JPH0576518A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JPH0576518A
JPH0576518A JP3265418A JP26541891A JPH0576518A JP H0576518 A JPH0576518 A JP H0576518A JP 3265418 A JP3265418 A JP 3265418A JP 26541891 A JP26541891 A JP 26541891A JP H0576518 A JPH0576518 A JP H0576518A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被検体が視野よりも大きい場合に発生する位相
エンコード方向の折り返しアーチファクトを、撮像時間
の延長,S/Nの劣化,空間分解能の劣化を招くことな
く除去する。 【構成】NMR信号の計測パルスシーケンス中に行われ
る位相エンコードの位相エンコードステップ幅とステッ
プ数とを被検体の大きさに応じて可変設定できるように
し、それらを可変設定することにより計測視野を変更し
た場合にも撮像視野は所定のものとし、不要な部分は画
像表示しないようにする。そして、視野を変更しても、
計測の加算回数と位相エンコード数との積は変えないよ
うにする。 【効果】被検体が撮像指定視野より大きくても、位相エ
ンコードの識別範囲が撮像指定視野よりも拡大されてい
るので、折り返しアーチファクトは発生せず、また、撮
像のためのパルスシーケンス実行回数は一定であるので
撮像時間及び画質への影響もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は核磁気共鳴(NMR)現
象を利用して被検体の断面画像を得る磁気共鳴イメージ
ング装置(以下、MRI装置と記す。)に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】MRI装置は、X線CT装置によって得
られる被検体中の組織のX線吸収係数の分布を可視化し
た画像のような解剖学的情報のみならず、生化学的情
報,化学シフト情報、更には血流情報をも得ることがで
きるので、近年注目を集め、急速に普及しつつある。
【0003】MRI装置では、磁場内に置かれた被検体
中の核スピンのNMR現象の挙動による信号を映像化す
るに際し、2次元フーリエ変換法という画像再構成手法
を用いることが一般的となって来ている。この2次元フ
ーリエ変換法を用いるMRI装置では、被検体の撮像部
位を均一で強い静磁場空間(40cm〜50cmの球空間)に
置き、被検体の所定厚みを有した特定断面(以下、スラ
イス面と記す。)内の核スピンを励起し、励起された核
スピンへ2次元の位置情報を与え、そして、その2次元
の位置情報が付与された核スピンからの信号を取り出す
ようにしている。核スピンへ与えられる2次元の位置情
報は、スライス面において直交する2方向のそれぞれ
へ、核スピンの位置に応じた位相情報及び周波数情報と
して与えられるようになっている。そして、従来よりM
RI装置の撮像視野はスライス面を含む所定の大きさの
正方形又は矩形に設定されるが、この場合、正方形又は
矩形の撮像視野の一辺の方向が前記位相情報方向に、そ
してもう一辺の方向が前記周波数情報方向に対応させら
れる。
【0004】そのためにMRI装置は、静磁場発生用磁
石の他に、静磁場発生用磁石が発生する均一で強い静磁
場空間領域内の直交する3軸方向の各々へ傾斜磁場を発
生させる傾斜磁場コイルを3組備えている。これらの傾
斜磁場コイルは、それぞれ、スライス面の位置決め用,
スライス面の励起された核スピンへ核スピンの位置に応
じた位相情報を付与する位相エンコード用、同じくスラ
イス面の励起された核スピンへ核スピンの位置に応じた
周波数情報を付与する周波数エンコード用に用いること
ができる。
【0005】今、仮に、撮像視野を計測領域において、
位相エンコード方向にDp、周波数エンコード方向にD
f 、即ち、Dp×Dfなる矩形視野とし、表示する画像の
画素数を位相エンコード方向にMp、周波数エンコード
方向にNf、即ち、Mp×Nf個の画素数で断層像を構成
するものとする。この場合、位相エンコード方向には、
p 回の位相エンコードを行う必要があり、位相エンコ
ード方向の視野Dp の両端で核スピンの位相が最大で γ・Gp・Dp・Tp=Mp・π …(1) ここに、 γ :対象核の磁気回転比 Gp :位相エンコード方向傾斜磁場強度 Tp :位相エンコード方向傾斜磁場の印加時間 だけずれるように、位相エンコード方向傾斜磁場及びそ
の印加時間が設定される。
【0006】一方、周波数エンコード方向には、視野を
f とした場合、視野Df の両端で核スピンの位相回転
が γ・Gf・Df・Tf=Nf・π …(2) ここに、 Gf :周波数エンコード方向傾斜磁場強度 Tf :周波数エンコード方向傾斜磁場の印加時間 だけずれるように、周波数エンコード方向傾斜磁場及び
その印加時間が設定される。このように、被検体のスラ
イス面内の核スピンに所定の撮像指定視野に対応した2
次元の位置情報を付与して、NMR信号を読み出す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の如き
2次元位置情報の付与をMRI装置へ適用した場合、図
6に示すように、視野が被検体より小さい、即ち、視野
から被検体がはみ出すように視野を設定すると、視野外
の部分からの信号も検出され、図7に示す折り返しアー
チファクトと呼ばれる画像の折り返し重畳現象が発生す
る。この折り返しアーチファクトは、核スピンの位置の
識別ができないことによるもので、位相エンコード方
向,周波数エンコード方向のいずれにも発生する。周波
数エンコード方向に発生する折り返しアーチファクト
は、NMR信号そのものによるのではなく、NMR信号
のサンプリング方法によるものであるので、これについ
ては、サンプリング方法で対応することができる。
【0008】しかし、位相エンコード方向に発生する折
り返しアーチファクトは、NMR信号それ自体が、つま
り核スピンの位相が同じことから生ずるもので、NMR
信号のサンプリング方法や画像再構成手法では除去でき
ない性質のものである。従来、この折り返しアーチファ
クトを除去する方法としては、撮像指定視野外の核スピ
ンを信号計測前に飽和励起する方法が提案され、実行さ
れている。しかし、この飽和励起方法は、撮像のための
パルスシーケンス以外に飽和励起のためのパルスシーケ
ンスを行う必要があるため、結果として、撮像時間が長
くなり、被検者への負担が大きくなると共に、診断上の
スループットが低下するという問題を有するものであっ
た。折り返しアーチファクトが生ずると、画像を診断に
供することが困難となるものであった。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みて成されたも
ので、その目的は撮像時間を延長することなく、従って
スループットの低下を招くことなく、位相エンコード方
向への折り返しアーチファクトのない良好な画像が得ら
れるMRI装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、被検体を静磁場内に置き、前記被検体に高
周波磁場と、スライス位置設定用,位相エンコード用及
び周波数エンコード用の各傾斜磁場とを所定のパルスシ
ーケンスに則って印加し、前記被検体内からのNMR信
号を検出し、このNMR信号をフーリエ変換法により画
像再構成して所定撮像視野の画像を表示する磁気共鳴イ
メージング装置において、前記位相エンコード方向傾斜
磁場のステップ幅及びステップ数を可変設定することに
よりNMR信号の計測視野を可変設定する計測視野可変設
定手段と、前記位相エンコード方向傾斜磁場のステップ
幅とステップ数とを変更したパルスシーケンスを実行し
た場合にも、再構成画像の撮像視野を前記所定撮像視野
に維持する画像処理手段とを設けたものである。
【0011】そして、また、本発明は上記目的を達成す
るために、前記所定撮像視野の画像データの計測におけ
る加算回数がN,位相エンコードステップ数がMである
場合、計測視野を変更した場合にも加算回数と位相エン
コードステップ数との積の値がN×Mとすることを特徴
とするものである。
【0012】
【作用】2次元フーリエ変換法を用いるMRI装置で
は、視野は位相エンコード方向と周波数エンコード方向
との2方向から成る。そして、位相エンコード方向の視
野は、位相エンコードのステップ幅とステップ数とから
決まる。したがって、この位相エンコードのステップ幅
とステップ数とを計測視野可変設定手段により可変設定
することにより計測視野が可変設定できる。位相エンコ
ード方向についての計測視野を可変設定できるというこ
とは、核スピンの位相識別が可能な範囲が広くもできる
ことであり、同一被検体において、従来の方法では折り
返しアーチファクトとなっていた部分も位相識別が可能
な範囲に入れることができる。したがって、折り返しア
ーチファクトが出なくなる。そして、計測視野を可変設
定した場合、特に計測視野を通常の所定撮像視野より大
きく設定した場合には、画像処理手段によって、所定撮
像視野内の画像のみを表示させる。これにより、診断部
位の画像を見易く表示できると共に、計測視野を拡大し
ても折り返しアーチファクトとなるよう信号が出るよう
な場合の影響を排除できる。また、通常の撮像視野と計
測視野とが1:1に対応する方式で、加算回数をN,位
相エンコードステップ数をMとした場合、計測視野を変
更しても加算回数と位相エンコードステップ数との積の
値をN×Mにすることにより、計測時間は長くなること
がなく、また、画像のS/N及び空間分解能は維持でき
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図5を用い
て説明する。図5はMRI装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。図5において、10は静磁場発生磁石、1
1は中央処理装置(以下、CPUと記す。)、12はシ
ーケンサ、13は送信系、14は磁場勾配発生系、15
は受信系、16は信号処理系である。
【0014】静磁場発生磁石10は、被検体1を収容し
得る空間の所定領域に、所定方向、例えば、被検体1の
体軸方向、または体軸と直交する方向へ強く均一な静磁
場を発生させるもので、前記空間を取り囲むように、永
久磁石、または常電導や超電導磁石のような方式の磁石
を配置して成る。シーケンサ12は、CPU11の制御
の下に動作し、被検体1の断層像のデータ収集に必要な
種々の命令を、送信系13,磁場勾配発生系14、並び
に受信系15へ送るものである。
【0015】送信系13は、高周波発振器17と、変調
器18と、高周波増幅器19と、送信側の高周波コイル
20aとから成り、高周波発振器17から出力された高
周波のパルス信号をシーケンサ12の命令に従って変調
器18で振幅変調し、振幅変調された信号を高周波増幅
器19で増幅し、その増幅された高周波パルスを、被検
体1に近接して配置された高周波コイル20aへ供給
し、高周波コイル20aから被検体1へ電磁波を照射す
るものである。磁場勾配発生系14は、直交するX,
Y,Zの3軸方向の各々に巻かれた傾斜磁場コイル21
と、それぞれの傾斜磁場コイルを駆動する傾斜磁場電源
22とから成り、上記シーケンサ12からの命令に従っ
てそれぞれの傾斜磁場コイルの傾斜磁場電源22を駆動
することにより、前記静磁場発生磁石10が形成する静
磁場へそれぞれの傾斜磁場コイルが発生する傾斜磁場を
重畳して、均一な静磁場領域へ勾配磁場を発生するもの
である。
【0016】なお、この勾配磁場は、詳細は後述する
が、被検体1の断層像のスライス面の位置設定、及び核
スピンへの位置情報の付与のために必要とされる。受信
系15は、受信側の高周波コイル20bと、増幅器23
と、直交位相検波器24と、A/D変換器25とから成
り、前記送信側の高周波コイル20aから照射された電
磁波によって生ずる被検体1内の核スピンの挙動の信号
(電磁波,これをNMR信号という。)を被検体1に近
接して配置された受信側の高周波コイル20bで検出
し、その検出信号を増幅器23で増幅した後、直交位相
検波器24へ入力し、直交位相検波器24で高周波発振
器17の出力の制御の下に検波を行うと共にsin成
分,cos成分の2系統の信号に分離し、それらをA/
D変換器25でシーケンサ12の命令の下にサンプリン
グを行って、ディジタル信号として信号処理系16へ出
力するものである。
【0017】そして、信号処理系16は、CPU11
と、磁気ディスク装置27や磁気テープ装置28等の記
録装置と、CRT等のディスプレイ装置26とから成
り、前記CPU11で受信系15からの信号に対しフー
リエ変換,補正係数計算,画像再構成等の処理を行い、
被検体1のスライス面内の原子核密度分布の画像、例え
ば水素原子核(プロトン)密度分布像や、核スピンの挙
動(緩和時間)を示すT1 強調像やT2 強調像等の画像
をディスプレイ装置26へ表示すると共に、画像データ
を記録装置へ記録するものである。
【0018】次に、上記の如き構成のMRI装置におい
て、位相エンコード方向に対する折り返しアーチファク
トをなくす本発明を、MRイメージングのパルスシーケ
ンスの代表例であるスピンエコー法(以下、SE法と記
す。)に適用して説明する。図4はSE法のパルスシー
ケンスを模式的に表したもので、横軸は時間、縦軸は静
磁強度または信号強度を表わしている。そして、図4の
RFは無線周波の信号の照射タイミング及び核スピンの
励起のためのエンベロープを示すもの、Gs はスライス
方向の傾斜磁場を印加するタイミングを示し、Gp は位
相エンコード方向傾斜磁場を印加するタイミング及びこ
のパルスシーケンスを繰り返して行う度にその傾斜を変
えて行うことを示し、Gfは周波数エンコード傾斜磁場
を印加するタイミングを示し、signalは計測されるNM
R信号(スピンエコー信号)を示している。また図4に
おける最下段は、タイムシーケンスを1〜6に区間分け
したものである。以下、この区間1〜6を順を追って説
明する。
【0019】先ず、被検体1を静磁場発生磁石10が発
生する均一な静磁場領域へ位置させ、かつ、撮像部位が
所定位置へ来るようにする。そして区間1において、ス
ライス方向傾斜磁場101を印加すると共に、撮像部
位、即ちスライス面に対応する周波数の90゜RFパル
ス102を照射する。スライス方向傾斜磁場101はス
ライス方向傾斜磁場電源を駆動することによって、スラ
イス方向と設定された傾斜磁場コイルにより生成され、
このスライス方向傾斜磁場101は静磁場に重畳され勾
配磁場を形成する。90゜RFパルス102は、前記勾
配磁場のスライス面位置の強度に対応する周波数の高周
波パルスで、かつスライス厚を設定する帯域幅を有した
ものであって、スライス面内の核スピンを90゜励起す
る。
【0020】次に、区間2において、90゜励起された
スライス面内の核スピンへ位置情報の一つを付与する。
それが前述の位相情報で、位相エンコード方向傾斜磁場
電源を駆動することによって、位相エンコード方向と設
定された傾斜磁場コイルから生成される位相エンコード
方向傾斜磁場103により与えられる。また、位相エン
コード方向傾斜磁場103は、図4のシーケンスを繰り
返す度に、その傾きがステップ状に変化させられる。更
に、この区間2において、周波数エンコード方向傾斜磁
場104が印加される。この周波数エンコード方向傾斜
磁場104は、スライス面内で位相エンコード方向に直
交する方向に設定,印加される傾斜磁場で、周波数エン
コード方向傾斜磁場電源を駆動することにより周波数エ
ンコード方向の傾斜磁場コイルから発生され、前記スラ
イス面内の90゜励起された核スピンに対し位置に応じ
た位相偏位を与えて、信号読出し時に信号のピークがあ
る時点で生ずるようにするものである。
【0021】ここで、区間2における本発明の特徴点の
1つをなす位相エンコード方法について詳細に説明す
る。従来の技術の項で述べたように、MRI装置の撮像
視野は、位相エンコート方向傾斜磁場Gp の設定,印加
に直接関係している。すなわち、位相エンコード方向の
画素数をMと仮定すると、位相エンコード方向傾斜磁場
の最大強度を印加したとき、核スピンが両端で−Mπ/
2からMπ/2の間の位相ずれを生じた部分が撮像視野
に対応する。これが従来よりの方式であるが、この方式
では、図6,図7に示すように、撮像視野を越えた部分
の信号が再構成画像の反対側に折り返しアーチファクト
となって現われる。
【0022】MRI装置は静磁場発生磁石が形成する静
磁場空間の大きさから受ける制約により、撮像視野は、
位相エンコード方向×周波数エンコード方向にして、約
40〜50cmの正方形視野を通常の撮像視野としてい
る。この値は、位相エンコード方向を被検体の体軸を横
切る方向とした場合に、成人の体幅が丁度納まるか、少
しはみ出す位である。そして、はみ出した場合に折り返
しアーチファクトが生ずる。これは、従来よりNMR信
号の計測視野と再構成画像の撮像視野とが1:1で対応
していることに起因する。
【0023】そこで、本発明はNMR信号の計測視野と
再構成画像の撮像視野との比を所定値にして折り返しア
ーチファクトを実質的に出なくするようにしたものであ
る。つまり、計測視野を撮像視野の2倍,3倍,…とな
るように位相エンコード方向傾斜磁場を設定すると共
に、位相エンコード数をそれらに応じて増加することが
本発明の特徴点の1つである。以下、計測視野を撮像視
野の2倍とした場合を例に採り説明する。
【0024】図1は、計測視野と撮像視野との関係を示
している。図において、Dは撮像視野、そしてその2倍
の2DはNMR信号の計測視野である。Dなる撮像視野
をM個の画素数で表示するには、2Dの計測視野の両端
で核スピンの位相ずれが最大で2Mπ(−Mπ〜Mπ又
はMπ〜−Mπの間)だけずれるようにし(従ってDの
撮像視野の両端で核スピンの位相ずれが最大でMπとな
る。)その間にπずつ増加又は減少する2M個の位相エ
ンコードステップを実施するのである。すなわち、本発
明では、図3の(b)に示すように、従来方式の計測視
野と撮像視野をDとするときの位相エンコード法(図3
の(a))の傾斜のステップ幅Gpoの1/2とし、位相
エンコードステップ数を2倍とするのである。したがっ
て、区間2で印加される位相エンコード方向傾斜磁場
は、位相エンコード方向の距離2Dに対し両端でπだけ
核スピンの位相がすれる傾斜磁場を、シーケンスの繰返
しに対応して複数ステップ実施する。そのステップ数
は、撮像視野に対する位相エンコード方向画素数を25
6とした場合にはその2倍の512とする。
【0025】上記の如き位相エンコード方法を採用した
場合の撮像時間について述べる。MRI装置では、検出
信号が微弱であるためS/Nを向上するために、同一位
相エンコードに対し複数回の信号を計測加算することが
行われる。したがって、この加算回数を従来通りとする
と撮像時間は増加してしまうことになる。しかし、本発
明では、位相エンコード数を2倍にした場合には、加算
回数を1/2倍とすることで、撮像時間の延長を防止す
ることができる。その理由は、位相エンコード数と加算
回数との積が同じであれば、画像のS/N比は同一とな
ることによる。それゆえ、通常の撮像視野を計測視野と
するもので、加算回数がNの場合に、計測視野をn倍に
しようとするには、位相エンコード数をn倍にすると共
に、加算回数をN/nとすることができ、また、加算回
数Nを基にして、それを適当に素因数分解し、適当な素
数m(m<n)を設定したとき、mを2以上として、計
測視野を元の少なくともm倍以上にしても、加算回数と
位相エンコード数との積を一定になるようにしておけ
ば、撮像時間の延長が無く、画像のS/Nも変らず、か
つ、空間分解能も同じに維持できる。再びSE法に説明
を戻すと、区間2に引き続いて、区間3ではRFパルス
も傾斜磁場も印加しない。次に、区間4において、スラ
イス方向傾斜磁場105を印加すると共に、180゜R
Fパルス106を印加し、区間1において90゜選択励
起したスライス面の核スピンを更に180゜励起する。
続いて区間5では、RFパルスも傾斜磁場も印加しな
い。
【0026】次に、区間6において、周波数エンコード
方向傾斜磁場107を印加しながらNMR信号(スピン
エコー信号)を検出する。周波数エンコード方向傾斜磁
場107は、(2)式で説明したように、位相エンコー
ド方向に直交する方向に対し、核スピンへその位置に応
じた位置情報を付与するものである。つまり、視野の両
端間に複数個、例えば、画素数を256個とするなら
ば、256個の回転速度が弁別できるように、核スピン
へ回転を与える。区間6中に示されるスピンエコー信号
は、図5の受信側の高周波コイル20bで検出され、増
幅器23で増幅され、直交位相検波器24へ入力され
る。直交位相検波器24は高周波発振器17の出力信号
に同期制御され、入力した高周波信号を波形整形すると
共に、sin成分とcos成分との2系統の信号に分離
して出力する。これらの2系統の信号はA/D変換器2
5へ入力する。A/D変換器25は入力した2系統の信
号を、シーケンサ12の命令に従ってサンプリングし、
2系統のディジタル信号に変換して出力する。これらの
出力された2系統のディジタル信号はCPU11へ入力
され、CPU11でフーリエ変換の実部データ,虚部デ
ータとして用いられるが、一旦、CPU11内の図示を
省略したメモリデバイスへ記憶される。
【0027】以上が、図4に示すSE法の1パルスシー
ケンスであり、区間6の後、所定時間を経て、再度図6
のパルスシーケンスを実行する。この繰返しは、前記加
算回数と位相エンコード数の積の数だけ行われる。そし
て、その一画像分の計測データを用いて2次元フーリエ
変換することにより、スライス面の断層像の再構成画像
データができる。
【0028】次に、上記再構成画像データの表示方法に
ついて説明する。上記再構成画像データをそのまま表示
すれば、位相エンコード方向対周波数エンコード方向の
比が上記実施例によれば2対1の矩形画像が表示し得る
が、CRTで表示するには都合が悪い。そこで、従来の
ように正方形視野の画像を表示するために、再構成画像
データのうち必要部分のみを切り出して表示に供するよ
うにする。このようにするための構成は、再構成画像デ
ータをメモリへ記憶し、必要部分のみをアドレス制御に
より読み出すようにすれば可能であり、特に詳しく説明
することも必要ではないと思われるので省略する。
【0029】次に、本発明を実際の装置へ適用する態様
を説明する。上記実施例の構成のみの装置とすると、再
構成演算に時間が多くかかることは否めない。したがっ
て、折り返しアーチファクトが発生しない部位について
は、画像表示が遅くなるため、使用上問題となることが
懸念される。そこで、折り返しアーチファクトが発生す
るような部位の撮像に際して、操作者が従来方式から本
発明の方式に切換え選択できるようにすることが望し
い。図5における撮像方式切換操作器30がそのための
ものである。撮像方式切換操作器30は、一例として、
従来の位相エンコード方向の計測視野がそのまま表示の
再構成画像視野となる操作器31と、前記実施例の方式
となる操作器32とを設け、これらの方式のパルスシー
ケンス及び画像表示のプログラムをCPU11へ予めメモ
リしておけば、それが容易に実現できる。
【0030】次に、本発明を実際に実施する場合の方法
について述べる。前にも述べたように、現在の製品化さ
れたMRI装置は、静磁場の均一磁場空間が40〜50
cmの球空間である。そのため、直交する3軸方向への傾
斜磁場コイルもほぼその均一静磁場空間領域でリニアリ
ティを有した傾斜磁場を発生するようになっている。し
たがって、位相エンコードを完全に行える空間も、ほぼ
均一静磁場空間の大きさとなり、それを越えた領域で
は、位相エンコードは不完全なものとなる。それゆえ
に、上記実施例において、図4の区間2における位相エ
ンコードは、撮像視野をD,計測視野を2Dとして、計
測視野の両端で核スピンの位相が最大で2Mπだけずれ
るようにすると説明したが、実際の装置では、これは採
用し得ない。何故ならば、現在の装置の撮像視野は位相
エンコード方向に対し、40〜50cmであり、これの2
倍の80〜100cmの視野に対し位相エンコードが完全
に行われ得るようにするためには、静磁場発生用磁石を
大きくしなければならないことを初めとして、余りにも
コストがかかり過ぎることが考えられる。そこで、現実
的に採用し得る方法としては、静磁場発生用磁石や傾斜
磁場コイルには手を加えずに、従来方式の視野がDの場
合の位相エンコード方式の、例えば1/2の傾斜ステッ
プでステップ数を2倍として位相エンコードを行うよう
にしても良い。これにより、あたかも計測視野を2Dと
して計測したようにしてNMR信号を計測するのであ
る。そして、その計測信号を前述の実施例のように画像
再構成後に必要な撮像視野の画像データのみを表示に用
いるが、または、計測信号のうち必要な撮像視野に対応
する信号のみを使って画像再構成し画像を表示する方法
が採用できる。
【0031】最後に、本発明によれば、位相エンコード
方向の折り返しアーチファクトが実質的に除去できる理
由を説明する。前にも述べたように、MRI装置は位相
エンコード方向の撮像視野が40〜50cmに設定され、
かつ、この位相エンコード方向が被検体の体幅方向に対
して設定される。このため被検体の体幅が位相エンコー
ドで決まる撮像視野(=計測視野)より広いと、視野よ
りはみ出した部分からの信号が折り返しアーチファクト
となって現われる。したがって、計測視野を被検体の体
幅よりも広く設定してしまえば、折り返しアーチファク
トは発生しなくなる。原理的には、計測視野をいくら広
げても、それより被検体が大きければ折り返しアーチフ
ァクトとなる信号が発生し得るのであるが、実際の製品
では受信コイルのその信号に対する感度が関係するた
め、実質的には撮像視野内のアーチファクトはなくなる
ものである。
【0032】なお、本発明は折り返しアーチファクトの
影響が除ける以外に、腹部領域の撮像のような場合の体
動アーチファクトを低減することができるという実効的
効果をももたらすものである。すなわち、本来計測すべ
き視野の2倍以上の領域を計測すると、非定常的動きの
アーチアァクトとなる信号が位相エンコード方向に拡散
され、つまり、すべての各位相エンコードステップに動
きのアーチファクトの影響が散らばるので、これをフー
リエ変換して画像再構成して、計測視野の1/2の領域
を切り出して画像として利用すると、不用な捨てた画像
領域も均等にアーチファクト成分を持つため、切り出し
た画像へのアーチファクト成分は低減されるものであ
る。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば次の
ような効果が得られる。 (1)請求項1に記載した発明によれば、被検体の大きさ
に応じて計測視野を変更することが可能なため、従来方
式では折り返しアーチファクトとなっていた部分の信号
も位相エンコード方向に位置識別が可能となるので、折
り返しアーチファクトを発生しなくできる。また、計測
視野を変更しても折り返しアーチファクトが出るような
場合でも所定の撮像視野の画像を表示するようにしたの
で、折り返しアーチファクトのない画像で診断が可能と
なる。 (2)請求項2に記載した発明によれば、計測視野を変更
した場合の位相エンコード数と加算回数との積の値を、
所定撮像視野と計測視野を同じにした場合のものと同一
としているので、計測時間の延長を招くことがなく、ま
た画像のS/N及び空間分解能の劣化を招くことはな
く、良好な画像が得られると共に、従来装置よりスルー
プットを向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計測視野の設定の一例を示す図。
【図2】図1に示す計測視野での計測信号を画像処理し
て表示した画像を示す図。
【図3】計測視野を変更する場合の位相エンコード方法
を示す図。
【図4】スピンエコー法のパルスシーケンスの模式図。
【図5】本発明のMRI装置の概略構成を示すブロック
図。
【図6】従来装置の計測視野を示す図。
【図7】図6に示す計測視野で折り返しアーチファクト
が発生した画像を示す図。
【符号の説明】
1 被検体 10 静磁場発生磁石 11 中央処理装置 21 傾斜磁場コイル 30 撮像方式切換操作器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7831−4C 377 9118−2J G01N 24/08 Y

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体を静磁場内に置き、前記被検体に高
    周波磁場と、スライス位置設定用,位相エンコード用及
    び周波数エンコード用の各傾斜磁場とを所定のパルスシ
    ーケンスに則って印加し、前記被検体内からのNMR信
    号を検出し、このNMR信号をフーリエ変換法により画
    像再構成して所定撮像視野の画像を表示する磁気共鳴イ
    メージング装置において、前記位相エンコード方向傾斜
    磁場のステップ幅とステップ数との双方を可変設定する
    ことによりNMR信号の計測視野を可変設定する計測視
    野可変設定手段と、前記位相エンコード方向傾斜磁場の
    ステップ幅とステップ数を変更したパルスシーケンスを
    実行した場合にも、再構成画像の撮像視野を前記所定撮
    像視野に維持する画像処理手段とを備えたことを特徴と
    する磁気共鳴イメージング装置。
  2. 【請求項2】前記所定撮像視野の画像データの計測にお
    ける加算回数をN,位相エンコードステップ数がMであ
    る場合、計測視野を変更した場合にも加算回数と位相エ
    ンコードステップ数との積の値をN×Mとすることを特
    徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
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