JPH04139643A

JPH04139643A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPH04139643A
Application number: JP2261199A
Authority: JP
Inventors: Susumu Hisatomi; 晋久冨; Etsushi Ueda; 上田　悦史; Motoharu Fukuda; 福田　元治
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-09-29
Filing date: 1990-09-29
Publication date: 1992-05-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、磁気記録再生装置に関するものである。

（従来の技術）一般に磁気記録再生装置においては、テープの張力を制
御するためにテープ張力制御装置が用いられる。

このテープ張力制御装置は、テープに付勢したテンショ
ンポストと、テンションポストを支持するテンションア
ームと、テンションアームに連動してテープリールの制
動力を変化させるバンドブレーキと、テンションポスト
の付勢力を規定するためにテンションアームに一端が結
合され、このテンションアームにモーメントを付与する
コイルバネ等からなる。

（発明が解決しようとする課題）ところで、録画再生時においてテープの張力は一定とな
ることが望ましい。

しかしながら、一般に供給側リールの巻径が変化すると
、この供給側リールの巻径に応じてテープ張力は変化す
る。特に、巻径が小さくなるとテープ張力は急激に上昇
する。

従来の磁気記録再生装置では、このテープの張力の変動
は規格内に収まるようにされているが、より良質な出力
を得るためには、テープの張力を一定に保つことが望ま
れる。

本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、供給側リールの巻径が変化してもテープ
の張力の変動の少ない磁気記録再生装置を提供すること
にある。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）前述した目的を達成するために、本発明はカセットを収
納し、記録再生時には前記カセットからテープを一部引
き出し記録再生を行う磁気記録再生装置において、メイ
ンベースと、前記メインベースに揺動可能に設けられた
テンションアームと、前記テンションアームに設けられ
、テープ張力を検出すべく前記テープに付勢されるテン
ションポストと、その一端が前記テンションアームに結
合され、前記テンションポストを前記テープに付勢させ
るバネと、前記バネの他端が結合され、前記メインベー
スに揺動可能に設けられるレバーと、供給側リールの巻
径を検出する手段と、前記巻径に応じて前記レバーの位
置を制御する手段とを具備し、前記供給側リールの巻径
に応じて前記レバーの位置を変えて、前記テープの張力
が略−定となるように前記バネの張力を変化させる磁気
記録再生装置である。

（作　用）本発明では、供給側リールの巻径に応じて、レバーの位
置を変えてテープの張力がほぼ一定となるように、コイ
ルバネの張力が変えられる。

（実施例）以下、磁気記録再生装置としてＶＨ３方式のビデオテー
プレコーダを例にとり本発明の一実施例を詳細に説明す
る。

第１図は、本発明の一実施例にかかる磁気記録再生装置
の平面図、第２図はその立面図、第３図は磁気記録再生
装置の要部の構成を示す平面図である。

なお、第１図は、この磁気記録再生装置にカセット１１
が挿入されて、このカセット１１からテープが引き出さ
れ、記録または再生状態にある磁気記録再生装置を示し
ている。

第１図に示されるように、メインベース１に供給側軸３
および巻取側軸５が植設され、供給側リール台７が、供
給側軸３の回りに回転可能に設けられ、巻取側リール台
９が、巻取側軸５の回りに回転可能に設けられる。

符号１１はこの磁気記録再生装置に挿入されたカセット
を示し、符号１３はテープを示す。このカセット１１は
、供給側リール１５および巻取側リール１７を有してい
る。

メインベース１にはモータ１９が設けられ、このモータ
１９はプーリ２１およびキャプスタン３１を回転させる
。

プーリ２１とメインベース１に設けられたプーリ２３と
の間にベルト２５が巻回される。

プーリ２３は供給側アイドラギア２７および巻取側アイ
ドラギア２９と歯合している。

供給側アイドラギア２７が回転すると、図示しない機構
により供給側リール台７が回転する。

巻取側アイドラギア２９が回転すると、図示しない機構
により巻取側リール台９が回転する。

すなわち、記録再生時においては、モータ１９が回転す
るが、モータ１９の回転駆動力はプーリ２１、ベルト２
５、プーリ２３、供給側アイドラギア２７から供給側リ
ール台７に伝達され、供給側リール台７が回転する。

また、モータ１９の回転駆動力は巻取側アイドラギア２
９から巻取側リール台９にも伝達され、巻取側リール台
９が回転する。

供給側リール台７および巻取側リール台９が回転すると
、カセット１１内の供給側リール１５および巻取側リー
ル１７も回転する。

キャプスタン３１は、モータ１９の回転駆動力をテープ
１３に伝達して、テープ１３を搬送し、ピンチローラ３
３は、キャプスタン３１へテープ１３を付勢する。

ＡＣ／ＡＥヘッド３７は、音声とコントロール信号を記
録する。

ポスト３５、ポスト３９、ポスト５３、ポスト７９は、
テープパスを形成する。

巻取側スライダ４１および供給側スライダ４５は、テー
プ１３を回転ヘッドを有するドラム４３に巻装する。

なお、供給側スライダ４５は、溝４９に沿ってスライド
できる。

インピーダンスローラ４７は、テープ１３の振動を抑え
、消去ヘッド５１は、テープの消去を行つ〇第３図に示すように、メインベースｌに植設された軸５
５に対して、モードカム５７が図中Ａ−Ｂ方向に揺動可
能に設けられる。

コ０：）モートカム５７は、図示しないモードモータに
より、駆動される。

モードカム５７には、カム溝６１、カム溝６３か形成さ
れ、モートカム５７の側部には、ラック５９か形成され
る。さらに、モードカム５７に設けられた軸６７にレバ
ー６５がゆるく設けられる。

このレバー６５にビン６９、ビン７１が設けられ、ビン
６９はモードカム５７のカム溝６３と係合する。

メインベース１に植設された軸７５に対して回動可能に
テンションアーム７３が設けられる。テンションアーム
７３は、テープ１３の張力を調整するもので、テンショ
ンアーム７３の端部には、テープ１３と係合するテンシ
ョンポスト７７が設けら、その他端にはビン９１が設け
ら、軸７５の近傍にホルダ１０１の端部が固定される。

コイルバネ９３は、その端部にフック９５．９７を有し
ており、フック９５がビン９１に係合され、フック９７
かビン７１に係合される。

なお、コイルバネ９３の内部には棒状剛体９９か挿入さ
れる。

ラック５９に歯合するアームギア８１が端部に形成され
たアーム８３の他端に、アーム８７が軸８５により回動
可能に設けられる。

アーム８７にはビン８９が形成され、このビン８９は供
給側スライダ４５に固定されている。

揺動可能に設けられたバンドレバ１０７の端部に円筒部
１０３が設けら、ホルダ１０１、円筒部１０３、メイン
ベース１に設けられたバンドホルダ１０９にバンド〕０
５が巻装される。

バンドホルダ］０９は、バンド１０５の一端をメインベ
ース１に固定するものである。

このバンド１０５は、供給側リール１５にブレーキ力を
作用させるもので、バンドレバ１０７を揺動させること
により、バンド１０５の供給リール台７への巻装／解除
を切り替える。

すなわち、バンドレバ１０７をＥ方向に移動させた状態
では、バンド１０５が供給側リール台１７に巻装され、
供給側リール１５にブレーキ力を作用させるが、バンド
レバ１０７をＦ方向に移動させると、バンド１０５の供
給側リール台７からの巻装が解除され、供給側リール１
５にブレーキ力が作用しなくなる。

次に、本実施例の動作について説明する。

第４図は、本実施例の動作の説明図である。

供給側リール１５の巻径が大きいときには、モードカム
５７は第４図（ａ）に示す位置にある。

供給側リール１５の巻径は、図示しないセンサにより検
出され、この巻径が図示しない制御装置に伝えられてい
る。

テープ１３の巻取が進み、供給側リール１５の巻径が、
所定の値より大きくなると、制御装置は、モードモータ
を駆動し、このモードモータの駆動によりモードカム５
７が軸５５の回りを回動し、第４図（ｂ）の状態となる
。

このとき、モードカム５７のカム溝６３にレバ６５のビ
ン６９が係合されており、モードカム５７が軸５５の回
りを回動すると、レバ６５は軸６７の回りを回動する。

第４図（ａ）と第４図（ｂ）を比較すると、モードカム
５７の回転角度、レバ６５の回転角度、コイルバネ９３
の長さなどが異なっている。

ここで、ＴＳをコイルバネ９３の張力、Ｒを供給側リー
ル１５の巻取半径、Ａ、Ｂ、Ｃを定数とすると、ドラム
４３の入力側テープ張力Ｔは、Ｔ−Ａ　　−Ｔｓ／（Ｂ
　　−ｔ？＋ｃ）　　　　　　　　　　　　　　（１）
で近似して示すことができる。

本実施例では、供給側リール１５の巻径が所定の値（例
えば２．５ｃｍ　）よりも小さくなると、モードカム５
７を移動させ、コイルバネ９３の長さを異なるようにし
、コイルバネ９３の張力Ｔｓを異ならしめ、テープ張力
Ｔの変動を低減できるら第５図は、供給側リール１５の
巻取半径Ｒとドラム４３の入り口付近のテープ張力Ｔの
変化を示すグラフである。

式（１）の定数は、それぞれ以下のとおりである。

Ａ−２，０５Ｂ−０，７Ｃ−８，８９第５図の曲線Ｌ１、Ｌ２は従来の装置の場合で、Ｔｓ＝
１９０ｇｃＩｌの一定値のままである。この場合、Ｔ−
３２，４〜３９．７ｇであり、Ｔの変動幅は大きい。

一方、同図の曲線Ｌｌ、Ｌ３は本実施例の場合を示し、
Ｒ−２，５ｃｍを境に曲線か不連続になっている。すな
わち、Ｒ−２，５ｃｍになるとモードモータか駆動され
、第４図（ａ）の状態から第４図（ｂ）の状態に移行す
る。

第４図（ａ）に対応するＲ＝２．５〜４．４５ｃｍの間
は、Ｔｓ＝１９０ｇｃｍであり、第４図（ｂ）ｉ：対応
すルＲ−１゜３〜２．５ｃｍの間は、Ｔｓ−１７０ｇｃ
ｔｉである。

本実施例の場合、Ｔの変動幅はＴ−３２，４〜３６．６
ｇと、従来に比べて、小さくなっている。

なお、本実施例では、コイルバネ９３の張力を２値に切
り替えるようにしたが、供給側リール１５の巻取半径Ｒ
に応じて、コイルバネ９３の張力を３値以上に切り替え
るように、モードカム５７を回転駆動させることもでき
る。

［発明の効果コ以上詳細に説明したように本発明によれば、供給側リー
ルの巻径が変化してもテープ張力の変動の少ない磁気記
録再生装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例にかかる磁気記録再生装置
の構成を示す平面図、第２図は、この磁気記録再生装置の正面図、第３図は、
磁気記録再生装置の要部の構成を示す平面図、第４図は、実施例の動作を示す図、第５図は、巻径とテープ張力の関係を示すグラフである
。１・・・・・・・・・メインベース１１・・・・・・・・・カセット１５・・・・・・・・・供給側リール５７・・・・・・・・・モードカム６５・・・・・・・・・レバー７３・・・・・・・・・テンションアーム７・・・・・
・・・テンションポスト３　・・・・・コイルバネ円願人株式会社東芝

Claims

【特許請求の範囲】カセットを収納し、記録再生時には前記カセットからテ
ープを一部引き出し記録再生を行う磁気記録再生装置に
おいて、メインベースと、前記メインベースに揺動可能に設けられたテンションア
ームと、前記テンションアームに設けられ、テープ張力を検出す
べく前記テープに付勢されるテンションポストと、その一端が前記テンションアームに結合され、前記テン
ションポストを前記テープに付勢させるバネと、前記バネの他端が結合され、前記メインベースに揺動可
能に設けられるレバーと、供給側リールの巻径を検出する手段と、前記巻径に応じて前記レバーの位置を制御する手段とを
具備し、前記供給側リールの巻径に応じて前記レバーの位置を変
えて、前記テープの張力が略一定となるように前記バネ
の張力を変化させる磁気記録再生装置。