JPH04140036A - モータの駆動コイル - Google Patents

モータの駆動コイル

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JPH04140036A
JPH04140036A JP26252590A JP26252590A JPH04140036A JP H04140036 A JPH04140036 A JP H04140036A JP 26252590 A JP26252590 A JP 26252590A JP 26252590 A JP26252590 A JP 26252590A JP H04140036 A JPH04140036 A JP H04140036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
diameter
brushless motor
coil
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP26252590A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Baba
馬場 正昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Kumagaya Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Kumagaya Seimitsu Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd, Kumagaya Seimitsu Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はモータの駆動コイルに係り、例えば、ブラシレ
スモータ等に用いて好適する空芯のモータ用駆動コイル
の改良に関する。
(ロ)従来の技術 一般的なブラシレスモータは、第6図に示すように、軸
受(1)、(2)を保持した軸受ハウジング(3)の外
周にステータヨーク(5)を固定し、このステータヨー
ク(5)上に形成した回路パターン(図示せず)に軸受
ハウジング(3)を囲むように複数の駆動コイル(7)
を環状に配置して接続し、軸受(1)、(2)に軸支さ
せたシャフト(9)の先端にねじ(10)にて√2−タ
ヨーク(11)を固定し、駆動コイル(7)に対面する
ように駆動マグネット(13)をその√2−タヨーク(
11)に配置するとともに、駆動マグネット(13)の
回転位置を検出する複数のホール素子(15)をステー
タヨーク(5)上に配置して回路パターンに接続した構
成を有していた。
しかも、駆動コイル(7)は、第7図に示すように、絶
縁被覆導線(17)を複数層に枠型に整列巻きして中空
部(19)を形成し、この中空部(19)内にホール素
子(15)を配置して回路パターンに接続している。
そして、駆動マグネット(13)の回転位置に応じてホ
ール素子(15)から出力される電気信号に基づいて複
数の駆動コイル(7)を順次切換え通電し、√2−タヨ
ーク(111を回転させている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した駆動コイル(7)は、般に、断
面円形の絶縁被覆導線(17)を複数層に枠型に整列巻
きしているので、各導線(17)で囲まれた無駄な空間
(21)が生し、占積率が制約されている。
本発明者は、駆動コイル(7)の遊び空間(21)に着
目して本発明を完成させた。
本発明は、このような状況の下になされたもので、導線
間に生じる遊び空間を有効利用し、種々の特性を有する
モータの構成が可能な駆動コイルを提供するものである
(ニ) 課題を解決するための手段 このような課題を解決するために本発明のモタの駆動コ
イルは、第1の導線が複数層に整列巻きされた第1の巻
線と、この第1の導線の直径の1/2以下の直径を有す
る第2の導線がその第1の導線に囲まれた空隙及びその
外周に位置するように密接して巻かれた第2の巻線と、
を備えており、特に、それら第1及び第2の導線の直径
r及びroを r’=(l−1)r の関係に設定している。
(ホ) イ乍用 このような手段を備えた本発明では、複数層に整列巻き
された第1の巻線を形成する第1の導線に囲まれた空隙
が、細い第2の導線で埋められて占積率が向上するし、
第1及び第2の巻線の結線構成によって種々の特性が得
られる。
しかも、それら第1及び第2の導線の直径r及びr“を ro =(√2−1)r の関係に設定すれば、最も占積率が向上する。
(へ) 実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係る駆動コイルの一実施例を示す半断
面図であるが、便宜上、既に簡単に説明した第6図のブ
ラシレスモータから説明する。
軸受ハウジング(3)の中空部には、オイルレスメタル
からなる軸受(11、(2)が共軸的に保持されており
、軸受ハウジング(3)の外周に設けたフランジに載置
するようにしてステータヨーク(5)が固定されている
このステータヨーク(5)上には図示しない回路パター
ンが絶縁層を介して形成されており、中空部(19)を
有する枠型の複数の駆動コイル(7)が軸受ハウジング
(3)を囲むように環状に配置され、リード線が回路パ
ターンに接続されている。
駆動コイル(7)は、第1図及び第2図に示すように、
直径rを有する絶縁被覆された断面円形の第1の導線(
18a )を複数層に整列巻きしてなる第1の巻線(8
a)と、第1の導線(18a )の直径rよりも小さい
直径r°を有する絶縁被覆された断面円形の第2の導線
(18b )を第1の導線(18a)で囲まれた遊び空
間及び第1の導線(18a lの外周に位置するように
密接して巻いてなる第2の巻線(8b)から形成されて
いる。
これら第1及び第2の導線の直径r、r°はr’=(√
2−1)r の関係に設定されており、第1の導線(18a)で囲ま
れた遊び空間は第2の導! f18 b lでほぼ埋め
られている。
第6図に戻って、軸受(1)、(2)に軸支させたシャ
フト(9)の先端にはカップ状の√2−タヨーク(11
)がねじ(10)にて固定され、この√2−タヨーク(
11)には駆動コイル(7)に対面するような環状の駆
動マグネット(13)が配置されている。この駆動マグ
ネット(13)は、周方向に隣接する磁極が交互に異極
となるように複数極に着磁されている。
駆動コイル(7)の中空部(19)内には、駆動マグネ
ット(13)の回転位置を検出する位置検出素子として
のホール素子(15)が配置されて回路パターンに半田
付けされている。なお、符号(4)は、スラスト受板で
ある。
このような構成の駆動コイル(7)を、例えば3個スタ
ー結線した場合のブラシレスモータの特性を第3図乃至
第5図を参照して説明する。
第3図(a)、(b)は、それぞれ第1の巻線(8a)
及び第2の巻線(8b)を3個スター結線した場合の結
線図である。そして、第3図(C)は、これらスター結
線された第1の巻線(8a)、第2の巻線(8b)を電
機子コイルとして用いたブラシレスモータの特性を示す
図である。
第3図(C)において、第1の巻線(8a)と第2の巻
線(8b)の巻き数が等しい時、第3図(a)の電機子
コイルを用いたブラシレスモータの電流・トルク特性を
■、回転数・トルク特性を■とすると、第3図(b)の
電機子コイルを用いたブラシレスモータの電流・トルク
特性は■となり、回転数・トルク特性は■となる。ここ
で、第3図(a)の電機子コイルを用いたブラシレスモ
ータの起動電流(最大電流)Ilと、第3図fb)の電
機子コイルを用いたブラシレスモータの起動電流■2と
の比は、前述した2つのコイルの直径の関係から I、 : I。=1 :  < 5−1> 2であり、
同様に、第3図の電機子コイルを用いたブラシレスモー
タの起動トルク(最大トルク)TIと第3図(b)の電
機子コイルを用いたブラシレスモータの最大トルクT2
との比も TI:T2=1 :  (B−1> 2である。なお、
第1の巻線(8a)と第2の巻線(8b)とは巻数が等
しいので発電定数(逆起電力定数)が等しいから無負荷
回転数N1は同じである。
第4図(a)は、第1の巻線(8a)と第2の巻線(8
b)とを1個ずつ直列に接続したものを3組スター結線
して、電機子コイルとしたときの結線図であり、第4図
(b)は、第4図(a)の電機子コイルを用いたブラシ
レスモータの特性を示す図である。
この第4図(b)において、■と■は第3図(C)の■
、■と同じもので、第1の巻線(8alのみの電機子コ
イルを用いたときの電流・トルク特性及び回転数・トル
ク特性を示している。第4図(a)の電機子コイルの電
流・トルク特性は■であり、回転数・トルク特性は■で
ある。第4図(a)の電機子コイルでは、第1の巻線(
8a)と第2の巻線(8b)とが直列に接続されている
ので、発電定数は第3図(a)の電機子コイルの2倍に
なるから、無負荷回転数N2は、N1の1/2倍となる
。また、起動電流I3は、電機子コイルの線間抵抗が1
÷17(■−1)2・4+2■倍となるので印加電圧を
一定とすると、■。
に対してはt/(4+2i)・(2−fi)74倍とな
る。また、起動トルクT3は、発電定数が2倍になった
ことと起動電流が(2−■)74倍になったことから、
T1に対して(2−■)72倍となる。
第5図(alは、第1の巻線(8a)と第2の巻線(8
b)とを1つずつ並列に接続したものを3組スター結線
して構成した電機子コイルを示す結線図であり、第5図
(b)は、この電機子コイルを用いたブラシレスモータ
の特性を示す図である。
第5図(blにおいて、■は、第5図(a)の電機子コ
イルを用いたブラシレスモータの電流・トルク特性を示
し、■は、その回転数・トルク特性を示している。なお
、■、■は、第4図(b)と同様である。
第5図(a)の電機子コイルでは、第1の巻線(8a)
と第2の巻線(8b)とが並列に接続されているから、
発電定数は第3図(a)の電機子コイルと同じなので、
無負荷回転数N、は変わらない、線間抵抗は、第3図(
a)の電機子コイルの(2+’il/4倍となるので、
起動電流I4はT1に対して4/(2+i)・4−2f
2倍となり、起動トルクT4もT1に対して4−22倍
となる。
以上説明したように本発明の駆動コイルを用いれば、1
種類のコイルで、その結線方法を変えることにより、種
々の特性のモータを構成することができる。また、第1
の巻線(8a)または第2の巻線(8b)のいずれかを
制動用(ブレーキ用)コイルとして構成することも可能
であるし、モータの回転によって誘起される逆起電圧の
信号を、周波数信号として速度制御用に利用することも
可能である。
(ト)  発明の詳細 な説明したように本発明は、複数層に整列巻きされた第
1の巻線における第1の導線に囲まれた空隙に、この第
1の導線の直径の1/2以下の直径を有する細い第2の
導線からなる第2の巻線が一緒に巻かれてなるから、導
線間における無駄な遊び空間の有効利用が可能となる。
さらに、第1の巻線と第2の巻線の結線方法を変えるこ
とにより、1種類のコイルで種々の特性のモータを構成
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るモータの駆動コイルの一実施例を
示す半断面図、第2図は第1図の駆動コイルの要部拡大
図、第3図は本発明の詳細な説明するための図で(a)
、(b)はそれぞれ第1及び第2の巻線の結線図、(C
)は(a)、(b)のコイルを用いたモータの特性図、
第4図及び第5図は本発明の詳細な説明するための図で
第4図(a)、第5図(a)は結線図、第4図(b)、
第5図(blは特性図、第6図は一般的なブラシレスモ
ータを示す半断面図、第7図は従来のモータの駆動コイ
ルを示す半断面図である。 (IN2)・・・軸受、(3)・・・軸受ハウジング、
(4)・・・スラスト受板、(5)・・・ステータヨー
ク、(7)・・・駆動コイル、(8a)・・・第1の巻
線、(8b)・・・第2の巻線、(9)・・・シャフト
、(10)・・・ねじ、  (1)1・・・√2−タヨ
ーク、(13)・・・駆動マグネット、(15)・・・
位置検出素子(ホール素子)、(17)・・・導線、(
18a)・・・第1の導線、(18b)・・・第2の導
線、(19)・・・中空部、(21)・・・遊び空間。 出願人 三洋電機株式会社外1名 代理人 弁理士 西野卓嗣(外2名) 第 図 第 レコ 第 図 (IJ ) トルク 第 図 第 図 d 第 区 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の導線が複数層に整列巻きされた第1の巻線
    と、 前記第1の導線の直径の1/2以下の直径を有する第2
    の導線が、前記第1の導線に囲まれた空隙及びその外周
    に位置するように密接して巻かれた第2の巻線と、 を具備することを特徴とするモータの駆動コイル。
  2. (2)前記第1及び第2の導線の直径をそれぞれr及び
    r’としたとき、これらの直径が r’=(√2−1)r の関係に設定されてなる請求項(1)項記載のモータの
    駆動コイル。
JP26252590A 1990-09-28 1990-09-28 モータの駆動コイル Pending JPH04140036A (ja)

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