JPH0414010B2 - - Google Patents

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JPH0414010B2
JPH0414010B2 JP58179963A JP17996383A JPH0414010B2 JP H0414010 B2 JPH0414010 B2 JP H0414010B2 JP 58179963 A JP58179963 A JP 58179963A JP 17996383 A JP17996383 A JP 17996383A JP H0414010 B2 JPH0414010 B2 JP H0414010B2
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film
ray
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horizontal arm
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Tooru Nakamura
Tooru Kitagawa
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はマイクロコンピユータを用いて被検
者の歯列穹または頭頚部の任意でかつ複数の断層
曲線のいずれかを選択し、その断層面をパノラマ
式に撮影することのできる歯科用多軌道断層撮影
装置に関するものである。
近年歯科用パノラマ撮影装置の普及が目覚まし
く、歯科口腔領域のX線診断には欠かせない撮影
装置の一つとなつてきた。しかしながら従来のパ
ノラマ装置は、その断層軌道が主として歯列穹に
限定されており、たとえば上顎洞位、顎関節位ま
たは頚椎位など頭頚部診断に必要な複数の断層面
の撮影を選択的に一つの装置によつて行うことが
できず、それぞれに適した個別の装置によつて断
層撮影をしなければならない欠点がある。このた
め歯科はもちろん脳外科(救急外科)などの領域
において頭頚部の複数の裁断面を同一装置によつ
て択一的に断層撮影が可能なパノラマ装置の開発
が強く要望されている現況である。
この発明は以上の現況に鑑みてなされたもの
で、従来の歯科用全頚パノラマ撮影装置の単一軌
道式の欠点を解消し、マイクロコンピユータを用
いて多軌道断層撮影の可能な撮影装置を得ようと
するものである。すなわち被写体をはさんでX線
源とフイルム保持部とを一本のアームの両端に対
向配置し、被写体に対しX線ビームが常に正方投
影するように上記アームを遊星歯車式回動機構に
よつて回動させ、かつこのアーム回動に対応して
上記フイルムを可変速度で移動せしめるととも
に、X線源の曝射タイミングを制御するようにし
た装置において、上記アームの回動位相に対する
X線源の曝射のタイミングを複数の断層軌道ごと
に複数組記憶させる軌道様式記憶手段と、同じく
アーム回動位相に対するフイルム移動速度を後述
する理論式(1)によつて計出し、複数の断層軌道ご
とに複数組記憶させる軌道特性記憶手段と、術者
に操作される軌道選択スイツチと、このスイツチ
操作時に複数の軌道のいずれかに対応するアドレ
スを出力する軌道選択手段と、アーム回動を駆動
し、かつその回動位置を検出するアーム位相検出
手段と、上記軌道選択手段の出力によつて上記2
つの記憶手段に対しアドレスを指定するととも
に、上記アーム位相検出手段の出力を判定し、ア
ーム回動に対応して上記指定アドレスを進めるア
ドレス判定指定手段と、上記軌道様式記憶手段か
らのX線曝射タイミング情報の出力によつて、X
線曝射タイミングを制御するX線曝射制御手段
と、上記軌道特性記憶手段からのフイルム移動速
度情報の出力によつてフイルム移動駆動源を制御
するフイルム駆動制御手段とを設けたことを特徴
とする歯科用多軌道断層撮影装置にかかるもので
ある。
以下図面を用いてこの発明の実施例を説明す
る。第1図はこの発明の実施例を床上据置型装置
として示した外観斜視図であり、高電圧変圧器は
図示を省いている。多軌道断層撮影装置1は基台
2に樹設した主柱3と、この主柱3の上下方向に
摺動自在に支承される撮影台4と、この撮影台4
の前記基台側に突き出したアーム駆動部5の先端
部に水平方向に回動自在に係合する水平アーム6
とで構成されている。この水平アーム6の一端に
はX線管7が、懸架され、そのX線照射筒8から
上記水平アーム6と平行する方向にX線ビームを
放射する。水平アーム6の他端には図示しない被
写体を透過したX線情報をスリツト9を介して受
像するX線フイルムを内蔵したフイルムカセツテ
10を上記X線ビームと直交する方向に移動自在
に保持するフイルム保持部11が懸架されてい
る。上記撮影台4の下部から上記アーム駆動部5
と同方向に延びる支持台12の先端に被検者のあ
ご載置台13が設けられ、その上方位置に被検者
の頭部位置ぎめに用いる2本のイヤーロツト支柱
14が上記アーム駆動部5に固定され、投光器1
5が出射する可視光ビームによつて頭部位置ぎめ
を行う際の水平アームの移動調整に対して上記あ
ご載置台13すなわち前歯部の裁断面を不動にす
るように構成されている。上記水平アーム6のア
ーム駆動部5内のアーム回動機構37は、筆者ら
の考案にかかる実公昭53−第50394号公報および
実公平−第973号公報に詳記されているのでここ
では詳説を省くが、その回動機構37は第2図に
示すような遊星摩擦転輪15と、固定太陽摩擦輪
16(図はその約半分を描いている)と、その太
陽輪16の中心17を回転中心として回転するリ
ンク18とで構成されている。上記リンク18の
先端軸19に上記遊星摩擦輪15が回転自在に軸
支され、その遊星摩擦輪15は上記水平アーム6
を一体的に固定している。水平アーム6は、上記
先端軸19軸心位置またはその位置からLの距離
をへだてた位置Qにおいて懸架され、図において
右端XにX線源7、左端Fにフイルムカセツテ1
0を対向配置させている。この構成によつて今リ
ンク18を矢印b方向に回動させると、遊星摩擦
輪15は上記太陽摩擦輪16との内接によつて矢
印e方向に自転しながら公転して、これと一体的
の水平アーム6を矢印d方向に回動せしめ、リン
ク18が18′の位置に達すると上記水平アーム
6もそれと同一線上の6′の位置に回動する。こ
の回動によつて上記懸垂位置Qから所定の距離l
だけへだてた一点Pが描く軌跡が所定の擬似だ円
形軌道となる。上記回動機構は上記17の回転軸
を一定速度で回転せしめるたとえば5相パルスモ
ータによつて駆動され、上記P点を含む所定の軌
道における断層面に対し、X線源6と、フイルム
カセツテ10との相対位置関係を維持したまま、
X線ビームを常に正方投影しながら水平アーム6
を回動せしめ、そのX線ビームの回転中心を一種
のアステロイド曲線状に移動させるのである。こ
の一定の軌道走査に対し、任意の断層軌道を撮影
するためには水平アーム6の回動位相に対するフ
イルムカセツテ10の上記水平アーム回動方向と
相反する方向への移動速度を上記任意の軌道ごと
に異なる特性で可変制御しなければならない。こ
の発明の要部の一つは上記任意の断層軌道ごとに
異なるフイルム移動速度(V)をつぎの理論式(1)
にもとづいて算出し、その速度特性をマイクロコ
ンピユータ内のメモリにあらかじめ記憶せしめる
点である。
V={F・H(E+G)+K(B+D)} d/dt(mm/sec) ……(1) (1)式における各函数はつぎのとおりである。
F= 1(A≧0) −1(A<0),A=B+D/E+G, B=(a−R)Sin, D=(L−l)(R/a−1)Sin(R/a−1),
E= (R−a)Cos, G=(L+l)(R/a−1)Cos(R/a−1),
H =Cos(R/a−1),K=Sin(R/a−1) ……(2) 上記(2)式における各常数をつぎに定義する。
L:第2図における遊星摩擦転輪またはピニオン
ギヤ15の中心19から水平アーム6の懸
垂軸心Qまでの距離(mm) l:水平アーム6の懸垂軸心Qから任意の断層面
Pまでの距離(mm) a:遊星摩擦転輪またはピニオンギヤ15の半径
(mm) R:固定太陽摩擦輪またはインターナルギヤ16
の半径 :上記遊星転輪15の中心19と上記太陽輪1
6の中心17とを結ぶ直線の移動位相角
(radian) t:時間(sec) 以上の理論式(1)によつて任意の断層軌道におけ
る上記リンク18の回動角()を基準としてこ
れと一定の関係にある水平アーム6の回動位相に
対するフイルム速度(V)の特性を求めることが
できる。
つぎに第1図にもどつてX線制御装置20につ
いて説明する。床面よりの高さ約1mの制御盤2
1上には図の左側から管電圧表示器22、管電流
表示器23、曝射時間表示器24を設け、上記表
示器22,24の下方には、それらの撮影条件設
定押ボタンや管電圧制御の自動・手動切換押ボタ
ンなどを配列している。それらの右端上部には写
真濃度設定部25を設け、下部には電源ON・
OFF押ボタン26および撮影停止押ボタン27
を並べ、それらのすぐ上にREADY28,
RESET29のそれぞれの押ボタンを設けるとと
もに装置筐体30の側面に移動自在のX線曝射押
ボタン31が架けられている。X線制御装置20
の上記構成は従来装置とほぼ同じであるが、この
発明の要部の一つは、このX線制御装置20に内
蔵され複数の断層軌道の撮影プログラムを記憶し
たマイクロコンピユータと、その記憶された複数
のプログラムを択一的に術者が選択する盤面21
上右側中央部に斜線で示した軌道選択押ボタン部
32である。この軌道選択押ボタン部32の配列
の一実施例を第3図に示す。A1,A2,A3,
B,Cは、それぞれ断層軌道の選択押ボタンであ
りA1,A2,A3はともに歯列穹軌道のそれぞ
れ異なる軌道に対応するものであり、Bは上顎洞
位の軌道、Cは顎関節位の軌道に対応する。上記
5個の押ボタンの左または右側に設けた表示灯3
3は選択した軌道を術者に確認させるものであ
る。なおA1,A2,A3の押ボタンはAの押ボ
タンを押したのち、そのいずれかの押ボタンを押
すように構成されている。第4図は、複数の断層
軌道の1例を示す被検者頭部体軸方向から見た略
図である。A2′がほぼ標準的な歯列穹軌道であ
りA1′はA2′に比し、巾X、深さYがそれぞれ
大きい歯列穹軌道であり、A3′は深さYがほぼ
同一で巾Xが大きい歯列穹軌道を示す。B′は上
顎洞位の軌道であり、同時に頬骨位も撮影でき
る。C′は従来顎関節撮影装置を用いて撮影してい
た部位の断層軌道を示す。これら複数の軌道にお
いてA1′,A2′,A3′の3種の軌道において
は、そのX線曝射の始点Sと終点Eとはほぼ同一
であり、水平アーム回動位相に対応するフイルム
移動速度特性のみをそれぞれの軌道ごとに変える
ことによつて、軌道の断層面が撮影できる。たと
えばA2′軌道を標準特性とすればA1′軌道に対
しては同一アーム回動位相においてフイルム移動
速度V(以下フイルム速度と記す)を高めた特性
を用い、またA3′軌道に対してはその始点・終
点付近のある範囲においてフイルム速度を高めれ
ばよいのである。B′軌道においてはX線曝射の
始点S、終点Eが上記歯列穹のばあいと大巾に異
なり、さらにアーム回動位相に対するフイルム速
度特性も高速化が要求される。つぎにC′軌道にお
いてはX線曝射が非連続であり、最初の始点S1
ら最初の終点E1まで曝射し、つぎにアームの回
動位相がS2に達したとき、再び曝射を開始して、
最終の終点E2にて終了する。このように各断層
軌道ごとに異なるX線曝射のタイミングならびに
フイルム速度特性をプログラム化して、マイクロ
コンピユータに記憶させ、それらを択一的に選択
して任意の軌道の断層面をパノラマ状に撮影する
のである。
第4図はこの発明の構成を示すブロツク図であ
り、前述したX線制御盤上に軌道選択スイツチ3
2の操作によつて、点線34にて囲み、図示しな
いマイクロプロセツサ・メモリおよびインターフ
エースにてなるマイクロコンピユータ内の軌道選
択手段35が上記A1〜Cのいずれかの軌道信号
をアドレス判定指定手段36に入力する。一方水
平アーム6の回動機構37に駆動パルスを送るた
とえばパルス発生器になるアーム回動位相検出手
段38は上記駆動パルスをカウントすることによ
つて水平アーム6の回動位置(位相)を刻々と検
出し、その検出信号を上記アドレス判定指定手段
36に入力する。このアドレス判定指定手段36
は上記2つの入力信号を判定して、あらかじめ断
層軌道ごとにて決まるX線曝射の始点Sまたは
S1,S2、終点EまたはE1,E2を記憶させてある
軌道様式記憶手段39および、同じくあらかじめ
断層軌道ごとに決まるアーム回動位相とフイルム
速度特性を記憶させてあるメモリ内のROMの一
つである軌道特性記憶手段40にアドレスを指定
し、その指定アドレスを刻々と出力する。41は
上記軌道様式記憶手段39からの出力信号にもと
づいて水平アーム6の回動位相に対してX線曝射
の始点・終点を決定して、この制御信号をX線制
御装置20内のX線曝射制御回路42に出力する
X線曝射制御手段であり、X線源7はその制御に
よつて決められたプログラム通りにX線ビームを
放射する。一方同じくメモリ内の今一つのROM
である軌道特性記憶手段40からの出力にもとづ
いて水平アーム6の回動位相に対応するフイルム
速度Vを決定して、その制御信号を出力するフイ
ルム駆動制御手段43によつて選択された軌道に
適合した速度でフイルムカセツテ10の駆動源4
4たとえば5相パルスモータを駆動する。つぎに
第6図によつて上記制御を実行するフローチヤー
トを説明する。ステツプ51を除く48〜53ま
での各ステツプは術者の操作によるものであり、
ステツプ51が前述したマイクロコンピユータ3
4が選択された軌道のプログラムを読出してアー
ムの回動に対応しうる態勢を整える処理ステツプ
である。水平アームが回動を開始する54のステ
ツプ以降水平アームは一定速度で回動し、前記の
位相検出手段38がその検出信号をアドレス判定
指定手段36を介して軌道様式記憶手段39に入
力するステツプ55によつて、その位相がX線曝
射始点か否かを判定するステツプ56に移され、
所定の回動期間曝射を継続し(ステツプ56′)、
終点に達したとき曝射を終了するのがステツプ5
7である。一方軌道特性記憶手段40側に入力さ
れた位相信号に対応するフイルム速度Vか否かを
ステツプ58にて判断し、フイルムを駆動すると
ともに回動終点位相に達したことを判断するステ
ツプ59によつてフイルム移動も同時に終了させ
るのである。
以上がこの発明の実施例であるが、この発明は
図示や説明に限定されるものでないことはいうま
でもない。たとえば装置が頭部X線規格撮影(セ
フアロ撮影)を兼ね行うパノラマ装置にも適用で
きるし、またフイルム保持部はフイルムカセツテ
を直線運動させる装置に限らず、フイルムドラム
によつてフイルム円弧状に回転運動させる装置で
もよい。また、実施例として歯列穹3軌道、上顎
洞位、顎関節位の各軌道合計5軌道の断層軌道撮
影装置としたが、マイクロコンピユータの記憶部
の取替えまたは増設によつて上記外の任意かつ複
数部位の断層面のパノラマ撮影が可能である。
この発明は以上のように構成されているので従
来の歯科用全顎パノラマ撮影装置の歯列穹軌道専
用の欠点を解消し、歯列穹を含む診断目的に応じ
た頭頚部断層軌道を複数個にわたり、その目的に
適した断層面を択一的に鮮明なパノラマ像として
撮影することを可能とし、さらにスリツト撮影法
によつて被検者の被曝線量がきわめて少なく、正
確なX線診断や外科治療の方針決定に便宜な装置
を提供しえたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の床上据置形の歯科
用多軌道断層撮影装置およびそのX線制御装置の
外観斜視図、第2図は上記装置の遊星歯車式アー
ム回動機構の構成を示す概略図、第3図は上記装
置の軌道選択スイツチ部の平面図、第4図は上記
実施例装置の撮影する5種の断層軌道を被検者頭
部上方から見た概略平面図、第5図は上記装置の
断面軌道撮影機能を説明する構成ブロツク図、第
6図は上記装置のマイクロコンピユータの処理手
順を示すフローチヤートである。 5…アーム駆動部(遊星歯車式アーム回動機構
ならびにその駆動源収容部)、6…水平アーム、
7…X線源、10…フイルムカセツテ、11…フ
イルム保持部、15…遊星摩擦転輪またはピニオ
ンギヤ、16…固定太陽摩擦輪またはインターナ
ルギヤ、17…上記16の中心、18…リンク、
19…上記15の中心、V…フイルム移動速度、
Q…水平アーム6の懸垂軸心、P…任意の断層面
の一点、l…上記Q点からPまでの距離、b…上
記リンク18の回動方向、e…上記15の自転方
向、d…水平アーム6の回動方向、32…軌道選
択スイツチ部、A1…歯列穹軌道(その一)選択
スイツチ、A1′…歯列穹軌道(その一)、A2…
歯列穹軌道(その二)選択スイツチ、A2′…歯
列穹軌道(その二)、A3…歯列穹軌道(その三)
選択スイツチ、A3′…歯列穹軌道(その三)、B
…上顎洞位軌道選択スイツチ、B′…上顎洞位軌
道、C…顎関節位軌道選択スイツチ、C′…顎関節
位軌道、34…マイクロコンピユータ、35…軌
道選択手段、36…アドレス判定指定手段、37
…遊星歯車式水平アーム回動機構、38…アーム
位相検出手段、39…軌道様式記憶手段、40…
軌道特性記憶手段、41…X線曝射制御手段、4
2…X線曝射制御回路、43…フイルム駆動制御
手段、44…フイルム駆動源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被写体をはさんでX線源とフイルム保持部と
    を所定の相対位置に対向状に懸架し、かつ水平方
    向に回動自体の水平アームと、前記所定の相対位
    置を保ちながらX線源の放射ビームが被写体に対
    し常に正方投影するように前記水平アームを回動
    せしめる遊星歯車式アーム回動機構ならびにその
    駆動源と、このアームの回動位相に対応する可変
    速度で前記フイルムを移動せしめるフイルム移動
    駆動源と、前記X線源の曝射タイミングを制御す
    るX線曝射制御回路とを備え、被検者の歯列穹ま
    たは頭頚部の任意かつ複数の被写体断層面を択一
    的にパノラマ状に撮影するようにした装置におい
    て、つぎの各構成要件を設けたことを特徴とする
    歯科用多軌道断層撮影装置。 (ア) 前記複数の断層面の軌道走査の際、前記水平
    アームの回動位相に対する前記X線源の曝射の
    始点および終点時点の曝射様式を複数の軌道ご
    とに複数組あらかじめ記憶せしめる軌道様式記
    憶手段。 (イ) 同じく前記水平アームの回動位相に対する前
    記フイルム移動速度特性をつぎの理論式(1)によ
    つて計出し、複数の軌道ごとに複数組あらかじ
    め記憶せしめる軌道特性記憶手段。 移動速度V ={E・H(E+G)+K(B+D)} d/dt(rad/sec) …(1) (1)式において F= 1(A≧0) −1(A<0),A=B+D/E+G, B=(a−R)Sin, D=(L−l)(R/a−1)Sin(R/a−1)
    , E=(R−a)Cos, G=(L+l)(R/a−1)Cos(R/a−1)
    , H=Cos(R/a−1), K=Sin(R/a−1), の関係にあり、以上各常数をつぎに定義する。 L:遊星摩擦転輪またはピニオンギヤ15の中心
    19から水平アーム6の懸垂軸心Qまでの
    距離(mm) l:水平アーム6の懸垂軸心Qから断層面Pまで
    の距離(mm) a:遊星摩擦転輪またはピニオンギヤ15の半径
    (mm) R:固定太陽摩擦輪またはインターナルギヤ16
    の半径(mm) :上記遊星転輪15の中心19と上記太陽輪1
    6の中心17とを結ぶ直線の移動位相角
    (radian) t:時間(sec) (ウ) 術者が操作する軌道選択スイツチにより、前
    記複数の断層軌道のいずれかに対応したアドレ
    ス信号を出力する軌道選択手段。 (エ) 水平アームの回転を駆動するとともにその回
    動位相を連続的に検出するアーム位相検出手
    段。 (オ) 前記軌道選択手段の出力信号によつて前記軌
    道様式記憶手段および軌道特性記憶手段に対し
    アドレスを指定するとともに、前記アーム位相
    検出手段の出力信号を判定し、アーム回動に対
    応して前記指定アドレスを進めるアドレス判定
    指定手段。 (カ) 前記軌道様式記憶手段からのX線曝射様式情
    報の出力にもとづき前記X線曝射の始点ならび
    に終点を決定し、その信号によつて前記X線曝
    射制御回路を制御するX線曝射制御手段。 (キ) 前記軌道特性記憶手段からのフイルム移動速
    度情報の出力にもとづき、フイルム移動速度を
    決定し、その信号によつて前記フイルム移動駆
    動源を制御するフイルム駆動制御手段。
JP58179963A 1983-09-27 1983-09-27 歯科用多軌道断層撮影装置 Granted JPS6072536A (ja)

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