JPH041400A - 長軸がほぼ水平な略楕円形のシールドトンネル - Google Patents

長軸がほぼ水平な略楕円形のシールドトンネル

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JPH041400A
JPH041400A JP2100383A JP10038390A JPH041400A JP H041400 A JPH041400 A JP H041400A JP 2100383 A JP2100383 A JP 2100383A JP 10038390 A JP10038390 A JP 10038390A JP H041400 A JPH041400 A JP H041400A
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JP
Japan
Prior art keywords
tunnel
steel wire
shield tunnel
segments
constructed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2100383A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Adachi
足立 義雄
Toshinori Mizutani
水谷 敏則
Toshiaki Ishimura
利明 石村
Kiyoshi Miya
清 宮
Toshimi Ino
伊野 敏美
Yasuo Sato
康夫 佐藤
Katsuhiko Ito
克彦 伊藤
Yasushi Kanzaki
靖 神崎
Yoshibumi Fujii
藤井 義文
Minoru Nakamura
稔 中村
Takao Matsumoto
隆夫 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minister for Public Works for State of New South Wales
Taisei Corp
Obayashi Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
Takenaka Doboku Co Ltd
Konoike Construction Co Ltd
Tokyu Construction Co Ltd
National Research and Development Agency Public Works Research Institute
Original Assignee
Minister for Public Works for State of New South Wales
Taisei Corp
Obayashi Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
Public Works Research Institute Ministry of Construction
Takenaka Doboku Co Ltd
Konoike Construction Co Ltd
Tokyu Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minister for Public Works for State of New South Wales, Taisei Corp, Obayashi Corp, Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Nippon Steel Corp, Public Works Research Institute Ministry of Construction, Takenaka Doboku Co Ltd, Konoike Construction Co Ltd, Tokyu Construction Co Ltd filed Critical Minister for Public Works for State of New South Wales
Priority to JP2100383A priority Critical patent/JPH041400A/ja
Publication of JPH041400A publication Critical patent/JPH041400A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、特に2車線、3車線、4車線といった大型
道路用の大型シールドトンネルを効率的に構築する目的
で実施される、長軸がほぼ水平な略楕円形のシールドト
ンネルに関する。
従来の技術 従来、鉄道又は道路用の大型シールドトンネルの横断面
形状は、はとんどが円形であり、稀に矩形やトンネル中
央を支柱で支えた重合円形状のトンネルが実施されてい
るにすぎない。
本発明が解決しようとする課題 2車線、3車線、4車線といった大型道路用のシールド
トンネルに要求される条件は、必要なだけの車線幅を確
保できることであり、要するに水平方向の幅寸が十分に
大きいことである。しかしな、がら、従来一般の円形の
大型シールドトンネルで必要なだけの水平方向幅寸を確
保しようとすると、高さ寸法も比例的に大きくなるから
、結局上の掘削量が大量になって甚だ不経済なトンネル
を構築せざるを得ない6例えばlレーンに3車線をもつ
道路の全幅は約limに達し、これに必要とされる円形
トンネルの内径は17〜18mもの大きさになる。但し
、車高に必要なトンネルの高さは5mもあれば十分なの
で、上下方向の土の無駄掘りが大きいことになる。
この点、トンネル中央を支柱で支えた重合円形状のシー
ルドトンネルは1重合された二重内によってトンネルの
水平方向幅寸を確保するので。
−見合理的、経済的に思われるのであるが、トンネル中
央の空間の有効利用を妨げられるので1例えばlレーン
に3車線の道路を連設しようとする場合などには支柱が
じゃまで種々不都合である。
以上のような理由で大型シールドトンネルの横断面形状
は、長軸がほぼ水平な略楕円形に構築するのが合理的で
ある。しかし、楕円形トンネルの横断面(セグメント)
に働く地山側からの負荷につき、第6図に荷重ダイヤグ
ラムを例示し、第7図には曲げモーメント図を例示した
ように、トンネル横断面の上下左右の部分に卓越した大
きな曲げモーメントが作用し、これがトンネルを平たい
形に押し酒そうとする荷重として働く、特にトンネル横
断面が横に長い楕円形になるほど、曲げモーメントが卓
越し、軸力が小さくなる。したがって、トンネル横断面
の両側部に前記曲げ応力に耐えるだけの余程強固な反力
地盤が存在しないかぎり、トンネルは円形に構築して安
定性を確保するのが先決で、水平方向に大きな幅寸を確
保することは2次的、3次的に考えられて実施されてい
るのが現状であるから、この点が解決すべき課題となっ
ているのである。
課題を解決するための手段 上記従来技術の課題を解決するための手段として、この
発明に係る長軸がほぼ水平な略楕円形のシールドトンネ
ルは、図面の第1図〜第5図に好適な実施例を示したと
おり、 長軸がほぼ水平な略楕円形のシールドトンネルの内部の
セグメン)1.1間にほぼ水平な配置でPC鋼線2を設
置し、該Pcm線2に適度な大きさのプレストレスを導
入してセグメントlの水平方向両側部の補強が行なわれ
ていることを特徴とする。
本発明はまた。PC鋼線2をシールドトンネルの床部位
に設置し、このPC鋼線2をほぼ中心部に含む現場打ち
のコンクリートスラブ3を構築したこと、 及びPC鋼線2はシールドトンネルの床部位と天井部位
にそれぞれ設置し、このPC鋼線2をほぼ中心部に含む
現場打ちのコンクリートスラブ3.4をそれぞれ構築し
たことも特徴とする。
なお1本発明において略楕円形のトンネルとは1本来の
意味の楕円形のほか、上下左右の各円弧を異なる中心を
もついくつかの円弧をつないで形成された1例えば四心
円とか六心円等の近似楕円形を含む意味である。
作     用 適度な大きさのプレストレスを導入されたPC鋼線2に
よってセグメン)1の両側部間を内側に引張り補強する
ので、上下及び両側部のセグメントlに作用する曲げモ
ーメントは第5図のように小さくなる。よって水平な大
型の略楕円形のシールドトンネルでも十分な安定性を発
揮する。
PC鋼線2をほぼ中心部に含むものとして床部位に現場
打ちで構築されたコンクリートスラブ3は、その上面の
全面を鉄道の路床又は道路の路面として有効に利用する
ことができる。
実施例 次に、図示した本発明の詳細な説明する。
まずwSf図は、長軸がほぼ水平な楕円形のトンネルの
内部のセグメント間、特に曲げモーメントが卓越する水
平方向間#部のセグメント1.18であっておよそ床部
位に、PC鋼線2 (PC鋼棒を含む、以下同じ)を水
平な配置で設置し、該PC鋼線2に適度な大きさのプレ
ストレスを導入してセグメント!の水平方向両側部間を
緊張しその補強が行なわれている。そして、同PC鋼線
2をほぼ中心部に含む現場打ちのコンクリートスラブ3
が構築されたものが示している。ちなみにこの楕円形の
シールドトンネルの大きさは、長径がlO数m〜20数
m、短径は5 m 〜10 mぐらいである。
PCQ線2を設置しプレストレスを導入するための手段
としては、例えば第2図に示したように、セグメントl
の両側部に、トンネル内部に突出する反力受は部7を突
設し、この反力受は部7に袋状のコントロール穴6が設
けられている。水平方向に配置したPC鋼線2の両端は
前記のコントロール穴6へ貫通させ、同コントロール穴
6内に設置された緊張用ジヤツキ5へ止着すると共に該
緊張用ジヤツキ5を働かせて適度な大きさのプレストレ
スがPC鋼線2に導入されるのである。
ここで云う適度な大きさのプレストレスとは、セグメン
)1の両側部に発生する曲げ応力を例えば第5図のよう
に低減するのに効果的な大きさのプレストレスを意味す
る。
この楕円形のシールドトンネルは、コンクリートスラブ
3の上面が車道の路面又は鉄道の路床に利用される。
その他の実施例 第3図に示した楕円形トンネルは、PC鋼線2がトンネ
ルの床部位と天井部位に沿って両側部のセグメン)1.
1間に水平に′R置され、各々のPC鋼線2をほぼ中心
部に含む現場打ちの床スラブ3及び天井スラブ4がそれ
ぞれ構築されたものを示している0本実施例によれば、
上下にほぼ対称的配置の上下2段のPCgB線2.2に
よってセグメン)1の水平方向両側部が緊張され補強さ
れているので、その補強効果は例えば第5図の作用効果
が上下対称的に発揮され、かつ相乗効果で倍増されるの
で、−層大きな楕円形のシールドトンネルの施工に有効
的である。この床スラブ3の上面は車道の路面又は鉄道
の路床に利用され、天井スラブ4より上の空間は換気や
ケーブル配線等に利用される。
第4図は、上半分がほぼ水平な長軸をもつ楕円形で、下
半分を平たい弓形に形成した。云わば半部楕円形のシー
ルドトンネルを示している。この場合にもPC114線
2は、セグメン)1において曲げ応力が東中する水平方
向両側部の床部位に水平に設置され、このPC鋼線2を
中心部に含むコンクリートスラブ3が現場打ちで構築さ
れている。
本発明が奏する効果 以上に実施例と併せて詳述したとおりであって、この発
明に係る長軸がほぼ水モな略楕円形のシールドトンネル
は、PC鋼線2に導入した適度な大きさのプレストレス
によってセグメントlの水平方向両側部を内方へ緊張す
る補強をしてそこに発生する曲げモーメントを例えば第
5図のように低減するので、たとえ地盤反力をあまり期
待できない悪条件の地盤中にも容易に安定に構築するこ
とができる。この長軸がほぼ水平な楕円形のシールドト
ンネルは、2車線、3車線、4車線の道路の必要十分に
大きな水平方向幅寸を確保しても、高さ寸法はさほど高
くならない9例えば3車線道路に必要とされるように水
平方向の長径を17〜18mにしても、上下の短径寸法
はIon位にできるから、単なる円形のトンネルの場合
に比して掘削土量は30〜40%も低減でき、効率的、
経済的にトンネルを構築でSる。よって、本発明は2車
線、3車線、4車線といった大型車道トンネル、又は複
線又は複々線といった大型鉄道トンネルの構築に大いに
有効利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る長軸がほぼ水平な略楕円形のシー
ルドトンネルの第1実施例を簡単に示した横断面図、第
2図は第1図中の■部を拡大した詳細図、第3図と第4
図は本発明の!@2 、3実施例を示した横断面図、第
5図は第7図と同じ荷重条件で本発明のトンネルについ
て解析した曲げモーメント図、第6図と第7図は従来一
般の楕円形トンネルについて解析された荷重ダイヤフラ
ム図と、曲げモーメント図である。 1・・・セグメント 2・・・PGI1線 3.4・・・コンクリ− トスラブ 5・・・緊張用ジャッキ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【1】長軸がほぼ水平な略楕円形のシールドトンネルの
    内部のセグメント間にほぼ水平な配置でPC鋼線を設置
    し、該PC鋼線に適度な大きさのプレストレスを導入し
    てセグメントの水平方向補強が行なわれていることを特
    徴とする、長軸がほぼ水平な略楕円形のシールドトンネ
    ル。 【2】PC鋼線はトンネルの床部位に設置され、このP
    C鋼線をほぼ中心部に含む現場打ちのコンクリートスラ
    ブが構築されていることを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項に記載した、長軸がほぼ水平な略楕円形のシール
    ドトンネル。 【3】PC鋼線はトンネルの床部位と天井部位に設置さ
    れ、このPC鋼線をほぼ中心部に含む現場打ちのコンク
    リートスラブがそれぞれ構築されていることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項に記載した、長軸がほぼ水平
    な略楕円形のシールドトンネル。
JP2100383A 1990-04-18 1990-04-18 長軸がほぼ水平な略楕円形のシールドトンネル Pending JPH041400A (ja)

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