JPH04138134A - 核磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

核磁気共鳴イメージング装置

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JPH04138134A
JPH04138134A JP2261512A JP26151290A JPH04138134A JP H04138134 A JPH04138134 A JP H04138134A JP 2261512 A JP2261512 A JP 2261512A JP 26151290 A JP26151290 A JP 26151290A JP H04138134 A JPH04138134 A JP H04138134A
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JP
Japan
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magnetic resonance
nuclear magnetic
magnetic field
phase
image
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Pending
Application number
JP2261512A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Miura
嘉章 三浦
Hiroshi Ohara
博志 大原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Publication of JPH04138134A publication Critical patent/JPH04138134A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、核磁気共鳴イメージング装置に係り、特に、
被検体より収集した核磁気共鳴信号を補間法を用いて実
際に収集していない中間の位相エンコード量に対応する
核磁気共鳴信号を推定し、位相方向の分解能を二倍とし
て画像を再構成し、表示する際に再構成画像の位相方向
の中央部より両側を半分だけ表示することにより位相折
り返しのアーチファクトを除去できる核磁気共鳴イメー
ジング装置に関する。
[従来技術] 核磁気共鳴イメージング法は、固有の磁気モーメントを
持つ核の集団が一様な静磁場中に置かれたときに、特定
の周波数で回転する高周波磁場のエネルギーを共鳴的に
吸収する現象を利用して物質の化学的および物理的な微
視的情報を映像化する手法である。
この核磁気共鳴イメージング法は画像再構成時の位置情
報に周波数と位相を用いており、被検体より生じる核磁
気共鳴信号に位置情報に対応する周波数および位相情報
を含ませるため、それぞれ読出(周波数エンコード)用
傾斜磁場、位相エンコード用傾斜磁場により静磁場に線
形傾斜磁場を重畳する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記線形傾斜磁場の重畳による周波数お
よび位相のエンコード手法は第6図に示すように関心視
野サイズに対して被検体が大きい場合には位相折り返し
アーチファクトを生じる。
これは、位相情報が−πからπまでの範囲で表現されて
おり、π+Δpの位相情報は−π十Δpの位相情報と同
値となることに起因している。そして、この位相折り返
しアーチファクトは画像による診断の信頼性を損なう原
因となっている。
本発明は、上記のような従来技術の欠点を解消するため
に創案されたものであり、撮像時間を増大することなく
、位相折り返しアーチファクトを除去することができる
核磁気共鳴イメージング装置を提供することを目的とし
ている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の核磁気共鳴イメー
ジング装置は、位相エンコード用傾斜磁場の各エンコー
ド量に対応する核磁気共鳴信号を用いて連続する二つの
位相エンコード量の中間の位相エンコード量に対応する
核磁気共鳴信号をその周辺の位相エンコード量に対応す
る核磁気共鳴信号から補間によって計算して求める手段
と、その計算値の核磁気共鳴信号と実際に収集した核磁
気共鳴信号により位相方向の分解能を二倍にして画像の
再構成を行い、画像を表示する際に、上記再構成画像の
中央から両側半分ずつのみを表示する手段とを有する。
[作用] 本発明の核磁気共鳴イメージング装置は上記のように構
成され、繰り返し時間で定義される単位パルスシーケン
スの所定の位相エンコード用傾斜磁場による位相エンコ
ード量に対応する核磁気共鳴信号を用いて補間法により
、連続する二つの単位パルスシーケンスの中間の位相エ
ンコード量に対応する核磁気共鳴信号を推定し、この操
作を全ての収集データに対して行い、実際の位相エンコ
ード回数の二倍の核磁気共鳴信号を揃え、これを用いて
位相方向に分解能が二倍となる画像を再構成し、この再
構成画像の位相方向の中心から両側に半分だけを表示す
る。
これにより、撮像時間を増大することなく、実際に撮像
した位相エンコード分解能の二倍の分解能の画像の再構
成に必要な核磁気共鳴信号が得られ、しかも、画像を表
示する際に、再構成画像の位相方向の中心から両側に半
分だけを表示しているので、位相折り返しアーチファク
トの生じている部分は表示されず、位相折り返しアーチ
ファクトを表示画像上より除去することができる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。第1図は本発明の一実施例にかかる、核磁気
共鳴イメージング装置を示すもので、被検者1は静磁場
発生用マグネット21が作る静磁場空間内に配置される
。この空間には傾斜磁場発生用コイル22と送受信コイ
ル23とが配置されている。
傾斜磁場発生用コイル22には傾斜磁場電源32から電
流が供給され、スライス選択用傾斜磁場、読み出しく周
波数コーディング)用傾斜磁場、および位相コーディン
グ用傾斜磁場が発生させられる。
波形発生回路31からの信号が傾斜磁場電源32に送ら
れて、これらの傾斜磁場の波形が定められる。
一方、波形発生回路33から送られる波形に応じたエン
ベロープを有するRF倍信号RF送信回路34よりRF
送受信コイル23に送られ、被検者1に対するRF信号
照射が行われる。
被検者1において発生した核磁気共鳴信号は、送受信コ
イル23で受信され、受信・検波回路35で検波された
後、A/Dコンバータ36でサンプリングされてデジタ
ル信号に変換され、コンピュータ41に取り込まれる。
このコンピュータ41は、傾斜磁場波形およびRF信号
波形のコントロール、傾斜磁場およびRF信号発生タイ
ミングの制御、データサンプリングタイミング制御など
を行うとともに、取り込んだデータを処理し、得られた
画像をCRT表示装置42に表示する。
次に、コンピュータ41内でのデータ処理について詳細
に説明する。第2図において、関心撮像視野を実線で囲
った領域とする。そして、この関心撮像視野を位相方向
に128マトリツクスで撮像を行う場合について説明す
る。この際、装置系は点線で囲った方形領域に対して位
相エンコード量を128回分設定し、通常行われている
と同様に、第3図に示す繰り返し時間で定義される単位
パルスシーケンスを位相エンコード傾斜磁場によって上
記位相エンコード量を128回変化させながら核磁気共
鳴信号を収集する。
そして、コンピュータ41内の演算回路は、第4図に示
す位相エンコード用傾斜磁場波形の実線で描かれた実際
の位相エンコード量の中間値、即ち、固点線で描かれた
位相エンコード量に対応する核磁気共鳴信号を第5図の
各データ点に対して周辺の核磁気共鳴信号からスプライ
ン補間により求める。このとき、複素数形式であれば、
実部と虚部で補間してもよいし、極座標上で補間しても
よい。
そして、このようにして推定した中間値の位相エンコー
ド量に対応する核磁気共鳴信号を用いて位相方向に二倍
の分解能で二次元フーリエ変換を行い、得られた再構成
画像の中央から両側半分ずつのみをCRT表示装置42
に表示する。
これにより、第2図に示すように、点線で囲まれた装置
系の撮像視野サイズでは斜線で示した位相折り返しアー
チファクトが生じているが、実線で囲まれた関心視野サ
イズにはその影響は生じていない。
なお、上記実施例では、直接核磁気共鳴信号の位相エン
コード方向の分解能を二倍にして画像の再構成を行う場
合について説明したが、あらかしめ周波数エンコード方
向にフーリエ変換したものに対して位相エンコード方向
の分解能を二倍にして画像の再構成を行うことも可能で
ある。
また、上記実施例では関心撮像視野を位相方向に128
マトリツクスで撮像を行う場合について説明したが、こ
のマトリックス数については任意に設定することができ
る。
[発明−の効果コ 本発明の核磁気共鳴イメージング装置は以上のように構
成されているので、関心撮像視野が被検体に比べて小さ
い場合であっても、撮像時間の増大や分解能の低下なし
に、位相折り返しアーチファクトを関心撮像視野より除
去することができ、画像診断の信頼性を向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の核磁気共鳴イメージング装置を示す図
、第2図は被検体に対する関心撮像視野サイズと実際の
撮像視野サイズとの関係を示す図、第3図は単位パルス
シーケンスを示すタイムチャート、第4図は実際の位相
エンコード量と推定する中間の位相エンコード量との関
係を示す図、第5図は生データ空間とそれの位相方向の
プロフィールを示す図、第6図は位相折り返しアーチフ
ァクトの発生状況を示す図である。 1・・・・・・被検者、21・・・・・・静磁場発生用
マグネット、22・・・・・・傾斜磁場発生用コイル、
23・・・・・・送受信コイル、31.33・・・・・
・波形発生回路、32・・・・・・傾斜磁場電源、34
・・・・・・RF送信回路、35・・・・・・受信・検
波回路、36・・・・・・A/Dコンバータ、41、・
・・・・・コンピュータ、42・・・・・・CRT表示
表示装 置 図 吊 回

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一様な静磁場中に置かれた被検体に高周波磁場お
    よびスライス選択用傾斜磁場をパルス的に印加して所定
    のスライス面を励起した後、周波数エンコード用傾斜磁
    場をパルス的に印加するとともに、位相エンコード用傾
    斜磁場をパルス的に印加することにより上記スライス面
    の映像化に必要な核磁気共鳴信号を収集して映像化する
    核磁気共鳴イメージング装置において、上記位相エンコ
    ード用傾斜磁場の各エンコード量に対応する核磁気共鳴
    信号を用いて連続する二つの位相エンコード量の中間の
    位相エンコード量に対応する核磁気共鳴信号をその周辺
    の位相エンコード量に対応する核磁気共鳴信号から補間
    によって計算して求める手段と、その計算値の核磁気共
    鳴信号と実際に収集した核磁気共鳴信号により位相方向
    の分解能を二倍にして画像の再構成を行い、画像を表示
    する際に、上記再構成画像の中央から両側半分ずつのみ
    を表示する手段とを有することを特徴とする核磁気共鳴
    イメージング装置。
  2. (2)一様な静磁場中に置かれた被検体に高周波磁場お
    よびスライス選択用傾斜磁場をパルス的に印加して所定
    のスライス面を励起した後、周波数エンコード用傾斜磁
    場をパルス的に印加するとともに、位相エンコード用傾
    斜磁場をパルス的に印加することにより上記スライス面
    の映像化に必要な核磁気共鳴信号を収集して映像化する
    核磁気共鳴イメージング装置において、上記位相エンコ
    ード用傾斜磁場の各エンコード量に対応する核磁気共鳴
    信号を周波数エンコード方向にフーリエ変換する手段と
    、このフーリエ変換出力の連続する二つの位相エンコー
    ド量の中間の位相エンコード量に対応する核磁気共鳴信
    号をその周辺の位相エンコード量に対応する核磁気共鳴
    信号から補間によって計算して求める手段と、その計算
    値の核磁気共鳴信号と実際に収集した核磁気共鳴信号に
    より位相方向の分解能を二倍にして画像の再構成を行い
    、画像を表示する際に、上記再構成画像の中央から両側
    半分づつのみを表示する手段とを有することを特徴とす
    る核磁気共鳴イメージング装置。
JP2261512A 1990-09-28 1990-09-28 核磁気共鳴イメージング装置 Pending JPH04138134A (ja)

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JPH04138134A true JPH04138134A (ja) 1992-05-12

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ID=17362935

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JP (1) JPH04138134A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7410354B2 (en) 2001-10-12 2008-08-12 Mold-Masters (2007) Limited Valve gated nozzle having a valve pin with a sensor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7410354B2 (en) 2001-10-12 2008-08-12 Mold-Masters (2007) Limited Valve gated nozzle having a valve pin with a sensor

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