JPH04137956U - 洗車機 - Google Patents

洗車機

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Publication number
JPH04137956U
JPH04137956U JP5524991U JP5524991U JPH04137956U JP H04137956 U JPH04137956 U JP H04137956U JP 5524991 U JP5524991 U JP 5524991U JP 5524991 U JP5524991 U JP 5524991U JP H04137956 U JPH04137956 U JP H04137956U
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JP
Japan
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oil film
window
main body
vehicle
nozzle
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Pending
Application number
JP5524991U
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English (en)
Inventor
吉彦 沓掛
栄治 荒木
武治 野村
康信 太田
Original Assignee
エムケー精工株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗車機に窓ガラスの油膜落とし機能を備えた
ことを目的とする。 【構成】 本体1内側に左右対向して設け、車輌のフロ
ントガラス等の窓部を検出するビームセンサーユニット
5a・5bと、該窓部に油膜除去液を散布し、上下方向
に移動可能としたノズル7と、該油膜除去液の散布時に
車輌の窓部のブラッシングを行なうブラッシング手段1
0を設けて油膜落としを行なうことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車を跨ぐような形状の洗車機本体内に回転ブラシ等の洗浄装置 を備え、本体、又は、自動車を走行させて、その走行時に車輌の窓部に油膜除去 液の散布を行なう洗車機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の洗車機に於いて、ワックスがけを行なうと、ワックスが車体表 面全体にワックス液を塗布する為、窓ガラスに油膜となって付着し、雨天時には 雨滴が微細な水粒となり、夜間走行時にライトの光が乱反射して視野の妨げにな ってしまう。該油膜を除去する為の作業は、ワックス塗布等の各種処理工程の前 後に、手作業によって行なわれていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の窓ガラスの油膜落とし作業に於いて、手作業で行なう為に時間 と人手と、又、作業をする為の用地とが必要となり、自動車の洗車作業に要する 時間を長くしてしまう問題を有していた。 本考案はこれらの問題点に対処し成され、洗車機に窓ガラスの油膜落とし機能 を備えて洗車作業時間を短縮することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案では、洗車機本体に車輌のフロントガラス等の窓部を検出する 検出手段と、該窓部に油膜除去液を散布する為のノズルと、該油膜除去液の散布 時にブラッシングを行なうブラッシング手段と、油膜除去液を窓部のみに散布す る為の制御手段を設けて油膜落としを行なうことを特徴とする。
【0005】
【実施例】
以下、図面を基に本考案の実施例について説明する。 図1は本考案の実施例の正面図、図2は実施例の側面図である。図に於いて、 1は洗車機本体である。本体1は、内部に回転ブラシを適所に配設し、地上に敷 設された一対の走行レール2・2上を本体1がモーター3によって往復走行して 走行レール2・2間に停車させた自動車の洗浄、ワックスがけ、油膜落とし等の 処理を行なう。4・4はワックスノズルであり、本体内側天板部に取付け、ワッ クス液を車輌面に向けて散布する。5a・5bはビームセンサーユニットであり 、本体1内側に左右対向して取付けた。随時ビームセンサーユニット5a・5b 間を結ぶ直線上の障害物の有無を検知する為のビームセンサーを上下方向に直列 に4個装備し、モーター6を備えていることによって上下方向に昇降可能とした 。前記ビームセンサーユニット5a・5b動作開始時には所定の位置に配置され ており、発光側センサーユニット5aより光線を発光、該光線を受光側センサー ユニット5bによって受光し、車輌の車体によって光線が遮られることによって 車体があることを検知している。又、センサーユニット5a・5bはユニット内 のビームセンサーの上方の2個が光線を通光するまで上方へ移動、又、ビームセ ンサーが上方の3個、或いは、4個すべてが通光している際には上方の2個のみ が通光している状態になるまで下方に移動することによって車形の上面を追従す る。7は油膜除去液を散布する為のノズルであり、本体1内側の左側面から右側 面にかけて、上下方向に移動可能として架設する。又、前記ノズル7は油膜落と し工程の際に、ビームセンサーユニット5a・5bに付随して車形を追従しなが ら下方に向けて散布する。8・8は左右一対となっているサイドブラシで、本体 1内側の天板部後方に左右方向に水平に、又、本体1内側の後方の位置に架設さ れているブラシレール9より左右方向に移動可能として吊り下げられており、自 動車の車形に沿って、回転しながらブラシレール9上を車体側面の洗浄を行なう 。10はトップブラシであり、本体1内側の両側面に該トップブラシ10を上下 方向に移動出来るよう設けたトップブラシレール11・11に架設され、回転し ながら車体形状に沿って自動車の上面の洗浄を行なう。12・12は洗浄液ノズ ルであり、トップブラシ8・8と、サイドブラシ10・10の間に取付けられ、 洗浄液を車輌に向けて散布する。13・13、14・14は散水ノズルであり、 サイドブラシ10・10の後方(13・13)、トップブラシ10の前方(14 ・14)にそれぞれ取付けられ、水を車輌に向けて散布する。
【0006】 洗浄工程に於いて、洗浄液ノズル12・12より洗浄液を、散水ノズル13・ 13、14・14より水を車輌に向けてそれぞれ散布し、サイドブラシ8・8、 トップブラシ10が回転すると共に、車輌に接触して洗車を行なう。又、ワック ス工程時には、ワックスノズル4・4よりワックス液を散布し、サイドブラシ8 ・8、トップブラシ10を回転、車輌に接触してワックスがけを行なう。更に、 油膜落とし工程時には、ノズル7より油膜除去液を散布し、トップブラシ10を 回転、車体の窓部に接触して油膜落としを行なう。
【0007】 図3は実施例の制御手段を示す説明図、図4は実施例の主に検出動作の説明図 である。図に於いて、15は移動量検出部であり、内部に備えたエンコーダによ って、センサーユニット5a・5bの上下方向の単位移動距離毎にパルス出力す る。16は検出部であり、内部に備えたエンコーダによって、本体1の前後方向 の単位移動距離毎にパルス出力する。17は制御部であり、窓部判定部18、油 膜除去動作制御部19から成る。窓部判定部18では移動量検出部15からの上 下方向のパルスと、検出部16からの前後方向のパルスを随時カウントしており 、各パルスのカウント数によって上下方向、前後方向の位置を検知している。加 えて、前後方向の2個、又は、複数個のパルス間eに於いての上下方向のパルス 数fを常時算出し、ビームセンサーユニット4a・4bの上下方向の位置と共に 窓部を検知している。油膜除去動作制御部19は窓部判定部18より得た窓部に ノズル7の散布と、トップブラシ10の作動信号を発信する。 窓部判定部18に於いて、検出部センサーユニット5a・5bの位置が所定高 度i以上であり、且つ、前後方向のパルス間eにおける上下方向のパルス数fが 所定数量以上となる最初の点c1を前窓部dの起点c1とし、次に、前後方向の パルス間eにおける上下方向のパルス数fが所定数量以下に転じた最初の点c2 を前窓部dの終点c2として前記起点c1から終点c2までを前窓部dと判定す る。尚、設定高度を設定した際には、センサーユニット5a・5bの位置が設定 高度以上であり、且つ、前後方向のパルス間eにおける上下方向のパルス数が所 定数量以上となる最初の点を前窓部dの起点c1とする。
【0008】 図5は実施例の側面説明図、図6は実施例の油膜落とし工程を示すフローチャ ート図である。図に示すリアにトランクを有する自動車Zを走行レール2・2間 に停車してワックスがけを行なう際、本体1の復行時にはワックスノズル3・3 よりワックス液を散布し、サイドブラシ8・8、トップブラシ10を回転させて 車輌Zのワックスがけを行なうと共に、前窓部dを検知する。 本体1の検知動作終了後の往行時に於いて、ビームセンサーユニット5a・5 bが前窓部dの起点c1に至る際(601)、ノズル7より油膜除去液を散布さ せる(602)。トップブラシ10を下降させて前窓部dに接触させる際、該ト ップブラシ10が前窓部dの起点c1に最初に接触する様に、ノズル7と、トッ プブラシ10との間の距離s分を本体1が前進した後(603)、トップブラシ 10を回転、下降させて(604)、油膜落としを行なう。前窓部dの終点c2 に至る際には(605)、ノズル7の噴射を停止し(606)、本体1が所定量 s(ノズル7と、トップブラシ10との間の距離s分)前進後(607)、トッ プブラシ10を車体Zより上昇させて回転停止し(608)、油膜落とし工程を 完了する。 更に、エンジンルームを前方に突出させていないワゴンタイプの自動車を走行 レール2・2間に停車して窓部検知工程を行なう際、車輌の前面部全体が傾斜し ており、前後方向のパルス間における上下方向のパルス数が所定数量以上となる 点は前窓部d下方の鉄板部となる可能性を有している為、入力装置による上下方 向の設定高度jの設定を行なう。ビームセンサーユニット5a・5bの位置が設 定高度j以上であり、且つ、前後方向のパルス間における上下方向のパルス数が 所定数量以上となる最初の点を前窓部dの起点c1として油膜落とし工程を行な う。
【0009】 ワックス液にカチオン系の水性ワックスを用いた際には、窓部に油膜が付着す るので、ワックス工程よりも後工程として油膜落とし工程を行なう必要がある。 その為、次の工程順序で行なう。 第1往行:本体1の往行に伴い、洗浄液ノズル12・12より洗浄液、散水ノ ズル13・13、14・14より水を散布すると共に、サイドブラシ8・8、ト ップブラシ10によってブラッシングして、車輌の洗浄工程を行なう。 第1復行:続く本体1の復行に伴い、ワックスノズル4・4よりカチオン系の 水性ワックス液を散布しながらサイドブラシ8・8、トップブラシ10によるブ ラッシングしてワックス工程を行ない、又、散水ノズル14・14によって水を 散布して余剰ワックスを洗い流す。更に、ビームセンサーユニット5a・5bに よる窓部検知動作を行なう。 第2往行:続く本体1の往行に伴い、車輌Zの窓部dにノズル5・5より油膜 除去液の散布と共に、トップブラシ10によるブラッシングして油膜落とし工程 を行なう。 第2復行:続く本体1の往行に伴い、散水ノズル13・13、14・14によ る水の散布と、トップブラシ10によるブラッシングを行ない、油膜除去液を洗 い落として一連の洗車動作を終了する。
【0010】 図7は他の一実施例の側面説明図、図8は他の一実施例の油膜落とし工程を示 すフローチャート図である。自動車Zを走行レール2・2間に停車して最初の往 行時に油膜落とし、その後、ワックスがけを行なう際には、油膜落とし工程と車 形追跡hを同時に行なう。ビームセンサーユニット5a・5bを所定の位置に配 置し、車輌方向に前進する。前窓部dの起点c1判定すると(801)、本体1 はノズル7を前窓部dの起点c1より散布し得るよう一時後退し(802)、ノ ズル7より油膜除去液を散布する(803)。本体1が所定量s(ノズル7と、 トップブラシ10との間の距離分)前進した後(804)、トップブラシ10を 回転させながら車輌Zの前窓部dの起点c1に接触するよう接近させ(805) 、前窓部dの油膜落とし工程を行なう。前窓部dの終点c2を判定すると(80 6)、ノズル7が散布停止し(807)、本体1を所定量s前進した後(808 )、トップブラシ10が車輌Zより上昇、回転停止して(809)油膜落とし工 程を完了する。
【0011】 上述の他の一実施例は、油膜除去動作を最初の工程として行なう際に有効であ る。 ワックス液にアニオン系の油性ワックスを用いた際には、前記ワックスは窓部 には吸着しないが、窓部に付着している油膜面に吸着し、更に強固な油膜を形成 するので、ワックス工程よりも前工程として油膜落とし工程を行なう必要がある 。その為、次の工程順序で行なう。 第1往行:本体1の往行に伴い、窓部dの検知動作と共に、油膜落とし工程を 行なう。 第1復行:続く本体1の復行に伴い、車輌の洗浄工程と共に油膜除去液を洗い 落とす。 第2往行:続く本体1の往行に伴い、アニオン系の油性ワックス液によるワッ クス工程を行なう。 第2復行:続く本体1の復行に伴い、余剰ワックスを洗い流して一連の洗車動 作を終了する。
【0012】 尚、この考案は上記実施例に限定されるものではなく下記のように他の窓部に も油膜落とし工程を行なうことが出来る。 本体1の往行時に、前窓部dの終点c2の判定の後、前後方向のパルス間eに おける上下方向のパルス数fが所定数量以上となる最初の点を後窓部の終点とす る。次に、前後方向のパルス間eにおける上下方向のパルス数fが所定数量以下 に転じる最初の点、又は、ビームセンサーユニット5a・5bの位置が設定高度 j以下となる最初の点、或いは、ビームセンサーユニット5a・5bの位置が所 定高度i以下となる最初の点を後窓部の起点とする。後窓部の油膜落としを行な う際には、上記実施例の前窓部の油膜落としと同様に行なうことが出来る。 又、前窓部dの起点c1から後窓部の起点までの間の側面を側窓部として検知 し、油膜除去液を散布するノズル7を側窓部に散布し得る形状とし、又、サイド ブラシ8・8によって側窓部をブラッシングして油膜落とし作業を行なうことも 出来る。
【0013】
【考案の効果】
この考案は以上のように構成され、車輌の窓部の検出手段と、油膜除去液を散 布するノズルと、ブラッシング手段とによって、洗車機での油膜落とし工程を行 なうことが出来、洗車作業時間を短縮することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の正面図
【図2】本考案の実施例の側面図
【図3】本考案の実施例の制御手段を示す説明図
【図4】実施例の主に検出動作の説明図
【図5】本考案の実施例の側面説明図
【図6】実施例の油膜落とし工程を示すフローチャート
【図7】本考案の他の一実施例の側面説明図
【図8】他の一実施例の油膜落とし工程を示すフローチ
ャート図
【符号の説明】
5a 発光側ビームセンサーユニット 5b 受光側ビームセンサーユニット 7 ノズル 10 トップブラシ 15 移動量検出部 16 検出部 17 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 太田 康信 長野県更埴市大字雨宮1825番地 エムケー 精工株 式会社商品開発研究所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のフロントガラス等の窓部を検出
    する検出手段と、該窓部に油膜除去液を散布するノズル
    と、該油膜除去液の散布時にブラッシングを行なうブラ
    ッシング手段と、油膜除去液を窓部のみに散布する為の
    制御手段を設けたことを特徴とする洗車機。
JP5524991U 1991-06-19 1991-06-19 洗車機 Pending JPH04137956U (ja)

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JP5524991U JPH04137956U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 洗車機

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JP5524991U JPH04137956U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 洗車機

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ID=31929749

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JP5524991U Pending JPH04137956U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 洗車機

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04100761A (ja) * 1990-08-17 1992-04-02 Daifuku Co Ltd 洗車機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04100761A (ja) * 1990-08-17 1992-04-02 Daifuku Co Ltd 洗車機

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