JPH04138288A - 感熱転写記録用受像シートの製造方法 - Google Patents

感熱転写記録用受像シートの製造方法

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JPH04138288A
JPH04138288A JP2262790A JP26279090A JPH04138288A JP H04138288 A JPH04138288 A JP H04138288A JP 2262790 A JP2262790 A JP 2262790A JP 26279090 A JP26279090 A JP 26279090A JP H04138288 A JPH04138288 A JP H04138288A
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resin
image
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thermal transfer
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国博 腰塚
Toshihisa Takeyama
敏久 竹山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は感熱転写記録用受像シートの製造方法に関し、
さらに詳しくは、高濃度の画像が得られ、かつ商品価値
の高い感熱転写記録用受像シートを効率的に得ることの
てきる製造方法に関する。
[従来の技術と発明か解決しようとするH題]従来から
、カラーへ−トコピーを得る方式として、インクシート
、電子写真、感熱転写等によるカラー記録技術が検討さ
れている。
これらのうち、特に感熱転写方式は、操作や保守か容易
であること、装置の小型化、低コスト化か可能であるこ
と等の利点を有している。
この感熱転写方式には、以下の二種類がある。
すなわち、支持体上に溶融性インク層を有するインクシ
ートをレーザーあるいは感熱ヘットによりイメージワイ
ズに加熱して、前記溶融性インク層を被転写シート上に
溶融転写する方式と、支持体上に熱拡散性色素(昇華性
色素)を含むインク層を有する感熱転写インクシートを
用いて、感熱転写記録用受像シートに前記熱拡散性色素
を拡散転写する熱拡散転写方式との二種類である。
これらのうち、熱拡散転写方式は感熱ヘットの熱的エネ
ルギーの変化に応して、色素の転写量を変化させて画像
の階調をコントロールすることかできるのて、シアン、
マゼンタ、イエローの重ね記録を行なうことによって、
色の濃淡に連続的な変化を有するカラー画像か得られる
方式として、近年注目されている。
しかしながら、この熱拡散転写方式は、第一の問題点と
して感熱転写記録用受像シートの製造方法を挙げること
かできる。
すなわち、感熱転写記録用受像シートは、一般に樹脂フ
ィルムや紙等の基材上に受像層を積層した構造を有し、
その受像層はバインダー樹脂を溶媒等に解かして基材上
に塗布、乾燥することにより形成されている。
したかって、従来ては感熱転写記録用受像シートを得る
のに、基材の製造と受像層の形成との互いに別個な二工
程を必要としており、工数の低減か望まれていた。
また、第二の問題点は、従来ては低熱エネルギーを以て
しては高濃度の画像か得られにくいこと、しかも商品価
値の向上というニーズに応えることか容易てないことな
どを挙げることかてきる。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
る。
すなわち、本発明の第一の目的は、感熱転写記録用受像
シートを効率的に得るための製造方法を提供することに
あり、また第二の目的は、低熱エネルギーでも高濃度の
画像か得られ、かつ外観か美麗て商品価値の高い感熱転
写記録用受像シートを得るための製造方法を提供するこ
とにある。
[前記課題を解決するための手段] 前記目的を達成するための本発明は、樹脂フィルムの製
膜と同時にこの樹脂フィルムの片面にバインター樹脂か
らなる受像層を形成することを特徴とする感熱転写記録
用受像シートの製造方法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
(1)感熱転写記録用受像シート 感熱転写記録用受像シートは、基材としての樹脂フィル
ムの片面にバインダー樹脂からなる受像層を形成した構
造を有する。
一感熱転写記録用受像シートの製造− 本発明においては、基材である樹脂フィルムの片面にへ
インター樹脂からなる受像層を上記樹脂フィルムの製膜
と同時に形成する。
このように、樹脂フィルムと受像層とを同時に形成する
方法としては、共押出成形法を好適例として挙げること
かできる。
この共押出成形は、Tダイ法においてもインフレーショ
ン法においても、2台以上の押出機を一つのダイに結合
し、樹脂フィルムを構成する原料樹脂と受像層を構成す
るバインター樹脂とをダイの内側もしくは外側にて結合
する。
成形温度は、融点の高い方の樹脂の適正温度に調節する
のかよく、そのようにしたときか、樹脂フィルムと受像
層との最も高い接着性か得られる。
こう、して得られた感熱転写記録用受像シートには、成
形後にさらに公知の延伸処理を施すことか、強度等の面
から好ましい。
この延伸処理には一軸延伸処理と二軸延伸処理の二種か
あるか、後者か望ましい。
この二軸延伸処理したシートの製造は、公知の方法、例
えばチューブラフィルム法やフラットフィルム法による
ことかてきる。
チューブラフィルム法において、同時二軸延伸は、熱可
塑性樹脂をチューブ状フィルムに押し出し、引き続いて
これを急冷した後に再加熱し、次いてガス内圧によりチ
ューブ状フィルムを膨張させることにより横方向の延伸
を誘導し、引き続き長手方向の配向を誘導する速度で延
伸することによって、行なうことかてきる。
好ましいフラットフィルム法において、フィルムにする
熱可塑性樹脂はスロットダイにより押し出され、チルド
鋳物ドラム上て急冷されることにより熱可塑性樹脂か無
定形状態に確実に冷却される。
次いで、延伸は冷却押し出ししたフィルムのガラス転移
温度以上て少なくとも一つの方向に延伸することによっ
て行われる。
逐次延伸は、まず平らな冷却押し出しされたフィルムを
一方向に1通常は長手方向に、すなわちフィルム延伸機
械中の前方向に延伸し、ついて横方向に延伸することに
より行い得る。押し出したフィルムの前方延伸は、−組
の回転ロール上て、または二対のコツタロール間て行わ
れ、ついて横延伸か輻出機中て行われる。延伸はフィル
ムを形成するポリマーの性質によって行われる。
延伸フィルムは、フィルムを形成しているポリマーの溶
融点以下、ガラス転移温度以上の温度で寸法拘束下てヒ
ートセットしてポリマーの結晶化を誘導することにより
寸法安定化しても良い。
基材上の受像層の形成は、公知の技術、例えばポリマー
を予め形成された基材上に注入成形することにより行う
ことかできる。しかしながら、複合シート(基材及び受
像層)の形成は、二台以上の押出機のそれぞれのオリフ
ィス中に、基材や受像層を形成するためのポリマーを入
れそれらを同時に押出し、その後の溶融層の一体化によ
るか、あるいは好ましくはそれぞれのポリマーの溶融流
かタイマニホールドへと通しる構内て一体化され、その
後混合せずに層流の状態でダイオリフイスから一緒に押
出されることによる同時押出しにより複合シートを製造
する。
同時押し出しシート、すなわち感熱転写記録用受像シー
トは、前記の二軸延伸フィルムの製造法に従って延伸さ
れ、シートの分子配向を行い、次いてヒートセットする
のか好ましい、一般に、基材を延伸するのに適用される
条件は受像層の部分結晶化を引き起こすために、受像層
に適した形態を発現させるためにはそれぞれに適した温
度で寸法拘束下にヒートセットするのか好ましい、受像
層ポリマーの結晶融解温度、すなわち融点より高い温度
てヒートセットすると、受像層は無定形になる。また、
受像層ポリマーの結晶融解温度より低い温度てヒートセ
ットし、次いて受像シートを冷却すると受像層は結晶の
まま残る。このような受像層ポリマーの結晶の形態は、
必要な特性によって変化し得る0例えば、受像層ポリマ
ーは、転写された画像の転写濃度を高めるためには無定
形のものか良く、表面変形を減する、言い換えれば表面
光沢を保持するためには結晶性のものか良い、あるいは
特性の適度なバランスを与えるためには、無定形と結晶
性のものの混合であワても良い。
一受像層一 前記受像層は基本的にバインダー樹脂からなる。
受像層は、基材の表面全体に渡って形成されていても良
いし、表面の一部に形成されていても良いか、全体に渡
って形成するのが好ましい。
受像層の厚みは、一般に2〜504m、好ましくは3〜
20μm程度である。
この受像層の厚みか31Lm未満であると、十分な転写
濃度か得られなかったり、保存時に転写した色素かブリ
ートアウトしてしまうことがあり、また厚みか507z
mを超えると、保存時に転写画像か滲んでしまったり、
色調か変わってしまうことかあるので好ましくない。
■バインダー樹脂 前記バインダー樹脂としては、例えばポリ塩化ビニル樹
脂、塩化ビニルと他の千ツマ−(たとえば酢酸ビニル等
)との共重合体樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル酸エ
ステル、ポリビニルピロリドン、ポリカーボネート、セ
ルロース系樹脂(たとえば三酢酸セルロース)、アクリ
ル系樹脂(たとえばスチレンアクリレート樹脂、ビニル
トルエンアクリレート樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂
)、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂などを好適な例
として挙げることかできる。
これらのバインダー樹脂は、一種単独で用いることかで
きるし、また二種以上を組み合わせて用いることもてき
る。
上記各種の樹脂は新たに合成して使用しても良いか、市
販品を使用することもてきる。
例えば、市販のポリエステル樹脂としては、バイロン2
00、バイロン290.バイロン600等(以上、東洋
紡!il■製) 、 KA−1038C(荒用化学−製
) 、 TP220 、 TP235  (いずれも日
本合成■製)等、ポリ塩化ビニルとしては、T K −
400、TK−600、TK−1:100、T K −
2500R(いずれも信越化学工業−製)等、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体樹脂としては、ビニライトVY
HH、ビニライトVMCH(いずれもユニオンカーバイ
ト社1り、デンカビニル101)(IG K T 、デ
ンカビニル100OA (いずれも電気化学工業■製)
、塩化ビニル系共重合体としては、リューロンQC−6
40、リューロンQC−740,リューロンE−650
、リューロンE−1700、トミナスに一650F、ト
ミナスK −900F (いずれも東ソー■製)、ラロ
フレックスMP2S、ラロフレックスMP35、ラロフ
レックスMP−45ラロフレックスMP−60(いずれ
もBASF社製)、ニスメゾイカV 1330E。
ニスメゾイカV 5242E(積木化学工業■製)、フ
レハロンSo(呉羽化学工業■製)、カネビニルH−:
105.カネビニルH−627,カネどニルH−829
(いずれも鐘淵化学工業−製) 、 620S (日信
化学■製) 、 MR−110、MR−120(いずれ
も日本上オン■製)、アクリル系共重合体しては、タイ
ヤナールBR−85、タイアナールB R−88゜タイ
アナールBR−64(いずれも三菱レーヨン■製)、オ
ロクラスDR、オログラスMl−7.スミベック−B 
 HT −017B、スミベック−BHT−016A、
スミベックLO、スミベックMHO(いずれも住友化学
工業−製)、セルロース系樹脂としては、酢酸セルロー
ス、三酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース、酢酸
醋酸セルロース、エチルセルロース、ニトロセルロース
、ヒドロキシプロピルセルロース等、ポリカーボネート
としては、パンライトK −1300,パンライトL 
−1225LL(いずれも音大社製)、ニーピロンZ−
200(三菱瓦斯化学工業−製)等が挙げられる。
この中では、塩化ビニル系共重合体か受像層表面の平滑
性か良く、インクシートとの融着かない上に高濃度を与
えるという点て最も好ましい。
いずれにしても、物性面から見ると、バインダー樹脂と
しては、特にガラス転移点(Tg)か−20〜150℃
の範囲にある樹脂、特に30〜120℃の範囲にある樹
脂か好ましく、また分子量の点から言うと、Mwかz、
ooo 、too、oooの範囲にある樹脂が好ましい
なお、受像層の形成に際しては、上述した各種の樹脂は
その反応活性点を利用して(反応活性点か無い場合はそ
れを樹脂に付与する。)、放射線、熱、湿気、触媒等に
より架橋もしくは硬化しても良い。
その場合には、エポキシ、アクリルの如き放射線活性上
ツマ−や、イソシアナートの如き架橋剤を用いることが
できる。
■添加剤 前記受像層には、添加剤として剥離剤、酸化防止剤、U
V吸収剤、増白剤、フィラー(無機微粒子、有am脂粒
子)、顔料(#に、白色顔料TiO□なと)を添加して
も良い。
中ても、剥離剤は感熱転写記録用受像シートと後述する
感熱転写記録用感熱シートとの融着防止効果をより高め
るために、好ましく用いられる。
剥離剤としてはシリコーン系化合物、フッ素樹脂、界面
活性剤、ワックス類等を挙げることかできる。
さらに、これらの中てはシリコーン系化合物が本発明の
目的に好ましく、特に変性シリコーン樹脂またはシリコ
ンオイルは注目に値する。
すなわち、シリコーン系化合物としては、変性シリコー
ン樹脂、シリコーン樹脂、シリコーンオイル、変性シリ
コンオイルなどを挙げることかできるか、バインター樹
脂との相溶性か良好であること、しかも低熱エネルギー
ても高濃度の画像か得られる等の利点から、変性シリコ
ーン樹脂および/またはシリコンオイルを用いることか
望ましい。
変性シリコーン樹脂の具体例としては、たとえばポリエ
ステル変性シリコーン樹脂、アクリル変性シリコーン樹
脂、ウレタン変性シリコーン樹脂、セルロース変性シリ
コーン樹脂、アルキッド変性シリコーン樹脂、エポキシ
変性シリコーン樹脂、シリコンゴム、フロロシリコンゴ
ムなどを挙げることかできる。
シリコンオイルの具体例としては、メチルフェニルシリ
コンオイル、ジメチルシリコンオイルポリエーテル変性
シリコンオイル、高級脂肪酸変性シリコンオイル、アミ
ド変性シリコンオイルなどを挙げることかてきる。
これらは一種単独で用いても良いし、二種以上を組み合
わせて用いても良い。
次に前記酸化防止剤としては、特開昭59=18278
5、同60−130735、特開平1−127387等
に記載の酸化防止剤、および写真その他の画像記録材料
における画像耐久性を改善するものとして公知の化合物
を挙げることかてきる。
前記UV吸収剤および光安定剤としては、特開昭59−
158287.同63−74686、同63−1450
89、同59−196292、同62−229594.
63−122596、同61−283595、特開平1
−204788などに記載の化合物、および写真その他
の画像記録材料における画像耐久性を改善するものとし
て公知の化合物を挙げることかてきる。
前記フィラーとしては、S機微粒子や有機樹脂粒子を挙
げることかてきる。
この無機微粒子としては、シリカゲル、炭酸カルシウム
、酸化チタン、酸性白土、活性白土、アルミナ等を挙げ
ることかてき、有機微粒子としてはフッ素樹脂粒子、グ
アナミン樹脂粒子、アクリル樹脂粒子、シリコン樹脂粒
子等の樹脂粒子を挙げることがてきる。これらの無機・
有機樹脂粒子は比重により異なるか、0.1〜70重量
%の添加か好ましい。
前記顔料としては、代表例としてチタンホワイト、炭酸
カルシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、シリカ、タルク
、クレー、カオリン、活性白土、酸性白土などを挙げる
ことかできる。
前記可塑剤としては、フタル酸エステル類(例えばフタ
ル酸ジメチル、フタル酸シフチル、フタル酸ジオクチル
、フタル酸ジデシルなど)、アジピン酸エステル類(ア
ジピン酸ジオクチル、アジピン酸メチルラウリル、アジ
ピン酸ジー2−エチルヘキシル、アジピン酸エチルラウ
リルなど)、その他オレイン酸エステル類、コハク酸エ
ステル類、マレイン酸エステル類、セパチン酸エステル
類、クエン酸エステル類、エポキシステアリン酸エポキ
シ類、さらには、リン酸トリフェニル、リン酸トリクレ
ジルなどのリン酸エステル類、エチルフタリルエチルグ
リコレート、ブチルフタリルブチルグリコレートなどの
グリコールエステル類などがあげられる。
なお、本発明ては、添加剤全体の添加量は、通常、受像
層用バインターに対して0.1〜50重量%の範囲であ
る。
一基材一 前記基材、つまり樹脂フィルムの原料樹脂としては、た
とえばポリプロピレン、ポリスチレン、−ト、ポリナフ
タレンテレフタレートなど、ポリスルホン、ポリウレタ
ン等か好ましい。
さらに熱的条件から見ると、樹脂フィルムの原料樹脂と
しては、ガラス転移点(Tg)か30℃以上の耐熱性を
備えた樹脂か好ましい。
これらの樹脂フィルムの原料樹脂には、成形前に公知の
発泡剤および/または白色顔料を含有させると良い。
このようにすると、成形して得られる樹脂フィルムは、
気泡や白色顔料の存在によって外観か美麗になり、感熱
転写記録用受像シートの商品価値を高めることかてきる
1記発泡剤としては脂肪族炭化水素、塩素化脂肪族炭化
水素、フッ素化脂肪族炭化水素、不活性ガス等の物理的
発泡剤、アゾ系、ニトロソ系、ヒドラジド系等の有機発
泡剤などを好適に用いることかできる。
上記白色顔料としては二酸化チタンを代表例に挙げるこ
とかできる。
なお、樹脂フィルムの厚みは、通常20〜3()Ogm
、好ましくは30〜300ALmである。
−その他の層− 感熱転写記録用受像シートの表面(受像層側)には、感
熱転写インクシートとのインク層との融着防止をより効
果的にするために、剥離材料(前記シリコン樹脂、変性
シリコン樹脂、シリコンオイル膜またはその硬化体)を
含有する剥離層かさらに積層されていても良い。
この暦は、溶融押出し、基材の表面にラミネートするラ
ミネート法あるいは通常の塗工法により形成することか
てきる。
この剥離層の厚みは通常、0.03〜2.0uLmであ
る。
また、感熱転写記録用受像シートの裏面(基材側)には
、帯電防止のためのバッキング層を設けることか望まし
い。
このバッキング層は、帯電防止剤とバインダー樹脂とか
ら形成することかてきる。
帯電防止剤としてはカーボンブラック、タラファイト等
の導電性粉末:第四級アミン等のカチオン界面活性剤:
スルホン酸、硫酸、リン酸、リン酸エステル、カルボン
酸等の酸基を含むアニオン界面活性剤ニアミノスルホン
酸等の両性界面活性剤、サポニン等の天然界面活性剤な
どを挙げることかできる。
上述した帯電防止剤は、通常、バインター樹脂に対して
0.01〜40重量%の範囲て添加される。
また、感熱転写記鎧用受像シートの前記基材と受像層と
の間には、ノイズを少なくし画像情報に対応した画像を
再現性良く転写記録するために、クツション層を設ける
ことかてきる。
このクツション層を構成する材質としては、例えはウレ
タン樹脂、アクリル樹脂、エチレン系樹脂、フタジエン
ラバー、エポキシ樹脂等が挙げられる。
クツション層の厚さは通常、1〜50#Lm、好ましい
(2)感熱転写記録用インクシート 感熱転写記録用インクシートは、支持体とその上に形成
されたインク層とて構成することかてきる。
一インク層− 上記インク層は、基本的に熱拡散性色素とバインターと
を含有する。
■熱拡散性色素 熱拡散性色素としてはシアン色素、マゼンタ色素、イエ
ロー色素を挙げることかてきる。
前記シアン色素としては、特開昭59−78896号、
同59−227948号、同60−24965号、同6
〇−53563号、同60−1:10735号、同[i
o−131292号、同60−239289号、同61
−19396号、同61−22993号、同51−31
292号、同61−31467号、同61−35994
号、同61−4911193号、同61−148269
号、同62−191191号、同6:l−91288号
、同63−91287号、同63−290793号等の
各公報に記載されているナフトキノン系色素、アントラ
キノン系色素、アゾメチン系色素等が挙げられる。
前記マゼンタ色素としては、特開昭59−78896号
、特開昭60−30392号、特開昭60− ]001
194号特開昭50−25:1595号、特開昭61−
262190号、特開昭63−5992号、特開昭6:
l−205288号、特開昭64−159号、特開昭6
4−63194号等の各公報に記載されているアントラ
キノン系色素、アゾ色素、アゾメチン系色素等が挙げら
れる。
イエロー色素としては、特開昭59−78896号、特
開昭60−27594号、特開昭60−31560号、
特開昭60− S:1S5S号、特開昭61−1239
4号、特開昭63−122594号等の各公報に記載さ
れているメチン系色素、アゾ系色素、キノフタロン系色
素、アンドラインチアゾール系色素か挙げられる。
また、熱拡散性色素として特に好ましいのは、開鎖型ま
たは閉、Ill型の活性メチレン基を有する化合物をp
−フェニレンジアミン誘導体の酸化体またはp−アミノ
フェノール誘導体の酸化体とのカップリング反応により
得られるアゾメチン色素およびフェノールまたはナフト
ール誘導体またはp−フェニレンジアミン誘導体の酸化
体またはp−アミノフェノール誘導体の酸化体のとのカ
ップリンク反応により得られるインドアニリン色素であ
る。
インク層に含有される熱拡散性色素は、形成しようとす
る画像か単色であるならば、イエロー色素、マゼンタ色
素、およびシアン色素の何れてあっても良い。
また、形成しようとする画像の色調によっては、前記三
種の色素のいずれか二種以上もしくは他の熱拡散性色素
を含んていても良い。
前記熱拡散性色素の使用量は、通常、支持体1m2当た
り 0.1〜20g、好ましくは0.2〜5gである。
■バインダー バインターとしてはエチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、酢酸
セルロース、酢醋酸セルロース等のセルロース系樹脂2
ポリビニルアルコール、ポリビニルホルマール、ポリビ
ニルブチラール、ポリビニルピロリドン、ポリエステル
、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルアミド、ポリビニルア
セトアセタール、スチレン樹脂、スチレン共重合体樹脂
、ポリアクリル酸エステル、ポリアクリル酸、アクリル
酸共重合体などのビニル系樹脂、ゴム系樹脂、アイオノ
マー樹脂、オレフィン系樹脂等が挙げられる。
これらの樹脂のうちても耐酸性の優れたポリビニルブチ
ラール、ポリビニルアセトアセタールあるいはセルロー
ス系樹脂が好ましい。
前記各種のバインダーは、その一種を単独で使用するこ
ともてきるし、またその二種以上を併用することもてき
る。
バインダーと前記熱拡散性色素との重量比は、1:10
〜10:lか好ましく、2:8〜8:2の範囲か特に好
ましい。
■その他の任意成分 さらに前記インク層には1本発明の目的を阻害しない範
囲て、各種の添加剤を添加することかできる。
その添加剤としては、シリコン樹脂、シリコンオイル(
反応硬化タイプも可)、シリコン変性樹脂、フッ素樹脂
、界面活性剤、およびワ・ンクス類等の剥離性化合物、
金属微粉末、シリカゲル、金属酸化物、カーボンブラッ
ク、および樹脂微粉末等のフィラー、バインター成分と
反応可能な硬化剤(たとえばイソシアネート類やアクリ
ル類やエポキシ類等の放射線活性化合物)などを挙げる
ことかてきる。
さらにまた、添加剤として転写を促進するための熱溶融
性物質、たとえばワックスや高級脂肪酸エステルなどの
、特開昭59−106997号記載の化合物を挙げるこ
とかできる。
一支持体一 本発明に用いられる支持体としては、寸法安定性かよく
、感熱ヘッドての記録の際の熱に耐えるものならば、何
でもよいか、コンデンサー紙、クラシン紙のような薄葉
紙、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レート、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリサルフ才
ン、ポリビニルアルコールセロファン、ポリスチレンの
ような耐熱性のプラスチックフィルムを用いることかて
きる。
支持体の厚さは、2〜10μmが好ましく、また支持体
にはバインダーとの接着性の改良や色素の支持体側への
転写、染着を防止する目的で下引層を有していてもよい
さらに支持体の裏面(インク層と反対側)には、ヘット
か支持体に融着やスティッキング、シワの発生するのを
防止する目的でスティッキング防止層を設けてもよい。
このスティッキング防止層の厚みは通常、0.1〜Iu
Lmである 支持体の形状については特に制限かなく、たとえば広幅
のシートやフィルム、細幅のテープやカートなど任意の
形状かある。
(3)感熱転写記録用インクシートの製造感熱転写記録
用インクシートは、インク層を形成する前記各種の成分
を溶媒に分散ないし溶解してなるインク層形成用塗工液
を調製し、これを支持体の表面に塗工し、乾燥すること
により製造することかてきる。
なお、前記バインターは、一種または二種以上を溶媒に
溶解もしくはラテックス状に分散させて用いる。
前記溶媒としては、水、アルコール類(例えばエタノー
ル、プロパツール)、セロソルブ類(例えばメチルセロ
ソルブ、エチルセロソルブ)、芳香族類(例えばトルエ
ン、キシレン、クロルベンゼン)、ケトン類(例えばア
セトン、メチルエチルケトン)、エステル系溶剤(たと
えば酢酸エチル、酢酸ブチルなと)、エーテル類(例え
ばテトラヒドロフラン、ジオキサン)、塩素系溶剤(例
えばクロロホルム、トリクロルエチレン)等か挙げられ
る。
前記塗工には、従来から公知のグラビアロールによる面
順次塗り別は塗布法、押し出し塗布法、ワイヤーバー塗
布法、ロール塗布法等を採用することかできる。
インク層は、支持体の表面の全面あるいは一部の表面に
、単色の熱拡散性色素を含有する層として形成されても
良いし、また、バインダーとイエロー色素とを含有する
イエローインク層、バインターとマゼンタ色素とを含有
するマゼンタインクNおよびバインターとシアン色素と
を含有するシアンインク層か、平面方向に沿って一定の
繰り返して支持体の表面の全面あるいは一部の表面に形
成されていても良い。
また、平面方向に沿って配列された前記三層のインク層
に加えて、黒色画像形成物質を含む黒色インク層か、介
在していても良い。
なお、黒色インク層については、拡散転写型ても溶融転
写型ても、鮮明な画像か得られる。
かくして形成されたインク層の膜厚は1通常、0.2〜
10uLmてあり、好ましくは、01〜3μmである。
本発明ては、感熱転写記録用インクシートに、パーフォ
レーションを形成したり、あるいは色相の異なる区域の
位置を検出するための検知マークなどを設けることによ
って、使用時の便を図ることもてきる。
なお、感熱転写記録用インクシートは、支持体とその上
に形成された感熱層とからなる構成に限られず、インク
層の表面にその他の暦か形成されていても良い。
例えば、感熱転写記録用受像シートとの融着や熱拡散性
色素の裏移り(ブロッキング)を防止する目的でオーバ
ーコート層を設けても良い。
(3)画像の形成 画像形成を行なうには、前記感熱転写記録用受像シート
の受像層と、前記感熱転写記録用インクシートのインク
層とを重ね合わせてから、この界面にイメージワイズに
熱エネルギーを与える。
すると、インク層中の熱拡散性色素は、与えられた熱エ
ネルギーに応した量たけ気化あるいは昇華し、受像層側
に移行され受容される。
その結果、受像層に画像か形成される。
本発明において、感熱転写記録用受像シートの受像層は
、シート形成時に基材と同時に押出され、二軸延伸され
た後に寸法拘束下でヒートセットし、ポリマーの結晶化
を誘導せしめたものなのて、印字後のカールも無く寸法
安定性に優れ、必要な画像濃度を得るのに高熱エネルギ
ーを必要としない。
すなわち、低熱エネルギーても高濃度の画像を得ること
かてきる。
しかも、保存中に光・熱などによる画像の退色変色、滲
み、熱拡散性色素の受像層表面へのブリドアウドなどを
防止することかできる。
さらに、熱転写記録の際に感熱転写記録インクシートと
の融着も防止できる。
前記熱エネルギーを与える熱源としては、サーマルヘッ
ドか一般的であるか、このほかにレーザー光、赤外線フ
ラッシュ、熱ペンなどの公知のものを使用することかて
きる。
熱エネルギーを与える熱源としてサーマルヘッドを用い
るときは、サーマルヘッドに印加する電圧あるいはパル
ス巾を変調することにより、与える熱エネルギーを連続
的にあるいは多段階に変化させることかできる。
熱エネルギーを与える熱源としてレーザー光を用いると
きは、レーザー光の光量や照射面積を変化させることに
より与える熱エネルギーを変化させることかてきる。
この場合、レーザー光を吸収し易くするためレーザー光
吸収材料(例えば、半導体レーザーの場合、カーボンブ
ラックや赤外線吸収物質など)をインク層中、もしくは
インク層近傍に存在せしめるとよい。
音響光学素子を内蔵したトッドジェネレーターを用いれ
ば網点の大小に応じた熱エネルギーを与えることもてき
る。
なお、レーザー光を用いるときは感熱転写記録用インク
シートと感熱転写記録用受像シートとを充分に密着させ
て行なうとよい。
熱エネルギーを与える熱源として赤外線フラッシュラン
プを用いるときは、レーザー光を用いる場合と同様に、
加熱を黒色などの着色層を介して行なうとよい。
あるいは黒色などの、画像の濃淡を連続的に表現したパ
ターンあるいは網点パターンを介して加熱を行なっても
よいし、また−面の黒色などの着色層と前記のパターン
のネガに相当するネガパターンを組み合わせて加熱を行
なってもよい。
熱エネルギーの与え方としては感熱転写記録用インクシ
ート側から行なっても、感熱転写記録用受像シート側か
ら行なっても、或いは両側から行なってもよいか、熱エ
ネルギーの有効利用を優先させるなら、感熱転写記録用
インクシート側から行なうのか望ましい。
以上の熱転写記録により、感熱転写記録用受像シートの
受像層に一色の画像を記録することかできるか、下記の
方法によると、各色の掛は合せからなるカラー写真調の
カラー画像を得ることもてきる。
たとえはイエロー、マゼンタ、シアンおよび必要に応し
て黒色の感熱転写記録用感熱シートを順次取り換えて、
各色に応した熱転写を行なうと、各色のかけあわせから
なるカラー写真調のカラー画像を得ることもてきる。
それから、次の方法も有効である。
すなわち、上記のように各色の感熱転写記録用インクシ
ートを用いるかわりに、予め各色に塗り分けて形成した
区域を有する感熱転写記録用インクシートを用いるので
ある。
そして、まずイエローの区域を用いてイエローの分色画
像を熱転写し、次にマゼンタの区域を用いて7センタの
分色画像を熱転写し、以下、順次に繰り返すことにより
イエロー、マゼンタ、シアン、及び必要により黒色の分
色画像と順に熱転写する方法を採る。
この方法でも、カラー写真調のカラー画像を得ることか
可能であるか、さらに好都合なことに、この方法には前
記のような感熱転写記録用感熱シートの交換が不要にな
るという利点かある。
[実施例] 次に実施例に基いて本発明をさらに具体的に説明する。
なお、以下においてr部」は「重量部」を表わす。
(実施例1) 感熱転写記録用受像シートの製造− 受像シート製造するために、平均粒度0.5 ILmを
有する微粉砕粒状酸化チタン充填材をポリマーの重量に
対し15重量%含有のポリエチレンテレフタレートを第
一の押出機に入れ、ポリ塩化ビニル(T K−600、
信越化学社製)/ジメチルシリコンオイル(KF96、
信越シリコーン社製)を9872の比率て第二の押出機
に入れ、1チャンネル同時押出装置に供給し、急冷ドラ
ム上に押し出して、非晶質注型複合押出品を得た。この
注型複合押出品を約80℃の温度に加熱し、次いで3.
1:1の前方向の引張張力比で縦方向に延伸した。縦方
向に延伸したフィルムを約95℃に加熱し、3.3:1
の引張張力比てテンターオーブン内で横方向に延伸した
。この延伸フィルムを最後にテンターオーブン内て約1
70℃の温度で寸法拘束下にヒートセットした。
得られた受像シートは、片面に約51Lmの厚さのポリ
塩化ビニルの受像層を有する厚さ 150gmの充填ポ
リエチレンテレフタレートの不透明な、空隙のある層を
含んていた。用いたヒートセット温度のため、受像層は
非晶質である。
次いで延伸した受像シートに下記の成分の剥離層を塗工
した。
ダイアロマ−5P−7124,11 (シリコンクラフトウレタン、大日精化社製ンメチルエ
チルケトン     8.5 シクロへキサノン       2.0この塗工したシ
ートを十分に乾燥させ、受像層表面に約0.2部mの剥
離層を形成した。
−感熱転写記録用インクシートの製造−支持体として厚
み6μmのポリエチレンテレフタレートフィルム[東し
く株)製]のコロナ処理された表面に、下記組成のイン
ク層形成用塗工液をワイヤーバーコーティング法により
、乾燥後の厚みかIuLmになるように塗布、乾燥する
とともに、コロナ処理されていない裏面にシリコーンオ
イル[信越シリコーン(株)製、X−41,4QOコA
、]をスポイトてl、2滴垂らして全面に広げ、背面処
理コートを行なうことにより感熱転写記録用インクシー
トを得た。
インク層形成用塗工液 分散染料[日本化薬(株)製、・・・・・4部カヤセッ
トフルー136] ポリビニルフチラール・・・・・・・・5部F重合度1
700、覆水化学工業C株)製、商品名BX−1] メチルエチルケトン・・・・・・・・・90部シクロヘ
キサノン・・・・・・・・・・5部−感熱転写記録(画
像記R)− 次に、前記感熱転写記録用感熱シートと前記感熱転写記
録用受像シートとを、前者の感熱層面と後者の受像層面
とを重ねあわせ、感熱転写記録用感熱シートの支持体側
よりサーマルヘッドを用いて出力lW/ドツト、パルス
輻0.:I 〜4.5 m5ec、ドツト密度3ドツト
/mmの条件て加熱することにより、画像記録を行なっ
た。
このような画像記録につき、以下の基準にしたかって性
能評価した。
融着: O・・・・・感熱転写記録用受像シートか感熱転写記録
用インクシートから スムーズに剥離する。
X・・・・・感熱転写記録用受像シートの受像層か感熱
転写記録用インクシ ートに融着し、剥離しない。
転写濃度 光学濃度計で反射濃度OD値を測定した。
○・・・・oD値か2.0以上。
△・・・・OD値か1.7〜2.0゜ X・・・・OD値か1.7以下。
耐熱保存性二 画像を記録した感熱転写記録用受像シートを77℃、相
対湿度80%の環境下に72時間保持して1色素のツリ
ードアウドの有無を調べた。
O・・・・画像を手てこずっても色素 か落ちにくい。
X・・・・画像を手てこすると色素か 落ちる。
耐光性: 感熱転写記録用受像シートをウエザオメーターに72時
間保存し、画像の変色を視て判断する。
○・・・・画像の変色か殆どない。
X・・・・画像の変色か著しい。
表面平滑性; 表面平滑性の評価は、角−度60’の反射光ての値か下
記の範囲にあるものとして評価した。
0 70.0以上 x   70.0未満 (実施例2) 第二の押出機に供給した組成物の組成を下記の組成に変
え、実施例1における剥離層を設けなかった他は、実施
例1と同様に行った。
カネビニル H−829 (ポリ塩素化塩化ビニル、 鐘ケ淵化学工業■製) にF3935 (高級脂肪酸含有シソコンオイル ーン社製) 98.0 2.0 信越シリコ (実施例3) 第二の押出様を下記の組成に変えた以外は実施例2と同
様に行った。
ドミナス K −650F     80.0(ポリウ
レタン−塩化ビニル共重合体樹脂、ソー社製) 東 KE1551−U 20.0 (シリコンゴム、信越シリコーン社製)(実施例4) 第二の押出機を下記の組成に変え、ヒートセット温度を
140℃変えた以外は実施例2と同様に行った。
ニスメゾイカV  1330 E   90.0(無可
塑剤軟質塩化ビニル、覆水化学社製)FE361−U 
        10.0(フロロシリコンゴム、信越
シリコーン社製)(実施例5) 第二の押出機を下記の組成に変えた以外は実施例1と同
様に行った。
スミベックLO 90,0 (メタクリル樹脂、 住人化学社製) KE1551−U 10.0 (実施例6) 第二の押出機を下記の組成に変え、ヒートセット温度を
200℃に変えた以外は実施例1と同様に行った。
に−1300 95,0 (ポリカーボネート、 音大化成社製) F3935 5.0 (実施例7) 第一の押出機を下記の組成に変えた以外は実施例4と同
様行った。
ポリエチレンテレフタレート 83.0 硫酸バリウム 17.0 (実施例8) 第二の押出機を下記の組成に変えた以外は実施例2と同
様に行った。
T K −60070,0 ラロフレックスM P 25    25.0(塩化ビ
ニルーイソツチルエーテル共重合体、BASF社製) K F 3935          5.0(実施例
9) 第二の押出機を下記の組成に変えた以外は実施例1と同
様に行った。
T K −60090,0 K F 54                   
5.0(メチルフェニルシリコンオイル、信越シリコー
ン社製) T P P             5.0(トリフ
ェニルホスヘート、大へ化学社製)(実施例10) 第二の押出機を下記の組成に変えた以外は実施M4と同
様に行った。
バイロン290 90.0 (ポリエステル、 東洋紡社製) F96 1O00 (比較例1) 実施例2からシリコンオイルを除いた以外は実施例2と
同様に行った。
(比較例2) ベース厚150pL111の酸化チタン15%含有ポリ
エチレンテレフタレートに下記の受像層塗布液を塗布し
乾燥させ膜厚5.OILmの受像層を設けた。
カネビニルH−82 F3935 メチルエチルケトン ジオキサン シクロヘキサノン 9         9.8 0.2 40.0 40.0 20.0 第1表 [発明の効果] 本発明の製造方法により、基材の樹脂フイJレムの片面
に受像層を樹脂フィルムの製膜と同時に積層するのて、
感熱転写記録用受像シートを効率的に製造することかで
きる。
しかも、その感熱転写記録用受像シートを使用すること
により、高濃度の画像を得ること力1てき、かつ外観の
美麗な商品価値の高しz画像を得ることかてきる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂フィルムの製膜と同時にこの樹脂フィルムの
    片面にバインダー樹脂からなる受像層を形成することを
    特徴とする感熱転写記録用受像シートの製造方法。
  2. (2)前記受像層がシリコーン樹脂および/またはシリ
    コンオイルを含有する前記請求項1に記載の感熱転写記
    録用受像シートの製造方法。
  3. (3)前記バインダー樹脂がポリエステル、塩化ビニル
    系樹脂、ポリカーボネート、セルロース系樹脂、アクリ
    ル系樹脂、ポリウレタン、ポリアミドよりなる群から選
    ばれる樹脂である請求項1に記載の感熱転写記録用受像
    シートの製造方法。
  4. (4)前記樹脂フィルムが気泡および/または白色顔料
    を含有する請求項1に記載の感熱転写記録用受像シート
    の製造方法。
  5. (5)前記樹脂フィルムの樹脂が30℃以上のガラス転
    移点を有する請求項1に記載の感熱転写記録用受像シー
    トの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743919U (ja) * 1991-12-26 1995-10-03 国際チャート株式会社 ハンディタ−ミナルプリンタ−用シ−ト
WO1998034794A1 (en) * 1997-02-07 1998-08-13 Minnesota Mining And Manufacturing Company Ink-jet recording sheet
WO2002072363A1 (fr) * 2001-03-09 2002-09-19 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Feuille de transfert thermique d'images

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