JPH04139334A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

空気調和機の室外ユニット

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JPH04139334A
JPH04139334A JP26049590A JP26049590A JPH04139334A JP H04139334 A JPH04139334 A JP H04139334A JP 26049590 A JP26049590 A JP 26049590A JP 26049590 A JP26049590 A JP 26049590A JP H04139334 A JPH04139334 A JP H04139334A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、空気調和機の室外ユニットに係り、特に電気
部品箱内に収容した電気部品を冷却する熱交換空気の電
気部品箱外への排出案内構造と、電気部品箱内への水滴
浸入防止構造の改良に関する。
(従来の技術) 空気調和機の室外ユニットは、ユニット本体内に圧縮機
や室外熱交換器等の冷凍サイクル部、室外送風機とその
支持架台はかの送風系が配置されるとともに、制御およ
び駆動用電気部品を−まとめにした電気部品箱が配置さ
れる。
この種室外ユニットにおいて、上記電気部品箱内に収容
される電気部品として、そのほとんどの電気部品は通電
にともなって熱が発生し、周囲に放出する。上記電気部
品がらの放熱をそのまま?気部品箱内に閉し込めておく
と、箱内のa &−h< a端に上昇して、それぞれの
電気部品に熱的悪影1を与えることになる。
そのため、電気部品箱内には外部空気を冷却月の熱交換
空気として導入し、電気部品と熱交換♂せ、熱を吸収し
て温度上昇した熱交換空気は速ざかに電気部品箱外に排
出するのが望ましい。
したがって、電気部品箱には熱交換空気を箱−に導入案
内するための導入開口部を備え、熱交鎗した後箱外へ排
出案内するための排出開口部を偏えなければならない。
そしてまた、上記室外ユニットのほとんどは、専用の覆
い(ひさし)のないまま室外に配置されることが多く、
雨天の場合にはユニット本体内に水滴が浸入する。ここ
に配置される室外送風機や室外熱交換器等には、多少の
水滴がががっても何ら作動に影響するのに至らないが、
上記電気部品箱に水滴がかがると、場合によっては悪影
響がでる。
すなわち、この電気部品箱には熱交換空気導通用の導入
開口部と排出開口部とが開口しているところから、その
位置の選定を誤ると水滴が浸入し易く、電気部品を濡ら
す。通電中であれば、短絡事故の恐れがある。
従来、空気調和機の室外ユニット要部は、第6図ないし
第8図に示すように構成される。すなわち、1は背面板
1a、側面板1b、天井板1cおよび図示しない前面板
、底板等がら構成されるユニット本体である。このユニ
ット本体1の背面板1aに沿って室外熱交換器2が配置
され、さらに図示しない圧縮機が配置される。これら室
外熱交換器2および圧縮機で冷凍サイクル機器が構成さ
れる。上記室外熱交換器2の前部には、支持架台3に支
持される室外送風機4が配置され、これらで送風系が構
成される。上記室外送風機4と並んで電気部品箱5が配
置される。
この電気部品箱5は、ユニット本体1の前面側上部に位
置していて、ユニット本体1の側面板1bとは所定間隙
を存している。電気部品箱5は上記室外熱交換器2の端
部とも間隙を存していて、これらの間に設けられる仕切
り板6によって区画される。その前面と上面は開放して
いるが、ユニット本体1を構成する上記天井板1cと図
示しない上記前面板とがこれらの開口を閉塞する。上記
側面板1bと相対向する側部には、熱交換空気導入用の
導入開口部7が設けられる。この背面側の壁面には電気
部品である、たとえばPCC84取着される。さらに電
気部品箱5内部には、多数の図示しない電気部品が収容
される。
上記室外送風機4の側方部位であるこの隣接側面にはヒ
ートシンク9が設けられ、電気部品箱5の側面板を兼用
する。上記ヒートシンク9は、たとえばアルミニューム
材料等、熱交換率の優れた材料が用いられる。この構成
は、垂直方向に立設され内面にたとえばG−Trのごと
き放熱性の高い電気部品8aが取着される基板9aと、
この基板9aの外面側にその一端部が一体に設けられる
複数枚の放熱フィン9b・・・とからなる。上記放熱フ
ィン9b・・・の他端部は、互いに前後方向に所定の間
隔を存して平行で、かつそれぞれ上記室外送風機4側に
垂直方向に沿って突出している。
上記ヒートシンク9の上端部には防水板1oが載設され
ていて、これは電気部品箱5の上端縁より下方部位にあ
る。上記防水板1oの先端は放熱フィン9b・・・の先
端縁よりも突出していて、ヒートシンク9に対する屋根
部を形成する。このようなヒートシンク9の一部および
防水板1oを覆うようにして、ヒートシンクカバー11
が設けられる。上記ヒートシンクカバー11の幅寸法は
、ヒートシンク9および防水板1oの幅寸法と略同−で
あり、この両側開口部11gがヒートシンク9および防
水板1oに嵌め込まれる。この上面部11bは防水板1
oと間隙を存していて、吹出開口部12が形成される。
室外送風機4側の側面11cは防水板1oの先端縁およ
びヒートシンク9の放熱フィン9b・・・の先端縁と間
隙を存していて、下端の空間に排出開口部13が形成さ
れる。
しかして、冷凍サイクル運転にともなって室外送風機4
が駆動され、室外熱交換器2に外部空気である熱交換空
気が導かれ熱交換をなす。風の流れとしては、室外送風
機4の背面側が低圧側となって風の吸込側に相当し、前
面側が吹出側となる。
上記室外熱交換器2は、室外送風機4の風の吸込側に位
置することになる。また、室外送風機4の駆動にともな
って外部空気はユニット本体1内に導かれ、その一部は
電気部品箱5の導入開口部7から箱5内に導入され、内
部の電気部品8.8aなどを冷却する。これらを冷却し
て温度上昇した熱交換空気は、特に第7図および第8図
に示すように、上記ヒートシンク9に接触し、この基板
9aを介して放熱フィン9b・・・から放熱される。
そして、ヒートシンク9上端の防水板10と、ヒートシ
ンクカバー11とで形成される吹出開口部12に導かれ
、さらにヒートシンクカバー11に沿って流通して、こ
の下端の排出開口部13から電気部品箱5外に排出され
る。
また、冷凍サイクル運転の停止中に、室外送風機4の吹
出口からユニット本体内に強い風が侵入すると、ファン
4aは風の影響を受けて通電中の回転方向とは逆方向に
回転することがある。そして、たとえば雨天などでは風
にのって水滴(雨滴)も侵入し、上記ファン4aに付着
する。風の影響か大であると、ファン4aに付着した水
滴は、特に、第8図に破線矢印に示すように、ファン4
aの回転により飛散され、その一部は排出開口部13か
ら内部に浸入しようとする。しかしながら、ヒートシン
ク9の上端部には防水板10が突設されるところから、
ここで水滴を再び排出開口部13側に跳ね返して浸入を
阻止する。
(発明が解決しようとする課R) しかしながらこのような電気部品箱5の構成では、上記
ヒートシンクカバー11の位置は、上記室外送風機4の
フィン4aの側方部位にあり、必ずしもこの低圧側に位
置しない。このため、吹出開口部12から排出される熱
交換空気は、特に第7図に示すように、室外送風機4の
低圧側である背面側に強制的に湾曲するよう導かれる。
ところが、上記吹出開口部12には複数枚の放熱フィン
9b・・・が互いに前後方向に所定間隔を存して、それ
ぞれ垂直方向に沿って突設されているから、これらの突
出方向が熱交換空気の排出方向とは相違して抵抗となる
。一部の熱交換空気は室外送風機4の低圧側に導かれず
、その影響で電気部品箱5内で滞る恐れがあり、電気部
品8.8aなどに対する冷却効率が低くなって熱的悪影
響のファン4aに付着した水滴が風の影響で飛散され、
その一部が排出開口部13からヒートシンクカバー11
内に浸入する際、ヒートシンク9の放熱フィン9b・・
・がそれぞれ前後方向に平行で上下方向に突出している
から、ここに沿って水滴が円滑に導かれ易い構造となっ
ている。
先に述べたように、ヒートシンク9の上端部には防水板
10が設けられていて、はとんどの水滴はここで跳ね返
されるが、一部はヒートシンク9上端部と防水板10と
の当接面から、あるいはヒートシンクカバー11とヒー
トシンク9および防水板10の嵌合面から浸透し、箱5
内を濡らす恐れがある。その量が増大すれば、電気部品
8゜8aなどの漏電事故に繋がる。
そしてまた上記構造では、防水板10や箱形のヒートシ
ンクカバー11が必要であり、部品点数が多く、そのた
めの組み込み性やコスト性に難点がある。
本発明は上記事情に着目してなされたものであり、その
目的とするところは、電気部品箱の構成の簡素化を図る
とともに熱交換空気の円滑な導通をなし、電気部品に対
する冷却効率の向上化を得られ、内部への水の浸透を阻
止して安全性を向上させた空気調和機の室外ユニットを
提供しようとするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段および作用)すなわち本発
明は、室外熱交換器、室外送風機等を配置するユニット
本体であり、上記室外送風機の側方部位に電気部品を収
容する電気部品箱を配置し、この電気部品箱の上記室外
送風機隣接面側に垂直方向に立設される基板およびこの
基板に互いに上下方向に所定間隔を存して平行であり室
外送風機側へ水平方向に突出する複数枚の放熱フィンを
一体に設けてなるヒートシンクを配置しこのヒートシン
クの一側端と上記電気部品箱の内側面との空間に電気部
品箱内の電気部品を冷却した熱交換空気をヒートシンク
の放熱フィン相互間に案内する吹出案内部を形成し、上
記室外送風機のファン背面側である低圧側と相対向する
部位でかつ上記放熱フィンと電気部品箱の側面切欠部と
で排出案内部を形成し、上記吹出案内部からヒートシン
クの放熱フィン相互間を導かれた熱交換空気を排出案内
部から電気部品箱外に排出案内するとともに上記室外送
風機の低圧側に案内することを特徴とする空気調和機の
室外ユニットである。
上記電気部品箱における吹出案内部と排出案内部の形状
および排出案内部の室外送風機に対する位置設定により
、電気部品箱内に導かれた熱交換空気がその外部に円滑
に排出されるとともに、室外送風機の低圧側に直ちに導
かれる。そして、ヒートシンクの放熱フィン形状を設定
することにより、確実な防水をなし電気部品箱内への水
の浸透を阻止する。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。
空気調和機の室外ユニットは、第4図に示すような矩形
薄型状の筐体であり、この筐体を構成するユニット本体
20は、たとえばブロック21・・・上に載設され、家
屋の外壁面22に沿って据え付けられる。その手前側の
面には、熱交換空気の吹出口23が設けられる。側面に
はパックドバルブ24.24が突設され、図示しない室
内ユニットと連通する断熱材で覆われた冷媒管25.2
5が接続される。上記冷媒管25.25を覆う断熱材の
中途部から、室内ユニットの熱交換器で生成されるドレ
ン水を排出するためのドレンホース26が露出し、その
開口端部を据え付は面に近接した状態で対向している。
さらに、中途部から室内ユニットの電気部品および電源
部と電気的に接続する電源コード27が露出し、ユニッ
ト本体2o内に設けられるここでは図示しない電気部品
箱内に延出される。
一方、ユニット本体2oの垂直面を形成する面には、そ
れぞれ水平確認用ゲージ28が記される。
この水平確認用ゲージ28は、上部が比較的短い垂直線
で記された上側基準位置マーク28aであり、その下方
部位に相対向して比較的短い垂直線および、この垂直線
の下部側をその中央に貫通させた真四角線である下側基
準位置マーク28bとからなる。
第5図に示すように、ユニット本体2oの据え付けが終
わった状態で、糸29の下端部に錘3゜を設けたゲージ
を用意して、糸29の上端部を上側基準位置マーク28
aに合わせる。錘3oもしくは錘30近傍の糸29が、
下側基準位置マーク28bの垂直線に合致していれば、
その面におけるユニット本体20の水平度が正確に出た
据え付けであることを確認できる。錘3oもしくは錘3
0近傍の糸29が、下側基準位置マーク28bの真四角
線の範囲内にあれば、水平度の許容範囲として認める。
真四角線の範囲外にあれば、当然、水平度の許容範囲外
であり、ユニット本体2oとブロック21との間にスペ
ーサなどを介挿して、正しい水平度を出すよう調整しな
ければならない。
たとえば上記吹出口23が設けられる面である長面での
水平確認用ゲージ28でユニット本体20の左右方向の
水平度を確認でき、上記パックドバルブ24.24が設
けられる面である短面での水平確認用ゲージ28でユニ
ット本体2oの前後方向の水平度を確認できる。すなわ
ち、少なくとも長面と短面それぞれ一面づつの水平確認
用ゲージ28.28を用いればよい。
このようにして、上記水平確認用ゲージ28を設けたこ
とにより、極めて容易に水平度の確認ができ、調整が可
能である。その結果、実際に運転した状態での騒音振動
の増大がなく、特に暖房運転時におけるここでは図示し
ない室外熱交換器で生成される凝縮水や除霜時の排水を
円滑に行える。
上記ユニット本体2o内の要部は、第1図ないし第3図
に示すようになっている。ユニット本体20の背面板2
0aに沿って室外熱交換器31−か配置され、さらに図
示しない圧縮機が配置されていて、これら室外熱交換器
31および圧縮機で冷凍サイクル機器が構成される。
上記室外熱交換器31の前部には、支持架台32に支持
される室外送風機33が配置され、これらで送風系が構
成される。
上記室外送風機33と並んで電気部品箱34が配置され
る。上記電気部品箱34は、ユニット本体20の前面側
上部に位置していて、この側面板20bとは所定間隔を
存している。上記室外熱交換器31の側端部とも間隙を
存していて、これらの間の仕切り板35によって区画さ
れる。その前面と上面は開放しているが、ユニット本体
20を構成する図示しない前面板および天井板がこれら
の開口を閉塞することは、従来のものと同一である。
上記電気部品箱34の側面には、熱交換空気導入用の導
入開口部36が設けられる。この背面側の壁面に沿って
電気部品である、たとえばPC板37aが取着される。
内部には、多数の図示しない電気部品か収容される。上
記室外送風機33の側方部位であるこの隣接側面にはヒ
ートシンク38が設けられ、電気部品箱34の側面板を
兼用する。上記ヒートシンク38は、たとえばアルミニ
ューム材料等、熱交換率の優れた材料が用いられる。こ
れは、垂直方向に立設される基板38aと、この基板3
8aの外面側に一体に突設される複数枚の放熱フィン3
8b・・・とから構成される。
上記基板38aの内面には、たとえばG−Trのごとき
放熱性の高い電気部品37bが直接取着される。上記放
熱フィン38b・・・は、その他端部が室外送風機33
側に突出していて、互いに上下方向に所定の間隔を存し
て平行であり、それぞれ水平方向に延出する。最上部の
放熱フィン38bは、他の放熱フィン38b・・・の突
出長さより極端に長く突出するよう形成される。最下部
およびその近傍上部の放熱フィン38b・・・の突出長
さは、他の大部分の放熱フィン38b・・・の突出長さ
よりも漸次短くなるよう形成される。
上記電気部品箱34の一部は、このようなヒートシンク
38の放熱フィン38b・・・突出端を覆う。
なお説明すれば、電気部品箱34の手前側の側面34a
はヒートシンク38の一側端と所定間隙を存している。
この電気部品箱34の側面34aと上記ヒートシンク3
8側端との空間に、吹出案内部39が形成される。
上記電気部品箱34の室外送風機33側の側面34bは
、最上端の放熱フィン38bの先端縁に当接し、かつこ
の下端縁は、最下段の放熱フィン38bと略同−位置に
ある。そして、この側面34bはヒートシンク38の一
側端からその幅方向一部を覆う位置まで折曲されていて
、これは上記室外送風機33のファン33aの幅中心以
上もしくはファン33aの先端以上と対向する位置にな
る。
上記ヒートシンク38の背面側の側端には、上記電気部
品箱34の背面側を兼用する仕切り板35の一部が斜め
に延出しているところから、この仕切り板35の端縁と
上記側面34bの端縁との間は側面切欠部であり、ここ
に排出案内部4゜が形成される。この排出案内部40は
、上記ファン33aの背面側である低圧側に対向する位
置になる。
しかして、冷凍サイクル運転にともなって室外送風機3
3が駆動され、室外熱交換器31に外部空気である熱交
換空気が導かれ熱交換をなす。風の流れとしては、室外
送風機33の背面側が低圧側となって風の吸込側に相当
し、前面側が吹出側となる。上記室外熱交換器31は室
外送風機33の風の吸込側に位置する。
また、室外送風機33の駆動にともなって外部空気はユ
ニット本体20内に導かれ、その一部は電気部品箱34
の導入開口部36から箱34内に導入されて、内部の電
気部品37a、37bなどを冷却する。これらを冷却し
て温度上昇した熱交換空気の一部は、上記ヒートシンク
38に接触し、この基板38aを介して放熱フィン38
b・・・がらの放熱を助成する。そして、ヒートシンク
38−側端と電気部品箱34の側面34aとで形成され
る吹出案内部39に導かれ、ヒートシンク38の放熱フ
ィン38b・・・相互間に沿って流通して、互いに熱交
換する。さらに温度上昇した熱交換空気は、側面34b
から露出する放熱フィン38b・・・と排出案内部40
から電気部品箱34外に排出される。
上記排出案内部40が設けられる位置は、上記室外送風
機33のファン33a背面側である低圧側と相対向する
部位であるところから、上記電気部品箱34内の電気部
品37a、37bなどを冷却した熱交換空気が、排出案
内部40から箱34外に排出されると、直ちにファン3
3aに吸い込まれて送風される。したがって、電気部品
箱34内において熱交換空気は滞ることなく極めて円滑
に導通し、電気部品37a、37bなどを冷却して箱3
4外に排出される。
また、上記ヒートシンク38の放熱フィン38b・・・
においては、これらの間隙方向と熱交換空気の導通方向
とが一致するので、熱交換空気が円滑に導かれて熱交換
効率がよい。
また、たとえば冷凍サイクル運転停止中に、風にのって
水滴が吹出口23からユニット本体20内に浸入し、か
つファン33aに付着する場合がある。さらに、ファン
33aが風の影響で通電中とは逆回転によって回転させ
られると、付着した水滴は周囲に飛散される。しかしな
がら、電気部品箱34においては、ファン33aの側方
部位に側面34bがあってヒートシンク38の一部をカ
バーしているので、破線矢印に示すように水滴を跳ね返
して電気部品箱34内への浸入を阻止する。
上記ファン33aにより飛散される水滴が、たとえ上記
排出案内部40に降りかかっても、ここに露出する放熱
フィン38b・・・は互いに水平方向に延出し、かつ基
板38aに一体に設けられるところから、ヒートシンク
38自体が水滴の箱34内への浸入を阻止し、積極的に
放熱フィン38b・・・から外部へ滴下させる。
特に、最上部の放熱フィン38bは他の放熱フィン38
b・・・よりも大きく突出しているので、ヒートシンク
38の上端部に飛散する水滴を受けて、そのまま外部に
滴下させる。このようにして、風の影響でファン33a
から水滴が飛散しても、電気部品箱34内への浸入およ
び浸透を確実に阻止できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、この電気部品箱の
室外送風機隣接面側に配置したヒートシンクは、基板と
、上下方向に平行で室外送風機側へ水平方向に突出する
複数枚の放熱フィンから構成し、このヒートシンクの一
側端と電気部品箱の内側面との空間で吹出案内部を形成
し、上記室外送風機のファン低圧側と相対向する部位に
排出案内部を形成し、上記吹出案内部からヒートシンク
の放熱フィン相互間を導かれた熱交換空気を排出案内部
から電気部品箱外に排出案内し、さらに上記室外送風機
の低圧側に案内するようにしたから、電気部品箱内に導
かれた熱交換空気は電気部品を冷却してから極めて円滑
に外部に排出され、冷却効率の向上化を得られる。また
、室外送風機のファンが水滴を飛散させても、上記放熱
フィンおよび電気部品箱形状により箱内への浸入を阻止
し、安全性の向上化を図れるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示し、第1図
は空気調和機の室外ユニット要部の斜視図、第2図は第
1図とは斜視方向を異ならせた要部の斜視図、第3図は
その平面図、第4図は室外ユニットの外観の斜視図、第
5図はその据付水平度を検査する説明図、第6図ないし
第8図は本発明の従来例を示し、第6図は空気調和機の
室外ユニット要部の斜視図、第7図は第6図とは斜視方
向を異ならせた要部の斜視図、第8図はその正面図であ
る。 31・・・室外熱交換器、33・・・室外送風機、20
・・・ユニット本体、37a、37b・・・電気部品、
34・・・電気部品箱、38a・・・基板、38b・・
・放熱フィン、38・・・ヒートシンク、39・・・吹
出案内部、40・・・排出案内部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 室外熱交換器、室外送風機等を配置するユニット本体と
    、上記室外送風機の側方部位に配置され電気部品を収容
    する電気部品箱と、この電気部品箱の上記室外送風機隣
    接面側に配置され垂直方向に立設される基板およびこの
    基板に一体に設けられ互いに上下方向に所定間隔を存し
    て平行でありかつ室外送風機側へ水平方向に突出する複
    数枚の放熱フィンとからなるヒートシンクと、このヒー
    トシンクの一側端と上記電気部品箱の内側面との空間に
    形成され電気部品箱内の電気部品を冷却した熱交換空気
    をヒートシンクの一側端から放熱フィン相互間に案内す
    る吹出案内部と、上記室外送風機のファン背面側である
    低圧側と相対向する部位に設けられ上記放熱フィンと電
    気部品箱の側面切欠部とで形成され上記吹出案内部から
    放熱フィン相互間を導かれた熱交換空気を電気部品箱外
    に排出案内するとともに上記室外送風機の低圧側に案内
    する排出案内部とを具備したことを特徴とする空気調和
    機の室外ユニット。
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