JPH04138079U - 屋外エレベ−タ− - Google Patents
屋外エレベ−タ−Info
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- JPH04138079U JPH04138079U JP1991054807U JP5480791U JPH04138079U JP H04138079 U JPH04138079 U JP H04138079U JP 1991054807 U JP1991054807 U JP 1991054807U JP 5480791 U JP5480791 U JP 5480791U JP H04138079 U JPH04138079 U JP H04138079U
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- JP
- Japan
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- elevator
- floor
- building
- entrance
- exit
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- Pending
Links
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G23/00—Working measures on existing buildings
- E04G23/02—Repairing, e.g. filling cracks; Restoring; Altering; Enlarging
- E04G23/0266—Enlarging
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
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- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】既設の建物に建物の改造部分を小さく且つ居住
空間を減らさず、価格の低廉な屋外エレベ−タ−を簡単
な工事で設置し、階段を利用出来ない身障者や老人にも
安全に建物の階上を利用可能にする。 【構成】出入り口扉12を備えたエレベ−タ−篭8と、
前記篭を昇降停止させる駆動装置3とを内臓し、各階の
出入り口部分に出入り口扉13,14を備えた出入り口
枠21,22を設けてタワ−形状にしたエレベ−タ−昇
降装置を、エレベ−タ−を設置する建物に近い屋外に自
立固定させて、前記エレベ−タ−昇降装置に面する各階
の外壁に開口部18,19を作り、前記開口部と前記出
入り口枠を各階ごとに連結し出入口通路とする屋外エレ
ベ−タ−。
空間を減らさず、価格の低廉な屋外エレベ−タ−を簡単
な工事で設置し、階段を利用出来ない身障者や老人にも
安全に建物の階上を利用可能にする。 【構成】出入り口扉12を備えたエレベ−タ−篭8と、
前記篭を昇降停止させる駆動装置3とを内臓し、各階の
出入り口部分に出入り口扉13,14を備えた出入り口
枠21,22を設けてタワ−形状にしたエレベ−タ−昇
降装置を、エレベ−タ−を設置する建物に近い屋外に自
立固定させて、前記エレベ−タ−昇降装置に面する各階
の外壁に開口部18,19を作り、前記開口部と前記出
入り口枠を各階ごとに連結し出入口通路とする屋外エレ
ベ−タ−。
Description
【0001】
本考案は家庭用エレベ−タ−に関するものである。
【0002】
近来日本の家屋は2階建が大部分であり、通風採光等の居住性の面からは階下
より階上が遥かにすぐれているが、エレベ−タ−が普及していない為に、階段を
利用出来ない身障者や老人は階上に住むことが出来ず、恵まれなかった。更に我
が国も高齢か社会の到来とともに老齢者の人口が急増し始めた事もあり、老人及
び身障者が安全に使用出来る家庭用エレベ−タ−の必要性が盛んに言われるよう
になった。これに対応して各エレベ−タ−メ−カ−は研究開発を進めて、色々の
新製品を発表している。しかし、これらのエレベ−タ−は例外なく、建物と同時
に設計施工して屋内に設置するものである。家屋を新築するのは若い世代の人が
多く、彼らはエレベ−タ−が無くても階段で十分に用が足せるので、いずれエレ
ベ−タ−が必要な老年になると解つていても、余分な経費をかけてまでエレベ−
タ−を新設することはしない。実際にエレベ−タ−を必要とする多くは既設家屋
に住んでいる。この場合エレベ−タ−を設置するには、新築に匹敵する大きな改
造をするか、建物全体を建て替えなければならず、余程の経済的余裕がない限り
既存建物エレベ−タ−の設置は難しい。従って必要であるとの掛け声ばかりで一
般には家庭用エレベ−タ−は普及していない。
【0003】
既設家屋にエレベ−タ−を設置する時の問題点は、第一に建物の改造部分を出
来るだけ小さくし、今までの居住空間を成るべく減らさない事、更に又家屋の強
度を損なわないことである。次にエレベ−タ−本体の価格が低廉であり、設置工
事については、費用が少なく工事期間も短く、住人が居住したままで工事ガ進め
られるのが望ましい。
更に設置したエレベ−タ−について、爾後の維持管理が、家屋の既設構造部分
に影響されないで容易に出来ることが必要である。又、火災等の災害時に階間の
脱出路として役立つ事も望まれる。
【0004】
本考案は出入り口扉を備えたエレベ−タ−篭と、前記篭を昇降停止させる駆動
装置とを内臓し、各階の出入り口部分に出入口扉を備えた出入り口枠を設けてタ
ワ−形状にしたエレベ−タ−昇降装置を、エレベ−タ−を設置する建物に近い屋
外に自立固定させて、前記エレベ−タ−昇降装置に面する建物の各階の外壁に開
口部を作り、前記開口部と前記出入り口枠を各階毎に連結し出入り口通路とする
ことを特徴とする。
【0005】
以下図面によって、主として二階建家屋での本考案の実施例を説明する。
図1は全体立面図、図2は全体平面図、図3は前記連結部のTT’視断面図、第
5図は前記連結部のEE’視断面図である。
【0006】
エレベ−タ−を設置する2階建の建物1は、図3、図4に示すように1階と2
階のエレベ−タ−に面した外壁に、長方形の開口部18、19を設けてエレベ−
タ−えの出入口とし、通行に支障無いように前記開口部の下面を平坦に仕上げる
。
エレベ−タ−タワ−2は、図4、図5に示すように、屋外の出来るだけ建物1
に近接した位置に建物から独立して打設された基礎コンクリ−ト20上に、固定
して自立した1,2階間昇降装置で、垂直方向に併立した支柱5,5’と6,6
’を水平方向の横桁7,8,9,10,11等で連結して構成した直方形の塔状
をなし、出入り口を除いた外側全体を必要に応じて外気に対して被覆している。
建物1に面した支柱5,5’と横桁7,8で1階出入り口枠21を、同じく支柱
5,5’と横桁9,10で2階出入り口枠22を構成するが、前記横桁7と9は
出入り口枠の敷居となり同じく前記横枠8と10は出入り口枠の鴨居となる。
出入り口枠21,22には、電動又は手動で開閉する出入り口扉13,14を
嵌め込んでいる。更にエレベ−タ−タワ−2の中央部には、電動または手動で開
閉する篭扉12を備えた篭4と、垂直方向に前記篭4を昇降停止させる動力装置
3を内臓する。
【0007】
エレベ−タ−の各部分の寸法は前記家屋で何をどれだけ運ぶかのエレベ−タ−
の使用目的により決まるが、建物1の開口部18,19とエレベ−タ−タワ−2
の出入り口枠21,22との長方形の縦横の寸法は同一にして人又は物が支障無
く通行出来るような大きさにする。
更にエレベ−タ−タワ−2を基礎コンクリ−ト20の上に設置する際は、出入
り口枠21,22の敷居となる横桁7,9の上面の高さを建物1の1,2階の床
面の高さに、それぞれ合わせる。次に前記横桁7,9の上面と1,2階床面を結
んで連結路15,16を公知の建築施工技術により作り、前記建物1とエレベ−
タ−2の間を人又は物が安全に往来出来るようにし、更に雨露を防いで常時使用
できるようにカバ−17で天井と側面を被覆する。
ところで上記実施例は、地面から1,2階の床面高さが一定していない任意の
建物とエレベ−タ−を連結路でつないでその上面を水平に構成するとしての説明
である。この場合個々の家屋に合わせてエレベ−タ−タワ−2の出入り口枠21
,22の高さをその都度変える必要があるので、此を避けて前記高さを一定にす
る実施例について述べる。
【0008】
在来の家屋では1,2階の床面の高さの差は一定の標準寸法(例えば2.7メ
−トル)から若干の偏差した数値(例えば+−20センチ)の範囲にあるのが普
通である。そこでエレベ−タ−タワ−2の出入り口枠21,22の横枠7と9の
高さを標準寸法例えば2.7メ−トルにしその他は要求された規格に従った一定
のエレベ−タ−タワ−を作る。
これを前記基礎コンクリ−ト20に据え付ける時に、前記横桁7と9の中点の
高さを1,2階床面の中点の高さに合わせる。こうすることにより横桁7と1階
床面との高さの差及び横桁9の上面と2階床面との高さの差は最大でも例えば+
−10センチとなる。そこで1,2階の床面と横桁7,9の上面を結んで傾斜し
た連結路15と16を作ると1,2階ではそれぞれの傾斜が正反対となるが、多
く以上用実用的には支障無く使用できる。
【0009】
1,2階の床面高さの差が、標準寸法例えば2.7メ−トルからの偏差数値例
えば+−20センチ以上大きい場合や、或は前記の+−20センチより小さくて
も連結路の長さが短い場合等には、連結路の傾斜が大きすぎて、その上を人が往
復するのに不便なこともある。こんな時は、建物の1,2階開口部下面に段差を
設けて連結路を水平に作る。こうしてその建物側に設けた段差を降りて又は昇っ
て前記の水平な連結路を通行することができる。かくしてエレベ−タ−を設置す
る建物の床面高さの変動に関係なく一定規格のエレベ−タ−タワ−を作り、コス
トを下げることが出来る。
【0010】
以上は既設の2階建家屋に後からエレベ−タ−を設置するとしての実施例であ
るが、新築の場合にも、その建物工事と同時進行で本考案のエレベ−タ−を設置
出来ることは言うまでもない。更にに多数階の家屋の場合も各階に開口部を設け
、前記開口部に応じて各階に出入り口枠を設けたエレベ−タ−タワ−を屋外に自
立固定し、各階毎にそれぞれの連結路を作れば、2階建の場合と同様に実施でき
る。
【0011】
以上の通りであるから、本考案には次に記すような効果がある。
1.エレベ−タ−を設置する既存家屋の各階に開口部を作りエレベ−タ−タワ−
との連絡通路を作るだけなので、既存家屋本体の改造工事量は少なく、家屋の居
住空間を減らすこともなく、設置工事中も居住出来るし、家屋強度も減らす心配
もない。
2.エレベ−タ−本体を既存家屋の外側に置くので、設置する敷地の状況による
が屋内に設置するのに比べて自由に位置を決めることが出来、更に建物の制約を
受けずにエレベ−タ−の大きさを選択できる。
3.エレベ−タ−は建物から独立しているので、建物に影響されずに昇降装置の
機構を計画出来るので、合理的設計でエレベ−タ−本体のコストを下げることが
可能となる。
4.エレベ−タ−昇降装置が建物の外にあるので、建物の構造の影響を受けるこ
となく保守点検を容易に実施できる。
5.設置工事は、建築工務店がエレベ−タ−メ−カ−からエレベ−タ−本体を購
入し自己の責任において設置工事を実施できるので、その結果多数の工務店がマ
−ケットに参入することになり、少数のエレベ−タ−メ−カ−に依存せず多くの
工務店の適正な競走によって安価にエレベ−タ−を利用出来る。
6.火災等の災害時には、階段を含め家屋内のエレベ−タ−が火災の通路となる
恐れがあるのに対し、本考案のエレベ−タ−は安全な緊急避難路として役立つ利
点がある。
【図1】全体立面図。
【図2】全体平面図。
【図3】連結部のT−T’視断面図。
【図4】建物とエレベ−タ−の連結部垂直断面図。
【図5】前記連結部のE−E’視断面図。
1 建物
2 エレベ−タ−タワ−
3 動力装置
4 篭
5,5’,6,6’ 支柱
7,8,9,10,11, 横桁
12 篭扉
13 1階出入り口扉
14 2階出入り口扉
15 1階連結路
16 2階連結路
17 カバ−
18 1階開口部
19 2階開口部
20 基礎コンクリ−ト
21 1階出入り口枠
22 2階出入り口枠
Claims (1)
- 【請求項1】 出入口扉を備えたエレベ−タ−篭と、前
記篭を昇降停止させる駆動装置とを内蔵し、各階の出入
り口部分に出入口扉を備えた出入口枠を設けてタワ−形
状にしたエレベ−タ−昇降装置を、エレベ−タ−を設置
する建物に近い屋外に自立固定させて、前記エレベ−タ
−昇降装置に面する建物の各階の外壁に開口部を作り、
前記開口部と前記出入り口枠を各階毎に連結し出入り口
通路とすることを特徴とする屋外エレベ−タ−。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991054807U JPH04138079U (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 屋外エレベ−タ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991054807U JPH04138079U (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 屋外エレベ−タ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04138079U true JPH04138079U (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=31929662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991054807U Pending JPH04138079U (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 屋外エレベ−タ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04138079U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001106457A (ja) * | 1999-10-13 | 2001-04-17 | Mitsubishi Electric Corp | 中低層集合住宅用エレベータ装置 |
JP2006527149A (ja) * | 2003-06-07 | 2006-11-30 | シュミット アウフチューゲ ゲーエムベーハー | ケーブル駆動のケージを有するエレベータ |
-
1991
- 1991-06-19 JP JP1991054807U patent/JPH04138079U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001106457A (ja) * | 1999-10-13 | 2001-04-17 | Mitsubishi Electric Corp | 中低層集合住宅用エレベータ装置 |
JP4489879B2 (ja) * | 1999-10-13 | 2010-06-23 | 三菱電機株式会社 | 中低層集合住宅用エレベータ装置 |
JP2006527149A (ja) * | 2003-06-07 | 2006-11-30 | シュミット アウフチューゲ ゲーエムベーハー | ケーブル駆動のケージを有するエレベータ |
JP4786532B2 (ja) * | 2003-06-07 | 2011-10-05 | シュミット アウフチューゲ ゲーエムベーハー | ケーブル駆動のケージを有するエレベータ |
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