JPH04139766A - 縦型mos電界郊果トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

縦型mos電界郊果トランジスタおよびその製造方法

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JPH04139766A
JPH04139766A JP26149390A JP26149390A JPH04139766A JP H04139766 A JPH04139766 A JP H04139766A JP 26149390 A JP26149390 A JP 26149390A JP 26149390 A JP26149390 A JP 26149390A JP H04139766 A JPH04139766 A JP H04139766A
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JP
Japan
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film
protection diode
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base portion
base part
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JP26149390A
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Masanori Yamamoto
山本 正徳
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は保護ダイオードを備える縦型MOS電界効果ト
ランジスタ(以下、縦型MOSFETと称する)に関し
、特にゲート耐圧の向上およびゲートリークの低減を図
った縦型MOSFETおよびその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の保護ダイオードを備える縦型MOSFETの一例
を、第4図に示す製造工程に従って説明する。
先ず、第4図(a)のように、N゛型半導体基板1上に
成長させたN−型半導体層2に酸化膜4を6000λ〜
10000人成長させ、フォトリソグラフィ技術を用い
て窓を開け、Pウェル領域3を形成する。その後、酸化
膜4を再度成長させ、その上に多結晶シリコン膜5を約
6000人成長させる。
次いで、第4図(b)のように、多結晶シリコン膜5を
フォトリソグラフィ技術を用いて所定の形状にし、8〜
14X1013c m−2のドーズ量でP型不純物のイ
オン注入を行い、前記N−型半導体層2に素子部AのP
ベース部7を形成し、同時に保護ダイオード部Bの多結
晶シリコン膜5にベース部5′を形成する。
次に、第4図(c)のように、図示を省略したマスク材
を利用して保護ダイオード部BにN″領域9を、素子部
AにN″領域10をそれぞれ形成し、さらに他のマスク
材を利用して素子部AにP。
領域11を形成する。
その上で、第4図(e)のように、眉間絶縁膜12を5
000〜10000人成長させ、ソース電極13および
ゲート電極14を形成する。さらに、N゛型半導体基板
1の裏面にドレイン電極15を形成する。
このように構成された縦型MOS F ETの等価回路
を第5図に示す。この例では、多結晶シリコン膜5に3
段構成の保護ダイオードDを形成し、この保護ダイオー
ドをゲート・ソース間に介挿してゲート保護を図ってい
る。
[発明が解決しようとする課題] このような構成の縦型MOS F ETでは、保護ダイ
オードの耐圧は保護ダイオードのベース部5′への不純
物濃度によって決定される。ところが、従来では保護ダ
イオードのベース部5′と素子部のPベース部7に同時
に不純物注入を行っているため、両者の不純物濃度が等
しくなり、素子部のベース部の不純物注入量が制限を受
けると、これがそのまま保護ダイオードのベース部への
不純物注入量の制限となる。このため、昭和57年度電
子通信学会総合全国大会237,238 rパワーMO
SFETのゲート保護素子(1)(II)Jに示すよう
に、3段の保護ダイオードでは、保護ダイオードの耐圧
が1段約7〜IOVのため、3段で21〜30Vとなり
、その耐圧は25V程度に固定されることになり、保護
ダイオードの耐圧を自由に設定することができないとい
う問題がある。
また、保護ダイオードを多結晶シリコンで形成している
ため、結晶性が完全でなく、ゲートリークが大きいもの
となっている。この対策として、ダイオード段数を多く
すると、ダイオード耐圧が大きくなり、静電耐圧が低下
するという問題もある。
本発明の目的は、これらの問題を解消し、耐圧を自由に
設定することができるとともに、ゲートリークを改善し
た縦型MOSFETおよびその製造方法を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の縦型MO5FETは、半導体基板に形成する素
子部のベース部と、半導体基板の絶縁膜上に設けた多結
晶シリコンで形成する保護ダイオードのベース部の各不
純物濃度を相違させている。
また、本発明の縦型MOSFETの製造方法は、半導体
基板に不純物をイオン注入して素子部にベース部を形成
する工程と、半導体基板の絶縁膜上に形成した多結晶シ
リコン膜に不純物をイオン注入して保護ダイオードのベ
ース部を形成する工程を含み、素子部のベース部と保護
ダイオードのベース部の一方のイオン注入工程を他方と
は別の工程で行うようにしている9 〔作用〕 本発明によれば、素子部のベース部と、保護ダイオード
のベース部の各不純物濃度が相違するため、保護ダイオ
ードのベース部の不純物濃度を素子部のベース部の不純
物濃度とは独立して任意に設定でき、保護ダイオードの
耐圧を自由に設定することができる。
また、本発明方法によれば、素子部のベース部と、保護
ダイオードのベース部の一方のイオン注入工程を他方と
は別の工程で行うことで、各ベース部の不純物濃度を相
違させることができる。
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図(a)ないしくe)は本発明の第1実施例を製造
工程順に示す縦断面図である。以下、この実施例の構造
を製造工程に従って説明する。なお、ここではNチャネ
ルMOSFETの例について説明する。
先ず、第1図(a)のように、N゛型半導体基板1上に
N−型半導体層2を成長させ、さらにその表面に酸化膜
4を6000〜10000人成長させる。
そして、フォトリソグラフィ技術を用いて酸化膜4に窓
を開け、これをマスクにしてN−型半導体層2にP型不
純物を注入することでPウェル領域3を形成する。その
後、酸化膜4を再度成長させ。
その上に多結晶シリコン膜5を約6000人に形成する
次に、第1図(b)のように、フォトリソグラフィ技術
を用いて多結晶シリコン膜5を所定の形状にエツチング
し、その上で保護ダイオード部Bの多結晶シリコン膜5
をフォトレジスト6で覆い、素子部Aの多結晶シリコン
膜5およびN−型半導体層2にドーズ量6〜14XlO
”cm−”でボロン等のP型不純物のイオン注入を行い
、Pベース部7を形成する。
次に、第1図(C)のように、今度は素子部Aをフォト
レジスト8で覆い、保護ダイオード部Bの多結晶シリコ
ン膜5に、ドーズ量1〜20X10”c m−”でP型
不純物のイオン注入を行い、保護ダイオードのベース部
5′を形成する。
次に、第1図((f)のように、フォトリングラフィ技
術を用いた選択イオン注入法によって、保護ダイオード
部BにN″領域9を、素子部AにN゛領域10を形成し
、また素子部AにはさらにP゛領域11を形成する。
しかる上で、第1図(e)のように、層間絶縁膜12を
5000〜10000人形成し、ソース電極13ゲート
電極14を形成し、さらにN゛型半導体基板1の裏面に
ドレイン電極15を形成する。
したがって、このようにして形成された縦型MOSFE
Tでは、素子部AのPベース部7と、保護ダイオード部
Bのベース部5′とをそれぞれ独立したイオン注入によ
って形成しているため、それぞれの不純物濃度が相違す
ることになる。このため、素子部AのPベース部7の不
純物濃度にかかわらず、保護ダイオード部のベース部5
′の濃度を自由に設定することができ、保護ダイオード
の耐圧を自由に設定することが可能となる。また、ゲー
トリークを低減するために数段のダイオードを構成する
際に、ベース部5′の不純物濃度を低くして1段の耐圧
を小さくすれば、ゲートリークを抑制するとともに、静
電耐圧を向上させることも可能となる。
第2図は、本発明の製造方法の第2実施例の製造工程の
一部を示す縦断面図である。
すなわち、第1図(a)の工程が完了した後、第2図(
a)のように、多結晶シリコン5を所要のパターンに形
成し、かつ全面にポロンイオン注入を行う。
その上で、第2図(b)のように、保護ダイオード部B
の多結晶シリコン膜5をフォトレジスト6Aにより覆い
、その状態で素子部Aにさらにイオン注入を行ってPベ
ース部7を形成する。
この製造方法では、素子部AのPベース部7への不純物
の注入量を多くする一方で、保護ダイオード部Bのベー
ス部5′への注入量は少なくでき、保護ダイオードの耐
圧が向上できる。また、第1実施例では素子部と保護ダ
イオード部に対して2つのマスクパターンが必要とされ
るが、この実施例では1つのマスクパターンで形成する
ことが可能となる。
第3図は、本発明の製造方法の第3実施例の製造工程の
一部を示す縦断面図である。
この実施例では、第1図(a)の工程の後、第3図(a
)のように、多結晶シリコン膜5を所要のパターンに形
成し、かつ全面にボロンイオン注入を行った後、第3図
(b)のように、素子部Aをフォトレジスト8Aにより
覆い、保護ダイオード部Bにさらにイオン注入を行うこ
とが可能となる。
なお、以上の説明はNチャネルMOSFETについて述
べてきたが、PチャネルMOSFETについても同様に
本発明が適用できることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、素子部のベース部と、保
護ダイオードのベース部の各不純物濃度を相違させてい
るので、保護ダイオードのベース部の不純物濃度を素子
部のベース部の不純物濃度とは独立して任意に設定でき
、保護ダイオードの耐圧を自由に設定することができる
。また、ゲートリークを低減するために数段のダイオー
ドを形成する場合でも、1段の耐圧を小さくして静電耐
圧を向上させることができる効果がある。
また、本発明方法によれば、素子部のベース部と、保護
ダイオードのベース部の一方のイオン注入工程を他方と
は別の工程で行うことで、各ベース部の不純物濃度を相
違させた縦型MOSFETを容易に製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)ないしくe)は本発明の第1実施例の製造
方法および縦型MOSFETを製造工程順に示す縦断面
図、第2図(a)および(b)は本発明方法の第2実施
例の製造工程の一部を示す縦断面図、第3図(a)およ
び(b)は本発明方法の第3実施例の製造工程の一部を
示す縦断面図、第4図(a)ないしくd)は従来の製造
方法および縮型MOSFETを製造工程順に示す縦断面
図、第5図は本発明に係る縦型MOSFETの等価回路
図である。 l・・・N゛型半導体基板、2・・・N−型半導体層、
3・・・Pウェル領域、4・・・酸化膜、5・・・多結
晶シリコン膜、5′・・・ベース部、6.6A・・・フ
ォトレジスト、7・・・Pベース部、8,8A・・・フ
ォトレジスト、9・・・N“領域、10・・・N゛領域
11・・・P゛頭域12・・・層間絶縁膜、13・・・
ソース電極、14・・・ゲート電極、15・・・ドレイ
ン電極、第 ■ 図 第 図 第5 図 第2 図 第4 図 A−士−B

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板の素子部に縦型トランジスタのベース部
    を有し、かつ半導体基板の絶縁膜上に多結晶シリコンで
    構成した保護ダイオードを有する縦型MOS電界効果ト
    ランジスタにおいて、前記素子部のベース部と保護ダイ
    オードのベース部との不純物濃度を相違させたことを特
    徴とする縦型MOS電界効果トランジスタ。 2、半導体基板に不純物をイオン注入して素子部に縦型
    トランジスタのベース部を形成する工程と、半導体基板
    の絶縁膜上に形成した多結晶シリコン膜に不純物をイオ
    ン注入して保護ダイオードのベース部を形成する工程を
    含み、前記素子部のベース部と保護ダイオードのベース
    部の一方のイオン注入工程を他方とは別の工程で行うよ
    うにしたことを特徴とする縦型MOS電界効果トランジ
    スタの製造方法。
JP26149390A 1990-09-29 1990-09-29 縦型mos電界郊果トランジスタおよびその製造方法 Pending JPH04139766A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5502338A (en) * 1992-04-30 1996-03-26 Hitachi, Ltd. Power transistor device having collector voltage clamped to stable level over wide temperature range
JP2002094062A (ja) * 2000-07-12 2002-03-29 Denso Corp 半導体装置の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02177476A (ja) * 1988-12-28 1990-07-10 Hitachi Ltd 半導体装置

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