JPH04137972U - 自動車の車体構造 - Google Patents

自動車の車体構造

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JPH04137972U
JPH04137972U JP5486491U JP5486491U JPH04137972U JP H04137972 U JPH04137972 U JP H04137972U JP 5486491 U JP5486491 U JP 5486491U JP 5486491 U JP5486491 U JP 5486491U JP H04137972 U JPH04137972 U JP H04137972U
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JP
Japan
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partition panel
cowl
panel
hole
engine room
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Pending
Application number
JP5486491U
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English (en)
Inventor
克年 今井
Original Assignee
スズキ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パーティションパネルの工具挿通孔を塞いで
いたキャップを省く。 【構成】 本考案に係る自動車の車体構造は、カウルの
前面にワイパーモーターをボルトで固定するとともに、
該モーターの前方にエンジンルームパーティションパネ
ルを配置してなる自動車において、該パーティションパ
ネルに、上記ボルトの締結工具を通すための孔を設け、
上記エンジンルームパーティションパネルの前面に銘板
を取付けて上記孔を塞いだことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車の車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
出願人は、先にカウルの前方にエンジンルームパーティションパネル(以下パ ーティションパネルという)を配置して車体の強度を高めた自動車を提案した( 特願平3−125013号参照)。この自動車では、カウルとパーティションパ ネルとの間のデッドスペースを利用して、そこにワイパーモーターを配置してあ る。詳しくは、ワイパーモーターはボルトによってカウルの前面に固定してある 。
【0003】 ところで、このボルトの締結をインパクトレンチなどで行なおうとすると、パ ーティションパネルが邪魔になる。そこで、パーティションパネルに孔を設け、 これに工具を通してボルトを締結していた。しかし、この孔をそのままにしてお くと、エンジンルーム内の臭気や熱気がカウル側に洩れ、カウルの外気取入口か ら室内に流入することになる。そこで、従来はパーティションパネルの工具挿通 孔を樹脂やゴムのキャップで塞いでいた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このようなキャップを使用することは、部品点数が増え、コストアッ プを招くことから好ましくない。 本考案は、このような事情に鑑み、パーティションパネルの工具挿通孔を塞い でいたキャップが不要になる自動車の車体構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本考案は、カウルの前面にワイパーモーターをボル トで固定するとともに、該モーターの前方にエンジンルームパーティションパネ ルを配置してなる自動車において、該パーティションパネルに、上記ボルトの締 結工具を通すための孔を設け、上記エンジンルームパーティションパネルの前面 に銘板を取付けて上記孔を塞いだことを特徴とする。
【0006】
【実施例】
図1は図3に示した自動車のA−A線断面を示している。同図において、1は カウル、2はフロントフード、3はフロントウィンドガラス、4はガーニッシュ 、5はダッシュパネル、6はパーティションパネルである。
【0007】 カウル1はカウルトップアウタパネル7と同インナパネル8のフランジ状部7 a,8aを溶接接合して閉断面を形成してなるもので、後方側のフランジ状部7 a,8aにフロントウィンドガラス3の下端を接着剤9で固定してある。また、 カウルトップインナパネル8の前方側のフランジ状部8aは、同アウタパネルの フランジ状部7aよりもさらに前方へ延出させてダッシュパネル5、パーティシ ョンパネル6の両フランジ状部5a,6aの間に挾み込んで溶接接合してある。 さらにパーティションパネル6の左右両端のフランジ状部6bは図2に示すよう にフェンダーエプロンパネル10に溶接接合してある。なお、カウルトップアウ タパネル7の前方側のフランジ状部7aをフロントウィンドガラス3の下端に対 応させて湾曲することによって、カウル1の断面がどこでもほぼ同じ大きさにな るようにしてある。
【0008】 カウル1の前面1aには、ワイパーモーター11をボルト12で固定してある 。このボルト12は、図1に示すようにパーティションパネル6の孔13にイン パクトレンチ14を通して締結できるようになっている。その後、パーティショ ンパネル6の前面に銘板(IDプレート)15をリベット16で取付けて工具挿 通孔13を塞いでいる。
【0009】 パーティションパネル6の上端には、シールゴム17が装着してあり、これに よって、エンジンルーム18内の臭気や熱気がカウル1側に洩れないようにして いる。また、ガーニッシュ4にウェザーストリップ19を装着してフロントフー ド2との間をシールしてある。このウェザーストリップ19は、ガーニッシュ4 の全幅に亘って装着してあるのではなくて、雨水がワイパーモーター11に直接 かからないようにするため、このモーター11の取付け個所と対応する範囲にの み装着してある。カウル1の上面1bとガーニッシュ4には、外気取入口20, 21がそれぞれ設けてあり、ここから外気をカウル1内に取り込んで室内に送る ようになっている。
【0010】
【考案の効果】
本考案によれば、従来、パーティションパネルの工具挿通孔を塞いでいたキャ ップが不要になるので、部品点数が減少し、コスト的に有利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車体構造を示す図で、図3に示し
たA−A線による断面図である。
【図2】図1を矢印B方向から見た図である。
【図3】本考案を適用した自動車の斜視図である。
【符号の説明】
1 カウル 2 フロントフード 3 フロントウィンドガラス 4 ガーニュシュ 5 ダッシュパネル 5a フランジ状部 6 パーティションパネル 6a,6b フランジ状部 7 カウルトップアウタパネル 7a フランジ状部 8 カウルトップインナパネル 8a フランジ状部 10 フェンダーエプロンパネル 11 ワイパーモーター 12 ボルト 13 工具挿通孔 14 インパクトレンチ 15 銘板 16 リベット 17 シールゴム 18 エンジンルーム 19 ウェザーストリップ 20,21 外気取入口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウルの前面にワイパーモーターをボル
    トで固定するとともに、該モーターの前方にエンジンル
    ームパーティションパネルを配置してなる自動車におい
    て、該パーティションパネルに、上記ボルトの締結工具
    を通すための孔を設け、上記エンジンルームパーティシ
    ョンパネルの前面に銘板を取付けて上記孔を塞いだこと
    を特徴とする自動車の車体構造。
JP5486491U 1991-06-19 1991-06-19 自動車の車体構造 Pending JPH04137972U (ja)

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JP5486491U JPH04137972U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 自動車の車体構造

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JPH04137972U true JPH04137972U (ja) 1992-12-22

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ID=31929689

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JP (1) JPH04137972U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020050285A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Cited By (1)

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