、真の機械的回
転位置θに対して△θなる誤差をもつ電気的位相
ずれが出力信号Yに生じ、この誤差△θは△θ=
Ksin2θなる特性を持つことが判明している。係
数Kの絶対値は1次交流信号sinωt,cosωtの振
幅差異が大きくなるほど大きくなり、例えば振幅
差量の比率が1%の場合約0.3度、2%の場合約
0.5度、3%の場合約0.9度程度の角度に相当す
る。このように、1次交流信号sinωt,cosωtの
振幅を異ならせることにより、結局、次のような
関係で、実際のモータ1の回転角度θに対してノ
ンリニアな特性を示すアブソリユート回転位置検
出データD〓が得られる。
D〓∝θ+Ksin2θ …(6) この特性を図示すると第7図の実線のようにな
る。
このようにノンリニアな検出特性を示す回転位
置検出器13を用いてモータ制御回路14を第8
図のように構成する。27は速度検出回路であ
り、回転位置検出器13からの位置検出データ
D〓の所定単位時間当りの変化分(微分値)を演
算することにより速度検出データωfを求める。
28はサーボアンプであり、所望の定常回転速度
ωnを指示するアナログ速度設定信号V(ωn)と
速度検出データωfをD/A変換器29でアナロ
グ変換した速度検出信号V(ωf)との偏差を偏差
入力部30で求め、この偏差に応じた駆動信号を
モータ1に与える。
サーボループではV(ωn)=V(ωf)となるよう
モータ1の回転運動を制御する。しかし、ωf
D〓∝θ+Ksin2θなる関係によつて定まる為の速
度検出データであるため、サーボループが安定し
ているときモータ1は設定速度ωnで等速運動し
ているわけではなく、実際は上記関係によつて規
定される不等速運動をしている。つまり、回転位
置検出データD〓はωn=ωfが成立するとき第9図
に示すようにD〓∝ωntなる関係で見かけ上等速
変化しているが、真の回転位置θは第10図のよ
うに「θ=ωnt−Ksin2ωnt」に概ね相当する
不等速運動を行う。この不等速運動は前記(2)式に
相当し、(6)式のようなノンリニアな検出特性を持
つ回転位置検出器13を用いて第8図のように構
成すれば所期の目的が達成できることが判かる。
尚、回転位置検出器13の検出特性をノンリニア
にするには、1次交流信号sinωt,cosωtの振幅
を異ならせることのみならず、両信号の位相差を
90度より幾分偏倚させることによつても可能であ
る。
上述と同様のノンリニア検出特性のアブソリユ
ート回転位置検出器13は、第6図のような可変
磁気抵抗型のセンサ部20の代わりにレゾルバの
ような可変磁気結合型の位相シフト型センサを用
いても構成できる。
また、回転位置検出器13としてインクリメン
タルパルスを発生するタイプのものを用いてもよ
い。すなわち、第11図のように、所定のノンリ
ニア特性(不等間隔ピツチ)でパルス発生パター
ンを構成したインクリメンタルロータルエンコー
ダを回転位置検出器13として使用し、この出力
パルスINCPを周波数電圧変換器31に入力して
アナログ速度検出信号V(ωf)を求め、これを第
8図のように偏差入力部30に与える。一方、出
力パルスINCPは走査タイミングパルスとして超
音波送受器9(第4図)に与えることができ、更
にこのパルスINCPをカウンタ32でカウントす
ることにより回転位置データを求め、これを画像
処理装置15に与えることができる。この場合、
モータ1が望みの不等速運動を行つているときイ
ンクリメンタルパルスINCPの発生時間間隔が等
間隔になるように、実際の回転角度θに対するパ
ルス発生パターンをノンリニア化する。そうすれ
ば、出力インクリメンタルパルスINCPを等時間
間隔のクロツクパルスとして使うことができ、し
かもカウンタ32のカウント値が超音波送受器9
のストローク位置に(略等速運動するストローク
範囲で)リニアに対応するものとなり、都合がよ
い。前述のアブソリユート型の回転位置データ
D〓も同様であるが、このようにノンリニア検出
特性の回転位置検出器13を用いれば、その回転
位置データが可及的等速運動する広範囲なストロ
ーク範囲におけるストローク位置に略リニアに対
応するものとなるので、これをストローク位置デ
ータとして画像処理装置15(第4図)でそのま
ま利用することができるというメリツトがある。
勿論、この発明は、上述のようなノンリニア検
出特性の回転位置検出器に限らず、リニア検出特
性の回転位置検出器を用いても実施可能である。
その場合は、回転位置検出値に応じて所定のモー
タ不等速関数をテーブルから読み出すようにし、
これに従つてモータの速度制御を行えばよい。し
かし、ノンリニア検出特性の検出器を用いればそ
のようなテーブルを必要としないので有利であ
る。
第12図は、モータの回転角度θに対してリニ
アな特性を示す回転位置検出データD〓′を出力す
る回転位置検出器13aを使用した場合の実施例
を示すもので、ノンリニア変換テーブル37が設
けられている点が第8図と異なつている。ノンリ
ニア変換テーブル37は所望のノンリニア検出特
性を記憶したメモリから成るもので、検出器13
aから出力されたリニア検出特性の位置検出デー
タD〓′をノンリニア検出特性のデータD〓に変換し
て出力する。ノンリニア検出特性に変換された位
置検出データD〓は第8図と同様に速度検出回路
27に与えられ、偽の速度検出データωfが求め
られる。
第13図に示すように、変換機構12のストロ
ーク位置を直接検出するストローク位置検出器3
3とストローク速度検出器34を設け、検出器3
3の出力にもとづき所定ストローク範囲判定部3
5で可及的等速運動を行うべき所定ストローク範
囲であることを判定し、この判定に応じてゲート
36を開き、このゲート36を介して検出器34
のストローク速度検出データを適宜の帰還率でサ
ーボモータ28の減算部30にフイードバツクす
るようにしてもよい。この場合、機械系による応
答遅れが出るが、その分を修正するような処理を
行えばよい。なお、ストロークの折返し付近では
ゲート36を閉じるが、その間は設定速度ωn
応じたモータ制御を行えばよい。
発明の効果 以上の通りこの発明によれば、超音波送受器の
走査ストローク運動のストローク中心を中心とす
るできるだけ広範囲にわたつて走査ストローク速
度をできるだけ均一化する(若しくは所望の速度
特性にする)ことができ、これにより、超音波診
断にとつて重要な走査ストローク中心付近の走査
間隔を略等間隔とする(又はより一層密にする)
ことができる。従つて、質の良い超音波走査を効
率的に行うことができ、しかも構成も簡単であ
り、かつ比較的低コストでこれを実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図aはモータの回転運動を超音波送受器の
往復揺動運動に変換するリンク機構の一例を示す
正面図、同bは同リンク機構の右側面図、第2図
aは同変換リンク機構の入力回転運動と出力スト
ローク運動の軌跡を作図した図、同bはモータ等
速回転運動時における出力ストローク運動の移動
量及び速度の関数を略示するグラフ、第3図aは
第2図aと同様の図、同bは理想的なモータ不等
速回転運動時における出力ストローク運動の移動
量及び速度の関数を示すグラフ、第4図はこの発
明の一実施例の全体像を略示するブロツク図、第
5図は第1図の変換機構に対応するモータの理想
的な不等速運動の一例を示すグラフ、第6図はこ
の発明で用いる回転位置検出器の一例を示す機械
的構造の平面図及び電気的ブロツク図、第7図は
第6図の検出器における入力回転角度対出力検出
データのノンリニア特性の一例を示すグラフ、第
8図は第6図及び第7図に示すようなノンリニア
特性のアブソリユート回転位置検出器を用いた場
合の第4図のモータ制御回路の一例を示す電気的
ブロツク図、第9図は第8図のサーボループ安定
時における見かけ上の回転位置検出データの変化
を示すグラフ、第10図は第9図のような見かけ
上の検出データの変化に対応する実際のモータ回
転位置の変化すなわち不等速運動を示すグラフ、
第11図は入力回転角度に対してノンリニア特性
を示すインクリメンタルパルスを発生するものを
回転位置検出器として用いた一例を第8図の変更
箇所に関して抽出して示すブロツク図、第12図
はリニア検出特性の回転位置検出器を用いた場合
における第8図の変更例を示すブロツク図、第1
3図はこの発明の別の実施例を示すブロツク図、
である。 1…モータ、2…回転板、3,6a,6b,8
a,8b…枢軸、4…半円弧状リンク、5…揺動
板、7…フレーム、9…超音波送受器、12…変
換機構、13…回転位置検出器、14…モータ制
御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モータと、該モータの回転運動を往復運動に
    変換する変換機構と、該変換機構によつて往復運
    動させられる超音波送受器とを具えた超音波走査
    装置において、 前記モータの回転位置を検出する回転位置検出
    手段と、 前記往復運動の所定のストローク範囲で前記超
    音波送受器が所望の速度特性で運動するよう、前
    記回転位置検出手段により検出した回転位置デー
    タに応じて、前記モータを不等速制御するモータ
    制御手段と を具備したことを特徴とする超音波走査装置。 2 前記回転位置検出手段は、モータの実際の回
    転位置に対して所定の特性でノンリニアな回転位
    置データをアブソリユート値で出力するものであ
    り、前記モータ制御手段は、この回転位置データ
    の時間的変化分にもとづき偽の速度検出データを
    求める手段と、この偽の速度検出データと所定の
    速度設定データとの偏差に応じて前記モータを制
    御する手段とを含むものである特許請求の範囲第
    1項記載の超音波走査装置。 3 前記回転位置検出手段は、複数の1次コイル
    とそれに対応する2次コイルとを含み、1次コイ
    ルを互いに位相のずれた交流信号によつて励磁
    し、回転に伴う磁気抵抗又は磁気結合の変化に応
    じて2次コイル側に前記交流信号を回転位置に応
    じた電気角だけ位相シフトした出力信号を生ぜし
    め、この位相シフト量を測定することによりアブ
    ソリユート回転位置データを得るようにした検出
    手段であり、前記励磁用交流信号間の振幅レベル
    を所定の比率で異ならせることにより実際の回転
    位置に対してノンリニアな特性の位置データを得
    るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載の超音波走査装置。 4 前記回転位置検出手段は、モータの実際の回
    転位置に対して所定の特性でノンリニアな間隔で
    インクリメンタルパルスを発生するものであり、
    前記モータ制御手段は、このインクリメンタルパ
    ルスの周波数にもとづき偽の速度検出データを求
    める手段と、この偽の速度検出データと所定の速
    度設定データとの偏差に応じて前記モータを制御
    する手段とを含むものである特許請求の範囲第1
    項記載の超音波走査装置。
JP58186945A 1983-10-07 1983-10-07 超音波走査装置 Granted JPS6080443A (ja)

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