JPH04138402U - レール締結装置用止水性埋込栓 - Google Patents

レール締結装置用止水性埋込栓

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JPH04138402U
JPH04138402U JP5523791U JP5523791U JPH04138402U JP H04138402 U JPH04138402 U JP H04138402U JP 5523791 U JP5523791 U JP 5523791U JP 5523791 U JP5523791 U JP 5523791U JP H04138402 U JPH04138402 U JP H04138402U
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JP
Japan
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water
embedded plug
recess
embedded
packing
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JP5523791U
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Inventor
惣一郎 清水
誠 堂前
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東京フアブリツク工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レール締結装置における締結ボルト螺合用埋
込栓内に雨水等の水分が侵入するのを防止する。 【構成】 レール支承用コンクリート部材1に締結ボル
ト螺合用埋込栓2を埋込固定し、その埋込栓2の上部に
止水パッキング嵌入用凹部3を設け、その凹部3の底部
に、ボルト孔4を囲む環状止水突条5を設け、前記凹部
3に止水パッキング6を嵌入する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鉄道レールの締結装置に用いられる止水性埋込栓に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、レール締結装置としては、コンクリート枕木等のレール支承用コンクリ ート部材に、締結ボルト螺合用埋込栓を埋込固定し、前記コンクリート部材の上 部に、絶縁パッドを介してレール保持用タイプレートを載置し、そのタイプレー トおよび絶縁パッドに挿通した締結ボルトを、前記埋込栓に螺合した構造のレー ル締結装置が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のレール締結装置の場合は、雨水等の水分がコンクリート部材と絶縁 パッドとの間を通って埋込栓内に侵入することがあり、そのため締結ボルトのね じ部を早期に腐食させることがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、レール締結装置における締結ボルト螺合用埋込栓内に雨水等の水分 が侵入するのを防止するために、レール支承用コンクリート部材1に締結ボルト 螺合用埋込栓2を埋込固定し、その埋込栓2の上部に止水パッキング嵌入用凹部 3を設け、その凹部3の底部に、ボルト孔4を囲む環状止水突条5を設け、前記 凹部3に止水パッキング6を嵌入する。
【0005】
【実施例】
図2および図3は本考案の実施例において用いられる締結ボルト螺合用埋込栓 2を示すものであって、鋳鉄からなる高強度材料製筒体7にボルト螺合用雌ねじ 8が設けられ、その筒体7内の直径方向の両側に、筒体7の長手方向に延長する 回動工具係合溝9が設けられ、かつ筒体7の外周に、複数の環状突条10が上下 方向に間隔をおいて一体に設けられている。
【0006】 ナイロン・66からなる合成樹脂製埋込栓本体11の外周に螺旋溝12が設け られ、その埋込栓本体11の上部に止水パッキング嵌入用凹部3が設けられ、そ の凹部3の底部に、ボルト孔4を囲む環状止水突条5が一体に連設され、埋込栓 本体11の成形時に、高強度材料製筒体7が埋込栓本体11の内側に埋込固定さ れ、かつ埋込栓本体11の下端の開口部に、ゴムまたは合成樹脂からなるキャッ プ13が接着剤または溶着により固着されている。
【0007】 図4および図5は本考案の実施例において用いられる止水パッキング6を示す ものであって、ボルト挿通孔14を有するゴム製パッキング本体15の上側に、 金属板製環状座金16が埋込固定されている。
【0008】 図6は埋込栓2における凹部3に止水パッキング6を嵌設した状態を示すもの であって、止水パッキング6の下面が環状止水突条5の頂面に載置され、かつ止 水パッキング6の上面は埋込栓2の上面から僅かに突出している。
【0009】 図1は本考案の実施例に係るレール締結装置用止水性埋込栓の使用状態を示す ものであって、金属線材製螺旋コイル17が埋込栓本体11の螺旋溝12に螺合 され、螺旋コイル17を螺合した埋込栓2は、コンクリート枕木等のレール支承 用コンクリート部材1に埋設され、埋込栓2の上面はコンクリート部材1の上面 と同一レベルに配置され、そのコンクリート部材1の上面に、ゴムまたは合成樹 脂からなる絶縁パッド18を介して金属製タイプレート19が載置され、埋込栓 2の上方において、タイプレート19に渦巻ばね20が載置され、締結ボルト2 1は、渦巻ばね20,タイプレート19および絶縁パッド18に挿通されて、埋 込栓2の雌ねじ8に螺合され、タイプレート19の中央部にタイパッド22を介 して載置されたレール23は、タイプレート19に係止されたボルトおよびクリ ップ(それぞれ図示を省略した)により締結され、止水パッキング6は凹部3の 底部と絶縁パッド18の下面とにより圧縮され、凹部3の底部に設けられた環状 止水突条5は止水パッキング6の下部に喰い込んでいる。
【0010】 埋込栓2を交換する必要が生じた場合は、締結ボルト21を螺脱したのち、絶 縁パッド18,タイプレート19および止水パッキング6等を撤去し、次に回動 工具係合溝9に挿入される係合突条を備えている回動工具の軸部を埋込栓2内に 挿入し、次いでその回動工具により埋込栓2を回動してコンクリート部材1から 抜取る。
【0011】 本考案を実施する場合、絶縁パッド18を省略して、タイプレート19により 止水パッキング6を圧縮してもよい。また筒体7をセラミック等の高強度材料に より製作してもよい。
【0012】
【考案の効果】
本考案によれば、レール支承用コンクリート部材1に締結ボルト螺合用埋込栓 2を埋込固定し、その埋込栓2の上部に止水パッキング嵌入用凹部3を設け、そ の凹部3の底部に、ボルト孔4を囲む環状止水突条5を設け、前記凹部3に止水 パッキング6を嵌入したので、その止水パッキング6を絶縁パッド18またはタ イプレート19に圧縮した場合、環状止水突条5が止水パッキング6に喰い込ん で、その止水パッキング6における環状止水突条5の上部の部分が強力に圧縮さ れ、そのため雨水等の水分が埋込栓2内に侵入して締結ボルト21のねじ部を早 期に腐食させるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るレール締結装置用止水性
埋込栓の使用状態を示す一部縦断正面図である。
【図2】埋込栓を示す一部縦断正面図である。
【図3】埋込栓の平面図である。
【図4】止水パッキングの平面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】埋込栓の凹部に止水パッキングを嵌設した状態
を示す一部縦断正面図である。
【符号の説明】
1 レール支承用コンクリート部材 2 締結ボルト螺合用埋込栓 3 止水パッキング嵌入用凹部 4 ボルト孔 5 環状止水突条 6 止水パッキング 7 高強度材料製筒体 8 ボルト螺合用雌ねじ 11 合成樹脂製埋込栓本体 12 螺旋溝 14 ボルト挿通孔 15 ゴム製パッキング本体 16 環状座金 17 金属線材製螺旋コイル 18 絶縁パッド 19 タイプレート 20 渦巻ばね 21 締結ボルト 22 タイパッド 23 レール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール支承用コンクリート部材1に締結
    ボルト螺合用埋込栓2が埋込固定され、その埋込栓2の
    上部に止水パッキング嵌入用凹部3が設けられ、その凹
    部3の底部に、ボルト孔4を囲む環状止水突条5が設け
    られ、前記凹部3に止水パッキング6が嵌入されている
    レール締結装置用止水性埋込栓。
JP5523791U 1991-06-21 1991-06-21 レール締結装置用止水性埋込栓 Expired - Fee Related JPH0748722Y2 (ja)

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JPH0748722Y2 JPH0748722Y2 (ja) 1995-11-08

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