JPH04137841U - 刷版穿孔装置 - Google Patents

刷版穿孔装置

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JPH04137841U
JPH04137841U JP5451991U JP5451991U JPH04137841U JP H04137841 U JPH04137841 U JP H04137841U JP 5451991 U JP5451991 U JP 5451991U JP 5451991 U JP5451991 U JP 5451991U JP H04137841 U JPH04137841 U JP H04137841U
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JP
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plate
perforator
printing
printing plate
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Application number
JP5451991U
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English (en)
Inventor
俊之 村上
Original Assignee
株式会社小森コーポレーシヨン
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台で多種の刷版への基準ピン孔の穿設を可
能にした刷版穿設装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 版受け板4の下端部に刷版を支承する複数個
の版受け5を並設した。版受け板4の下端部幅方向一端
に、基準穿孔器11と、刷版3の側端縁を当接させるサ
イドストッパ6とを支持させた。基準穿孔器11と、版
受け板4下端部の反基準穿孔器11側である幅方向他端
との間に、刷版3の寸法に対応する複数個の穿孔器1
2,13,14を並設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は枚葉輪転印刷機の版胴に装着される刷版に、装着時に版胴側の基準ピ ンと係合する基準ピン孔を穿孔する刷版穿孔装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
多色刷の枚葉輪転印刷機による印刷作業においては、同一の枚葉紙に多色の印 刷が施されるので、品質の優れた印刷物を得るためには、各色の印刷ユニットで 印刷される絵柄の位置を完全に一致させることが重要である。そこで、各色の印 刷ユニットの版胴にそれぞれ装着される各刷版に、基準ピン孔をあらかじめ穿設 しておき、この基準ピン孔を基準にして各色の絵柄位置を出して製版をすること が行われている。そして、この刷版を版胴に装着する場合には、この基準ピン孔 と、版胴のくわえ側版万力に設けた基準ピン孔とを合わせてここへ基準ピンを挿 入したり、あるいは、ばね部材で突出方向に付勢された基準ピンを版万力側に設 けておいてこれに刷版の基準ピン孔を係合させたりしたのち、この刷版を版胴の 周面に巻き付けて尻側版万力にくわえさせるという方法がとられている。
【0003】 このような刷版の装着において、前記刷版へ基準ピン孔を穿設する刷版穿孔装 置、例えば本出願人が提案して特開昭60−124250号公報に開示されてい る装置は、従来一般に次のように構成されている。すなわち、刷版穿孔装置は箱 状に形成されて床上に設けられた架台を備えており、この架台上には、アルミニ ウム等の薄板により長方形状に形成された最大寸法の刷版(以下版という)より もやゝ大きい長方形状の版受け板が、ステーで支持され上端が下端よりも後方に 位置するように傾斜して立設されている。この版受け板の下端部に固定されて支 架された支持アングルには、複数個の版受けが固定されており、これら各版受け には、版受け板に重ねられた版の下端が挿入される溝が設けられている。また、 版受けに隣接して支持アングルに固定された軸受には、ハンドル付きの軸が回動 自在に軸架されていて、この軸の両端部には、円板が固定されており、この円板 の偏心部に形成された溝には、水平方向へ移動する位置決めピンが係入されてい る。さらに、版受け板の下端部には、エアシリンダで駆動される抜型と抜型孔と を備えた一対の穿孔器が版受け板に支持された版の穿孔位置に対応して設けられ ている。なお版には、前記位置決めピンに対応する基準孔が製版と同時に穿設さ れている。また、版受け板の左右両端部には、版を位置決めするゲージが設けら れている。
【0004】 このように構成されていることにより、製版後の刷版を版受け板に重ねてゲー ジで左右方向に位置決めし、下端部を溝に挿入して支持させさせたのち、ハンド ルを把持して軸を回動させると、円板が回動してその偏心部の位置決めピンが製 版時に版に穿設された基準孔に係入され、版が位置決めされる。そこで穿孔器の エアシリンダを作動させると、抜型と抜型孔との作用で、基準ピン孔が版に穿孔 される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の刷版穿孔装置においては、穿孔器や位置決め ゲージが固定されており、印刷機の機種や版のサイズ等に対応してその都度別の 穿孔装置を用いなければならないので、経費が嵩み、作業の標準化が難しいばか りでなく、省力化や自動化を阻害するという問題がある。また、穿孔器や位置決 めゲージを移動できるものにおいても、版の幅方向サイズが大きくなるにしたが い中央部を基準にして両側へ広げていくものであるために、前記位置決めゲージ による位置決めが難しく、穿孔のための準備時間が延長して機械の稼働率が低下 したり、労力の負担が増大するという問題がある。
【0006】 本考案は以上のような点に鑑みなされたもので、1台で多種の刷版への基準ピ ン孔の穿設を可能にした刷版穿孔装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために本考案では、版受け板の下端部に刷版を支承 する複数個の版受けを並設し、版受け板下端部の幅方向一端に基準穿孔器を支持 させるとともに、基準穿孔器と、版受け板下端部の反基準穿孔器側である幅方向 他端との間に、刷版の寸法に対応する穿孔器を支持させ、刷版の端縁を当接させ る刷版規制部材を基準穿孔器の近傍に支持させた。
【0008】
【作用】
製版された刷版を版受け板に重ねて版受けで支持させ、刷版の寸法に合わせて 刷版規制部材を移動調節して刷版の側端縁をこの刷版規制部材に当接させると、 刷版が所定箇所に位置決めされるので、刷版の寸法に対応して選択または移動し た穿孔器と基準穿孔器とで刷版に基準ピン孔を穿孔する。版サイズが変更された 場合には、刷版規制部材を移動させて刷版のサイズに対応させるとともに、刷版 の寸法に対応して選択または移動した穿孔器と基準穿孔器とで刷版に基準ピン孔 を穿孔する。
【0009】
【実施例】
図1ないし図4は本考案に係る刷版穿孔装置の実施例を示し、図1はその正面 図、図2は同じく側面図、図3は刷版規制部材の正面図、図4は刷版の平面図で ある。図において側面視をL字状に形成されたキャスタ1付きの台車2上には、 アルミニウム等の薄板により長方形状に形成された最大寸法の刷版3(以下版3 という)よりもやゝ大きい長方形状の版受け板4が、上端が下端よりも後方に位 置するように傾斜して立設されており、この版受け板4の下端部には、版3を支 承する複数個の版受け5が、版受け板4の幅方向に並列して支持されている。な お、本実施例の場合、3個の版受け5が、3種類の刷版3,3A,3Bを支承し かつ後述する穿孔器11〜14と干渉しない箇所に設けられている。
【0010】 また、版受け板4の幅方向一端には、図3に拡大して示す刷版規制部材として のサイドストッパ6が固定されている。このサイドストッパ6は、横長矩形状に 形成されたガイド板7を備えており、このガイド板7には、水平方向に延びるガ イド溝7aが形成されている。8はガイド溝7aに進退自在に嵌合されたストッ パであって、これには版受け5に支承された版3の側端縁を当接させるストップ ピン8aが植設されており、ストッパ8には、ボール9aとこれを弾発する図示 しない圧縮コイルばねとからなる従来周知のボールプランジャ9が設けられてい る。一方、ガイド溝7aの側壁には、ボールプランジャ9のボール9aを係合さ せる複数個の凹孔7bが設けられており、版3の寸法に対応してストッパ8を進 退させることにより、ボールプランジャ9のボール9aがいずれかの凹孔7bと 選択的に係合して移動を規制されるように構成されている。10はストッパ8を 移動位置で固定するつまみ付きの固定ねじである。
【0011】 版3には、印刷時に見当合わせの基準となる複数個のトンボ3aが絵柄3b外 の余白部3cに設けられており、また、版3のくわえ側余白部3cには、版胴へ の装着時に基準となる方形の基準ピン孔3dと、逆U字形の基準ピン孔3eが穿 設される。すなわち、版受け板4下端部の一端には、基準ピン孔3eを穿設する 基準穿孔器11が固定されており、また、この基準穿孔器11と版受け板4下端 部の幅方向他端との間には、版3,3A,3Bの基準ピン孔3dをそれぞれ穿設 する複数個の穿孔器12,13,14が並列して固定されている。これらの穿孔 器11〜14は、エアシリンダで進退する抜型と、この抜型と嵌合する抜型孔と を備えており、抜型と抜型孔との間へ版3を挟んで抜型を進退させることにより 基準ピン孔3d,3eが穿設されるように構成されている。15は押ボタン等を 有する操作プレートであり、16は電源スイッチである。
【0012】 以上のように構成された刷版穿孔装置の動作を説明する。例えば最大寸法の版 3に穿孔する場合には、サイドストッパ6の固定ねじ10を弛めてストッパ8を 進退させ、ボールプランジャ9のボール9aを、最大寸法の版3に対応する凹孔 7bに係合させて固定ねじ10を締める。そして、製版された版3を版受け板4 に重ねて版受け5で支承させ、その側端縁をストッパ8のストップピン8aに当 接させると、版3が所定箇所に位置決めされるので、電源スイッチ16を入れた のち、操作プレート15の押ボタンを操作して基準穿孔器11と、一番外側の穿 孔器12とを作動させると、版3の所定位置に基準ピン孔3d,3eが穿設され る。
【0013】 版3の寸法が例えば最小の版3Bに変った場合には、サイドストッパ6の固定 ねじ10を弛めてストッパ8を進退させ、ボールプランジャ9のボール9aを、 最小寸法の版3Bに対応する凹孔7bに係合させて固定ねじ10を締める。そし て、製版された版3Bを版受け板4に重ねて版受け5で支承させ、その側端縁を ストッパ8のストップピン8aに当接させると、版3Bが所定箇所に位置決めさ れるので、電源スイッチ16を入れたのち、操作プレート15の押ボタンを操作 して基準穿孔器11と中央部の穿孔器14とを作動させると、版3Bの所定位置 に基準ピン孔3d,3eが穿設される。このように、版の寸法が変った場合、一 台の穿孔装置でこれに対応することができるとともに、サイドストッパ6を大き く移動させることなくわずかに移動させるだけでしかも穿孔器を移動させること なく対応することができる。
【0014】 なお、図示しないチャンネルや押ボタン等の版サイズ指示手段により版サイズ を指定することにより、穿孔器11〜14のいずれかを選択してエアシリンダ等 の電磁弁を切替えるようにしてもよい。また、穿孔器を押ボタンで操作すること なくフットペダル等によって操作してもよい。さらに、本実施例では刷版規制部 材としてサイドストッパ8を例示したが、これに限定するものでなく、刷版をそ の側端縁で規制するものであればいかなる部材でもよい。
【0015】 また、本実施例では、基準穿孔器11以外に版3の寸法に対応する複数個の穿 孔器12,13,14を固定状態で並設した例を示したが、基準穿孔器11以外 の穿孔器を1個のみ設け、この穿孔器を版3の寸法に対応して移動するようにし てもよい。
【0016】 さらに、版寸法指示手段により版の寸法を指定し、公知の制御手段によってサ イドストッパ6を版3の寸法に対応した位置に移動させるようにしてもよい。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明により明らかなように本考案によれば刷版穿孔装置において、版受 け板の下端部に刷版を支承する複数個の版受けを並設し、版受け板下端部の幅方 向一端に基準穿孔器を支持させるとともに、基準穿孔器と、版受け板下端部の反 基準穿孔器側である幅方向他端との間に、刷版の寸法に対応する穿孔器を支持さ せ、刷版の端縁を当接させる刷版規制部材を基準穿孔器の近傍に支持させたこと により、一台の装置で多種の機種の刷版や寸法の異なる刷版に対応することがで きるので、設備費が節減され、経済的であるとともに、製版工程の自動化が容易 になり,その効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】刷版穿孔装置の正面図である。
【図2】刷版穿孔装置の側面図である。
【図3】刷版規制部材の正面図である。
【図4】刷版の平面図である。
【符号の説明】
3 刷版 3A 刷版 3B 刷版 4 版受け板 5 版受け 6 サイドストッパ 8 ストッパ 11 基準穿孔器 12 穿孔器 13 穿孔器 14 穿孔器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 版受け板の下端部にこの版受け板の幅方
    向に並列して支持された複数個の下部版受けと、前記版
    受け板下端部の幅方向一端に支持された基準穿孔器と、
    この基準穿孔器と版受け板下端部の反基準穿孔器側であ
    る幅方向他端との間に支持され刷版の寸法に対応する穿
    孔器と、前記基準穿孔器の近傍に支持されて刷版の側端
    縁を当接させる刷版規制部材とを設けたことを特徴とす
    る刷版穿孔装置。
JP5451991U 1991-06-19 1991-06-19 刷版穿孔装置 Pending JPH04137841U (ja)

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JP5451991U JPH04137841U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 刷版穿孔装置

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